釈迦ヶ岳 <岩ヶ峰尾根〜釈迦ヶ岳〜八風渓谷>
- GPS
- 08:07
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 932m
- 下り
- 929m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 7:53
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは八風キャンプ場先の最奥駐車スペース脇の小屋内にある。 岩ヶ峰尾根は、バリルートとされていて険しい岩場や急坂のザレ場があり標識も無い。赤ペンキ表示や赤リボンが多く付けられて迷うことは無かったが、下りには利用したくないルート。 県境尾根は緩やかなアップダウン程度で眺望を楽しみながらの快適な稜線歩きが出来るが、三重県側が崩壊した急峻な崖の縁を歩くなど要注意箇所有り。中峠北側を登り詰めた所の北仙香山分岐で、木に括り付けられた手製標識に気をとられて八風峠への道を見落として北仙香山へ進み戻るはめになった。 八風峠からの下りは、急坂は無く要所に標識もあるが、赤ペンキマークや赤リボン、ケルンを目印に渡渉したり河原を歩いたりする箇所有り。 |
写真
感想
コロナウイルス感染拡大で県外移動の自粛となり80歳までには終えたいと思っていた鈴鹿の山の登山が出来なくなり、2020年4月以来1年半振りの山行となった。
釈迦ヶ岳は初めて登る山であるが、バリルートとされる岩ヶ峰尾根を登り眺望の良い稜線歩きを楽しんだ後八風峠から下る周回コースを計画した。八風峠越えの道は、近江商人が利用した古道で以前に東海自然歩道を歩いた際に峠に八風嶺鎮神社の八風大明神が祭られいることを知りいつか登ってみたいという思いもあった。
急速に体力の落ちる年齢なので、自宅近くの猿投山登山を繰り返したりバリルートでルートファインディングの感覚を磨いたりと、体力や登山技術の維持に努めてきた。今回の計画も標高差と過去の経験からの歩行速度を考慮して慎重を期した。当日の歩行時間は、年齢相応にゆっくりであるが計画と殆ど同じ時間で登頂と下山をすることが出来た。疲れも少なく自分の計画力に「拍手!!」となった。
御在所岳の紅葉のニュースに合わせて計画したが、赤い紅葉の木々が少なく赤く紅葉するはずのゴヨウツツジは標高に関係なく全てといってよい程茶色く枯れていた。しかし、午後には霞が薄れてきて伊勢湾や遠くの山並みも見られようになり、心地良い青空の下、色付いた山肌や眺望を楽しみながら十分満足出来る稜線歩きが出来た。喝采!!
八風峠越えの古道は、川沿い付近は昔とは道筋が変わっていると思われるが、昔の面影を感じる所もあり荷物を担いで峠越えをした近江商人の姿を忍ぶことができた。
残るは、鎌ヶ岳、竜ヶ岳、雨乞岳だ。何とか達成したい!!
以下のURLも合わせてご覧下さい。
http://walker-hiro.net/aichisuzuka-m/HP-syakagatake/hpsyakadake.htm
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