高尾山で人助けをした話:八王子八峰(武蔵五日市〜高尾山口)


- GPS
- 09:36
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 1,884m
- 下り
- 1,924m
コースタイム
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 9:36
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
コンプレッションシャツ
フルジップフーディー
半ズボン
コンプレッションタイツ
マムートのハット
靴下
グローブ
時計
タオルト
レランシューズ(カルドラド3)
サコッシュ
財布(保険証・スイカ・現金)
ザック(30L)
昼ご飯
行動食
非常食
飲料(2L+500+500)
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
携帯(スマホ)
モバイルバッテリー
防寒着
雨具
着替え一式
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感想
武蔵五日市駅から高尾山口まで、八王子市の八峰をつなぐ「八王子八峰」に今年も挑戦。文句なしの快晴、風もなく突き抜けるような青空。少し寒いくらいで、動いても大汗にならない絶好の登山シーズン。
武蔵五日市駅からバスで今熊山登山口へ。
今熊山への初っ端の登りが中々ハードです。
刈寄山に向かう途中に「豆佐嵐山」があるのですが、今までここを登った記憶がなく、標識を見た記憶もなく。多摩百山なのできっちり踏んでおきます。やっぱり標識がないですね。
刈寄山からは道標のない巻き道を進むと林道に下りられ、ここを進むと入山峠。舗装路を渡って、端の方の階段を上ります。
20分ほど進むとトリキリ場、ここで進行方向を変え市道山への長い峰見通りを進みます。去年はこの区間で違う巻き道に入ってしまい、コースロストをしたため大幅に時間と体力を消耗しましたが、『市道山への道に巻き道は無い』と言う名言を残しておきます。ハセツネの市道山分岐を右に進むとピーク。ルートは左方向。八峰に入っているので当然右へ。前回より1時間半巻いてます。
醍醐丸は8峰の最高峰。直前の登りは壁のようにそびえ立ちます。
折角稼いだ登りを和田岬まで200M位下って、また陣馬山まで一気に登ります。
陣馬山はさすがに人気の山だけあって人がいっぱいです。清水茶屋でコーラと陣馬そばを食べて一息つきます。
ここからは多分日本一整備されたメジャーな縦走路。おそらくすべてのピークに巻き道がついているんじゃないでしょうか。
前回は景信山に向かう途中で、ヘッデン装着しましたがまだまだ明るいうちに到着。
小仏峠に4時前。ここで女性二人連れのハイカーが案内板を見ながら、小仏のバス停に向かうか高尾に向かった方が良いかを聞いてきます。この時間だともうちょっとで暗くなり始め、高尾に着くのはちょっと急いでギリギリライトなしで歩ける限界くらいじゃないですかね。と答えておきます。
城山で天狗像に挨拶。高尾山に向かう一丁平やもみじ台から富士山と夕焼けがきれいで、恋人たちが自分たちの世界に浸っています。
高尾山に何とか明るい内に到着しました。
八王子八峰達成です!ケーブルカーもまだ動いてるみたいですが、稲荷山コースで下山します。
ここからはナイトトレイル。ヘッデン装着するほどではないので、ハンドライトで降ります。久々のナイトトレイルにワクワクしながら降りていくと、登ってくる光が二つ見えました。自分以外にもナイトトレイルをしている人が居る、しかも今から登るってことは笹尾根縦走?と嬉しくなって声を掛けようと思ったら、スマホライトで登ってきたバカップルでした。稲荷山コースは、200M毎位に標識が立っており全長3.1キロのどのくらいの地点かがわかるようになっているんですが、2キロ地点くらいですれ違ったので、引き返すよりは登ったほうが近いか、と思い止めませんでした。バッテリーが切れたら明かりも連絡手段もなくなり、身動きが取れなくなることをわかっているんでしょうか。
残り800M位でまた光が見え、話し声が聞こえました。なんと電話をしている女性でした。「あ、上から誰か来ました」とか言って電話を切り「この道って6号路ですか?」と話しかけられました。「稲荷山コースですけど、遭難?」と聞くと、遭難というか急に暗くなったので怖くなって動けなくなっただけです、と。(一般的にそれを遭難というんですよ)と言う言葉をぐっと飲みこみ、じゃあ私がライトで後ろから足元を照らしますので、一緒にゆっくり降りましょう。と誘導し一緒に下山しました。
全体的に皆さん、山を舐め過ぎです。スマホのライトで山に登らないでください。他人に道やコースタイムを聞いても良いですが判断は自分でしてください。ちゃんと計画を立てて。自己責任で。etc、、、言いたいことはたくさんありましたが、あと200Mくらいですね、とかゆっくりで良いですよ、とか気を使いながら清滝駅まで降ろしました。
まあ色々ありましたが、去年は11時間半係ったこのコースを9時間半で走破。この一年、たくさんの山に登ってきたので大幅にスピードアップ。筋力的にも心肺的にもだいぶ楽に進め、レベルアップを実感できました。
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