【高妻山（一不動↑弥勒尾根↓）】ハードなアップダウンも絶景と友人が後押し

2021年11月21日(日) [日帰り]

• GPS: 08:46
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,397m
• 下り: 1,379m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:38
• 休憩: 1:08
• 合計: 8:46

距離 12.6km 登り 1,397m 下り 1,398m

6:57 戸隠キャンプ場バス停
7:05 戸隠牧場入口
7:13 弥勒尾根コース分岐
7:20 7:21 ゲート
8:15 帯岩
8:21 8:22 一杯清水
8:35 一不動避難小屋
8:47 8:48 一不動
9:37 9:45 五地蔵山
10:22 10:23 八観音
11:36 12:25 高妻山
13:15 八観音
13:50 13:51 五地蔵山
14:34 14:40 弥勒尾根1596ｍ点
15:17 弥勒尾根入口
15:28 弥勒尾根コース分岐
15:35 戸隠牧場入口
15:43 戸隠キャンプ場バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野市内に前泊
戸隠キャンプ場向かいの登山者駐車場：朝6時30分過ぎで10台程度

コース状況／危険箇所等

戸隠牧場〜一不動　滑滝、帯岩は鎖がありますが、濡れた部分は凍っているところあり
一不動〜九勢至　アップダウンを繰り返す、段差の大きいところあり
九勢至〜高妻山　山頂直下の一番斜度のある岩場は雪が凍り付いていてチェンスパ以上が必要
弥勒尾根　上部はぬかるんだ急斜面、下部は落ち葉の急斜面、どちらも滑りやすい
※この時期は日々状況が変わり、一回の雪で一気に冬山になるので、一週間以上前からの天気予報やレコのチェックが必要かと思います

その他周辺情報

日帰り温泉：むれ温泉天狗の館（600円→JAF割550円）

写真

11/21 6:47

7時前に駐車場に到着
シーズンオフになった割には結構たくさん停まっています

11/21 7:07

戸隠キャンプ場の中を歩いて登山口へ

11/21 7:19

往路は一不動方面から

11/21 8:03

沢に沿って渡渉を何度か繰り返しながら上がっていきます

11/21 8:09

第一関門の滑滝
思ったほど凍っていなくて大丈夫でした

11/21 8:11

滑滝を登るSさん

11/21 8:12

ゴロゴロの岩の沢を登る

11/21 8:18

第二関門は帯岩のトラバース
こちらのほうが距離と高度感があって緊張しました

11/21 8:24

渡り終わってから振り返る
ちょうど後ろの人が核心部を歩いています

11/21 8:50

稜線に出て一不動避難小屋
床が抜けそうだったり、扉に隙間が空いていたりで、緊急時以外は使うことはできないみたいです

11/21 8:51

避難小屋のすぐ先に一不動
ここから頂上の十阿弥陀まで、小ピークを繰り返し、

11/21 8:53

正面には飯縄山
眼下にはスタート地点の戸隠牧場

11/21 9:00

二釈迦

11/21 9:02

樹林の隙間から時々見える高妻山
とんがっていてカッコイイ、けど登るの大変そう

11/21 9:08

三文殊
三人寄れば文殊の知恵⁉

11/21 9:22

四普賢

11/21 9:36

五地蔵
半分まできました
五地蔵山頂の案内が立っていますが、本当の山頂は少し先にありました

11/21 9:41

こっちが本当の山頂みたい

11/21 9:39

黒姫山
火口丘と外輪山がはっきりと分かります

11/21 9:39

一か月半前に登った妙高山
山頂がすごい傾斜です
確かににきつかったもんなあ

11/21 9:44

ちょっと文字が剥げているけど六弥勒
帰りはここから弥勒尾根を下る予定

11/21 9:46

六弥勒から少し下ったところから北アルプスの好展望
後立山の山並み
一番右が白馬岳で一番右が鹿島槍かな

11/21 9:51

だいぶ高妻山が近づいてきた
やっぱり最後の登りがきつそう

11/21 9:56

右から妙高山、火打山、焼山
妙高山だけ雪がなくて真っ黒

11/21 9:56

七薬師

11/21 10:20

あちらはギザギザの戸隠山

11/21 10:20

痩せた岩場もありました

11/21 10:26

八観音
七と八の間がなかなかハードでした

11/21 10:40

九勢至
いよいよ高妻山が目の前
ですが、ここからがキツかった

11/21 11:12

雪が出てきたのでチェーンスパイクを装着
髭剃りと呼ばれる急な岩場が続きます

11/21 11:15

振り返ると妙高と火打
ヤッホーと叫びたくなります

11/21 11:37

稜線に上がると十阿弥陀

11/21 11:45

岩の間を縫って山頂に到着

Sさんと一緒に

11/21 11:47

雪を纏った北アルプスの絶景

11/21 11:47

白馬岳アップ
大雪渓も良くわかります

11/21 11:48

あちらはたぶん雨飾山

11/21 11:49

恐竜の背中みたいな戸隠山

11/21 12:02

今日のお昼はハヤシメシ

11/21 12:34

十阿弥陀から山頂を振り返る

11/21 12:36

見た目と違って、山頂付近はなだらかな稜線も

11/21 12:51

雪が固まった岩場を慎重に下ります

11/21 13:54

高妻山を振り返る
手前左が七薬師、右が八観音の頂

11/21 14:12

下山は六弥勒から弥勒尾根へ
急な上にぬかるんだところもあって滑りそう

11/21 14:17

思わず走り出したくなる道

11/21 14:31

後半はブナの林を下っていきます

11/21 14:58

戸隠の参道を思い起こすような大きな杉の木

11/21 15:07

立派なブナがあると思ったら名前が付いていました
ブナ仙人だそうです

11/21 15:23

ようやく牧場に出ました

11/21 15:29

牧場から山を振り返る

11/21 15:52

無事下山
シーズンオフのためか、キャンプ場周辺のお店は閉まっていました

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

感想

ken_poplar

山仲間のSさんと数年前から一緒に行きたいリストに挙がっていた高妻山。なかなか予定と天気が合わなくてようやく実現しました。コロナの影響もあってSさんとの山登りも去年秋の栗駒山、茅ケ岳以来1年ぶりです。
いつもの年ならこの時期だと北信越国境の2000m級の山はすでに雪が積もって難しい条件ですが、今年はほとんど雪が降っていない上に、ここ数日は晴天が続いているいて、週明けには日本海側は一気に冬の便りになりそうなので、本当に好条件のラストチャンスに滑り込めました。
心配していた滑滝、帯岩の鎖と足元の凍結は思ったほどではなくて一安心。山頂直下の髭剃りの急登もだいぶ前に降った雪が固まっていましたが、チェンスパがあれば特に問題はありませんでした。
アップダウンが多く長い行程で、一人だったら心が折れそうなハードな山ですが、Sさんと楽しく話をしながら、周囲の山々の景色にも励まされながら、思っていたより楽にそして楽しく登れました。