【備忘録】富士山 お釜山スキー 富士宮口から

2021年05月15日(土) [日帰り]

• GPS: 12:02
• 距離: 9.5km
• 登り: 1,602m
• 下り: 1,609m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:54
• 休憩: 3:58
• 合計: 11:52

6:31 富士宮口五合目
6:48 6:48 富士宮口新六合目
6:51 6:56 六合目雲海荘
6:56 6:56 宝永山荘
7:45 8:23 新七合目御来光山荘
9:07 9:20 元祖七合目山口山荘
10:14 10:28 八合目池田館
11:17 11:32 九合目万年雪山荘
11:58 12:13 九合五勺胸突山荘
12:43 12:43 頂上富士館
12:50 12:57 富士宮口頂上
13:03 13:04 三島岳
13:32 14:04 富士山
14:21 14:36 大内院
15:15 16:03 三島岳
16:04 16:04 御殿場口頂上
16:04 16:04 富士宮口頂上
16:04 16:04 頂上富士館
16:04 16:06 駒ヶ岳
16:12 16:12 頂上富士館
16:15 16:15 九合五勺胸突山荘
16:19 16:20 九合目万年雪山荘
16:57 17:22 新七合目御来光山荘
17:50 17:55 宝永山荘
17:56 17:56 六合目雲海荘
18:07 18:09 五合目宝永入口
18:23 富士宮口五合目

天候

快晴
無風で気温が高く絶好の富士山山スキー日和

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士宮口五号目Pに駐車（無料）

コース状況／危険箇所等

終日気温は＋℃で推移したため氷化箇所は無く安全にハイクアップと滑走が出来た。
2,800mあたりから雪が繋がる。
滑走時にところどころで地雷が隠れていた。
最下部を除けばほぼナイスなザラメ

その他周辺情報

富士宮Pトイレは冬季閉鎖中
御胎内温泉は休業中

写真

5/15 5:15

5時過ぎに富士宮P着。小1時間のんびりして高度順応することに

5/15 5:16

上を見れば快晴

5/15 5:27

下を見れば雲海

5/15 6:27

だらだら過ごすうちに雲が下がって来た。
それではぼちぼち参りましょーか

5/15 6:28

失礼しまーす

5/15 6:31

れっつごー

5/15 7:37

最初はアプローチシューズ

5/15 8:23

七合目辺りで雪が繋がる。小屋の軒下を拝借してブーツに換装

5/15 8:45

さて、登るぞー

5/15 9:12

まだまだ元気

5/15 9:28

3,000m辺りで右手にトラバースし御殿場寄りの雪渓に乗り替える。
シール登高を選ぶ人も少数だがちらほら

5/15 9:49

あとは登るのみ

5/15 10:15

この日は

5/15 10:15

パーティ全員ミレーのストレートフラッシュ

5/15 10:38

雲の上にいて

5/15 10:56

快晴なので山頂がずっと見えてる

5/15 11:21

登れどなかなか近づかない。足が前に出なくなってきた

5/15 11:23

ツボ足部隊のOちゃん

5/15 11:23

Tさん

5/15 11:23

Iさん

5/15 11:46

そして自分は高山病に苦しむ。
もうむりぽ

5/15 11:34

クラックが入り始める時期だが気になるものはない

5/15 11:58

もうちょいだ

5/15 12:08

みんなも頑張ってる

5/15 12:27

富士宮口山頂直下は急斜面

5/15 12:46

そして漸く着いたぜ…

5/15 12:48

潜る人��

5/15 12:52

潜らない人

5/15 12:52

潜る人��

5/15 13:05

そしてもうひと踏ん張り

5/15 13:07

途中お釜を覗いてみると雪はしっかり付いているようだ

5/15 13:07

5/15 13:23

着いた。ちょっと時間かかり過ぎだな

5/15 13:59

笑顔にキレがない

5/15 14:04

さて

5/15 14:04

お釜の底へ

5/15 14:15

我々以外にもう1パーティ

5/15 14:18

風があたる上部の一部だけクラスト気味だが、ほとんどはしっかりエッジが効く快適な雪質

5/15 14:18

滑る人と走る人

5/15 14:18

走る笑

5/15 14:18

大内院はもう一段下

5/15 14:31

2年ぶりの眺め

5/15 14:31

時折不気味に落石の音だけが響く静寂の世界

5/15 14:31

ドン底を楽しむ二人

5/15 14:45

では登り返し。200mくらい

5/15 14:51

振り返って

5/15 15:03

最後がキツい

5/15 15:04

今回は山頂寄りからのドロップだったので写真以上にかなりの急斜面

5/15 15:14

そして戻ってきた

5/15 15:22

もうちょいだよー

5/15 15:34

お釜いぇーい

5/15 15:45

しばし余韻に浸る

5/15 16:06

既に16時過ぎ。
それでは第ニ部スタート！
山頂直下が一番急なので慎重に少しだけ高度を落とす

5/15 16:07

Oちゃん

5/15 16:07

Iさん。慣れないおニューのブーツに苦戦中

5/15 16:11

そしてドロップ！
Tさん

5/15 16:15

大斜面を

5/15 16:15

ぶっ飛ばすだけ

5/15 16:16

5/15 16:17

5/15 16:17

5/15 16:17

5/15 16:17

5/15 16:18

どこまでも吸い込まれていく感覚

5/15 16:19

地雷はあちこちに

5/15 16:22

5/15 16:22

5/15 16:24

5/15 16:25

走り担当。相当速いし笑

5/15 16:27

5/15 16:53

滑走はここまで。大満足

5/15 16:53

夏道を戻って

5/15 17:23

ブーツを脱いで下山

5/15 17:11

宝永火口

5/15 17:53

最後まで撮影に忙しい

5/15 18:08

いつも下から見ると雪は無さそうにしか見えないんだよなぁ

5/15 18:08

そしてゴール！
18時過ぎ…

20210515

撮影機器：

COOLPIX W300 ニコン

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

OPPO Reno A 128GB SIMフリー OPPO

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

PowerShot G7 X Mark III CANON

装備

個人装備

長袖インナー ハードシェル タイツ 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ネックウォーマー 日よけ帽子 毛帽子 ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール

備考

高度順応が課題

感想

juncy55

高気圧接近のタイミングを見計らって2年ぶりに富士山山スキーへ。
この日のパーティはスキー3人（AT×3）、つぼ足1人の混成部隊。

Tさん、Oちゃんはお釜未踏なので、あわよくばお釜滑走を狙ってスタート。
アプローチシューズで入山し、2,800m辺りから雪が繋がったためブーツに換装し山頂までシートラでハイクアップした。
6時半にスタート、途中からペースが上がらず登頂に7時間を要してしまう。（高山病だったのか3,000m辺りから足が全く前に出なくなり足を引っ張ってしまった）

13時半に山頂着、滑走スタートは14時過ぎ。
さて、問題はどっちに滑り込むかだ。
富士山滑走のセオリーでは、遅くとも14時には滑走開始がマスト。（日が陰り気温が低下すると斜面が固くなり滑落リスクが高まる）お釜に滑り込むと登り返しを含め1.5時間程度必要となる。つまり既に遅い。
一方で、この日のコンディションは快晴、無風、気温は＋5℃前後、雪面コンディションは概ねザラメ状であり、こんな日はそう多くはないと思われるくらい完璧に条件が揃っている。

絶好のチャンスを逃してはならないと、条件を慎重に検討のうえお釜へ滑り込んだ。
今回は剣が峰の一段下からドロップ。直下の急で硬い斜面にはややてこずったメンバーもいたが、その後はお釜の底まで快適に滑走。

お釜から登り返して第二部の下山滑走は4時スタート。多少気温が低下したが雪の状態はまだ柔らかく問題なし。
滑走は2,800mまで、18時過ぎに下山。

狙い通りお釜を滑ることも出来て、各々が心置きなく楽しむことが出来たすんばらしい山行となった。
このスケール感はやはり日本一の山、富士山以外では味わえない。チャンスを狙ってまた来年も挑戦しよう。

追記
3,000m辺りから下ではところどころで地雷が隠れており、地雷を思いっきり踏み板が修理不能となるダメージを負ってしまう…。
まぁこれも山スキーか