薄い踏み跡は道迷いリスク 生藤山→茅丸→要倉山
- GPS
- 08:00
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,501m
- 下り
- 1,623m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 7:59
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:西東京バス・夕焼小焼BS→JR東日本中央本線・高尾駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 目印が乏しく踏み跡が薄い区間では非常にルートロストし易い。落ち葉が積もった急斜面は非常に滑りやすく滑落・転倒に注意。 ・下川乗BS→トヤド浅間 写真9の分岐を見逃さないように注意。直進ルートはたぶん作業道だと思います。「光」マーク付近では落ち葉で踏み跡が喪失しているので、地図とGPSを頼りに進んで合流しました。 ・トヤド浅間→浅間峠 薄い踏み跡を辿って進みます。上川乗からの登山道と合流するといきなり整備された明瞭な道となるので、これが破線ルートとの差かと思いました。 ・浅間峠→熊倉山→三国山→生藤山 歩きやすい尾根道。三国山を過ぎた辺りからハイカーの数も増えてきました。 ・生藤山→茅丸→醍醐丸 とても整備されていて、勾配箇所には階段、山頂付近にはベンチが設置されています。 ・高岩山 登山道をそのまま進んでいると山頂を巻いてしまいます。 ・メシモリ岩山登山口→本宮山 小ピークから下る箇所ではどこか正規ルートなのか非常に分かり辛いです。急斜面に落ち葉が降り積もり、非常に滑りやすく注意が必要。 ・本宮山→要倉山 登山道が枝に覆われていて、藪漕ぎならぬ枝漕ぎを強いられます。踏み跡が非常に薄く、特に御堂窪山へ向かう尾根周辺では錯綜しています。踏み跡を辿ると何度も御堂窪山方面へ誘導されましたが、時間の関係で御堂窪山はスルー。何度もルートを見失いましたが、GPSを確認しながらたぶん尾根が正規ルートなんだろうなと目星を付けて復帰。 ・要倉山→新多摩線78号鉄塔 登山道が枝に覆われていて、藪漕ぎならぬ枝漕ぎが連続します。リボンがあったので正規ルートで合ってるはずですが、ロープ等も一切無くて急勾配で滑落危険のある場所が複数あります。ザレた場所の上に靴が埋まるほどの落ち葉が降り積もり、非常に滑りやすいです。 ・新多摩線78号鉄塔→関場BS 登山口?付近も道が不明瞭で、どこが正規ルートなのか全然分かりませんでした。過去レコを見る限り、このルートで正しかったっぽいのですが。 |
その他周辺情報 | ■関連・参考リンク ・西東京バス 武蔵五日市駅 のりば案内 https://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/noriba/musashiitsukaichi.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
保険証
携帯
時計
防寒着
計画書
ソフトシェル
予備電池
ストック
毛帽子
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感想
■登頂記録
・花の百名山 生藤山(12/92)
・関東百名山 生藤山(22/100)
・藤野15名山 生藤山(3/15)、茅丸(4/15)
・関東百山 生藤山(25/100)
・多摩百山 生藤山(35/100)、茅丸(36/100)、連行峰(37/100)、醍醐丸(38/100)
・多摩100山 生藤山(50/100)、連行峰(51/100)、醍醐丸(52/100)
・東京里山100選 生藤山(35/100)、茅丸(36/100)、大蔵里山(37/100)、醍醐丸(38/100)、高岩山(39/100)、本宮山(40/100)、要倉山(41/100)
・東京周辺の山350 生藤山(56/350)、連行峰(57/350)
・関東百名山(2019年) 生藤山(22/100)
・東京都の山(分県登山ガイド) 生藤山(16/34)
・神奈川県の山(分県登山ガイド) 生藤山(14/54)
・日本の山1000 生藤山(34/1000)
■今回のルート
分かりにくいルートを歩く場合は、事前の予習が重要。事前に調べていなければ、取りつき位置を探したりと現地で困惑したことでしょう。レコで情報提供して下さった皆さん、ありがとうございました。
この日の核心部は、破線ルートのトヤド浅間だと思っていたのですが、とんでもない!
トヤド浅間は苦労しませんでしたが、「東京里山100選」巡りで設定した本宮山〜要倉山のコースが本当に苦労しました。個人的には、トヤド浅間が破線でこのコースが実線なのは理解に苦しむほどです。
落ち葉で覆われたり伐採地で開けた場所で踏み跡が残っていないと容易に道を見失います。踏み跡が薄いうえに錯綜しており、紛らわしい作業道や作業用の目印も多数あり、踏み跡や目印を過信せずこまめなルート確認が重要です。急勾配でもロープなどは一切無く、靴が埋まるほど深く積もった落ち葉の下に岩や木の根が隠されていて、転倒や滑落リスクも高いと感じました。別の季節なら、そこまで難路でもないのでしょうが…。
日没時間が迫る中をひたすら不明瞭な踏み跡を探して右往左往するのは、とてもストレスが溜まりました。GPS必須、時間と体力に余裕のあるルート設定を強く推奨します。
■特記事項・お勧めポイントなど
熊倉山まではとても静かな山行を楽しめました。凛とした冷たい空気の中、静寂に包まれるのは朝の冬山らしくて爽快です。
生藤山方面の尾根歩きは快適なのですが、後半のルートは「東京里山100選」ピークハント目的以外ではお勧めできません。堅い枝が顔に当たる不快な藪漕ぎも連続するし眺望も無いので、神経をすり減らして歩いても全然楽しくありません。
低山・里山を舐めてはいけない。これがマイナールートの低山縦走だなぁと思い出しました。
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