北八ヶ岳で寒さに震える雪山デビュー

2013年12月28日(土) ~ 2013年12月29日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 8.8km
• 登り: 916m
• 下り: 444m

コースタイム

【1日目】11:50ロープーウェイ山麓駅→12:00山頂駅→12:40縞枯山荘（チェックイン、休憩、準備など）→14:40縞枯山山頂→15:30縞枯山荘
【2日目】8:30縞枯山荘→9:00坪庭→10:30三ツ岳分岐→11:10北横岳（南峰）→11:20北横岳山頂（北峰）→12:00北横岳ヒュッテ→12:15七ツ池→13:20山頂駅

天候

1日目は曇り時々晴れ。2日目は晴れのち曇り。

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

コース状況／危険箇所等

危険個所ありませんでした。

写真

12/28 11:08

ロープーウェイ山麓駅。なんかオシャレー！

12/28 11:59

7分で一気に標高2,237mへ。ロープーウェイを利用していたのは、スキーヤー・ボーダーが殆どでした。

12/28 12:20

キツツキがお出迎え。

12/28 12:25

ふんわり雪を纏った木がイイ感じ〜！

12/28 12:40

本日のお宿、縞枯山荘へ。ここで荷物をデポして縞枯山へ向かいます。

12/28 14:18

途中で6本爪の軽アイゼンを装着しました。

12/28 14:39

山頂に到着〜。

12/28 14:40

樹氷がキレイ！天気がいまひとつでしたがそれがまた尚更幻想的な雰囲気。

12/28 14:41

木々の隙間からアルプスの山々が見えます。

12/28 15:31

縞枯山荘に戻ってきました。

12/28 15:31

ガラスに貼り付いた雪。

12/28 16:48

ランプの灯が優しいです。

12/28 16:54

薪ストーブが暖かい。ストーブで湧かしているお湯は有料で300円でした。

12/28 17:33

夕飯は家庭料理といった感じて、優しくて落ち着く美味しさでした。

12/31 10:50

静かで素朴で、とってもいい山小屋でした。でも3階の寝室があまりにも寒くて眠れない！あれだけは参りましたねー。

12/29 6:06

ストーブで燃やした炭を掘りごたつに入れてくれます。

12/29 6:34

朝食もおいしかった！ご飯のおかわりは自由です。小食の私には丁度良い分量。

12/29 6:55

夜明け前。

12/29 6:55

自家発電用の風車がぐるんぐるん回ってました。

12/29 6:56

キレイだなー。

12/29 8:19

今日は良い天気になりそう！

12/29 8:34

雨池周辺を散策後に北横岳に向かう予定でしたが、雪が深くて踏み跡も無いので、引き返して北横岳へ。

12/29 8:34

クリームでコーティングしたみたい。

12/29 9:28

坪庭から眺める景色。

12/29 10:09

遠くには南アルプスの山々。

12/29 10:10

針葉樹の森はおとぎ話の絵本のような世界。登山者が多いので踏み跡もしっかりしており、歩きやすかったです。雪を踏んだ時の感覚は片栗粉って感じ。

12/29 10:10

青い空と白い雪のコントラストは最強の組み合わせ。やっぱ登山は晴れに限る！

12/29 10:29

三ツ岳分岐。

12/29 11:11

山頂直下は急坂。強風で雪煙が舞います。

12/29 11:11

吹っとばされそう〜。

12/29 11:13

北横岳山頂（南峰）到着ー！寒いー！！

12/29 11:18

北峰。ここがリアル山頂？　特徴的な蓼科山が迫力な近さ。

12/29 11:18

かっこええ！

12/29 11:18

エビの尻尾ってやつですか。

12/29 11:20

アルプスの山々が見渡せます。

12/29 11:22

でも曇ってきちゃった。残念ー！

12/29 11:23

寒いので早々に撤収。

12/29 11:59

北横岳ヒュッテまで戻ってきました。ここで行動食を食べたりトイレに行ったりの休憩。それにしても寒過ぎる！

12/29 12:14

七ツ池の雪原へ寄り道。

12/29 12:18

ビートルズのHELP!　の、つもりが写真を撮ってくれた人に「はい、撮れたよ、死体の写真」と言われてガックリ、笑
この後来た道を戻って下山したんですけど、すっかり曇天となった坪庭は冷蔵庫の中みたいでもう寒くて寒くて凄くツラかった！

12/29 13:44

山頂駅に到着するとアイゼンを脱ぐのももどかしく、逃げ込むように室内のストーブへ直行。

12/29 14:04

山麓駅でカレーに生ビールで自分に乾杯！

12/29 14:33

山麓駅は続々とカラフルなスキーヤー＆ボーダーが到着。華やかに賑わってました。

12/29 15:24

ガイドの方のクルマで茅野駅へ。

12/29 16:13

特急あずさの車窓から。

12/29 16:26

お、富士山！

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7 Canon

iPhone 5s Apple

感想

55mamikichi

今回は山岳ガイドの方が主催する「軽アイゼンで歩く雪山体験会」にひとりで参加。雪山もガイドツアーも初めでナーバスになってましたが、ガイドの方はともてナチュラルに親切で、それぞれ単独で参加された他のツアー客のお2人も、とても感じが良く楽しい方々で、リラックスして2日間を過ごす事ができました。

参加にあたって何を買うべきか、本やWeb、スポーツ用品店の店員や経験者の方々など、色々と調べてはみたのですが、スキーにも行った事が無いので冬の雪山ってものの寒さに対するイメージがいまひとつ掴めず迷いに迷いました。

雪山ギアは高価なものが多く、果たしてまた行くのかどうかも分からないのにポンと買う程のお金もないので、できるだけ手持ちの物で収めようとしたのですが、人一倍寒がりで末端が冷え性な私にとっては兎に角寒さがツラくてツラくて、、。正直最後に坪庭を歩いている時は「もう雪山はないな」と思ったんですけど、でも帰宅してみると、あの、今迄経験した事の無い厳しさと美しさを兼ね備えた自然の姿をもっと知りたいという強烈な思いに襲われました。

次回は、今回分かった自分の弱点を十分に踏まえたギアを揃えて行こうと思います。