晩秋の池木屋山
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- GPS
- 08:21
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,401m
- 下り
- 1,398m
コースタイム
天候 | 🌤 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
宮ノ谷駐車場〜高滝:整備の行き届いた桟橋や梯子を進みます。沢に沿って進むので、滝や紅葉🍁を楽しみながら高滝まで進みました。 このコースの見所はやはり高滝❗️水量の多いこの滝の迫力に魅了されました。☺️ 高滝〜奥の出合:このコースで最も注意が必要な所です⚠️。先ず、沢を渡るのに滑りやすい岩場を渡ります。次に、高滝を巻くのに、勾配のキツい斜面を登り、細く滑りやすい登山道を進みます。その後も、沢沿い進み、滝を越えるのにトラバースし、急な斜面を登って巻いて行きます。沢を4回程渡ります。滑りやすいので注意。 奥の出合〜池木屋山:細く急な尾根を登り、標高を上げていきます。標高を一気に上げる分、急登になり、体力を奪われます。この辺りから、展望が開け、周辺の山々を見ることができます。 池木屋山〜霧降山〜奧ノ平峰:気持ちの良い尾根歩きができますが、全体通して、登山道周辺はヤブになります。春から夏にかけては、ヤブ漕ぎになるかも⁉️ 霧降山〜コブシ平〜宮ノ谷駐車場:前半は展望が効かない樹林帯を進んで行きます。登山道は明瞭ですが、滑りやすい所や足場の悪い所があり、慎重に降りました。フェンスを越え、モノレールが見えると、急な下りになります。フェンスが見えるとモノレールに別れを告げ右側に降ります。さらに進んで植林帯に変わると宮ノ谷駐車場はもうすぐ。 |
その他周辺情報 | 香肌峡温泉♨️スメール:宮ノ谷林道終点から、車で15〜20分で行くことができ、汗を流すことができます。宿泊施設も兼ね備えている温泉で、池木屋山や迷岳に早朝に登る人には宿泊としても使ってみる価値あり‼️ |
写真
感想
今回は関西屈指の難コース、池木屋山の周回コースを登りました。宮ノ谷渓谷は、奥深い渓谷ですが、梯子や桟橋など整備されており、また見所が沢山あるコースで写真ポイントが多くなかなか前に進むことができませんでした。なんと言っても、高滝の広大スケールは見応えありました!
高滝からは難コースに変わり、渡渉や滝を交わす為のトラバース、急登やガレ場など、油断の出来ないコースに体力を使いました。奥の出合いからは、池木屋山まで細尾根の急登が続き、頂上に着いた時はヘロヘロになっていましたが、達成感の高い登山となりました。頂上からの眺めは、南北の展望が開け、南側が大台ヶ原方面や、大峰の主峰など、北側は明神岳や桧塚など眺めることができました。
◎池木屋山頂上より(2021年11月19日)
◎高滝
今回、師匠2人と一緒に関西でも双門の滝と同じ難易度と噂の池小屋山三重県側ルートに挑みました。
高滝まではよく整備されて所々に橋や梯子がかけられており、高滝の紅葉を撮影しに行くだけでも価値のあるコースとなっています。(なおそこまで行く車道が離合ポイント少なめ且つ落石ゴロゴロある道なので注意が必要です。)
高滝から池木屋山山頂までは未整備区間で沢を5回(最後の1回は容易)渡る必要があり、特に最初の高滝前が個人的に一番の難所でした。
あとは四つん這いになる急登と脆めで狭い足場、堆積した木葉など滑落リスクが割かし高く、ルートも不鮮明なため初心者、バリエーションルートの経験が浅い登山者はまずこない方がいいかと思います。
ただ沢の岩の感じや滝、紅葉などいい感じで来てよかったと思わせる光景が目白押しのためコースとしては面白いモノとなっておりますので挑めるほどの技量がある方にはオススメです。(※技量の目安は双門の滝や大キレット行ける人は問題なしです。(自分比))
余談ですが登山スタートから下山完了まで動画撮影をしており、コースの参考になると思うので今あるストックの動画編集が終わり次第ノーカットで前後編でニコニコ動画に上げる予定です。…とは言え編集着手できるのは多分来年になりそうですが…(汗)
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