御池岳 〜T字尾根から〜
- GPS
- 08:16
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,360m
- 下り
- 1,354m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 8:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
T字尾根登山口に近い駐車場があるのは知っていたが、早く着いてしまい、秋の林道歩きがしたくなって手前に停めた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂部のテーブルランドは非常に広大で、細かくルートロストすることはあったが、地形は分りやすく、方向を定めれば特に心配することはなかった。 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
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感想
T字尾根から御池岳へのルート。
名残の紅葉を楽しみながら歩くのを楽しみに現地へ。
自宅を出るのが早すぎたのか、暗いうちに君ケ畑に着いてしまった。
車内で時間をつぶすくらいならできるだけ手前から歩こうと君ケ畑の集落の手前まで戻り、天狗堂登山口にある登山者用駐車場に停めた。
君ケ畑の集落を抜け、ノタノ坂への林道に入る。
明るくなった道沿いには所々に紅葉が残り、先を急ぐ気にならない。
散歩気分のまま1時間歩き、登山口に着いた。
ルートは全体に非常にわかりやすく、地形を把握していれば途中で迷う場面はほとんどない。
道標やポイント名のプレートも程よく配置されてストレスなく歩ける道だ。
自分の持っている地形図、山と高原地図(2011年版)にはこのルートの表示はなく、以前はたぶんもっと緊張を強いられるバリエーションルートだったのだろう。
その頃の尾根の様子をあれこれ想像しながら歩いていた。
紅葉の時期はピークを過ぎ、落ち葉になって登山道を覆っている。
雪のように吹き溜まりになっているようなところではシューズがほぼ隠れるほどの落ち葉をワシャワシャとラッセルしている気分。
新雪よりも軽い感触と乾いた音が心地よい。
季節のそれぞれの山の表情はみな素晴らしいが、次の季節へと装いを変える時期がまた魅力的だ。
この時期、華やかに着飾った社交の場から自宅に戻り、普段着に着替えて肩が軽くなったような、そんな山の気分を想像しながら勝手に共感しているのがまた楽しい。
山上の風が気になって、汗を抑えるようレイヤリング調整を早めに心掛けた。
ペースをゆっくり保ちながら後半の急登を登り切った。
いつもの鈴北岳からのルートに比べてテーブルランドが広く見える。
日差しを背にすると空の青さが際立って目を奪われる。
空気は少し霞んではいるが、この風景の中を歩いていることがとても貴重に思える。
平日にしては意外に多くの人が歩いていた。
聞くと、リスを目当てに来ている人が多いとのこと。
コグルミ谷に栗の木が多く、リスがたくさん見られるらしい。
T字尾根ではサルの家族に出会ったが、リスは見なかったな。
奥の平に場所を移していつもよりのんびり食事休憩を取り、土倉岳への下降点を目指して東のボタンブチへ。
T字尾根を回り込む、ちょっと遠回りの下山ルートだが、勾配や景色の変化に目を向けていいものをたくさん見つけながら歩くうちに林道に合流。
珍しく下りの長さをほとんど感じなかった。
駐車位置までの復路1時間も、早朝とは違った光線に輝く景色が新鮮だ。
いいコースをまた一つ見つけた。
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