愛宕山へ向かう昭和橋から攻めるべき山の全容を望む。兎に角寒い。防寒具は登山開始まで脱がない。
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12/4 7:01
愛宕山へ向かう昭和橋から攻めるべき山の全容を望む。兎に角寒い。防寒具は登山開始まで脱がない。
朝7時、奥多摩に朝日はまだ射して込んでいない。山の端にのみ。山の朝は遅く、入日は早い。早く登り、早く下りるに尽きる。宵闇が迫ればまた寒くなる。
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12/4 7:01
朝7時、奥多摩に朝日はまだ射して込んでいない。山の端にのみ。山の朝は遅く、入日は早い。早く登り、早く下りるに尽きる。宵闇が迫ればまた寒くなる。
今日の大まかなコース。大岳山まで鋸尾根経由の明確なルート。後は不安。無事鳩ノ巣駅に帰り着くことだけ。今回も山は深い。道はあるのだろうか?里山は荒れている。
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12/4 7:03
今日の大まかなコース。大岳山まで鋸尾根経由の明確なルート。後は不安。無事鳩ノ巣駅に帰り着くことだけ。今回も山は深い。道はあるのだろうか?里山は荒れている。
愛宕山、実際は愛宕神社、入口は神社へ通ずる道なのだが、何故か?リスと乙女の像がお出迎え、実際、ここは愛宕公園、創造の森ふれあい彫刻が随所に設置されている。確かに人がいなくとも何故か寂しくない。
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12/4 7:03
愛宕山、実際は愛宕神社、入口は神社へ通ずる道なのだが、何故か?リスと乙女の像がお出迎え、実際、ここは愛宕公園、創造の森ふれあい彫刻が随所に設置されている。確かに人がいなくとも何故か寂しくない。
何故か?ほっこりする。一人じゃないって言ってる感じ。
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12/4 7:05
何故か?ほっこりする。一人じゃないって言ってる感じ。
山頂へ続く天国への階段。一直線が素晴らしい。先が見える高さが一定の石の階段はいい。日頃、山道で跨ぐのに高すぎる木杭の階段やどう跨ぐのか判らない木の根の階段に接していると最高と思う次第。180段、登るコツは上を見ないこと、上を見れば限がない。と言うじゃありませんか。足元を見ながら只管一段一段登るうちに着いちゃうんだな。尚、登る前には防寒着は全て脱ぎ、臨戦態勢をとる。寒いくらいがいい。
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12/4 7:24
山頂へ続く天国への階段。一直線が素晴らしい。先が見える高さが一定の石の階段はいい。日頃、山道で跨ぐのに高すぎる木杭の階段やどう跨ぐのか判らない木の根の階段に接していると最高と思う次第。180段、登るコツは上を見ないこと、上を見れば限がない。と言うじゃありませんか。足元を見ながら只管一段一段登るうちに着いちゃうんだな。尚、登る前には防寒着は全て脱ぎ、臨戦態勢をとる。寒いくらいがいい。
先ずは五重塔がお出迎え。あれ?ここ寺じゃないよね。神社はすぐ上。平和の鐘まであります。正に日本的かな?
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12/4 7:31
先ずは五重塔がお出迎え。あれ?ここ寺じゃないよね。神社はすぐ上。平和の鐘まであります。正に日本的かな?
愛宕神社が山頂。朝日が射して神々しい。
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12/4 7:34
愛宕神社が山頂。朝日が射して神々しい。
鋸山へ向かう道にも立派な石の階段。メジャーなルートはいいなあとつくづく思う。
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12/4 7:42
鋸山へ向かう道にも立派な石の階段。メジャーなルートはいいなあとつくづく思う。
尾根沿いに眺められる奥多摩の街並。まだ完全に光が射し込んでいない。寒いだろうな、自分を差し置いて思うのは何故?
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12/4 8:14
尾根沿いに眺められる奥多摩の街並。まだ完全に光が射し込んでいない。寒いだろうな、自分を差し置いて思うのは何故?
天性神社の奥宮にあたる天狗様に到着,右が大天狗、左が烏天狗、ここからの眺めが最高。奥多摩の山並みが一望。1時間以上かけて登ってきたご褒美。ここから尾根沿いに鎖場が待っているが、随所に道標があり、迷うことなく鋸山、更に大岳に向かえる。
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12/4 8:16
天性神社の奥宮にあたる天狗様に到着,右が大天狗、左が烏天狗、ここからの眺めが最高。奥多摩の山並みが一望。1時間以上かけて登ってきたご褒美。ここから尾根沿いに鎖場が待っているが、随所に道標があり、迷うことなく鋸山、更に大岳に向かえる。
愛宕神社へ3.7kmの道標があったら、ここが天地山分岐になる。何も案内はないので気を付けて。見逃しそうです。奥に道らしきものが覗いている。
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12/4 9:14
愛宕神社へ3.7kmの道標があったら、ここが天地山分岐になる。何も案内はないので気を付けて。見逃しそうです。奥に道らしきものが覗いている。
道はいつしか落ち葉に隠れ、分からなくなる。ただ所々ピンクテープが見え、頼りになる。メジャールートとの差は歴然。急に景色が変わる。ここでアイゼンを装着。このような道のための秘密兵器。もっと早く準備すべきだったと後悔しきり。
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12/4 9:28
道はいつしか落ち葉に隠れ、分からなくなる。ただ所々ピンクテープが見え、頼りになる。メジャールートとの差は歴然。急に景色が変わる。ここでアイゼンを装着。このような道のための秘密兵器。もっと早く準備すべきだったと後悔しきり。
4本刃アイゼン、バックル式を装着。4刃の真ん中にゴム球が着いており、歩くと弾み、スピードが増す。時間短縮には貢献できるが、弾みに耐える筋力を要求。筋肉痛が後で襲ってくる。爪は着実に砂利道を噛み、滑りが無くなり、歩行に安心、安全感をもたらす。但し、荒れた道以外は道を噛んでしまい、ストッパーになるので外すべき。取り外し簡単で面倒には感じない。コンパクトで収納バックにしまい、必要に応じて取り出し、取り付けるべき。尚、スパッツの靴底固定紐もゴムなので両面で弾んだかも。
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12/4 9:29
4本刃アイゼン、バックル式を装着。4刃の真ん中にゴム球が着いており、歩くと弾み、スピードが増す。時間短縮には貢献できるが、弾みに耐える筋力を要求。筋肉痛が後で襲ってくる。爪は着実に砂利道を噛み、滑りが無くなり、歩行に安心、安全感をもたらす。但し、荒れた道以外は道を噛んでしまい、ストッパーになるので外すべき。取り外し簡単で面倒には感じない。コンパクトで収納バックにしまい、必要に応じて取り出し、取り付けるべき。尚、スパッツの靴底固定紐もゴムなので両面で弾んだかも。
天地山へ向かう道なき道、こんな道もアイゼンを使えばザクザク、ぶれない下山。
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12/4 9:36
天地山へ向かう道なき道、こんな道もアイゼンを使えばザクザク、ぶれない下山。
天地山が見えてきた。下りて登って、結構恐怖の山行き。途中岩鎖場がある。落ちたらサヨウナラ。
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12/4 9:37
天地山が見えてきた。下りて登って、結構恐怖の山行き。途中岩鎖場がある。落ちたらサヨウナラ。
天地山山頂、天目山が覗いている。尚、拝める景色はここのみ。折角必死で登ったのに寂しい印象。山頂標も手書きなのが、侘しいなあ。
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12/4 9:56
天地山山頂、天目山が覗いている。尚、拝める景色はここのみ。折角必死で登ったのに寂しい印象。山頂標も手書きなのが、侘しいなあ。
アイゼンを外し、おにぎり一個ぱくつき、エナジーゼリーを飲む。これが朝食。歩きやすい鋸尾根に戻って鋸山登頂。木々の間に山は望めるが、眺望は今一。登山客も多い、流石メジャーな大岳山に向かう登山道。次に目指す富士見台へ即向かう。
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12/4 11:04
アイゼンを外し、おにぎり一個ぱくつき、エナジーゼリーを飲む。これが朝食。歩きやすい鋸尾根に戻って鋸山登頂。木々の間に山は望めるが、眺望は今一。登山客も多い、流石メジャーな大岳山に向かう登山道。次に目指す富士見台へ即向かう。
鋸尾根沿いの道何気に木々の間を除いていると、富士山が覗いているではあーりませんか。早速パチリ、噴火する前に堪能しましょう。白き美しい姿、目に焼き付けなければ。
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12/4 11:07
鋸尾根沿いの道何気に木々の間を除いていると、富士山が覗いているではあーりませんか。早速パチリ、噴火する前に堪能しましょう。白き美しい姿、目に焼き付けなければ。
尾根沿いの道は概ねこんな感じ。非常に分かり易いし、歩き易い。
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12/4 11:48
尾根沿いの道は概ねこんな感じ。非常に分かり易いし、歩き易い。
さあ、大岳山に登らず、馬頭刈尾根に入る。アイゼンのおかげで50分ほど時間短縮できたが、まだまだ分からない。何処で道に迷うか、怖い道行きが待っている。鍋割山〜城山帰還コース。あっと言う間に時間は過ぎる。
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12/4 11:53
さあ、大岳山に登らず、馬頭刈尾根に入る。アイゼンのおかげで50分ほど時間短縮できたが、まだまだ分からない。何処で道に迷うか、怖い道行きが待っている。鍋割山〜城山帰還コース。あっと言う間に時間は過ぎる。
馬頭刈尾根は大岳山のまき道の如き、細い、崖ギリギリの道で踏み外すと危ない。慎重且つ大胆に歩を進める。
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12/4 11:54
馬頭刈尾根は大岳山のまき道の如き、細い、崖ギリギリの道で踏み外すと危ない。慎重且つ大胆に歩を進める。
尾根沿いから富士山が望め、眼下、山の間に檜原村の山間集落が覘く。いやあ交通の不便さにも負けず、生活を守っているんだろうなとついつい思ってしまう。
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12/4 12:33
尾根沿いから富士山が望め、眼下、山の間に檜原村の山間集落が覘く。いやあ交通の不便さにも負けず、生活を守っているんだろうなとついつい思ってしまう。
遂に富士見台へ、富士山と共にパチリ、二個目のおにぎりぱくつき、保温ボトルに詰めた生姜湯を飲んで、来た道を戻る。
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12/4 12:45
遂に富士見台へ、富士山と共にパチリ、二個目のおにぎりぱくつき、保温ボトルに詰めた生姜湯を飲んで、来た道を戻る。
この祠の先から御岳方面に入る。この道も大岳山のまき道。途中鍋割山分岐があり、そこから登れるようだ。即ち御岳山も通らない。
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12/4 13:27
この祠の先から御岳方面に入る。この道も大岳山のまき道。途中鍋割山分岐があり、そこから登れるようだ。即ち御岳山も通らない。
この道標は何?卅は三十、丁は町の距離。メートル法採用前、明治以前の道標か?御岳山までの距離か、3.488kmになる。昔の人はこのまき道を御岳山まで向かったのだろう。結構、この道怖いのですよ。一歩踏み外せばサヨウナラ。
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12/4 13:29
この道標は何?卅は三十、丁は町の距離。メートル法採用前、明治以前の道標か?御岳山までの距離か、3.488kmになる。昔の人はこのまき道を御岳山まで向かったのだろう。結構、この道怖いのですよ。一歩踏み外せばサヨウナラ。
迂闊にも鍋割山分岐を見逃す。分岐点の道標ない。ヤマレコアプリの警告に教えられ、急遽この尾根道に突入。途中抜き去った中国ハルピン人にまた鍋割山で再会することになる。彼らは迷わず分岐点から山頂に着いている。情けなさの中で落ち葉道を登る。時間的アドバンテージは得るのは大変だが、失うのは容易い。
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12/4 14:02
迂闊にも鍋割山分岐を見逃す。分岐点の道標ない。ヤマレコアプリの警告に教えられ、急遽この尾根道に突入。途中抜き去った中国ハルピン人にまた鍋割山で再会することになる。彼らは迷わず分岐点から山頂に着いている。情けなさの中で落ち葉道を登る。時間的アドバンテージは得るのは大変だが、失うのは容易い。
鍋割山への道は分かり易い。奥の院に通ずるため道は整備されている。前回ここを見逃した。
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12/4 14:19
鍋割山への道は分かり易い。奥の院に通ずるため道は整備されている。前回ここを見逃した。
鍋割山はマイナーな山だが、何故ここに多数のハルピン人。聞くと鍋がいいみたいだ。実際何故彼らがここに来るか不明。鍋は元々中国のものなのだが、関係あるのかな?
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12/4 14:23
鍋割山はマイナーな山だが、何故ここに多数のハルピン人。聞くと鍋がいいみたいだ。実際何故彼らがここに来るか不明。鍋は元々中国のものなのだが、関係あるのかな?
この先は登山道ではない注意。意味不明。整備されていないと言いたいのか?ここを通らなければ、城山に行けないので通らざるを得ないのだが。
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12/4 14:30
この先は登山道ではない注意。意味不明。整備されていないと言いたいのか?ここを通らなければ、城山に行けないので通らざるを得ないのだが。
奥の院が間近に望める。
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12/4 14:34
奥の院が間近に望める。
尾根沿いの道、落ち葉で実際は見えない道になっている。ここぞアイゼンが活きる。最後のおにぎりを頬張り、生姜湯を飲んで、中目木山から城山を目指す。
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12/4 14:48
尾根沿いの道、落ち葉で実際は見えない道になっている。ここぞアイゼンが活きる。最後のおにぎりを頬張り、生姜湯を飲んで、中目木山から城山を目指す。
尾根に残る秋。楓の赤。癒される。休日とは思えない静けさが、マイナーな山の趣。
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12/4 15:02
尾根に残る秋。楓の赤。癒される。休日とは思えない静けさが、マイナーな山の趣。
あれ、この標高は中目木山ちゃうの?白ナギノ頭。致し方ない。もう探す時間が無くなっている。夕暮れは近い午後三時過ぎ。下りる。
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12/4 15:15
あれ、この標高は中目木山ちゃうの?白ナギノ頭。致し方ない。もう探す時間が無くなっている。夕暮れは近い午後三時過ぎ。下りる。
通行止めの先にまた通行止め、如何にマナー違反の登山者が多いか!正に私のことか!
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12/4 15:27
通行止めの先にまた通行止め、如何にマナー違反の登山者が多いか!正に私のことか!
更に4ヶ国語で迂回路の表示。ここ通行止めの道ですよね?
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12/4 15:28
更に4ヶ国語で迂回路の表示。ここ通行止めの道ですよね?
迂回路は城山に通ずる道、ヤマレコの通り。全然迂回路になっていない不思議。
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12/4 15:30
迂回路は城山に通ずる道、ヤマレコの通り。全然迂回路になっていない不思議。
遂に今日最後の一座城山が見える。しかし、下りる。下りて登る過酷な登山。当たり前。
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12/4 15:48
遂に今日最後の一座城山が見える。しかし、下りる。下りて登る過酷な登山。当たり前。
日暮れが襲ってくる恐怖。一刻も早く登り、下らなければならない。最早アドバンテージは消えている。
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12/4 15:56
日暮れが襲ってくる恐怖。一刻も早く登り、下らなければならない。最早アドバンテージは消えている。
味気ない山頂標。将門とも城山は言うんですね・勿論眺望なし。下りるのみの山行きか?
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12/4 16:04
味気ない山頂標。将門とも城山は言うんですね・勿論眺望なし。下りるのみの山行きか?
夕日に追われるように下りる。しかし長い道なき道の下山道。荒れている。寂れた登山道。道なき道である。
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12/4 16:08
夕日に追われるように下りる。しかし長い道なき道の下山道。荒れている。寂れた登山道。道なき道である。
やっと下りた。下山して眺める紅葉の残る山並み。ホッとする瞬間。
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12/4 16:46
やっと下りた。下山して眺める紅葉の残る山並み。ホッとする瞬間。
雲仙橋が夕闇に照り輝く。下は鳩ノ巣渓谷。
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12/4 16:49
雲仙橋が夕闇に照り輝く。下は鳩ノ巣渓谷。
鳩ノ巣駅、遂に着いた。
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12/4 16:55
鳩ノ巣駅、遂に着いた。
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