木曽駒ケ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 481m
- 下り
- 481m
コースタイム
天候 | 快晴/雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
菅の台バス停〜(バス)〜しらび平駅〜(ロープウエイ)〜千畳敷駅 往復3800円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
千畳敷駅に登山ポスト有り。 10本爪以上のアイゼンでなければ入山不可。もちろんピッケルも必要。 四月下旬とはいえ冬山装備でなければ入山不可。 八丁坂は雪氷の急な直道、常に上を注意! 登山者や落石が滑り落ちてくる危険有り。 千畳敷駅に売店、レストラン、水洗トイレ有り。 菅の台に早太郎温泉郷、入浴500円、売店、飲食店有り。 |
写真
感想
千畳敷に着いたときは快晴で素晴らしい眺め。早まる気持ちを抑えアイゼンを念入りに装着し、いざ出陣。八丁坂からは雪氷の急な直道、息を切らしながら慎重に登る。常に先を行く登山者や岩の滑落に注意し一歩ずつ確実に登る。
乗越浄土に着くと先ほどの青空は無く雪混じりのガスが発生してきた。
中岳付近では視界が数十メートルとなり、雪のトレースは無く、アイゼンの爪痕をトレース替わりに進み木曽駒ヶ岳山頂に到着、天候はどんどん悪化する一方。
食事をそそくさ済まし、すぐさま下山開始。
ほとんどホワイトアウト状態となり三人横並びになりアイゼンの爪痕を探しながらなんとか天狗荘近くの中岳/巻き道の分岐標識に到着。しかしここからは完全にホワイトアウトになり二m程離れた相方のひざから下が見えなく宙に浮いた感じだ。
激しい横殴りの雪でバチバチと音を立て、ガスで周りすべてが白色の世界!基準になるものが見えないため方向感覚がおかしくなる。上下左右斜めすべての感覚がおかしい。何度か地図とコンパスで宝剣山荘を目指すが、迷走してしまう。行動停止、恐怖が襲う。運良く一瞬ガスが晴れ宝剣山荘の発電機の排気口が見えた。三十mも離れていない。
助かった(((o(*゜▽゜*)o))) 近づくと人の声が聞こえる、山荘の方々が出入り口の雪を堀出していた。山荘は全て雪に埋まり排気口の煙突だけが見えていた。
一安心して八丁坂を下る途中、オットセイ岩に身を隠し表層雪崩の発生に注意する山岳パトロール隊員がいた。上の方がもっと危険なのだが、先に登っていた人たちはどうしたのだろうか?あまりすれ違わなかったけど?
下山後、今回のことを教訓にGPSを購入することにした。
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