【日本百名山 No.41】丹沢山 大倉から蛭が岳ピストン

2021年12月17日(金) ～ 2021年12月18日(土)

• GPS: 12:39
• 距離: 26.1km
• 登り: 2,296m
• 下り: 2,298m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:39
• 休憩: 0:29
• 合計: 5:08

距離 9.5km 登り 1,495m 下り 217m

9:06 大倉バス停
9:10 大倉山の家
9:14 丹沢クリステル
9:36 観音茶屋
9:55 雑事場ノ平
10:08 見晴茶屋
10:26 一本松
10:53 駒止茶屋
11:03 堀山
11:11 11:13 堀山の家
11:46 天神尾根分岐
12:08 花立山荘
12:18 花立
12:23 金冷シ
12:40 塔ノ岳
12:43 13:01 尊仏山荘
13:24 日高
13:40 13:46 竜ヶ馬場休憩所
13:48 竜ヶ馬場
14:05 みやま山荘
14:09 14:12 丹沢山
14:14 みやま山荘

2日目

• 山行: 6:28
• 休憩: 1:02
• 合計: 7:30

距離 16.6km 登り 812m 下り 2,089m

6:33 みやま山荘
6:35 丹沢山
6:52 早戸川乗越
7:05 箒杉沢ノ頭
7:10 7:15 不動ノ峰休憩所
7:20 不動ノ峰
7:30 棚沢ノ頭
7:44 鬼ヶ岩ノ頭
7:48 7:51 鬼ヶ岩
7:55 中ノ沢乗越
8:11 蛭ヶ岳山荘
8:13 8:23 蛭ヶ岳
8:26 8:28 蛭ヶ岳山荘
8:42 中ノ沢乗越
8:49 8:50 鬼ヶ岩
8:53 鬼ヶ岩ノ頭
9:06 棚沢ノ頭
9:16 不動ノ峰
9:21 9:31 不動ノ峰休憩所
9:36 9:37 箒杉沢ノ頭
9:46 早戸川乗越
10:04 10:05 丹沢山
10:08 10:20 みやま山荘
10:25 丹沢山
10:41 10:42 竜ヶ馬場
10:45 竜ヶ馬場休憩所
10:57 日高
11:20 尊仏山荘
11:23 11:35 塔ノ岳
11:49 金冷シ
11:54 花立
12:01 12:02 花立山荘
12:23 天神尾根分岐
12:36 12:38 堀山の家
12:46 堀山
13:03 駒止茶屋
13:14 一本松
13:25 見晴茶屋
13:28 13:29 雑事場ノ平
13:41 観音茶屋
13:57 丹沢クリステル
14:01 どんぐり山荘
14:03 ゴール地点

天候

一日目　雨のちガス
二日目　ピーカン時々暴風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

小田原のビジホに前泊し，渋沢まで移動してバスで大倉。

コース状況／危険箇所等

歩いたコースの1/3くらいは木道・木段だったのではないかと思うほど整備されていた。素晴らしすぎ。
雪の状況が読めず，チェーンスパイクと軽アイゼンを持って行ったが，どちらも使わず。

写真

12/17 9:06

百名山の出発点としてはかなり異例な風景かね。

12/17 9:13

ここが入り口かな。

12/17 9:13

曇り空に生える紅葉。そしてすべてをぶち壊す電柱。

12/17 9:16

出だしは杉林。

12/17 9:26

雨は上がったが気分は晴れねえ。

12/17 9:53

12/17 10:08

金曜日はお休みの模様。

12/17 10:11

なるほど，これが噂の階段地獄・・・

12/17 10:16

ガスった森の様相も地獄・・・

12/17 10:16

12/17 10:31

いやまあ，嫌いじゃないんだけどね，ガスの日も趣あるし。

12/17 10:36

12/17 10:44

ここもお休み。

12/17 11:31

結構上がったんかな。

12/17 11:35

依然ガスガスのまま。

12/17 12:09

昼から晴れ予報だったのに・・・

12/17 12:41

ガスガス塔ノ岳。

12/17 12:42

ガスガス仏様。

12/17 12:42

12/17 12:47

尊仏山荘にて。サイン入りだ！

12/17 12:49

甘酒をいただく。美味でした。

12/17 13:03

丹沢山を目指す。

12/17 13:11

雪出てきた。

12/17 13:33

なんか，先週の霊仙山もこんな天気だったよなあ。雨男ならぬガス男？

12/17 14:09

とりあえず登頂。

12/17 14:09

12/17 14:11

12/17 14:13

ガスガスみやま山荘。

12/17 17:48

バンゴハーン！

12/18 5:49

アサゴハーン！

12/18 6:07

二日目，宿の窓から。おお下界が見えるぞ！

12/18 6:36

行ってきます。

12/18 6:36

蛭ヶ岳まで3.3㎞。結構ある。

12/18 6:37

嗚呼，ガスがないとこういうことになるのか！

12/18 6:39

嗚呼凄すぎる・・・

12/18 6:40

海も見えるぞ！

12/18 6:45

これを降りてまた登る，と・・・

12/18 7:03

日の出

12/18 7:12

12/18 7:20

あの山塊はなんじゃろね。

12/18 7:22

ほれ富士山！

12/18 7:23

あれがラスボスね。

12/18 7:25

これを降りてまた登る2

12/18 7:32

ようやく半分

12/18 7:32

12/18 7:45

天気はホンマよかったよ。風凄かったけど。

12/18 7:48

12/18 8:18

というわけで神奈川県最高峰制覇。

12/18 8:19

富士山の日の丸構図。

12/18 8:20

あっちはなんじゃろね。南アルプス？

12/18 8:25

太陽と海と山と雪

12/18 8:25

なんか街

12/18 8:26

向こうの方に見えるのって，筑波山？さすがに違う？

12/18 8:27

戻ります。

12/18 8:55

いつもそこに富士山。

12/18 9:02

プラスティックの板かと思ったら水たまりが凍った後だった。

12/18 9:55

なかなか芸が細かい。

12/18 10:26

戻ってきた。もうちょっと構図考えて撮ろうね！

12/18 10:30

12/18 11:26

塔ノ岳。人多すぎてゆっくり撮れねえ。

12/18 11:26

アップぢゃ！

12/18 11:26

仏様も気のせいか和やかぢゃ。

12/18 11:32

12/18 11:36

島らしきものが見えるのはなんぢゃろ？伊豆大島？見えるの？？

12/18 12:11

標高差下がってきた。

12/18 12:35

もっと下がってきた。

12/18 13:37

植林に戻っておしまい。

撮影機器：

Canon EOS 6D Canon

SC-03L samsung

装備

MYアイテム

犬丸42

重量：-kg

個人装備

ハードシェル フリーズ ズボン 靴下 グローブ 靴 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ ストック ゲイター チェーンスパイク 軽アイゼン

感想

犬丸42

　この秋で雲取山と丹沢山を片付けるつもりだったが，野球観戦方面の予定が長引き，一か所しか行けなくなる。それならテント泊が厳しい丹沢山に行っておこう，どうせなら主稜線縦走ぢゃな，小屋泊まりだし装備減らせば楽勝っしょと舐めてかかり返り討ちに遭う。

　丹沢山と蛭ヶ岳のピークは踏むことでプランニングを開始，宿泊はみやま山荘に決め，ヤビツ峠からみやま山荘→蛭ヶ岳から檜洞丸を経て西丹沢に抜けようと決めて現地入りするも，出発当日は雨。午前中に止む予報ではあったがもし止まなければ撤退もあり得ると思い，であればバスの本数が多い大倉から入山するのがベターと判断しそっちを選んだ。

　雨の渋沢駅に着くと，それでも登山装束の人は結構いてやや安心。ベースレイヤーの上にハードシェル，下は冬ズボンの上にレインウェアでスタート。高校の登山部らしきパーティーと一緒だったので大丈夫と思ってたら，バス降りて全然違う方に歩いて行った。塔ノ岳を目指すのは女性二人のパーティーのみ。仕方なく後に続く。ほどなくお二人を抜いてからはずっと一人となった。

　金曜日ということで茶屋もお休みばかり。雨は止んだようなので見晴茶屋でレインウェアのズボンとハードシェルを脱ぎ，ベースレイヤーのみで出発。12月とは思えない暖かい気温の中を進む。階段地獄，鵜沢に聞いていた通りだった。バカ尾根とはひどい名前だけどまあわかるわ。

　途中もほとんど人とは出会わず進む。標高1000メートルあたりから寒くなってフリースを羽織り，塔ノ岳到着。尊仏山荘に入り甘酒をいただく。この時ラジオで大阪の放火事件のニュースを耳にする。やり切れねえ。

　ハードシェルに着替えて出発。丹沢山までまだ距離があるかと思っていたが1時間ほどで到着した。ここまでずっとガスの中で視界全くなし。諦めてみやま山荘で宿泊受付をして，この日は読書にいそしむ。宿泊者10名ほど。18時前に夕食をいただき，読書で時間をつぶし20時過ぎ就寝。あ，ここのライブラリは超硬派です。漫画とかありませぬのでお覚悟のほどを。

　二日目は5時30分起床。6時前に朝食をいただく。ガスは抜けて晴れた。ただ，暴風が吹き荒れ極寒。西丹沢までの縦走は諦め蛭ヶ岳ピストンしてバカ尾根を下ることにする。6時30分，みやま山荘出発。上はベースレイヤー，フリースにハードシェル，バラクラバ，ニット帽，下はタイツに冬ズボンとフル装備。

　蛭ヶ岳までは幾度もアップダウンを繰り返し，時折暴風に身体を持っていかれそうになりビビる。西丹沢までの縦走はとてもじゃないが無理だったと思う。まあでも雪が積もらなかったのは幸いか。這う這うの体で8時過ぎに蛭ヶ岳のピークを踏む。出てこられたご主人と軽くお話しし，早々に退散。帰りもやはり暴風に苦しめられ10時過ぎみやま山荘に戻る。預かってもらってた荷物を詰めて下山。この辺りからすれ違う人が多くなり，塔ノ岳には多くの登山者で賑わっていた。昨日撮れなかった富士山をカメラに収めて退散。ここからの下山道もたくさんの登山者とすれ違ったが，やがて人もまばらとなり，初冬の里山的雰囲気を味わいつつ14時過ぎバス停到着。いやしかし，眼前に広がる相模湾を眺めながら降りるのは，なかなか楽しかった。神奈川って山も海もあって羨ましい限りである。

　というわけで，ようやく丹沢デビューできたんだけど，聞いていた通りこの山域は深すぎる。一度や二度の遠征で知り尽くせるような代物ではなさそうである。次は檜洞丸とか行ってみたいんだけど，果たしていけるかねえ。