登り納めは温泉と硫黄岳でゆったりと(^^)
- GPS
- 09:35
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,311m
- 下り
- 1,391m
コースタイム
夏沢鉱泉11:26 - 12:30オーレン小屋12:39 - 13:52箕冠山(ミカブリヤマ) - 14:06根石岳山荘14:42 -
14:54箕冠山 - 15:21オーレン小屋 - 15:49夏沢鉱泉(泊)
12月23日
夏沢鉱泉7:14 - 8:10オーレン小屋8:30 - 8:56夏沢峠9:15 - 10:28硫黄岳10:45 - 11:28夏沢峠11:41 -
11:56オーレン小屋 - 12:26夏沢鉱泉
天候 | 12月22日 曇 強風 12月23日 晴 強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■駐車場 三井の森を通って唐沢鉱泉・桜平分岐にも車を停めることが出来ますが、スタッドレスタイヤを 履いてないと上がれません。 ■送迎 宿泊者のみのサービスです。送迎場所は茅野駅、駅近くの駐車場、唐沢鉱泉・桜平分岐の3箇所。 唐沢・桜平分岐からは雪上車に乗換えます。時間などは宿の方にご確認ください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■夏沢鉱泉〜オーレン小屋 樹林帯の緩い傾斜の中を歩きます。今回はトレースがバッチリでしたが、 トレースがなくても道幅があるので、それとなく分かる感じ。リボンも所々にあります。 ■オーレン小屋〜箕冠山 樹林帯の中を歩きます。危険な箇所は有りません。 ■根石岳方面 箕冠山の樹林帯を過ぎると視界が良くなりますが、強風地帯に入ります。 暴風対策は箕冠山から始めた方が良いと思います。 ■オーレン小屋〜夏沢峠 樹林帯の中を歩きます。危険な箇所はありません。 ■硫黄岳 夏沢峠の樹林帯を過ぎると強風地帯に入り、傾斜もきつくなるので、防風対策とピッケル アイゼンが必要となります。 ■水場 夏沢鉱泉、オーレン小屋(オーレン小屋は確認しませんでした) ■宿泊 今回は夏沢鉱泉に泊まりました。美味しい料理と温泉と心配りに感動しました♪ http://www004.upp.so-net.ne.jp/natsuzawa/ ■売店 夏沢鉱泉は通年営業なので、飲み物や軽食など。根石岳山荘も軽食がありますが 営業日は要確認です。 オーレン小屋、山びこ荘、ヒュッテ夏沢は閉まっていました。 諏訪ICを下りて諏訪バイパス(国道20号)入ってすぐにセブンイレブンがありました。 ■トイレ 夏沢鉱泉、根石岳山荘、オーレン小屋(仮設トイレ) 装備はしっかりと 強風地帯に入る前には、目出し帽、ゴーグルが必要です。頬や鼻を強風に晒したままにしていると凍傷になることも…。 -20℃でも寒さを感じない装備が良いと思います。 また硫黄岳は一部クラストしている部分がありましたので、軽アイゼンよりも前爪のある方が安心かと思います。 |
写真
感想
今回は硫黄岳に出掛けてきました。to4さんとerikkoさんのお気に入りのお山
お二人の積雪期の硫黄岳のレコを拝見するたびに、私も登ってみたいな…と思っておりました。
さて、硫黄岳にはどのコースから入ろうか??いろいろ調べてみると夏沢鉱泉からはアプローチが短く、
宿泊した方の評判も良い。それならここにしましょう!と決めました。
ところが前日になって旦那さんの体調不安があったので、予定を1日ずらすことに…。
念のため、病院に行くと不安箇所は大事に至らず。( --)-3ホッとしました。
12月22日
車を停める予定の場所まで夏沢鉱泉の方が迎えに来て下さり、唐沢鉱泉・桜平分岐からは電車組の方たちと合流、
雪上車に乗り換えて宿に向かいます。三角キャタピラーの雪上車には乗ってみたかったので楽しめました(^^)
あんなオニギリみたいな形をしているのに思った以上に速くて、あっという間に宿に着いてしまった感じでした。
宿に着いてから、少し休んで根石岳に出発!
この日のお天気はイマイチなので、足慣らしということで、行けるところまでとしました。
樹林帯ではトレースがバッチリ。雪景色を見ながら順調に箕冠山まで来ましたが、樹林帯が切れる所に来ると物凄い風
地図ではすぐそこに見える根石岳 が見えない…心がポッキリ折れました。
根石山荘で香り高いコーヒーを飲んで撤退となりました。
宿に戻ってすぐにお風呂。冷えた身体が温まりました。
心も体もほぐれた後は楽しみにしていお食事。猪肉を使ったボタン鍋は初めてでしたが、クセがなく食べやすかったです。
野菜は社長さんが有機栽培をしたもの。本当に山の中の食事なの??とビックリするほど豪華で美味しかったです。
食後、部屋に戻ると布団の中には湯たんぽが入っていました。朝の洗顔に使ってくださいとのこと。
きめ細やかな心配りに感動。その日の夜には「また泊まりたいね!」と具体的な日にちまで決めているのでありました
12月23日
5時10分起床。
朝食では自家製のお味噌を使った汁物が出ました。キノコのダシがきいて美味しかったです。
しっかり食べたら、身支度を整えて硫黄岳に出発!
夏沢峠までは樹林帯なので、雪山ハイク気分で歩けますが、その先は装備を変更して気を引き締めました。
遮るものがなくなると風が容赦なく吹き付けますが、視界が悪くなかったので「これなら大丈夫」と慎重に足を進めて
硫黄岳に登ることが出来ました(^^)
迫力のある赤岳や阿弥陀岳を間近に見つめ、遠くには中・北アルプス、奥秩父、浅間山など360度の大展望を楽しみました。
下山中はずっとニンマリ顔だったかもしれません。
13時半、帰る人たちを乗せた車が出発
車中から遠くなる八ヶ岳を何度も振り返り、余韻に浸りました。
送ってくださった社長さんから大変興味深い話を聞いたので、その頃にまた都合がつけばお邪魔したいなぁと思いました。
積雪期の八ヶ岳は初めてということもあり、とても心に残るものとなりました。
そして宿の社長さんをはじめ、スタッフの方の心配りでとても寛ぐことが出来ました。
お陰様で良い登り納めとなりました。有難うございます(^^)
◇今回確認出来た鳥◇ カラ類
2013 12 27 pippi
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今年もあっという間の楽しい一年でした。
皆さんのレコを参考にさせて頂いて、楽しい山歩きが出来ました。本当に感謝しております。
皆さんにとって、来年も更に素晴らしい山行となりますように…
またいろいろな方のHPにお邪魔させて頂きますので、よろしくお願い致します(^^)♪
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