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Yamareco

記録ID: 3866170
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

大崩山トレッキング(上祝子in/out)

2021年12月28日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:37
距離
10.6km
登り
1,175m
下り
1,157m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:17
休憩
1:17
合計
7:34
6:24
24
6:48
6:52
83
8:15
8:16
40
8:56
9:02
10
9:12
9:22
44
10:06
10:06
20
10:26
10:38
4
10:42
11:26
30
11:56
11:56
58
二枚ダキの肩
12:54
12:54
64
二枚ダキ登山口
13:58
13:58
0
13:58
上祝子登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日、高千穂峰から下山後、大崩山の上祝子登山口の最寄りにあたるコンビニ(セブンイレブン延岡富美山町店、28km手前)まで乗りつけ、車中泊。

上祝子登山口までのアクセス道は、12/28現在、一切の凍結なく、ノーマルタイヤ車でアクセス可。
コース状況/
危険箇所等
【上祝子登山口→大崩山荘】
普通の登山道。所々で丸太橋等での渡渉あり。

【大崩山荘→小積ダキ(坊主尾根コース)】 ※中級コース
山荘出てすぐに祝子川の渡渉あり。冬の早朝は石の大部分が凍結しており、チェンスパをつけるか、凍結していない石を探して渡る。渡渉後は急登が始まるが、日の出前だと、ピンクテープを見つけにくく、ルートファインディングするスキルも必要。ハシゴが出現し始めると、以降軽く10を超えるハシゴが連続し、岩登りとなる。三点支持の基本スキルは必須です。小積ダキ手前、「象岩」のトラバースは、足元の一枚岩が今回は凍結しておらず、鎖を頼りに一歩ずつ進めばそれほど難易度は高くなかったが、足元が凍結していると滑落リスクが急上昇するため要注意。象岩を過ぎると、ロープで急傾斜の岩場を直登し、ほどなくラスボスにしてこのコースのハイライト、小積ダキという巨大な一枚岩。傾山や九重連山、日向灘など眺望は抜群。

【小積ダキ→大崩山】
緩やかな樹林帯の傾斜を登っていくと坊主尾根と湧塚尾根の分岐点。更に標高を上げていくと、このルートで初めて祖母山も見え始めます。山頂の手前、岩々した展望台・石室では、日向灘〜尾鈴山〜桜島〜霧島連山〜市房山〜祖母山方面の大展望が待ってます。空気が澄んだ日は、島原湾の奥に雲仙岳も見えるようです。石室からは5分足らずで大崩山山頂です。

【大崩山→二枚ダキ登山口(二枚ダキコース)】 ※中級コース
二枚ダキの肩までは、急斜面を下っていく。時折、テープがあるが、あまり期待できない。踏み跡らしきものを辿る形だが、誤ったコース(谷筋)を下りていくと、行き詰まる可能性があり、適宜ルートファインディングが必要。二枚ダキの肩から、右に90度折れ、ガレた浮石だらけの崩落谷筋(涸れ沢)を下る。岩も枝も根も安定していないものが多く、踏み出した片足に全体重を乗せる前に、一歩一歩荷重をかけて大丈夫な石かどうか見極めながら進む必要あり。道中、時折テープがあるが、間隔はマチマチで、頼りすぎてもダメ。途中から水流のある沢と合流するので、基本的には沢に沿って下っていく。ヤマレコの"みんなの足跡"が本当に役立ちます。悪天時は遭難する可能性がある、危険な中級ルートです。
※二枚ダキの肩以降、山と高原地図(ヤマプラ)の登山道は誤っているのか、ほぼ経由せず、ヤマレコの"みんなの足跡"通り辿ります。

【二枚ダキ登山口→上祝子登山口】
緩やかな傾斜(廃道)を下っていく。危険箇所はないが、眺望もなく退屈。冬季は、随所に見事に凍結したつららが連なり、目を楽しませてくれます。
その他周辺情報 下山後、別府温泉(健康ランド・やまなみの湯)で、3,000円で一泊。
岩峰・大崩山へは、飲料込み4.5kg、ミドルカットシューズでアタックします!
2021年12月28日 05:01撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 5:01
岩峰・大崩山へは、飲料込み4.5kg、ミドルカットシューズでアタックします!
朝5時半、登山道へ向かう道は真っ暗。12/28現在、アクセス道に路面凍結はありません。
2021年12月28日 05:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 5:27
朝5時半、登山道へ向かう道は真っ暗。12/28現在、アクセス道に路面凍結はありません。
6時半前、上祝子登山口より登山開始!
2021年12月28日 06:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 6:20
6時半前、上祝子登山口より登山開始!
30分ほどで、大崩山荘を通過!
2021年12月28日 06:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 6:49
30分ほどで、大崩山荘を通過!
まもなく朝7時。日の出が近い!
2021年12月28日 06:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 6:54
まもなく朝7時。日の出が近い!
岩が凍りついており、祝子川の渡渉は難易度高!凍結してない岩を選んで足を置いたものの、不覚にも両足ドボンしてしまい、以降、靴下を通算4回絞る羽目に・・・。
2021年12月28日 06:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 6:56
岩が凍りついており、祝子川の渡渉は難易度高!凍結してない岩を選んで足を置いたものの、不覚にも両足ドボンしてしまい、以降、靴下を通算4回絞る羽目に・・・。
坊主尾根はかなりの急登です。所々進路が不明瞭な所があります。
2021年12月28日 07:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 7:36
坊主尾根はかなりの急登です。所々進路が不明瞭な所があります。
7:42、坊主尾根の樹林帯よりご来光!
2021年12月28日 07:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 7:42
7:42、坊主尾根の樹林帯よりご来光!
坊主尾根のモルゲンロート!
2021年12月28日 07:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 7:42
坊主尾根のモルゲンロート!
鉄ハシゴが出現し始めます!
2021年12月28日 08:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 8:03
鉄ハシゴが出現し始めます!
以降、軽く10〜20のハシゴを直登します!
2021年12月28日 08:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 8:06
以降、軽く10〜20のハシゴを直登します!
ハシゴは、こんな風に岩に括り付けられています!
2021年12月28日 08:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 8:07
ハシゴは、こんな風に岩に括り付けられています!
これが坊主岩、でしょうか!?
2021年12月28日 08:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 8:15
これが坊主岩、でしょうか!?
ハシゴでなく、こんな所も!
2021年12月28日 08:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 8:23
ハシゴでなく、こんな所も!
左が坊主尾根のシンボル&ハイライトの一枚岩「小積ダキ」!
2021年12月28日 08:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 8:24
左が坊主尾根のシンボル&ハイライトの一枚岩「小積ダキ」!
ハシゴラッシュも終盤戦!
2021年12月28日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 8:28
ハシゴラッシュも終盤戦!
往路のハイライト岩「小積ダキ」がだいぶ近づいてきました!
2021年12月28日 08:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 8:37
往路のハイライト岩「小積ダキ」がだいぶ近づいてきました!
最後のハシゴ、かな。
2021年12月28日 08:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 8:42
最後のハシゴ、かな。
さぁ、坊主尾根で最も危険な象岩トラバースが眼前に迫ってきました!
2021年12月28日 08:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 8:56
さぁ、坊主尾根で最も危険な象岩トラバースが眼前に迫ってきました!
剱岳・早月尾根でさえポールは畳まない、ポール派の私でも、ここは安全第一で畳みます!
2021年12月28日 08:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 8:58
剱岳・早月尾根でさえポールは畳まない、ポール派の私でも、ここは安全第一で畳みます!
象岩、トラバース中。右に滑落したら助かりません!
2021年12月28日 08:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 8:59
象岩、トラバース中。右に滑落したら助かりません!
象岩のトラバース、完!緊張しました!(岩面が凍結していたら、チェンスパをしても、かなりの危険度です。要注意!)
2021年12月28日 09:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 9:02
象岩のトラバース、完!緊張しました!(岩面が凍結していたら、チェンスパをしても、かなりの危険度です。要注意!)
小積ダキの直下まで辿り着きました!
2021年12月28日 09:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 9:05
小積ダキの直下まで辿り着きました!
小積ダキへロープを補助に直登します!
2021年12月28日 09:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 9:07
小積ダキへロープを補助に直登します!
ロープで直登すると、小積ダキ分岐。小積ダキは目と鼻の先!
2021年12月28日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 9:10
ロープで直登すると、小積ダキ分岐。小積ダキは目と鼻の先!
小積ダキへ登頂!大崩山山頂より、感動した(笑)。右後方は、湧塚コースのハイライト、中湧塚と上湧塚!
2021年12月28日 09:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 9:15
小積ダキへ登頂!大崩山山頂より、感動した(笑)。右後方は、湧塚コースのハイライト、中湧塚と上湧塚!
右奥は同じ祖母山地の三百名山・傾山!左は中湧塚&上湧塚!
2021年12月28日 09:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 9:16
右奥は同じ祖母山地の三百名山・傾山!左は中湧塚&上湧塚!
傾山ドーン!
2021年12月28日 09:18撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 9:18
傾山ドーン!
中湧塚&上湧塚ドーン!
2021年12月28日 09:21撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 9:21
中湧塚&上湧塚ドーン!
日本海(日向灘)も間近です!
2021年12月28日 09:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 9:16
日本海(日向灘)も間近です!
中央が大崩山の頂!この後向かいます!
2021年12月28日 09:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 9:19
中央が大崩山の頂!この後向かいます!
右奥は傾山、左奥は12/25に登った九重連山!
2021年12月28日 09:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 9:19
右奥は傾山、左奥は12/25に登った九重連山!
右奥は三百名山・大船山(未踏)!
2021年12月28日 09:19撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 9:19
右奥は三百名山・大船山(未踏)!
坊主尾根・湧塚尾根分岐点を通過!
2021年12月28日 09:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 9:36
坊主尾根・湧塚尾根分岐点を通過!
ちょうどよいベンチ木で小休止!
2021年12月28日 09:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 9:57
ちょうどよいベンチ木で小休止!
右奥の傾山に加え、左奥の九重連山が見えてきました!
2021年12月28日 10:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 10:02
右奥の傾山に加え、左奥の九重連山が見えてきました!
左は久住山、中央は天狗ヶ城&九重中岳!いずれも12/25に登頂してきました〜♪
2021年12月28日 10:02撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 10:02
左は久住山、中央は天狗ヶ城&九重中岳!いずれも12/25に登頂してきました〜♪
青空と日本海(日向灘)!
2021年12月28日 10:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 10:08
青空と日本海(日向灘)!
輝く海面は、多分、細島港!
2021年12月28日 10:12撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 10:12
輝く海面は、多分、細島港!
歩を進めると、ついに祖母山地の主峰・祖母山が右奥に見えてきました!(今回の九州山旅では、二百名山・大崩山、三百名山・傾山へ登り、祖母山地の3峰を全踏破予定♪)
2021年12月28日 10:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 10:16
歩を進めると、ついに祖母山地の主峰・祖母山が右奥に見えてきました!(今回の九州山旅では、二百名山・大崩山、三百名山・傾山へ登り、祖母山地の3峰を全踏破予定♪)
祖母山ドーン!
2021年12月28日 10:15撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 10:15
祖母山ドーン!
右は傾山、左奥は祖母山!
2021年12月28日 10:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 10:18
右は傾山、左奥は祖母山!
右は傾山、左奥は九重連山!
2021年12月28日 10:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 10:19
右は傾山、左奥は九重連山!
山頂手前、岩だらけの展望台・石塚へ到着!
2021年12月28日 10:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 10:29
山頂手前、岩だらけの展望台・石塚へ到着!
右に三百名山・国見岳(未踏)、中央に二百名山・市房山、左に二百名山・尾鈴山!
2021年12月28日 10:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 10:32
右に三百名山・国見岳(未踏)、中央に二百名山・市房山、左に二百名山・尾鈴山!
左は国見岳、右奥は百名山・祖母山!
2021年12月28日 10:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 10:32
左は国見岳、右奥は百名山・祖母山!
尾鈴山ドーン!
2021年12月28日 10:32撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 10:32
尾鈴山ドーン!
左奥は桜島、右は昨日登った高千穂峰!
2021年12月28日 10:33撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 10:33
左奥は桜島、右は昨日登った高千穂峰!
桜島ドーン!
2021年12月28日 10:32撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 10:32
桜島ドーン!
左に高千穂山、右奥に韓国岳!いずれも昨日登頂!
2021年12月28日 10:35撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 10:35
左に高千穂山、右奥に韓国岳!いずれも昨日登頂!
市房山ドーン!
2021年12月28日 10:33撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 10:33
市房山ドーン!
国見岳ドーン!
2021年12月28日 10:34撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 10:34
国見岳ドーン!
右に祖母山、左奥に阿蘇山!
2021年12月28日 10:37撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 10:37
右に祖母山、左奥に阿蘇山!
阿蘇山ドーン!
2021年12月28日 10:37撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 10:37
阿蘇山ドーン!
二百名山49座目!九州の二百名山8座は、登れない桜島は湯之平展望所で登頂扱いとし、全山制覇達成!
2021年12月28日 10:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 10:45
二百名山49座目!九州の二百名山8座は、登れない桜島は湯之平展望所で登頂扱いとし、全山制覇達成!
九州の二百名山を全山登頂したぜ!
2021年12月28日 10:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 10:45
九州の二百名山を全山登頂したぜ!
ホット飲料と一緒に保管しておいたので、生温かい感じでおいしかったです♪。
2021年12月28日 11:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 11:02
ホット飲料と一緒に保管しておいたので、生温かい感じでおいしかったです♪。
右下は尾鈴山!尾鈴山は日本海から近いんですね♪。
2021年12月28日 11:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 11:17
右下は尾鈴山!尾鈴山は日本海から近いんですね♪。
二枚ダキコースで下山開始!右下の谷あいへ下りていきます!
2021年12月28日 11:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 11:30
二枚ダキコースで下山開始!右下の谷あいへ下りていきます!
眼下左には往路のハイライト、小積ダキ!
2021年12月28日 11:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 11:33
眼下左には往路のハイライト、小積ダキ!
往路では見上げる対象だった小積ダキを、復路は上から見下ろします♪
2021年12月28日 11:32撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
12/28 11:32
往路では見上げる対象だった小積ダキを、復路は上から見下ろします♪
特徴的な木を発見!
2021年12月28日 11:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 11:43
特徴的な木を発見!
二枚ダキの肩と思しき場所を通過すると、ガレた急勾配の谷筋(涸れ沢)を下る羽目に。象岩トラバースに続き、今日2回目、ポールを畳みます。
2021年12月28日 12:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 12:01
二枚ダキの肩と思しき場所を通過すると、ガレた急勾配の谷筋(涸れ沢)を下る羽目に。象岩トラバースに続き、今日2回目、ポールを畳みます。
すべての石が浮石で、枝や根もつかむと抜けそうなほど脆く、極めて慎重に一歩一歩ゆっくりと下ります。二枚ダキコースのハイライト(最も危険な場所)です。
2021年12月28日 12:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 12:06
すべての石が浮石で、枝や根もつかむと抜けそうなほど脆く、極めて慎重に一歩一歩ゆっくりと下ります。二枚ダキコースのハイライト(最も危険な場所)です。
振り返った感じ。とにかく片足に全体重を乗せる前に、その岩の安定度を確かめる必要あり!
2021年12月28日 12:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 12:10
振り返った感じ。とにかく片足に全体重を乗せる前に、その岩の安定度を確かめる必要あり!
コース名ともなっている二枚ダキでしょうか。巻いてしまうため、あまり意識することはありません。
2021年12月28日 12:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 12:13
コース名ともなっている二枚ダキでしょうか。巻いてしまうため、あまり意識することはありません。
沢と合流します。しっかりと流れているものの、随所随所で凍結してます!
2021年12月28日 12:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 12:20
沢と合流します。しっかりと流れているものの、随所随所で凍結してます!
自然の芸術美!
2021年12月28日 12:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 12:22
自然の芸術美!
不安定なガレ場が、長く続きます。ヤマレコMapの"みんなの足跡"で頻繁にルートファインディングしてます。
2021年12月28日 12:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 12:50
不安定なガレ場が、長く続きます。ヤマレコMapの"みんなの足跡"で頻繁にルートファインディングしてます。
途中から、大つらら祭りとも言うべき自然芸術が始まります♪
2021年12月28日 13:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 13:06
途中から、大つらら祭りとも言うべき自然芸術が始まります♪
美しい凍結つらら!中央をよーく見ると・・・
2021年12月28日 13:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 13:09
美しい凍結つらら!中央をよーく見ると・・・
くまモンがいました(笑)。
2021年12月28日 13:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 13:09
くまモンがいました(笑)。
陽光に映えるつらら群!
2021年12月28日 13:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 13:20
陽光に映えるつらら群!
平ヶ岳の玉子岩を彷彿とさせる巨大な球形岩を発見!
2021年12月28日 13:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 13:27
平ヶ岳の玉子岩を彷彿とさせる巨大な球形岩を発見!
どういう原理で静止しているのだろう?直径1m超はありますね。
2021年12月28日 13:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 13:27
どういう原理で静止しているのだろう?直径1m超はありますね。
祝子川に架かる大崩橋まで戻ってくると、上祝子登山口は目の鼻の先!
2021年12月28日 13:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 13:54
祝子川に架かる大崩橋まで戻ってくると、上祝子登山口は目の鼻の先!
上祝子登山口まで戻ってきました!無事、周回縦走を達成!往路(坊主尾根コース)、復路(二枚ダキコース)共に、中級以上のコースです。初級者のソロは絶対にやめたほうがいいです。
2021年12月28日 14:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 14:09
上祝子登山口まで戻ってきました!無事、周回縦走を達成!往路(坊主尾根コース)、復路(二枚ダキコース)共に、中級以上のコースです。初級者のソロは絶対にやめたほうがいいです。
下山後は一路、別府を目指します!
2021年12月28日 17:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 17:06
下山後は一路、別府を目指します!
別府、とり天の名店、とよ常にて♪
2021年12月28日 19:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 19:48
別府、とり天の名店、とよ常にて♪
今晩は別府温泉街のやまなみの湯(健康ランド)へ泊まります!九州上陸後、初めて布団で寝ます!
2021年12月28日 20:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 20:35
今晩は別府温泉街のやまなみの湯(健康ランド)へ泊まります!九州上陸後、初めて布団で寝ます!
この旅で初めてのビール♪
2021年12月28日 21:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 21:06
この旅で初めてのビール♪
平日だからでしょうか。この広い畳部屋に就寝者は自分一人。(翌朝起きたら、私以外に3人寝てました)
2021年12月28日 23:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 23:54
平日だからでしょうか。この広い畳部屋に就寝者は自分一人。(翌朝起きたら、私以外に3人寝てました)
翌朝、3Fの展望家族風呂(有料、写真撮っただけ)にて。鶴見岳が見えます。
2021年12月29日 08:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 8:21
翌朝、3Fの展望家族風呂(有料、写真撮っただけ)にて。鶴見岳が見えます。
やまなみの湯の露天風呂はこんな感じ!
2021年12月29日 08:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 8:31
やまなみの湯の露天風呂はこんな感じ!
9時前にチェックアウト!お世話になりました!
2021年12月29日 08:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 8:40
9時前にチェックアウト!お世話になりました!
やまなみの湯の駐車場からは、ドンヨリしてますが、別府温泉の恵みをもたらす三百名山・鶴見岳がドーンと!
2021年12月29日 08:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 8:38
やまなみの湯の駐車場からは、ドンヨリしてますが、別府温泉の恵みをもたらす三百名山・鶴見岳がドーンと!

感想

九州山旅のターゲット3座(未踏の二百名山、桜島、高千穂峰、大崩山)のラスト1座、大崩山へついにアタックする日がやってきました。元々はDay2(12/26)の晴天予報時に登頂予定でしたが、九州最難関クラスの岩峰と聞いており、強風予報のため、大事を取って日を改めました。この日は、晴天でほぼ無風予報、心が踊ります。

早朝、最寄りのコンビニから1時間かけて上祝子登山口へ。心配した路面凍結もなく、ノーマルタイヤ車で乗りつけることができました。すれ違い困難な狭い道が続きますが、往路は1台もすれ違わず。というか、入山〜下山まで誰にも会わず、下山時も自分以外の駐車なく、この日は上祝子登山口から登山した人はいないと思われます。晴天・弱風のThe Dayだったのに♪。

上祝子登山口から大崩山荘までは、ヘッデンの灯りを頼りにそこそこの急登を黙々と登っていきます。大崩山荘先にトイレがあり、利用します。その後、予定では湧塚尾根コースを行くつもりでしたが・・・、誤って坊主尾根ルートに乗ってしまいました。気づいたのは、以下の渡渉後であり、そのまま進むことにしました。

大崩山荘の少し先に祝子川があり、まず渡渉します。が、川沿いの岩が凍結しており、ツボ足では絶対に危険。チェンスパつけようか悩みましたが、少し下流寄りの岩は凍結していないので、そこから渡渉することに。が、結局足を滑らせ、両足ドボン。ミドルカットシューズでしたが、靴下までぐっしょり。渡渉でドボンしたのは登山史上初の失態。しかも真冬。以降、坊主岩辺りまでの1時間半で、合計4回、靴下を脱いで絞る羽目に。凍てつく寒さであり、足指がしんどかったです。反省。

渡渉後は急斜面に取り付きますが、陽が射し込む前の早朝はテープも見つけにくく、頻繁にヤマレコMapの"みんなの足跡"でルートファインディングしながら進みます。ハシゴが現れだすと、もう道迷いの心配はないですが、巨岩の隙間を縫いながら、時に巨岩自体をクライムしながら進む岩峰コースとなります。基本的な三点支持ができれば問題ないですが、初級者がソロで来るコースではありません。どれが坊主岩かもわからぬまま、あらゆる巨岩を踏破していくと、このコースのハイライト(最も危険な場所)とも言える象岩のトラバースポイントへ。剱岳・早月尾根はじめ、普段は岩場でも積極的にポールを使い、決してポールをしまわない私でも、ここでは万一のリスクを考え、トラバース区間の30mほどはポールを畳んでしまいます。しっかりと両手で鎖をホールドし、一歩一歩着実に進みます。象岩以降もハシゴやロープが続きますが、ほどなくラスボスの巨岩・小積ダキへ到達します。

小積ダキからは360度の展望が待ってて、このルートで初めて大崩山の山頂や、傾山、九重連山が見渡せます。山頂も眺望はありますが、360度ではないため、ここまでの難易度も踏まえ、小積ダキ登頂が、今回の大崩山アタックにおける最大の感動ポイントとなりました。

その後は緩やかな傾斜を登り、坊主尾根/湧塚尾根の分岐点を越えて、更に登っていきます。この頃から、祖母山地の盟主・祖母山も見えるようになり、九重連山も九州本土最高峰・九重中岳(12/25登頂)もしっかりと見えるようになっていきます。そして山頂手前の石塚も、絶好の展望台。このコースで初めて尾鈴山〜霧島連山(前日登頂)〜市房山〜国見岳まで見渡せます。この日は、桜島もしっかりと輪郭が見えました!

石塚からは5分ほどで大崩山の山頂です。大崩山踏破(二百名山49座目)で、九州の二百名山全8座を2年越しで完登したことになります(※登れない桜島は湯之平展望所で登頂扱い)。今回の九州遠征のターゲット3座(桜島、高千穂峰、大崩山)をいずれもで晴天下で登頂でき、しかも九州でこれまで登ったすべての山で、間違いなく難易度No1の岩峰・大崩山へ、快晴・ほぼ無風といった最高のコンディションで登ることができ、感謝感激です♪。

下山は、二枚ダキコースで。二枚ダキの肩までは順調に下りれますが、そこからはほぼすべて浮石と言える、崩落した急傾斜のザレた沢筋を下ることになり、とっても危険です。再びポールを畳み、両手両足に全神経を集中させ、慎重に一歩一歩下っていきます。ヤマレコMapの"みんなの足跡"と、山と高原地図(ヤマプラ)で予め計画したルートは途中から異なっており、どう見ても山と高原地図の登山道は存在しません。私が見つけられなかっただけかもしれませんが、ヤマレコMapの"みんなの足跡"のほうが、遥かに信憑性が高く、みんなの足跡に沿って、ルートファインディングしながら下っていきます。コース名にもなっている二枚ダキ(巨岩)は、樹間越しに見えるだけで、小積ダキのような威圧感・貫禄は感じられません。

二枚ダキ登山口まで下ってくると、後は廃道と思しき、緩やかな傾斜を下るのみ。ここまで来ると、もう迷う要素はありません。この時期、随所随所で巨大なつららが道中に出現し、目を楽しませてくれます。途中にあった、平ヶ岳でいう玉子岩のような球形の直径1m超の岩が静止している自然の摂理にはビックリしました♪。

大崩山。登り(坊主尾根コース)も、下り(二枚ダキコース)も、難易度は高めで、厳冬期に入り始めた今回はチェンスパを持参しましたが、結局雪の付き具合的に、出番なし。とは言え、時期が時期だけに、山中で誰にも出会わず、何かあればすべて自己解決しないといけないため、可能な限りパーティー登山がよいと思います。両コースともに、ルートファインディングを強いられるシーンが多かったので、ソロでアタックする人は、最低でもヤマレコMapの"みんなの足跡"をオンタイムで見れるよう、予めルートをダウンロードして臨みましょう。

九州山旅、まだまだ続きますが、九州内の二百名山全8座完登を、ここ大崩山で達成です。感無量!

Day6-1:傾山へ続く)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3870589.html

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