鈴鹿 小岐須渓〜紺屋谷〜宮指路岳
- GPS
- 08:07
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 955m
- 下り
- 944m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(インターから近いです。) インター下りてすぐにコンビニがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大石橋までの小岐須渓谷内も険悪なところはなく、ヘツったり屏風岩にあった岩を越えたりとそこそこ遊べました。 大石橋から紺屋谷出合までは何個も堰堤があるので、右岸に併走する林道で一気に巻いてもいいです。 紺屋谷の中間付近のゴルジュ滝→ゴルジュ滝→垂瀑は全部手が付けられなくて巻くのですが、最初から右岸巻き上がって登山道と合流するのが無難かと。 その後は登山道と併走する凡庸な渓となる。 |
写真
感想
平日は寒気が入りとても沢登り気分にはならないが、週末は寒気が緩んで絶好の登山日和。じゃなかった沢登り日和。
ということで、今週もしつこく鈴鹿の沢に出向きます。
(実のところ山スキーをやりたいのですが、スキーの納入がまだなので…)
先週の宇賀渓からずいぶん南下して今回は個人的に久しぶりとなる鈴鹿山脈小岐須渓谷。
鈴鹿インターからすぐ近くでアプローチも楽々 すぐに小岐須渓谷 山の家に到着となる。
準備をして早速出発 駐車場から1分で小岐須渓谷御幣川(おんべがわ)入渓 。
入渓直後からプールとなる為 難しくないが落ちる事は許されないヘツリ。
無風で天気が良く体感的には寒くないが、ホールドの岩が冷たくて指先が凍えます。
一部残る紅葉を愛でつつ堰堤を巻いたりして先に進み両岸が切り立った屏風岩に到着。
瀞場であるが正面の大岩を乗越せばヒザ上程度の濡れで何とかなります。
(堆積している砂の量にもよるかも)
以後は本流らしい豪快なゴーロを超えて大石橋に到着。
橋の下をくぐり堰堤を越えた先に堰堤 を越えた先にプール を越えた先に堰堤 の先に堰堤…
いい加減あきたので右岸の林道を利用する、沢には主だったものは無かったのでこれはよしとする。
沢はグネグネっと曲がっているので、それを地図上でたどれば紺屋谷出合(P465付近)は容易に読み取れるでしょう。
紺屋谷は出合いで明確に西に折れるので分かりやすく感じた。
最初は特徴の無い沢に感じたが、わりとすぐに9Mくらいの滝に遭遇。
中間が若干かぶっているものの正面左の壁がなんだかいけそうな気がしたので練習がてらピン打ちを試みるが、全く打てない…
とてもフリーで行ける雰囲気ではなかったので結局右岸を巻きました。
(巻き道に釣師の物かロープが有った)
その後まあまあの渓相で楽しく進むと、奥の方にには今回の核心であるゴルジュが見えてきました。
とりあえず近寄って検討してみるが、CSがジャマ過ぎて通常の手段では全く越えられそうになかった。
(CSに向かってハンマー投げして一か八かのロープゴボウとかなら行けるか(笑))
取り合えず手近な左岸を巻き上がる ちょっと緊張。
落ち口へ向かうルートは下りのスロープとなっているが足元狭くホールドが無いのでフリーで行く気になれずロープを出すことにした。
セルフを取ってザックをおとさない様に確保しながらの作業は時間がかかったが、なんだか無性に楽しかった。
落ち口到着して緊張から解放
その時初めてその先のゴルジュ滝の存在に気付いた。
この滝も良く観察したが、自分の力量では行けそうにないと思い巻きを選択。
ところが巻くと言ってもゴルジュのど真ん中で両岸が立っており巻きも容易ではなさそう。
一瞬「行き詰った」とも思ったが、よくよく冷静になれば右岸が巻けそうである。
ていねいに三点支持心掛けて2段目もクリア。
最後に現れたのはハングした垂瀑。
これは右岸ルンゼを巻くしかないのですが上部から土砂流出しており、かなり不安定である。
上部に詰めるに従い傾斜が増すが足元はズルズルと砂が崩れ、バイルを打っても手ごたえが無い。
一歩を踏み出すたびにズルズルっとしたまで滑落してしまいそうに感じながらだましだまし詰め上げていく。
やがて2.5Mほどの土壁で行き止まり。
バイルを駆使してステップ工作 何とか這い上がった先には登山道の案内板とちょうど下山途中のハイカーさん。
突然斜面から這い上がってきたので驚かせてしまったようです。
(12月に沢登りしていることにも驚いていたようです)
以後は登山道と並走する形での沢登り。
直前のゴルジュ帯が嘘のように平穏な沢となり、緊張がほぐれる。
詰め上げたところは小岐須峠、宮指路岳へはもうひと登りといった所。
傾斜が緩み奇岩が目に入ると宮指路岳山頂となる。
まあまあの展望、綿向山(と思われる)その山容はなかなか堂々としており、スノーハイクの山との認識しかなかったのでちょっと驚き。
12月に沢登り!? と我ながら心配していた今回の沢登りは、思いのほか色々なバリエーションが体験出来て楽しむ事が出来た。
他にも色々なルートが有るようなので、また訪れる事となりそうだ
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する