御池岳 3 ツアー92日間

2021年08月02日(月) [日帰り]

• GPS: 05:33
• 距離: 9.6km
• 登り: 895m
• 下り: 891m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:21
• 休憩: 1:06
• 合計: 5:27

10:23 鞍掛トンネル東登山口
10:52 11:01 鞍掛峠
12:10 12:11 鈴北岳
12:26 12:26 真の池
12:32 12:35 鈴北岳分岐
12:59 13:42 御池岳
14:06 14:06 御池岳・鈴北岳分岐
14:10 14:10 御池岳登山道八合目
14:29 14:29 カタクリ峠
14:52 14:54 長命水
15:01 15:07 コグルミ谷・タテ谷分岐
15:24 15:25 コグルミ谷登山口
15:49 15:50 鞍掛トンネル東登山口
15:50 ゴール地点

92日ツアー202108〜10

7月30日に愛媛県を出発し高速道路で滋賀県まで移動をする。
高速道路を使ったのはこの時だけで後は一般道路を移動して
92日間6,206キロに渡り移動しながら
日本百名山　23峰　
日本2百名山　8峰
日本3百名山　8峰
日本人気の山　8峰　　など
合計47峰の登山、観光をしてきた。
それら登った山の47峰の詳細を順次紹介してゆきます。


その92日間の概要
07月30日　愛媛県を出発し高速道路で滋賀県まで移動をする。
07月31日　御在所岳　1212m　（日本2百名山）三重県、滋賀県

08月01日　藤原岳　1140m　（日本3百名山）三重県、滋賀県
08月02日　御池岳　1147m　 滋賀県犬上郡多賀町
08月03日　彦根城　滋賀県



●●●余談だが●●●


今回の92日間のツアーでよく思っていたことは
「人の優しさ」だった。
愛媛から来たと知ると、
関東以北の多くの人は好意的に接してくれた。
3人を除けば。（これは後日述べる）

四国には四国遍路の「ご接待」がある。
旅する人、特にお遍路は弘法大師の化身として接し
その旅人に対して接待をする。
よく来てくれました！
どうぞお召し上がりください！
飲み水、ミカン、芋、お菓子などがふるまわれることが
たびたびある。
接待をすることによって、
接待をしたその人も救われると言う考え方があるためだ。

私も地元ではあるが以前、実際にあった。
松山市太山寺町の経ケ森203という山に登った帰りや、
松山市粟井にある雄甲山238でのことだ。
リュックを背負っているから旅人と思われたのだろう
お菓子やミカンなどの接待を受けたことがある。

92日間のツアーで人の優しさに接するたびに、
いつも頭をよぎっていた物語があった。
衛門三郎の話だ。

愛媛県松山市道後温泉近くに四国遍路88ケ寺の石手寺がある。
豪族河野家の流れを汲む衛門三郎は地元でも知られた豪農だった。

あるときみすぼらしい托鉢の僧侶が玄関先にきて一宿を願った。
強欲な衛門三郎はその僧侶を追い返した。
8日間毎日来たので、遂に堪忍袋の緒が切れて
小石を投げつけて托鉢を割った。

それっきり僧侶は来なかったが
それから
8人いた子供が次々と死んでしまった。
あの僧侶が弘法大師であったことを
ご祈祷をしてもらって知ることとなる。

跡継ぎの無くなった衛門三郎はすべての財産を捨てて
弘法大師にお詫びを言うべく88ケ寺を探して歩く。
これが四国遍路の始まりと言われる。

その後、何年も88か寺を回るが
あの時の僧侶に会うことはできなかった。
遂に力尽き、息を引き取る寸前に弘法大師が現れ衛門三郎の
瘦せ細った手に、あの時投げつけたであろう小石を握らせた。

それから数年の後、
豪族河野家に子供が生まれたがなぜか手を握ったまま開かない。
ご祈祷をしてもらうと赤子が手を開き中から小石が出てきた。
その石が四国遍路88ケ寺の石手寺にあると言う。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道306号を行くと鞍掛峠のトンネルの手前の駐車場

写真

頂上からはいなべ市街が見えた。

国道に出てきた。

ここを行けば良かったと後で気が付いた。

鞍掛峠のトンネルの手前の駐車場

感想

ken-san

御池岳　3　ツアー92日間

第3峰
●08月02日　御池岳　1147m　 滋賀県犬上郡多賀町　


昨日の登山のあとそのまま大貝戸登山口の駐車場で車中泊をした。
朝方は激しい雨が断続的に降った。この日は天気が悪いので彦根城に行く
ことに決めていた。

9時半になって雨が霧雨になったので彦根城に向けてジムニーで出発をした。
彦根城までナビで30キロ70分だ。
国道306号を行くと鞍掛峠のトンネルの手前の駐車場で、リュックを背負った
若者2人が出発をするところだった。

駐車場に入り横の看板を見ると御池山1147mの登山口になっていた。
雨は止んでいた。ならば、地図準備はしてきている。お天気は曇りだ。
直ぐに準備をして若者のあとを追うようにして登山の開始。

この山もヤマビルがいるので用心しながらの登山だ。
10時過ぎだが往復4時間のコースなので休憩を入れても16時には下山が出来
ると判断した。
御池岳の登山は一般的な登りと逆コースからの登山になったのできつかった。
鈴北岳と御池岳の中間地点にある1182mピークの頂からは広々とした日本
庭園のような周囲の景色に魅せられた。

御池岳へのコースに入ってゆくと楽で、もう着いたのかと拍子抜けして
しまった。
頂上からはいなべ市街が見えた。
4方向の下山道があった。
私が選んだ道は粘土質でおまけに急坂で滑りそうだった。
こちらの方が登るにはきつい道だと思った。