ガータゴヤの滝・原小屋沢・蛭ヶ岳


- GPS
- 09:57
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,878m
- 下り
- 1,864m
コースタイム
08:31 無名ノ頭
09:07 太礼ノ頭
09:46 丹沢山 10:00
11:18 蛭ヶ岳 12:02
12:12 北尾根400m道標
12:50 ガータゴヤの滝 13:25
14:35 原小屋平
14:49 姫次
14:59 榛ノ木丸縦走ルート分岐
15:35 榛ノ木丸
16:36 本間橋
天候 | 晴れていたが北西の風が強くて寒かったぁ。 気温 本間橋2℃、丹沢山1℃、蛭ヶ岳0℃、本間橋(下山時)6℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
丹沢三峰から蛭ヶ岳間以外は、バリエーションルートです。 【丹沢主脈 丹沢山から蛭ヶ岳まで】 丹沢山から蛭ヶ岳までの間は日中、陽が当たる場所は凍結した土が溶け出しぐちゃぐちゃです。 蛭ヶ岳から姫次に向かう山頂直下の荒れた道が木製階段で整備されて歩きやすくなっていました。 コースタイムに書かれてる1時間20分もかからないと思います。 【無名の頭北西尾根(正式名称は解らず)】 本間橋を100mほど過ぎた尾根先端から取付きます。 最初は針葉樹林帯の中を歩きます。展望もなくつまらない尾根道です。 標高が上がるにつれ踏み跡が明瞭になって歩きやすいです。 途中、木製階段跡が残っています。 【蛭ヶ岳からガータゴヤの滝まで】 ※この尾根道は支尾根が多く、沢への下降部分がとても急峻なのであまりお勧めしません。 もちろん踏み跡やテープなどは一切ありません。 ガータゴヤの滝に安全に行くには、原小屋平から原小屋沢を下降するのが無難です。 原小屋沢はガータゴヤの滝より上流域は、登攀の必要もなく濡れる心配もないので登山靴で遡行できます。 姫次方面へ下り標高1550m付近にある「蛭まであと400m」の看板付近から北東方面の尾根を降ります。 途中いくつか地図に載らない支尾根がありますが、1400m付近まではコンパス”N40度”方向で下れば大丈夫です。 RF、方向転換が必要なのは標高1470m、1400m、1380m、1340m、1300m付近です。 地形図とコンパスを駆使して確実に下降しないと尾根が切り立った崖になっています。 沢に降りる部分が急斜面で一番危険でした。 ガータゴヤの滝の上流部ではなく、下流部分にピンポイントで降りるにはそれなりのRF技術が必要だと感じました。 私自身、次にまた降りれるか自信がありません。 安全のためロープなど下降に使う道具一式は持っていきましょう。我が隊はもちろん持っていきました。 このルートを歩くにあたり、参考にさせて頂いたFutaroさんとkazumiさんのレコです。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-374180.html http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-370921.html 【榛ノ木丸縦走ルート】 登山地図には記載の無いバリエーションルートですが、トレランの大会などにも使われるルートなので踏み跡名称です。 うんざりするくらいのテープやスプレーがあり、せっかくの美尾根も台無しって感じです。 はっきり言って一般登山道と変わらないほどの明瞭な道になっていました。 ヘアピンカーブ付近の尾根先端部分はとても急でしたが、お助けロープが張られていてこれには助かりました。 登山届は本間橋周辺では提出できません。 トイレは丹沢山頂(100円)、蛭ヶ岳山荘内(200円)にしかありません。 |
写真
感想
「ガータゴヤの滝」
まるで日本じゃないみたいな名称が、何ともそそられます。
階段状に流れ落ちる美しい渓相で30mの落差を誇りますが、
山と渓谷社の登山地図にも載っていません。
更には人が簡単に踏み込めない、早戸川雷滝の奥の奥です。
この滝の存在は今年の夏にkazumiさんのレポで知りました。
「丹沢の谷110ルート」(山と渓谷社)には・・
『原小屋沢の大滝とも呼ばれ丹沢とは思えない美しい様相。誰もが「わぁー」と声をあげ笑顔になってしまうだろう。』
と、書いていました。これは期待大です!
ガータゴヤには原小屋沢を遡上するのが一般的ですが、この時期沢歩きで濡れたくないです。
そこで先日Futaroさんが蛭に向かって登った尾根を下降する事にします。
でも踏み跡もテープも無い尾根道をピンポイントで滝に下降するのは高度な読図力を必要とします。
さらに地図にはほとんど出ない支尾根がたくさんありました。
空中写真測量で作成した地形図なんてそんなもんですけどね。
この日はたまたま滝に降りれたけど、一年後にまた下降したら降りる自信ないなぁ。
ただ、原小屋沢はこの滝を超えると、勾配が緩やかで滝も無く濡れずに遡行できます。
稜線上の原小屋平からのピストンでもいいのかなって思います。
真夏に沢歩きで来たいけど、ヒルがいる水域だから無理かなぁ。
この日は朝から風が強く妻(goechan)のテンションが上がりません(泣
「もうこの尾根(バリ)飽きた・・早く一般道歩きたい」と言われてしまう。
ほっとけばそのうち元気になるだろう・・と思っていましたが、
自分もこの寒さには耐えられず、何度も下山しようと考えましたけどね。
そんなgoeもガータゴヤの滝を見た頃には「来て良かったぁ!」とすっかり元気でした。
雪山の時もそうだったけど、我が隊は冬の寒さに弱いなぁ。
これから冬にかけて何とか対策しなきゃ、雪山に行けません。
ま、自分は丹沢の低山ハイキングの方が楽しいですけどね。
前日には山へ行く気満々でしたが、いざ山へ入り展望も無い中黙々と
急登していると色々な事を考えてしまいます。
「今日は登らない方が良かったかなぁ?」
私事的な事での不安があったため集中できず「もう飽きた」宣言してしまい
isもびっくり!!登り始めてまだ2時間もたってません。・・・反省。
そんな中でしたが稜線に出て青い空、澄んだ景色を見ているとどんどん元気
になっていきます。(さっきまでのブルーな気持ちは何だったのか?)
丹沢にも数々の滝がありますが、
ガータゴヤの滝、とても趣があり素敵な滝でした♪
「今日も来て良かった~」雪が降ったらまた再訪したいと思います!
サクっと、お二人で凄いコースを...
日曜日は稜線で吹き飛ばされそうな風だったでしょう?
稜線で強風+日差しがいいのか?谷間で日陰だけど風の無いほうがいいのか?
あ、でも気温はそれ程低くない...やはり海に近いからなんでしょうね。
ガータゴヤの滝は行ったことありませんが、これから先まだまだ凍結してくるんでしょうね。
isさん、懸垂下降はマイタケ用に習いたいです。
お師匠はsouldoctorさんでしたよね?
is隊は地図を見て行きたいって思えたら行けてしまう読図マスター
私も地図を見ていて気になるところはいっぱいあるけれど、山頂での山座同定を頑張っている程度でまだまだ道は険しい・・・
この冬is隊の読図教室開きませんか?
goeちゃんの撤退したいって気持ちわかるなぁ。
やっぱり長く展望が望めなくて風が強くて寒かったりするとそんな気持ちになったりするもの。
でもこの美瀑を目の前にしたら・・・
あと原沢小屋の源流。
コンコンと湧き出る様子とっても興味あります。
実をいうと源流というものを見たことがないの。
今度源流探しのお山歩きっていうのもしてみたいかも
is_pinarelloさん、こんにちは。
また難易度の高い、山行ですね。特に、北尾根400m道標~ガータゴヤの滝~原小屋平間は、きつそうですね。is隊のすごさに、ビビッテいます。(ときどき、ブーたれるように、お見受けする隊員さんも、実力は、私より上だと思います。優秀な隊員さんに、恵まれていらっしゃいますね。)
これから、雪の季節になりますが、くれぐれも、お互いに、体に気をつけて、チャレンジングな山行に、励みましょう。
私の場合、たまに日和りますが…。
って例のオブジェのことです。
オブジェに寄り添い満足げなgoechan
今後もどんなポーズが見られるのか?楽しみにしてますよ
16枚目の写真は赤城の鍋割山かと一瞬思いました
こんな空いてる丹沢を歩いてみたいなあ…バリルート以外で
コメントありがとうございます。
この日は吹き飛ばされそうな風でしたね
歩いている時は強風+日差しで、ランチタイムは日陰で無風がイイ~でしょうか?
気温は低くてマイナス1℃くらいでした。
でも我が隊には耐えられない寒さです これじゃ雪山は厳しいですね
えっ
天然ものは見つけるの大変だって聞きましたけど、さぞや美味でしょうね、
実は今、マイタケの天ぷらとナポリタンがマイブームなんです。(goeは違います)
来シーズンは我が隊にもキノコのご指導をお願いしたいです。
ロープワークの師匠であるsoulさんは岩トレで忙しいので、
我が隊のなんちゃって懸垂下降で宜しければいつでも
コメントありがとうございます。
地図を見て行きたい所っていっぱいあるよね
自分からしたら群馬の榛名周辺は地図マニアには堪らない感じだよ
今度こっそり内緒で榛名を探索してみようかな
自分の読図は独学で結構いい加減だから教えられる事な無いけど、mitukiさんが師匠から学んだ事を是非とも我が隊に教えてください。
と、言う話を一年以上してるけどそろそろ実現したいですね
あっ、源頭部の良さをわかってくれます?
大河の原点、始まりだからね。大河は大げさだけど
沢歩きの楽しさって色々あるけど、流れに逆らって遡上するのって、時間を巻き戻しているみたいで好き
俺も人生を巻き戻してみたいです・・
isさん こんばんは。
goechanさん 初めまして。
この日はごく短いコースを歩いていましたが、用木沢出合へ向かって下降していた時は時折稜線上ですごい風が吹いていました。私は寒さには平気な方で、登りではシャツ1枚で歩いていたほどですが、首にかけていたマップケースが風にあおられてひもが捻じれてしまい、何度も首をしめられそうになりました(笑)。それを直すのに時間をとられた感じです。
この時期バリエーションルート中心で20キロ前後のコースを歩くには、よほど体力と読図能力に自信が無いと難しそうですね。私にはとても無理なので、ロングを歩くときは当分一般ルートのみですね。
コメントありがとうございます。
shuchanさんこそ、マニアにはたまらない世附の杜でしたね
この日は晴天
そのうちお会いできそうですね~
熊鈴はつけてくださいね、藪漕ぎ中に遭遇したらビビッてしまいますので
雪の季節は無理は出来ませんね。特に人の少ない西丹沢では遭難したらアウトです
たまにブーたれるgoechanですが、いつもマニアックな山行に付き合ってくれてるので感謝してるんです。去年まではソロでしかVR行きませんでしたけど、やっぱり何かあったらって考えちゃいますよね。shuchanさんもご無事で何よりです。
これからもお互い頑張っていきましょうね
コメントありがとうございます。
utteiが喜んでくれると思って、今回も載せました
他にも踏ん張ってるポーズや食してるポーズがありましたが、恥ずかしくて載せられません
是非一緒に歩いて、みんなでポーズとりましょう
16枚目は不動ノ峰と言って、丹沢では2番目に高い山なんだよ。
赤城の鍋割山は鍋を半分に割った形じゃないんだぁ
えっ
まさかね~、mちゃんじゃあるまいし
コメントありがとうございます。
campさんは最近、大室マニアですね
大室山は展望も無く地味だけど、丹沢でも一二を争う独立峰で山容は素晴らしいです。奥多摩地域の方々には邪魔かも知れませんが堂々としていていいです
でもブナの立ち枯れが目立ち、10年後には展望も良くなってしまうんでしょうかね。
それは寂しい事です
えっ この時期にシャツ一枚ですか?寒がりな自分には到底無理です。
それにcampさんの脚力はハンパ無いですから
そうそう、以前お会いした時に歩いた大倉から山中湖ですが、また来春歩こうと思っています
campさんもどうですか?
isさんgoeさんお疲れ様。
名無しの稜線から丹沢・蛭ヶ岳
あれ~ガータゴヤへ降りちゃった・・・
また沢登るの~、姫次へ~
VR好きにプラス沢好きなのですね
丸い氷拍手です
あの岩魚は誰も捕まえません。
超源流の魚を捕ると
下流に魚が居なくなることを
皆さん知ってるのですね~・・
isさん
定年退職したら大室山のガイドでもやりましょうか。
冗談はさておき、大倉 - 山中湖縦走の件は前から興味はありましたので、前向きに考えてみようかと思います。日帰りで40キロ以上のコースというのは私にとってまったく未知の領域なのであまり自信は無いのですが、仕事にせよ趣味にせよ、何か目標を持つというのは大事なことだと思いますので。まずは時間を見つけてコースの下調べでも始めますか。
この界隈で歩いたことが
ないルートは無いのではないでしょうか?
いっそのこと新ルートと
ルート整備して新たな登山道を・・・
なんてどうでしょうか?
コメントありがとうございます。
つまらない名無し尾根の登りと強風の稜線歩きでお腹いっぱいでしたが、
この日のメインはガータゴヤだったので、ランチの後でしたけど行ってきました。
でも本来ならばメイン&危険な場所は午前中に廻らないとイケないですよね、特にこの時期は・・
でも原小屋沢は楽しい沢歩きでした
丸い氷ですが、なぜ丸くなるのでしょう?
goeが写真撮ってUPしたのを見て「こんなの載せなくても・・」
と思ったんですけど、評判が良かったのか一番拍手が多かったみたいです。
goeも喜んでいました
岩魚捕まえたらダメですよね~
大倉 - 山中湖縦走は今年と同じ時期か、5月にやろうと思ってます。
今年も歩いたsouldoctorさんや初チャレンジのtakaさんも興味を示してますのでcampさんも日程があったら、ご一緒したいですね~
たとえ同じ日じゃなくても同じ目標があるという事は、お互い励みになりからね。
自分もsouさんが先に歩いていなかったら達成できてなかったと思ってますので。
今の時期はロングは無理ですけど、4月になったら徐々に身体慣らしていこうと思ってます。
下調べですけど、後半脚がキツくなるので、菰釣山~高指山は絶対歩いておいた方がいいです!
頑張りましょうね
コメントありがとうございます。
いやいや、実は人気のある表の方とか歩いてないコースがあるんです
それに、まだまだ歩きたい場所だらけですよ。
目標はkazikaさんのように丹沢の地図を真っ赤にする事です
新ルートですか?それは興味がありますね。
でも丹沢って、どんなに小さな尾根でも何人かは歩いてるんですよね
実は蛭ヶ岳に登る新ルートを考えていたんだけど、すでに歩いている人がいました
新ルートと言えば、ヤマさんはヒップソリでルート開拓ですよね~
あの切り立ったトーミの頭を豪快に滑り降りる人は他にはいないですよ
isさんgoeさん、あけましておめでとうございます。
遅コメで申し訳ありません。
あのルートを下りに使ったのですか
ガータゴヤ滝、良いですよね。自分もまた行こうと思っています。
というか明日行こうと思って、状況を知りたくて検索したら、このレコに気づいた次第です。
この辺り、積雪期の記録は中々無いですね。お二人の時期でもかなり寒そうですね。丸い氷の塊、自分も探してみます
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
あの下降した尾根はFutaroさんの記録を見て知りました。
尾根の下降は難しいのですがボッチ沢出合を目標にFRしました。懸垂下降覚悟してましたけど、沢に降りる部分が急斜面でビビリました。あのルート下降はあまりお勧めできません。今度は市原新道からピンポイントで下降してみます。
ガータゴヤの滝、イイですよね。ここは毎年来たい場所です
今日行ってるんですね?北尾根で陽が差さないので雪解け具合が心配です。沢歩きも石が凍結してるので転倒には注意してくださいね。(今頃言っても遅いですけど
ガータゴヤを過ぎた原小屋沢は傾斜が緩く滝も無いので沢歩きにはもってこいです
isさん、goeさん、明けましておめでとうございます。
コメントが遅くなりすみません。
私事がやっと落ち着いて過去レコを遡って拝見していたら自分の名前が出ていたので参上した次第です
それにしてもまた随分とトリッキーなルートですね
でも濡れたくないこの季節にガータゴヤに行くには良さそうです。
原小屋沢源流部も濡れずに歩けますが、あそこはむしろチャプチャプと水遊びしながらノンビリ歩きたいですね(笑)
人気の氷玉ですが、去年の1月に早戸川や早戸大滝でも見かけました。
水が跳ねるような場所で多く見かけたので、水滴が凍って大きくなったもののようですね
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
私事の方はやっと落ち着きましたか。これでヤマレコも完全復活ですね。
喜んでる人が多い事でしょう!
私事・・・引っ越しじゃなくててっきり○○かと・・・
今回のルートについてはkazmiさんのレコに姫次からピンポイントで降りると言う事を書き込んでいたのを思い出して実行してみました。
それとヤマレコの地図だと、ガータゴヤの位置が滝の落ち口よりも多少上流になっていたので、kazmiさんのGPSログの「吹溜り」から想定して位置を割り出しました。とても参考になりました。ありがとうございます。
自分もこの沢はちゃぷちゃぷ歩きたいですね~でも寒いの苦手なので夏限定です
氷玉、人気ありますね。
自分が見かけた時は「そんなん撮ってどうする?」と言ってたのが恥ずかしいです
引っ越ししても丹沢歩いてくださいね
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