上高地【厳冬の上高地！自分史上ナンバーワンの冬景色に歓喜する】

2022年01月08日(土) [日帰り]

• GPS: 08:29
• 距離: 24.0km
• 登り: 439m
• 下り: 445m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:46
• 休憩: 2:44
• 合計: 8:30

距離 24.0km 登り 442m 下り 445m

7:16 中の湯バス停
7:56 7:57 太兵衛平
8:12 8:56 大正池
9:28 9:31 田代橋
9:38 上高地温泉ホテル
9:45 ウェストン碑
9:54 9:55 上高地公園活動ステーション
10:02 河童橋
10:15 小梨平
10:58 明神館
11:11 11:13 明神橋
11:15 11:16 山のひだや
11:21 11:30 明神池
11:32 嘉門次小屋
11:38 11:48 明神橋
11:59 明神館
12:39 13:47 小梨平
13:54 14:13 河童橋
14:15 無料トイレ
14:21 14:22 上高地バスターミナル
14:32 14:33 上高地帝国ホテル
15:05 15:08 大正池
15:18 太兵衛平
15:45 15:46 中の湯バス停
15:46 ゴール地点

※釜トンネル・上高地トンネルはGPSを受信できないため、入口出口が一直線につながっています

天候

・終始快晴
・8時の大正池でマイナス20℃超えていました

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

◆アクセス、駐車場
▼中の湯温泉旅館
・松本ICから中の湯まではスタッドレス必須。中の湯ゲートから上は四駆でないと難しいと思います。自信のない方や二駆の方は、ゲート付近に駐車し、宿に迎えにきてもらいます
・後泊のため駐車可能。本日は6:30に到着し、先にチェックイン。その後7時のバスで釜トンネル入口まで送ってもらいました
・帰りも釜トンネル入口にある中の湯温泉旅館の別棟？に声を掛けると、すぐに車を呼んでくれます

コース状況／危険箇所等

◆道の状況（2022年1月8日現在）
※この時期、状況は一日で一変します。以下は参考程度にとどめ、最新の情報を入手してください
▼釜トンネル⇄河童橋
・釜トンネルは灯りが点いている箇所も多いが無い箇所は真っ暗のため、ヘッドライトは必要（距離1310m、標高差140m）
・上高地トンネルの先の車道は凍結していますので、不安な方はチェースパイク程度はあった方がいいかも
▼河童橋⇄明神
・明神までのルートも踏み固められており特に何も付けませんでした
・明神橋・明神橋池付近はノートレースでした。少し外れると膝上ラッセルとなります。ここだけはワカンが欲しかった

◆登山ポスト
釜トンネル入口にあり

その他周辺情報

◆登山後の温泉
♨️中の湯温泉
・秘湯を守る会加盟宿。単純硫黄温泉の掛け流し。露天もありもの凄く良泉
https://www.hitou.or.jp/provider/detail?providerId=691

◆宿泊施設
▼中の湯温泉旅館
・「日本秘湯を守る会」加盟宿。高い部屋しか空いてなかったのですが、少し物足りない。食事も普通。しかし温泉、そして送迎等もトータルで考えればかなりの満足度となるでしょう。今回で3度目の宿泊となりました
https://www.hitou.or.jp/provider/detail?providerId=691

写真

1/8 6:25

中の湯の第1ゲート
ここで電話して自分達でゲートを開けて登っていきます
ちなみに四駆でないと難しいかもしれません

1/8 6:39

中の湯温泉に到着！

1/8 6:39

なんとここでマイナス14℃

1/8 6:45

日本秘湯を守る会

1/8 7:15

7時発のマイクロバスで釜トンネル前まで送ってもらいます
30分おきに出ているようです

1/8 7:34

全長1310mの釜トンネル
所々電灯もついていました

1/8 7:58

長いトンネルを抜けると、、、
穂高の白い威容が！

1/8 8:05

大正池周辺は霧氷が素晴らしいかった！

1/8 8:05

なんとマイナス20℃振り切ってます

1/8 8:06

霧氷が実に素晴らしい

1/8 8:14

半氷結した大正池に焼岳が

1/8 8:15

こ、これは、、、、

1/8 8:15

フロストフラワー！

1/8 8:16

羽毛のような結晶が

1/8 8:17

なかなか見ることのできない光景

1/8 8:18

居合わせた84歳の方からお聞きしました
「ここ20年くらい大正池は凍っていない。本当に今回の寒波は凄い」

1/8 8:21

そして穂高も

1/8 8:21

風もなく、久々の冷気に身も心も引き締まる

1/8 8:22

レンズが曇っているのではありません
大正池からの水蒸気です

1/8 8:23

逆さ穂高

1/8 8:31

ここでまず一杯
今回お気に入りの仁井田本家酒造「しぜんしゅ 生酛 はつゆき」（720ml）を持参

1/8 8:35

マイナス20℃オーバーで飲む日本酒は格別でした

1/8 8:46

もう一度フロストフラワー

1/8 8:50

北海道でもそう簡単には見られないとか

1/8 8:54

さて、手足が動かなくなってきたので歩きますか

1/8 8:58

大好きな場所
いつまでも変わらないでほしい

1/8 9:00

本当に美しい、、、冬の上高地

1/8 9:29

そして日が当たり始めました
上高地の夜明けは遅い

1/8 9:30

前穂と明神と霧氷

1/8 9:30

霞沢岳と霧氷

1/8 9:32

梓川からの水蒸気

1/8 9:36

その水蒸気に日が当たると、全てが輝いて見える

1/8 9:38

霞沢岳と梓川と霧氷

1/8 9:38

本日は終始快晴でした！その分、霧氷の寿命も短かった

1/8 9:39

霧氷のトンネルを

1/8 9:40

すげー

1/8 9:41

足が進まない、、

1/8 9:43

霞沢岳と霧氷！

1/8 9:44

ウェストンレリーフ
世界で一番若い花崗岩として有名ですね

1/8 10:01

河童橋
みんなここを目指すけど、ここからの景色はそんなに良いとは思わない
本日は明神まで足を伸ばします

1/8 10:46

上高地のシンボル、ケショウヤナギ！

1/8 10:50

この赤と白い山々のコントラストが実に素晴らしいのです

1/8 11:09

明神館から明神橋まではノートレースでした
少しルートを外してしまい、脛膝ラッセルとなりました

1/8 11:11

明神橋と明神岳

1/8 11:23

明神池
誰もいませんでした
この神々しい場所を貸し切り

1/8 11:29

＼(^o^)／＼(^o^)／

1/8 11:35

一礼して

1/8 11:42

1/8 11:48

そして、明神に献杯

1/8 12:06

明神岳とケショウヤナギ

1/8 12:07

限られた場所にしか自生しない、貴重な植物です

1/8 12:10

ケショウヤナギ、見納めです

1/8 12:49

河童橋付近まで戻り、宴会の開始です

1/8 13:13

雪山にはやっぱりホットワイン

1/8 12:53

新作
バウルーで肉まんプレス

1/8 12:58

いい感じに、あっという間に出来上がります

1/8 13:00

蒸すより旨いかも

ピザまん

1/8 13:02

長野・山梨限定の地ビール「山の上ニューイ」

1/8 13:15

ツマミは富士山おかき

1/8 13:22

やっぱザラメが好きだなー

1/8 13:36

あんまん

1/8 13:29

干支コーヒーで締めた

1/8 13:54

河童橋

1/8 13:55

河童橋からの焼岳

1/8 13:55

河童橋からの穂高連峰

1/8 13:55

霞沢岳

1/8 14:10

いつものお気に入りの場所にて

1/8 14:06

1/8 14:13

六百山と三日月

1/8 14:22

バスターミナル
スリーシーズンの喧騒が嘘のようです

1/8 14:48

猿が水に入ってなんかしてます
居合わせた詳しい方より
「上高地の猿は学術的にも大変貴重。マイナス25℃にもなるところで越冬する猿は世界的にも珍しい。今は石の裏にいるカワゲラの幼虫をタンパク源として食べているところ」

1/8 15:01

帰路、大正池に再び降ります
霧氷はゼロ、フロストフラワーも崩れていましたが、それでも美しい
ベストなタイミングの冬の上高地に来ることができました

1/8 15:22

大型特殊とりたいな

1/8 15:43

ホラーな釜トンネルを抜け、、、

1/8 15:45

戻ってきました
数年前よりかなり綺麗になっています

1/8 15:51

宿にマイクロバスを手配してくれます
待っている間にこんなサービス
最高ですね

1/8 15:50

そしてライブカメラ に映る！

1/8 15:58

左上が卜伝の湯
中の湯が管理しており、ここで受付しています
貸切で入れますが、色々な意味で足元が悪かった記憶が、、、

1/8 16:46

本日は高い部屋しか空いていませんでしたが、こんな光景を窓から見ることができました

1/8 16:48

アーベントロートの穂高

1/8 17:24

白く浮かぶ穂高
屋根の雪がまた幻想的です

1/8 19:00

夕食
この他に岩魚の塩焼きと蕎麦あり

1/8 19:02

飲み比べセット（真澄・大信州・水尾）

1/8 19:01

別注の馬刺し

1/8 21:23

部屋にて
温泉なんだから仕方がない

撮影機器：

SO-04K Sony

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

Kazu405

数年ぶりに、冬の上高地へ。
正直あまり期待していなかったのですが、「数十年来の寒波」とベテランの方が仰っていただけあり、マイナス20℃まで測れる温度計を振り切っていた。
普段はあまり凍らないという大正池も半氷結しており、氷の切れ目に映し出される焼岳・穂高連峰が実に美しかった。
また、気温よりも水温が当然高いため、良い感じの水蒸気が立ち上り、辺り一面を霧氷の海に変えていた。
そしてなんと言ってもフロストフラワー！
氷の上にできる水蒸気の結晶で、北海道の阿寒湖などで、幾つかの条件が揃う20〜30％の確率でしかみられない「奇跡の花」。
自分史上ナンバーワンの冬景色を堪能することができました。