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Yamareco

記録ID: 390026
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ハイキング
伊豆・愛鷹

天城連峰 万二郎岳 万三郎岳 小岳稜線ピストン

2014年01月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:45
距離
9.1km
登り
753m
下り
740m

コースタイム

08:50 天城高原登山者専用駐車場⇒ 09:10 四辻⇒ 10:00 万二郎岳⇒
10:20 馬の背⇒ 10:35 石楠立(はなだて)⇒ 11:20 万三郎岳⇒
11:50 片瀬峠⇒ 12:00 小岳(戸塚山)12:10⇒ 12:20 片瀬峠⇒
12:40 万三郎岳⇒ 13:00 石楠立(はなだて)⇒ 13:15 馬の背⇒
13:30 万二郎岳⇒ 14:00 四辻⇒ 14:15 天城高原登山者専用駐車場
天候 晴れ 午後風が吹いてくる
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 静岡県伊豆国道136号線より静岡県道12号線「冷川」交差点を右折中伊豆バイパス方面に入り県道112号線の狭く曲がりくねった道を進み「鹿路庭峠」(ろくろばとうげ)に出ました。
 県道111号線遠笠山道路に入り天城高原方面に上り「天城高原ゴルフクラブ」すぐ手前の登山者専用駐車場に車を置きました。

 伊豆スカイライン(有料)から天城高原に向かう方が解りやすいです。
 登山者専用駐車場のトイレはこの時季閉鎖していました
コース状況/
危険箇所等
 麓から天城連峰を見上げると昨年末の天城山初雪が解けずに残っているように山肌が白く見えていました。
 天城高原に近づくにつれ路肩に除雪された雪の量の多さにびっくりしながら天城高原登山者専用駐車場に着きました。
 融けた雪が凍って踏みかたまっていたので登山口からちゅうちょせず六本爪の軽アイゼンを付けて登りました。
 昨日までの西風が収まり冬としては暖かく感じ上着をぬいてもあまり寒くなく登ることが出来ました。
 万三郎岳山頂手前まで登ると空は晴れているのに雪が舞ってきました。
 万三郎岳山頂は気温3℃でした。
 登って来た登山者にとって、冬枯れの枝の間からは富士山や南アルプスの白い峰が見えて眺望が良く最高の登山日和になったようです。
 山頂付近の南側では太平洋の相模灘から吹き上がって来る温かい空気が冷やされ所々霧氷になり白く枝に付いていました。
 山頂から片瀬峠に下がり静かなブナ林の群生を楽しみながら小岳まで足を延ばしました。
 小ぶりのブナが密集している小岳のベンチで軽い昼食を採り万三郎岳に戻りました。
 今回は登山道に雪が多いので北側のトラバース道を避けて万二郎岳を登り返して天城高原登山者専用駐車場へ下がりました。
天城高原に向かう遠笠山道路
きれいに除雪されていてノーマルタイヤでも通行可能でした
路肩にこれほど雪があるとは予想できませんでした
2014年01月03日 19:46撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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天城高原に向かう遠笠山道路
きれいに除雪されていてノーマルタイヤでも通行可能でした
路肩にこれほど雪があるとは予想できませんでした
天城高原登山者専用駐車場
2014年01月03日 19:47撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 19:47
天城高原登山者専用駐車場
登山道入口
登山道を覗くと融けた雪が凍り付いていましたので登山口からアイゼンを履きました
2014年01月03日 19:47撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 19:47
登山道入口
登山道を覗くと融けた雪が凍り付いていましたので登山口からアイゼンを履きました
登山道入口付近の登山道の様子
2014年01月03日 19:50撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 19:50
登山道入口付近の登山道の様子
ヒメシャラ
訪れるたびにこのヒメシャラの木が気になります
2014年01月03日 19:51撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 19:51
ヒメシャラ
訪れるたびにこのヒメシャラの木が気になります
四辻分岐
万二郎岳方面に向かいました
2014年01月03日 19:51撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 19:51
四辻分岐
万二郎岳方面に向かいました
沢筋に少し登って行きました
2014年01月03日 19:51撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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沢筋に少し登って行きました
沢筋
冬は涸れ沢になっていました
2014年01月03日 19:52撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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沢筋
冬は涸れ沢になっていました
沢筋
このような風景が好きでつい寄り道してしまいます
気ままな単独行の良さを味わいます
2014年01月03日 19:52撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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沢筋
このような風景が好きでつい寄り道してしまいます
気ままな単独行の良さを味わいます
富士山が見えて来ました
2014年01月03日 19:53撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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富士山が見えて来ました
アップして見ると宝永火口が良く見えます
2014年01月03日 19:53撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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アップして見ると宝永火口が良く見えます
天城高原ゴルフコースが白くなって見えています
2014年01月03日 19:53撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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天城高原ゴルフコースが白くなって見えています
初日の出を見に登った大室山
2014年01月03日 19:54撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 19:54
初日の出を見に登った大室山
万二郎岳山頂
2014年01月03日 19:54撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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万二郎岳山頂
万二郎山頂付近のヒメシャラ
2014年01月03日 19:54撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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万二郎山頂付近のヒメシャラ
万二郎山頂から西に下がった岩場から馬の背と万三郎岳山頂方面
2014年01月03日 19:55撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 19:55
万二郎山頂から西に下がった岩場から馬の背と万三郎岳山頂方面
馬の背手前の登山道
木の梯子が見えます
2014年01月03日 19:55撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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馬の背手前の登山道
木の梯子が見えます
木の梯子を登った岩場からの万二郎岳山頂方面
2014年01月03日 19:56撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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木の梯子を登った岩場からの万二郎岳山頂方面
馬の背の標示板
2014年01月03日 19:56撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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馬の背の標示板
馬の背の標示板付近から見た崩壊地と天城高原ゴルフコース
2014年01月03日 19:56撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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馬の背の標示板付近から見た崩壊地と天城高原ゴルフコース
アセビのトンネル
周囲はアセビが群生しています
登山道が掘れて上にアセビが覆いトンネルのようになっています
2014年01月03日 19:57撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 19:57
アセビのトンネル
周囲はアセビが群生しています
登山道が掘れて上にアセビが覆いトンネルのようになっています
枝越に三郎山岳頂方面霧氷が白く見えます
2014年01月03日 19:57撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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枝越に三郎山岳頂方面霧氷が白く見えます
岩場を下がる東京から来た小学生の登山者
お父さんとお母さんはすぐ後を歩いています
2014年01月03日 19:57撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 19:57
岩場を下がる東京から来た小学生の登山者
お父さんとお母さんはすぐ後を歩いています
石楠立(はなだて)の標示板
2014年01月03日 19:57撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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石楠立(はなだて)の標示板
馬の背から石楠立に下りて来た斜面を振り返りました
2014年01月03日 19:58撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 19:58
馬の背から石楠立に下りて来た斜面を振り返りました
ひと登りすると勾配は穏やかになりブナの大木が現れてきました
2014年01月03日 19:58撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 19:58
ひと登りすると勾配は穏やかになりブナの大木が現れてきました
うっすらと霧氷が枝に付いていました
2014年01月03日 19:59撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 19:59
うっすらと霧氷が枝に付いていました
枯れて倒れたブナ
2014年01月03日 19:59撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 19:59
枯れて倒れたブナ
登山を始めた頃出合ったブナの古木枝ぶりも良く
魅力あるブナの木でしたが無残に枯れてしまいました
このブナの木から奥に一列に大木のブナが並び
圧巻な風景でした
2014年01月03日 19:59撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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登山を始めた頃出合ったブナの古木枝ぶりも良く
魅力あるブナの木でしたが無残に枯れてしまいました
このブナの木から奥に一列に大木のブナが並び
圧巻な風景でした
奥に数本のブナの大木が残っています
2014年01月03日 20:00撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:00
奥に数本のブナの大木が残っています
幹が空洞になり皮部だけで持ちこたえているブナ
2014年01月03日 20:00撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:00
幹が空洞になり皮部だけで持ちこたえているブナ
遠く南アルプスが見えました
2014年01月03日 20:00撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:00
遠く南アルプスが見えました
数百年の厳しい天城の風雪に耐えてきたぶなの古木の木肌
2014年01月03日 20:01撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:01
数百年の厳しい天城の風雪に耐えてきたぶなの古木の木肌
霧氷
2014年01月03日 20:02撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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霧氷
万三郎山頂が近づいて来ました
2014年01月03日 20:03撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:03
万三郎山頂が近づいて来ました
万三郎岳山頂手前のなだらかな登山道を過ぎてひと登りすると山頂になります
2014年01月03日 20:03撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:03
万三郎岳山頂手前のなだらかな登山道を過ぎてひと登りすると山頂になります
万三郎岳山頂と一等三角点
伊豆半島にある一等三角点のひとつです
後二つは西伊豆の暗沢山と達磨山山頂に設置されています
2014年01月03日 20:03撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:03
万三郎岳山頂と一等三角点
伊豆半島にある一等三角点のひとつです
後二つは西伊豆の暗沢山と達磨山山頂に設置されています
万三郎岳山頂での登山者
2014年01月03日 20:04撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:04
万三郎岳山頂での登山者
片瀬峠に下がります
2014年01月03日 20:04撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:04
片瀬峠に下がります
ブナの群生
中に背の低い幼木のヒメシャラが混じっていました
2014年01月03日 20:04撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:04
ブナの群生
中に背の低い幼木のヒメシャラが混じっていました
片瀬峠標示板
2014年01月03日 20:05撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:05
片瀬峠標示板
急峻な万三郎岳南斜面
大昔の天城山はもっと標高が高かったようですが
長年の間に崩壊して現代の急峻な斜面になったようです
2014年01月03日 20:05撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:05
急峻な万三郎岳南斜面
大昔の天城山はもっと標高が高かったようですが
長年の間に崩壊して現代の急峻な斜面になったようです
小岳が近づきました
2014年01月03日 20:05撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:05
小岳が近づきました
小岳(東海岸の人たちは戸塚山と呼ぶそうです)
2014年01月03日 20:05撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:05
小岳(東海岸の人たちは戸塚山と呼ぶそうです)
静かで誰もいない山頂とは思えない平坦な頂きです
2014年01月03日 20:06撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:06
静かで誰もいない山頂とは思えない平坦な頂きです
ブナの根元だけ雪が融けています
2014年01月03日 20:06撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:06
ブナの根元だけ雪が融けています
片瀬峠に戻りひと登りすると万三郎岳山頂です
2014年01月03日 20:06撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:06
片瀬峠に戻りひと登りすると万三郎岳山頂です
賑わっていた万三郎岳山頂には誰もいませんでした
2014年01月03日 20:06撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1/3 20:06
賑わっていた万三郎岳山頂には誰もいませんでした

感想

 昨年暮れの地方新聞に天城高原の登山口の写真が掲載されたのを見て、かなりの雪があると予想してアイゼンを用意して登りました。
 麓の天城ではこの冬の気温は−に下がった日はまだ数日あるくらいで冬としては温く感じていました。
 例年ですと年末のクリスマス寒波の初雪は直ぐに溶けてしまいますが、今回登ってみると予想以上に雪が残っていました。
 1月中下旬から2月にかけて本格的に天城連峰に雪が降り、麓でも山から吹き下ろす風は天城山が白いうちは冷たく3月中旬頃まで寒い冬が続きます。
 今回万三郎岳に登って年末の雪が根雪になって終い3月まで融けない感じでした。
 登山道はアイゼンを付けると無雪期よりも歩きやすく、登山靴も汚れないので快適な登山になり正月の弛んだ体にカツを入れるのに良い一日になりました。
 シャクナゲやアマギツツジはかなり蕾を付けており今年の春は期待できそうです。
 自然の力は止まることなく動いており、万三郎岳山頂手前の大きなブナの古木が枯れてきたり倒れたりしてお気に入りの風景が変わって行くのが残念です。
 ブナの大木は万三郎岳北側の斜面に多く見られ片瀬峠付近から小岳に向かうと樹齢は若く小ぶりになり密度が高くなりました。
 ブナの群生林と小岳の静けさを体感できここもお気に入りの場所です。

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