比叡山 千日回峰行ルート(坂本〜無動寺 周回)

2021年12月31日(金) [日帰り]

• GPS: 04:26
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,156m
• 下り: 1,154m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:52
• 休憩: 0:34
• 合計: 4:26

7:00 スタート地点
8:03 8:03 裳立山
8:26 8:33 ケーブル延暦寺
8:43 8:50 延暦寺根本中堂
8:55 8:55 阿弥陀堂
9:19 9:19 大比叡
9:20 9:21 比叡山
9:38 9:39 阿弥陀堂
9:43 9:56 延暦寺根本中堂
10:04 10:09 ケーブル延暦寺
10:20 10:20 明王堂
11:26 ゴール地点

雪はありましたがそこそこのスピードが出せたと思います。
登山をするにしても、普通に手ごろな山ですね。
高尾山クラスの親しみやすい山です。

天候

曇り・積雪・吹雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

坂本4丁目の駐車場に駐車。
琵琶湖病院の管轄の様ですが、無料開放？
登山者や、そのそばの墓地への参拝に利用されている模様です。
トイレや水場はありません。
墓地に水道はありますが、墓地の清掃用です。

コース状況／危険箇所等

■駐車場〜遠見岩〜紀貫之墓〜ケーブルカー延暦寺駅
意外と緩く、特に紀貫之墓直下は身構えていたほど急では無かったです。
その後、ケーブルカー駅まではちょっと険しかったです。

■ケーブルカー延暦寺駅〜比叡山延暦寺〜大比叡
史跡や寺院がいっぱいです。もはや登山道ではない。
逆にこの辺りの建物の多さで迷ってしまうかも。
そもそも大比叡(比叡山山頂)がそんなにクローズアップされていないので…
また比叡山延暦寺も寺院群の様で、一番格式が高いのが根本中堂？なのか…よくわかりませんでした。

■ケーブルカー延暦寺駅〜無動寺〜遠見岩
無動寺近辺も建物多く、ちょっと迷いやすいかも。
無動寺から遠見岩への道は雪のせいもあり今日イチ不明瞭でした。

その他周辺情報

特になし。

写真

12/31 7:00

朝から琵琶湖周辺は降雪あり。
気温が氷点下では無いのでがっつり積もる事はありませんが、上の方はさらに積もってるだろうな。

12/31 7:00

とにかく、ここまで来たので登り始めます。
チェーンスパイクに軽アイゼンあればなんとかなる。
最初は舗装道からです。

12/31 7:02

直ぐに車止めの鎖。
迷子になった犬のチラシが貼られています。
しかし年が書いていないから西暦何年のかわからない。多分今年(2021年)でしょうが…

12/31 7:05

しばらくは舗装道を登ります。
水道関係の施設の様です。

12/31 7:07

やがて林道に。
比叡山は冬でも結構緑が多いですね。

12/31 7:12

ちんまりしたお地蔵様。
きちんと手入れされているようです。
さすが比叡山。

12/31 7:13

山道は、木が生い茂っているので逆に雪が少ない感じです。
とても歩きやすい土と木の道。

12/31 7:14

結局このルートはなんていうルートなんだろう…
ネットで調べると、この紀貫之墓を通るルートは、千日回峰行ルートとか言うらしいんですが。

12/31 7:15

なんか飲用っぽい水。
怖いので手は出しません。
寒いと水の消費も全然少ないですし。

12/31 7:19

しばし、林道歩きが続きます…
曇ったり明るくなったり。
晴れないかな。

12/31 7:21

と思ったらドカドカ降ってきました。
これは困る。

12/31 7:25

木が生い茂っているので登山道にダイレクトに雪は落ちてきませんが…駐車場は大丈夫かな。帰りはチェーンかな。

12/31 7:31

と思ったら止んだ…
結構雪の降り方はめまぐるしく変わります。

12/31 7:36

崩落している箇所。
鎖が取り付けられています。

12/31 7:37

この谷を登れば紀貫之墓へ行けるようですが…なんか怖いな。
予定通り遠見岩を経由して墓へは登ろう。

12/31 7:37

崩落個所は山肌に身を預けるようにして、慎重に行けば問題なし。

12/31 7:45

朝日が見えました。
本日の滋賀の日の出時刻は7:00頃。
登りたての太陽が琵琶湖に映っています。

12/31 7:46

遠見岩に到達、どれが遠見岩だろうか…
ともかく、分岐ははっきり分かれています。

12/31 7:49

さあここから100mほどの登りで紀貫之墓へ。
そこから先は、楽なはずだ。

12/31 7:58

ずんずん登ります。

12/31 8:02

意外と楽だな？傾斜が地図の等高線の詰まり具合ほどきつくない。

12/31 8:03

そしてお墓に到着！
これは…お墓じゃなくて何か別の碑だな。

12/31 8:04

こちら、紀貫之墓になります。
もちろんここに埋められてるわけでは無いと思うけど。

12/31 8:04

紀貫之、名前は知っているけど具体的にどんな歌を詠んだかは覚えていない…
学校で必ず習う名前ですけどね。

12/31 8:08

後はケーブルカー駅までゆるゆる登り…と思ったら、結構アップダウンありました。
雪もこの辺りはかなり積もっていますが、まだノーマルで大丈夫。

12/31 8:10

ちょっと道をそれたら、展望台のような…？
ただこの通り、周りは真っ白なので何も見えません。

12/31 8:10

避難小屋のような。
中は吹き曝しですが、何もないよりましか。

12/31 8:13

資材が脇に置かれています。
人の手が入っているエリアに近くなってきた。

12/31 8:14

また少しわき道にそれると、妙に大きな碑が…

12/31 8:14

見慣れない言語で人の名前が2人分、刻まれています。
西欧の人？
HANKA PETZOLD
CEB SCHJELDERUP
1862-1937
BDUNO PETZOLD
1873-1949

ノルウェーの方のようですね。

12/31 8:18

さて、気を取り直して登ります。
もう登りは大方終わったはずだが…

12/31 8:19

ケーブルカーのレールが見えます。
ちょうど登って行ったところでした。

12/31 8:23

延暦寺駅が見えました。
その向こう…右側の方には、延暦寺？

12/31 8:25

ちょっと年季が入った感じのケーブルカー駅。

12/31 8:26

こっちは帰りに寄る予定の無動寺。
明王堂や弁天堂、大乗院などがある方面。

12/31 8:26

帰りはケーブルカーで下っても良いかな…

12/31 8:26

運行は30分おきの模様。
帰りの通りすがりの時に、発車が近かったら乗って見ようか。

12/31 8:39

ここから先は、延暦寺の関係者の方が除雪したり融雪剤をまいたりしていました。
しかし雪の勢いは強くなりつつあります。

12/31 8:41

このあたりは完全に舗装道。
車でここまで来れるので、普段着の方もちらほら。

12/31 8:42

やってきました比叡山延暦寺。
有名ですよね。

12/31 8:44

国宝はこの根本中堂、らしいですが…

12/31 8:46

コレ？
この体育館のプレハブみたいなのが…？
根本中堂？

12/31 8:49

そのちょっと上に、1回50円で撞ける鐘。
金運アップらしいです。
帰る時にやって見よう。

12/31 8:51

雪がどんどんすごく…
色々お堂はあるけれど、一つ一つ精査している余裕がない！

12/31 8:54

人も、誰もいない…
そりゃこんな寒い時ならね。
大みそかなので、夜になればまた違うんだろうけども。

12/31 8:55

おっ…！山頂への標識発見！
足跡はもちろんありません。
誰も行っていないか、行ったけど既に足跡が消えてしまったか。

12/31 8:57

うーん、踏み跡がこうも隠されてしまうと困る。

12/31 8:58

この辺りで不覚ながらちょっとルーファイミスって迷子になりかけました。

12/31 9:04

山頂への階段は、埋もれていません。
しかしもっと積もるとわからなくなるなこれは。

12/31 9:12

GPSでは山頂は近いはず…！
しかしここにきて、眼鏡に着雪して視界がかなり悪化。
コンタクトレンズにしておけばよかった！

12/31 9:15

広場に出ました。
電波塔があるはずだが…
この辺りでは、吹雪になってきました。

12/31 9:18

おっ、電波塔！
とすると山頂は近い！

12/31 9:21

山頂発見…！
前情報通り、眺望は無し。
比叡山延暦寺は、山頂がそれほど重要視されていないようで…
メインはお寺ですしね。

12/31 9:21

一応三角点。
誰もいません。

12/31 9:43

さて下ります。
その前に鐘を突きました。
結構長く響くな…1分くらい響いていました。

12/31 9:50

横のお店の茶店が開いていました。
お客さんはいませんでしたが…
抹茶とゴマ団子に惹かれて注文。
寒い空気に、温かくて苦い抹茶と甘い団子がとてもマッチ。

12/31 9:58

車でここまで来て大比叡に登ってもまぁ登頂と言えば登頂。
でも一応、自分は下から自力で登りました。
さてケーブルカーはどうかな？

12/31 10:05

残念ながらちょうど行った後でした。

12/31 10:05

駅の中は暖房が利いていて暖か。
待っている登山者の方も一人いらっしゃいました。
普通の観光客は、結構いらっしゃってたんですけどね。

12/31 10:09

ケーブルカー待ってるのも暇だし、計画通り歩いて下ります。
雪の状況はどうだろうか？

12/31 10:13

階段ばっかりでフカフカ雪なので、ノーマルで大丈夫。
ここでもお寺の人たちが一生懸命雪かきしていました。
しかしかいた後から積もる雪…

12/31 10:16

この辺りでまた一層強く降り始めます。
下の駐車場は大丈夫だろうか…

12/31 10:19

一生懸命かいた跡。
その上に容赦なく積もってくる雪…

12/31 10:23

こっちも色々歴史ある建物があるようですが…
親鸞聖人の修行跡？

12/31 10:26

遠目からみてエッ、と思ったけど良かった、通行止めではない。
獣避けの柵の様です。
開閉して外へ。

12/31 10:34

この辺りでルートが分らなくなりました。
地図を出して確認。

12/31 10:40

沢筋の北側を行くように地図上では道が。
なのでこの堰堤の北側を探してみると道のような…リボン見つけ、復帰できました。

12/31 10:45

雪が積もると踏み跡も消えてしまうので、そういうやり難さもあるな。
この辺りではチェーンスパイクも出しましたけど、雪が浅いのですぐに土と雪の団子に。
直ぐにしまいました。

12/31 10:52

行きに撮った時と同じ構図で撮って見る。
見比べると結構積もったなぁ…

12/31 10:53

こちらも同じく。
辛うじて坂本の市街地は見えるが…

12/31 11:26

駐車場は無事、積もっていませんでした。
さてここからは移動して金剛山に登ります。
間に合うかな？

撮影機器：

Google Pixel 5 SIMフリー Google

感想

ny1983

■霧島・榛名・比叡
あと金剛山だけです。年末年始に全部登ろうと計画していましたが、雪と寒波でどうなることやら…とハラハラしていましたが、無事完遂できました。
天候の状況も見て、この後金剛山も同日に攻略しに行きました。

■信仰の山
高野山、吉野山、富士山、白山、月山…
日本にはいくつも宗教が関連するやまがありますがmその中でも比叡山は自分の中でもダントツで知名度が高い山でした。
別に詳しく知っているわけでは無かったですが。

■うら寂しい比叡山山頂
別名大比叡。
比叡山は延暦寺が有名であって、その山頂は特段クローズアップされているものではないようです。
山頂は電波塔がいくつもたち、その陰に山頂標識が…
まぁ、いろんな山頂があると言う事ですね。