南方から尾根を辿って西山三山(荻野高取山、華厳山、経ヶ岳)
- GPS
- 06:04
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,538m
- 下り
- 1,527m
コースタイム
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:00
東側の経ヶ岳に行くか、西側の辺室山+三峰山に行くか悩みましたが、三角点の設置場所も併せ見る中で荻野高取山を加えた周回が出来ないか検討し、ついでに白山へ寄り道するルートとしました。辺室山+三峰山は次の機会に行ってみたいと思います。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山ポストは道の駅の向かい側にある煤ケ谷駐在所の中にあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・南側からの尾根はロープが設置してあるので登りには使えましたが、ザレている斜面でもあり、下山に利用するのはお勧め出来ません。 ・経ヶ岳から半原越への下りは、丹沢山系に良くある「階段地獄」です。 ・南側尾根から登って来ると荻野高取山への分岐の案内が認識できず、傾斜が緩くなったことで安心して先に進んだら通り過ぎてしまいましたのでご注意を。 |
その他周辺情報 | 道の駅清川の2階に食事処があります。 近くに別所温泉がありノーチェックですが、日帰り湯や食事処があるようです。 |
写真
装備
個人装備 |
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ココヘリ
|
---|
感想
道の駅清川に早朝到着。東名・厚木ICからのアクセスは良かったですが、道の駅はもっと広い幹線道路沿いにあると先入観があったため一度は通り過ぎながら場所を確認して戻ってきて駐車しました。
駐車後にトイレ(綺麗で温水洗浄便座でした)と登山ポストの場所を確認しましたが、登山ポストが見つけられず、出発時に県道の向かい側にあった煤ケ谷駐在所に置いていこうと思って引き戸を開けると目の前の壁に登山ポストが設置されていました。
最初の目標は白山294mで低くても三角点が設置されています。県道64号線を南下して20分程で、御門橋(みかどばし)BSに到着。住宅街に入り、「関東ふれあいの道 順礼峠のみち」の標識に従って橋を渡ります。目指す「白山」と「順礼峠」は途中で分岐します。
赤い鳥居が見えたら左方向の小さな橋を渡って住宅街を外れて山中に入りますが、橋を渡ったところに「ヤマビル防止用のスプレー」が置かれています。霜が降りるような寒い今の季節には不要ですが、ヒルの活動時期には助かります。
多少分岐もありますが、白山を目指して進めば間違うことはありません。
白山の山頂には、三角点と立派な展望台があり、南側には湘南平・相模湾・伊豆大島、南東には江ノ島・三浦半島、東には横浜ランドマークタワーや東京スカイツリーが一望でした。
御門橋BSに戻って県道60号(※)を100m進み橋を渡ります。更に100mも進まずに左に曲がった突き当りから、薄い踏み跡を辿って尾根に向かいます。途中で朽ちたフェンスの扉脇に赤布があるのを発見し、解放された扉の先に進みます。そこからは、直登を避けて九十九折れ気味に高度を稼いで尾根を目指します。
※一つ手前の尾崎BS辺りの信号から64号と別れて60号に入っています。
尾根に出ると、大山でしょうか?丹沢山系の山並みがクッキリと見えました。
暫くの間、尾根には赤布も道標もありませんが、藪も分岐も無く、蜘蛛の巣も無い歩き易い尾根を進みます。10分程進んだところで赤布が現れ安心モードとなりました。
尾根上の最初のピーク煤ケ谷秋葉山は小さな祠がありましたが、2つ目のピーク煤ケ谷高取山には目印を見つけることが出来ませんでした。
華厳山に向かう途中には急登があり、一定の感覚で結び目が作られた白いロープ、続いてトラロープがあり、普段ロープには頼らないようにしている私も、足元がザレ場であることも併せてロープの世話になり助かりました。
※トレラン用のグリップの良いソールを履いていましたが、ロープが無ければ諦めるしかないような急坂でした。ふくらはぎはパンパンになり良いトレーニングにはなりました。
ロープの無いザレ場もありましたから「下りで使うには危険な斜面」という認識です。
そして、華厳山(けごんざん)に到着!! と単純に喜べません。。。
計画書では、途中で荻野高取山へピストンしてからの華厳山でしたので、調子に乗って分岐を通り過ぎました。
三角点欲しさに来た道を戻ると、厚木北消防署が設置した山火事注意道標韻鵬攜兄海伐野高取山の方向が案内されていました。VRから登ってきた私には道標が木の反対側で見えなかったことと、あまりの急登が終わってほっとしたところで注意力が低下していたことから見逃したものと思います。
荻野高取山に向かうルートの右側斜面は採石場の上部になりますので、フェンスが張られて立入禁止になっています。
荻野高取山山頂には三角点もありましたが、三角点名は華厳山(理由は分かりません)。
華厳山に戻って、経ヶ岳を目指します。
経ヶ岳の手前も結構な急登でしたのでツムラを補充してから登りました。
経ヶ岳の山頂にも二等三角点(西山村)があり、また山頂には丹沢には三角点が沢山あるので訪ねてみませんかといった案内板がありました。
経ヶ岳からは丹沢方向の景色が良く、その間にある山も含めて再訪してみたいと思わせるものでした。
経ヶ岳山頂から半原越までは(丹沢あるある)、階段の連続です。
華厳山までは誰にも会わなかったのですが、小学生位の子供2名を含めた何人かの登山者が登ってきました。子供以外は皆辛そうな表情だったように思います。
半原越には「クマ出没注意」の案内が・・・VRから登ってきたこともありますが、最近、下山口で「クマ出没注意」の案内を見ることが多い気がします(書いてなくても単独行では自己判断で鳴らしています)。
半原越からは舗装された林道を下り、50分程で県道64号へ、更に10分で道の駅清川に帰り着きました。
終わってみれば、丁度良いトレーニングコースでした。
午後の予定が無ければ、〜仏果山〜半原高取山と足を伸ばしても良いコースだったと思います(西山三山から足を伸ばすと地元愛好家では「相州アルプス」と呼ばれているようです)。
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