瑞牆山と金峰山
- GPS
- 14:37
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,771m
- 下り
- 1,763m
コースタイム
- 山行
- 3:25
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 5:22
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 8:54
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
瑞牆山荘までは所要時間40分前後 スタッドレス必須 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程チェーンスパイク装備。アイゼンも持っていたが、使わず。 表面の雪の下は凍結しており、油断すると転倒の恐れがある。 森林限界を越えると強風に晒されるので、基本的な雪山技術と装備は必須。 |
その他周辺情報 | 韮崎駅近くのゆーぷるにらさき利用 温泉施設を850円で利用可能 http://yu-poolnirasaki.heteml.net/ |
写真
感想
積雪期に入り、雪山と手頃な森林限界での登山が楽しめる瑞牆山・金峰山へ。積雪のある時期にここに入山するのは数年振りであり、最後に登った当時を回想しながら歩く感慨深い時間となった。
冬の澄み切った視界、トイレに行くのも億劫になる寒さ、新雪を踏みしめる感触。どれもが雪山のシーズンになったのだと感じさせる。
金峰山山頂にある五丈岩は、凍てつく世界においても静かに佇んでいる。何を見つめて、何を見守り、想うのか。何度か金峰山には登ったが、この日の五丈岩は意思を持っているかのような存在を放っていた。
霧氷、エビの尻尾など、雪化粧した山の世界は美しく。限られた時間だけ見れる芸術に、今期も酔いしれればと思う。
雪山は初めて。どれくらい寒く感じるのか、装備は大丈夫か、など行く前は不安はあった。
富士見平小屋で、テントを張ってアタックザックで瑞牆山。踏み跡はもちろんあったが、雪はしっかりとある。初めて瑞牆山に登ったが、距離と高度差はそれほどないが、なかなか登りづらく感じた。雪山の山頂は晴れで空気澄んでいるのいつも以上に景色がきれいに見えた。
テントも朝方寒く感じたが、寝れないほどの寒さは感じなかった。テント内に置いてあったプラティパスのボトルの水は少し氷ができていた。
金峰山へのコースは現状、踏み跡もしっかりあり、登りやすい。チェーンスパイクで。さすがに、朝は寒くて最初はダウンを着て出発。瑞牆山よりも雪山を歩いているという感覚があった。行程の長さか、瑞牆山は急登だったせいなのか。樹林帯では風もなく、歩いているうちに体温が上がっていった。
砂払いノ頭からの稜線は風が強く、寒い。ただ、雪のおかげで、夏場よりも歩きやすいように感じた。とても澄んだ空気で晴れているため、八ヶ岳、南アルプス、富士山が見え、寒いが気持ち良い。
金峰山山頂は3度目だが、雪の山頂は格別だった。この季節と曜日のおかげか、誰もいなくて、存分に堪能した。
雪山は寒いし、夏山と違い危険も増えるが、冬特有の味わいがあり、また別の山にも登ってみたい。
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