燕岳 大天井岳
- GPS
- 19:45
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 2,583m
- 下り
- 2,519m
コースタイム
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 2:57
- 合計
- 6:55
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 3:54
- 合計
- 11:15
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
スマートフォン
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ヘルメット
携帯トイレ
アタックザック
テント
ペグ
ハンマー
グラウンドシート
シュラフ
エアマット
エア枕
カイロ
スリッパ
|
---|
感想
山登りの先輩から「最初に北アルプスに登るなら燕岳がいいぞ。手頃だし景色も素晴らしいし」と教えられていた。ようやくあれから5年後に実行することにした。
実は、北アルプス登山は、2012年の西穂高独標に始まり、涸沢・北穂高、槍ヶ岳、立山・劔岳と、割とハイレベルの山に登り続け、次は難関の西穂高からジャンダルムを経て奥穂高に登りたいと思っていた。
しかし、今年は母の看病と自分の手術をして体力が低下していたので、夏前から手頃な燕岳にしようと決めていた。
そういうことで、仕事の都合がつく盆過ぎに休暇を取って、8月18〜20日のテント2泊3日の計画で山に向かった。
【1日目】
狭く長い林道を登り、ようやく8時ごろに登山口のある中房温泉に到着
すでに第一駐車場は満杯で、少し下った第三駐車場に停める。
ザックの中にに必要な物を全てパッキングし、ガーミン(GPS)をセットし、登山口へ
登山届を出し、9時半に登山開始。
第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチと順調に歩を進めるが、徐々に天候が悪くなり、そのうちポツポツと雨が・・・12時半ごろから本降りになり、レインウェアを着る。
合戦小屋では、小休止にとどめ、燕山荘を目指す。
合戦小屋からの登りは少々きつかったが、ゆっくり登れば、そんなに身体に大きなダメージは出ず、14時45分に燕山荘に到着。
まず、テント場の空きスペースを確保しようと思ったら、手前部分は満杯で、奥のトイレ脇しか空きスペースがなく、仕方なくそこにザックを降ろし、テント泊の手続きをした。
平日(木曜)というのに、登山口の駐車場といい、テント場といい、こんなに込んでいるなんて、週末だったらどんな状態なのか・・・絶対に週末には来たくないな
【2日目】
まだ日の出の時間ではないと、テントの中でゆっくりしていたら、テントの中で日の出時刻を迎えてしまった。
急いでカメラを持って外に出たら、すでに太陽が顔を出していた。
白々と夜が明けていく景色を楽しみたかったのに・・・・・
それでも、昨日の荒天が嘘のような素晴らしい天気の朝。雲海がとても綺麗だった。
さっそく、散歩がてらに燕岳へと向かう。所要時間は30分程度
歩き始めてわりとすぐにあの有名なイルカ岩に遭遇。頂上付近にあるものだと思っていたので、びっくり
そして頂上へ。近くにいた若者に頼んで記念写真を撮ってもらい、続いてもう少し先の北燕岳まで足を伸ばした。
途中でコマクサの群生を何度か見た。ここでは、コマクサは珍しいものではないようだ。
そして、テント場に引き返し、朝食をとり、めざすは大天井岳。
すでに、天候が崩れ出していて、霧で視界が悪くなっていた。
9時に出発し、奇岩と這い松が続く登山道をひたすら南下。途中で雷鳥の親子に会う。今回も運がいい。
大天井岳の周囲を反時計回りに歩き、大天井ヒュッテから大天荘を経由して往路に合流して燕山荘のテントがへと戻った。
天候が崩れそうだったので、大天井岳には登らずに戻ったが、今思えば、大天荘からわずか10分で頂上なのに、頂上を極めておけばよかったと後悔しきり・・
夕方5時前にテント場に戻る。だいたい予定どおり。そして、夕食(フリーズドライの五目飯)にありついた。
そのあと、外は天気が悪く、月も星も望めないので、することがなく、すぐに就寝
【3日目】
この日の朝も、絶好の天気。
前日の失敗を繰り返すまいと、日の出前にテントから出る。
すでにたくさんの登山客がご来光を待っていた。
槍ヶ岳の右側に月がくっきりと浮かんでいて、幻想的な光景だった。
御来光を拝み、西側の槍ヶ岳に陽光が射し始めるのを眺め、しばし大自然が繰り広げるステージの感動に包まれる。
そして朝食。必ずテント泊中に一度は食してみたかった即席ラーメン。何といっても、塩気のある麺とスープが、山の疲れを一気に癒してくれる。これで、3日間とも山荘のお世話にならずに全て自炊で生活でき、大満足。
皆が憧れる燕山荘には、下山前に少し土産を買いに寄っただけ。私のポリシーは、登山中は極力人工的なものにお世話になりたくないということ。
今日は、帰りに安曇野ちひろ美術館に寄ることに決めていたので、早目に下山準備をして、8時過ぎには下山開始。
ほとんど下りなので、重い荷物を背負っていたもたいして疲れずにルンルン気分で下りれるだろうと思っていたが、第一ベンチあたりまでは余裕だったが、それから登山口までの30分間がとてもしんどかった。なぜなのか理由はわからない。
下山後、駐車場の近くの温泉施設で入浴&昼食をすまし、着替えて綺麗になった体で、安曇野ちひろ美術館に向かう。
この美術館に来るのは3度目になるが、この夏に敷地面積を広げて、併せて「トットちゃん広場」がオープンしたということで、タイミングよく美術館を再訪することができて、ラッキーだった。
そして、夕方になり、一路帰路へ
途中、大宮JCT付近で事故のため少し渋滞に巻き込まれたが、それ以外はオートクルージングで快調に進み、兵庫県内のパーキングエリアで5時間ほど寝て、夜が明けるのを体感しながら米子道へ入り、自宅に着いたのは朝7時ごろ
疲れた体に鞭打って、ほぼ一日かけて、テントやザックなどの洗浄とシュラフやマットなどの日干し、登山靴の手入れ、3日間の衣類の洗濯、物品の片付けなどなど・・・
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する