鬼が面山 - 大寒波の前でぎりぎりセーフ
- GPS
- 06:22
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 794m
- 下り
- 786m
コースタイム
天候 | 晴れのち小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(深山ダム駐車場のトイレは閉鎖中) |
コース状況/ 危険箇所等 |
<スタート〜鬼が面山> 徐々に積雪量は増えますが、せいぜい10cm程度。一部吹き溜まりはあるものの大きな問題は無し。 <鬼が面山〜沼ッ原湿原> 沼ッ原湿原手前までの稜線上が本ルート最大の難所。強風で雪が飛ばされ歩きやすい場所がごく一部あるだけで、多くはうねった雪庇のような吹き溜まりで難儀(最大で片足が埋まるくらい)。稜線を降り沼ッ原湿原に近づくと積雪量は15〜20cmほどだが、吹き溜まりが無いので精神的に楽。 <沼ッ原湿原〜沼原湿原分岐> 積雪量は15〜20cmだが、吹き溜まりが無く概ね一定量なのでそれほど苦労しない。高度を下げるに従い5cm程度となる。麦飯坂に入るまでのカラ松林が積雪によりルートが判り辛い。 <沼原湿原分岐〜ゴール> 5km超の林道歩き。終始積雪は消えないが量は少なく問題なし。 |
その他周辺情報 | 鬼が面橋から奥は、2022/3/30まで冬季通行止めです。 |
ファイル |
計画ルート図
(更新時刻:2021/12/25 18:49) |
写真
感想
5日前の20日の降雪は我家をも真っ白にした。その後は気温高めで庭先の雪はほとんど消えてしまったが、山はどの程度残っているんだろう。
翌26日の日曜には大寒波が押し寄せるようなので、その前に行ってみることにした。
鬼が面山までは概ね期待通りの積雪量で、楽しい一日になりそうだったが、そこから先の約1kmが雪の障害物競走みたいで大変だった。強風で波打った雪の凸凹の連続だったのだ。先が読めないので、最初の100mで「戻った方がいいかな?」と思い始めたが、迷っているうちに沼ッ原湿原が望める稜線の終点に辿り着いたので、とりあえずソコまで行くことにした。稜線を離れると積雪はそこそこあった(15〜20cm)が、雪面は平らで踏み抜きもない。まぁそれなりに足を上げて歩かなければならない点だけは、通常より疲れるけどね。
さて、この先にも稜線上のような凸凹がもしあるのなら、とてもじゃないが体力もメンタルももたない。計画を断念し車道(現在通行止めのはず)を利用して板室方面に降りるべきか、沼ッ原湿原の東屋でコーヒーを飲みながら真剣に考えた。
結論は続行。理由は、計画ルートのこの先は基本下りなので、積雪量が大きく増えることはないはず。加えてほぼ樹林帯しかも沢筋を歩くので、稜線上のような風による凸凹はないと見込めると判断したから。一方板室方面は、下りではあるが開けた場所も多く風の影響はあり得るので、むしろリスクは大きい可能性がある。もちろん下山後の駐車地までの移動の問題もあるし。
意を決して麦飯坂を降り始めると、ピンポーン(正解)。窪んだ登山道でさえほぼ一定の積雪量で、快調どころか楽しく歩くことができた。結果論ではあるが、続行して本当に良かった〜。
沼原湿原分岐からの林道歩きは長かったが、あの稜線上の苦戦を思えばどうということはない。無事に下山でき、しかも後半は楽しむことさえできたことに感謝です。
雪山ってその時時点での状況により様相は一変しますよね。
場合によっては進退の見極めが重要になりますが、幸運にも自分の力量に見合った難度だったりすると、超ラッキー!ですよね。結果的にですが、今回はけっこうそれに近い山行だったかもしれません。
ところで、本日(26日)は予報通りの大寒波による降雪で、我家でも5cmほど積もりまだ増えそうです。
もし霧氷を見たいなどと1日遅れの今日山に行っていたら、遭難したかもしれないなぁ。
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