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Yamareco

記録ID: 388912
全員に公開
雪山ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

浅間山 濃いガスと強風で過酷な雪山登山

2014年01月01日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
13.3km
登り
1,132m
下り
1,122m

コースタイム

6:50駐車場→7:35一の鳥居→8:05ニの鳥居→9:20火山館→9:30湯の平→9:55蛇骨分岐→11:16避難シェルーター→11:45前掛山山頂
<下山>
11:50前掛山山頂→13:00蛇骨分岐→13:20湯の平→13:30火山館(10分休憩)→14:25一の鳥居→14:50駐車場
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天狗温泉駐車場。数台が停まっているのみ。駐車料金は後払いで500円。駐車料金を払えば600円で温泉に入れる。(日帰り入浴だと800円)
コース状況/
危険箇所等
【トレース消失箇所】
・蛇骨分岐から20分ほど登ったあたりの森林限界から400mほど
・シェルターから山頂までの間。火口側はセッピになってる可能性もあるのでできるだけ第一外輪山側を歩くようにする。
・シェルターから注意掲示板の間の200mほど

【危険箇所】
特になし。
火山館近くの硫黄臭が立ちこめる辺りは、道が狭いので慎重に行動する。
早朝。今日は少し天気が悪いからか、ほとんど誰にも会わなかった
2014年01月01日 06:46撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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早朝。今日は少し天気が悪いからか、ほとんど誰にも会わなかった
浅間山荘。帰りに温泉に入る。
2014年01月01日 06:50撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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浅間山荘。帰りに温泉に入る。
緩やかな道。気温は−7、8℃前後。着込めば寒くない
2014年01月01日 07:35撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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緩やかな道。気温は−7、8℃前後。着込めば寒くない
一の鳥居。ここから分岐になるが、途中で合流する。不動の滝が見たい人は右側のルートを行く。
2014年01月01日 07:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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一の鳥居。ここから分岐になるが、途中で合流する。不動の滝が見たい人は右側のルートを行く。
途中なんどか川が凍結せずに流れている。2カ所ほど渉る
2014年01月01日 07:55撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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途中なんどか川が凍結せずに流れている。2カ所ほど渉る
不動の滝。凍結した滝を見るのは初めてだが、凍ってるのは表面だけで、裏では水が勢いよく落ちていた。
2014年01月01日 08:01撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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不動の滝。凍結した滝を見るのは初めてだが、凍ってるのは表面だけで、裏では水が勢いよく落ちていた。
大きくはないが、素晴らしい造形だと思う
2014年01月01日 08:02撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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大きくはないが、素晴らしい造形だと思う
滝から、やや急な道を登り、すぐの所に二の鳥居がある
2014年01月01日 08:07撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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滝から、やや急な道を登り、すぐの所に二の鳥居がある
牙山を巻くようにコースがつけられている。ここまでですでにコースタイムの2時間が経過。順調に歩いてるつもりが、予定をだいぶ遅れている。
2014年01月01日 08:40撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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牙山を巻くようにコースがつけられている。ここまでですでにコースタイムの2時間が経過。順調に歩いてるつもりが、予定をだいぶ遅れている。
牙山が雲に隠れている
2014年01月01日 08:47撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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牙山が雲に隠れている
2014年01月01日 08:52撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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牙山の向かいにある岩山。こちらも突出した岩肌が迫力がある。
2014年01月01日 09:00撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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牙山の向かいにある岩山。こちらも突出した岩肌が迫力がある。
途中道が細くなる
2014年01月01日 09:10撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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途中道が細くなる
岩山の山腹をトレース。この辺りは硫黄臭がキツく、行きも帰りも軽く頭痛になった。また、この辺りは風の通り道なのか、突然風が強くなった。
2014年01月01日 09:13撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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岩山の山腹をトレース。この辺りは硫黄臭がキツく、行きも帰りも軽く頭痛になった。また、この辺りは風の通り道なのか、突然風が強くなった。
小諸市街が見下ろせる。
2014年01月01日 09:17撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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小諸市街が見下ろせる。
火山館に到着。予定より30分ほど遅れた。バッジは売っていたが、売店は無し。登山者は休憩のみできる。基本的には避難小屋なのだが機能的には、宿泊等色々できると思うのだが・・
2014年01月01日 09:20撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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火山館に到着。予定より30分ほど遅れた。バッジは売っていたが、売店は無し。登山者は休憩のみできる。基本的には避難小屋なのだが機能的には、宿泊等色々できると思うのだが・・
神社
2014年01月01日 09:21撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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神社
湯の平。草すべり方面はほとんどトレース無し。
2014年01月01日 09:32撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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湯の平。草すべり方面はほとんどトレース無し。
前掛山に向かう。ガスで黒斑山方面が全く見えない。
2014年01月01日 09:32撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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前掛山に向かう。ガスで黒斑山方面が全く見えない。
以前のヤマレコを見ると、ラッセルした、とあったので、ワカン装備してきたが、結局、使用するほど深い場所はなかった。
2014年01月01日 09:35撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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以前のヤマレコを見ると、ラッセルした、とあったので、ワカン装備してきたが、結局、使用するほど深い場所はなかった。
シャクナゲ。冬はしおれるのだろうか
2014年01月01日 09:50撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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シャクナゲ。冬はしおれるのだろうか
蛇骨分岐
2014年01月01日 09:56撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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蛇骨分岐
少しずつ視界が開けてきた。
2014年01月01日 10:01撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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少しずつ視界が開けてきた。
雪で埋まっている
2014年01月01日 10:05撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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雪で埋まっている
道標がある。場所によっては雪が飛ばされている
2014年01月01日 10:10撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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道標がある。場所によっては雪が飛ばされている
木もまばらになる頃、トレースが風で消されていた。トレースを消すのは雪だけかと思っていたが、風が雪面を削っているのだろうか、下山にも自分がつけたトレースすらも消えていた。とはいえ、夏に一度来てるので方向は分かる。
2014年01月01日 10:11撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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木もまばらになる頃、トレースが風で消されていた。トレースを消すのは雪だけかと思っていたが、風が雪面を削っているのだろうか、下山にも自分がつけたトレースすらも消えていた。とはいえ、夏に一度来てるので方向は分かる。
途中にあるケルンを伝って、前に進む
2014年01月01日 10:17撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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途中にあるケルンを伝って、前に進む
山腹の道。
2014年01月01日 10:34撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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山腹の道。
結構凍ってる箇所が多くびっくりした
2014年01月01日 10:35撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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結構凍ってる箇所が多くびっくりした
ピッケルウを出す
2014年01月01日 10:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ピッケルウを出す
ようやくシェルターに到着。途中ですれ違ったのは1パーティーのみ。結局この日会ったのは彼らだけだった。
2014年01月01日 11:16撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ようやくシェルターに到着。途中ですれ違ったのは1パーティーのみ。結局この日会ったのは彼らだけだった。
山頂までの道。強風がつらい。一本道だが、火口側は雪ぴが張り出してるように見えたので、山腹側を歩く。
2014年01月01日 11:40撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
1/1 11:40
山頂までの道。強風がつらい。一本道だが、火口側は雪ぴが張り出してるように見えたので、山腹側を歩く。
風が当たるとそこから霜が発生し、降雪してないのに真っ白になっていく。
2014年01月01日 11:40撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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1/1 11:40
風が当たるとそこから霜が発生し、降雪してないのに真っ白になっていく。
前掛山山頂に到着。見事に育ったえびのしっぽで山頂標が覆われている
2014年01月01日 11:45撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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1/1 11:45
前掛山山頂に到着。見事に育ったえびのしっぽで山頂標が覆われている
山頂
2014年01月01日 11:45撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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山頂
装備は最小限にし身軽にしたのがよかった。そうでなければあの風にだいぶ体力を奪われただろう。
2014年01月01日 11:51撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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1/1 11:51
装備は最小限にし身軽にしたのがよかった。そうでなければあの風にだいぶ体力を奪われただろう。
撮影機器:

感想

厳冬期の浅間山に登山。雪山訓練として、膝下ラッセルを経験する予定だったが、実際にはしっかり踏み後が着いていた。直近のヤマレコを見てトレースが薄いと予想したが、最近降雪が無かったせいかアテが外れてしまった。

火山館までの道のりは思いのほか長く、地図上の時間より30分も遅れてしまった。それほどペースが遅かった訳ではないのだが・・
火山館から先の道は平坦で歩きやすい。トレースもしっかりしてる。

火山館手前で吹き荒れていた強風は、ここではぴたっと収まる。
そしていよいよ森林限界を超え、前掛山に登り始める矢先、なんと踏み後が消えてるではないか??
おそらく風がトレースを消してしまったと思われる。
濃いガスが視界を奪い目標物が見えないが、方向は間違ってないのでその方向に向かって歩く。
それでも雪面が硬いので、目に見えるトレースは分からないものの、足の裏で感じることができる。踏み抜いたら、外れて方向修正、というのを繰り返す。
やがてケルンを目印に、明確な道が見えてきた。アイスバーンになってる所もあり、ピッケルを取り出す。

強風ではあるが、装備のお陰で寒さを感じることは無かった。
しかしガスで前方不明瞭。視界約20m。突然、前方に下山者が。今日会った最初で最後の登山者。結構早く出たつもりだけど、自分より前に人がいたとは!

さらに強風の中歩く。
シェルターまでの道が遠かった。


ようやくシェルターに到着して、水分と体力補給。
冬は、本当に水分を摂らない。ここまで1口ぐらいしか水を飲まなかった。
ペットボトル内は半分凍っていた・・
少し重いが魔法瓶はあった方がいいだろう


山頂までの道は、さらに強風に。ザックもピッケルも、外に露出してるものは霜がつき真っ白に。
イメージしていた雪山山行そのものになってきたことに、興奮を憶えるも、踏み後も無い北アルプスなどにはまだまだ太刀打ちできないと感じた。

下山中に火山館に立ち寄ったが、売店も無く、10分ほど休憩したのみ。小屋の内部は立派だったが、どおうも登山者が利用できるような設備は特になかった。

下山して、天狗温泉に行く。
濃厚な錆び鉄のような色の温泉が、疲れた体に染み渡った。

浅間山は2回目だが、今回も景色に恵まれなかった。

次回は晴れた日に登りたい

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