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Yamareco

記録ID: 3905415
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

南八ヶ岳 大同心稜・石尊稜から地蔵尾根へ転進 厳冬期赤岳バリエーション

2022年01月08日(土) ~ 2022年01月10日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
17:43
距離
17.6km
登り
1,854m
下り
1,854m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:50
休憩
3:33
合計
8:23
距離 7.7km 登り 1,102m 下り 578m
8:27
4
8:31
8:32
57
9:29
73
10:42
11:59
6
13:42
15:55
43
16:50
2日目
山行
6:25
休憩
2:45
合計
9:10
距離 9.9km 登り 753m 下り 1,296m
7:04
78
8:22
9
8:31
8:35
88
10:03
10:13
9
10:22
10:41
17
10:58
11:00
3
11:03
11:11
8
11:19
11:25
7
11:32
11
11:50
11:59
26
12:25
13:16
41
14:03
14:45
36
15:21
15:32
34
16:06
16:08
4
16:12
2
16:14
ゴール地点
【1/8(土)】美濃戸山荘8:30→10:40赤岳鉱泉12:00→14:20大同心14:30→16:40赤岳鉱泉
【1/9(日)】赤岳鉱泉7:00→10:00地蔵の頭→11:50横岳→14:00赤岳鉱泉14:45→16:10美濃戸口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【1/7(金)】20:00尼崎駅⇒駒ヶ岳SA⇒8:30美濃戸山荘
2022年01月08日 10:25撮影 by  iPhone 7, Apple
1
1/8 10:25
大同心を撮る人々を撮る人。
2022年01月08日 10:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/8 10:26
大同心を撮る人々を撮る人。
2022年01月08日 10:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 10:27
2022年01月08日 10:27撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/8 10:27
2022年01月08日 10:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/8 10:35
2022年01月08日 10:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/8 10:36
2022年01月08日 10:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/8 10:51
2022年01月08日 13:12撮影 by  iPhone 7, Apple
1
1/8 13:12
2022年01月08日 13:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/8 13:24
森林限界付近から望む、大同心。
2022年01月08日 13:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/8 13:29
森林限界付近から望む、大同心。
大同心基部から。
2022年01月08日 13:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/8 13:40
大同心基部から。
2022年01月08日 13:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 13:45
2022年01月08日 14:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 14:16
2022年01月08日 14:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 14:19
2022年01月08日 14:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 14:19
2022年01月08日 14:20撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/8 14:20
2022年01月08日 14:21撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/8 14:21
2022年01月08日 14:22撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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1/8 14:22
2022年01月08日 14:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/8 14:56
小同心。
2022年01月08日 14:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/8 14:56
小同心。
翌日、石尊稜へ。
2022年01月09日 07:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/9 7:10
翌日、石尊稜へ。
2022年01月09日 07:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/9 7:24
トレースが途絶え、ラッセルによる時間切れを考慮し、今回は撤退。
2022年01月09日 07:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 7:36
トレースが途絶え、ラッセルによる時間切れを考慮し、今回は撤退。
地蔵尾根から横岳を経由し、大同心稜を降りるルートに変更。
2022年01月09日 08:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/9 8:30
地蔵尾根から横岳を経由し、大同心稜を降りるルートに変更。
2022年01月09日 10:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/9 10:10
2022年01月09日 10:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/9 10:11
2022年01月09日 10:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/9 10:12
2022年01月09日 10:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/9 10:29
2022年01月09日 10:31撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/9 10:31
2022年01月09日 10:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/9 10:53
2022年01月09日 11:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/9 11:04
2022年01月09日 11:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/9 11:04
2022年01月09日 13:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/9 13:09

感想

【1/8(土)】前夜泊の後、美濃戸口で車にチェーンを装着して美濃戸山荘まで登り、登山開始。今回は4名が小屋泊まり、KGさんだけがテント泊だったので、荷物の差が歴然。改めて雪山装備の大変さを思い知ったが、荷物を分担してあげようという者は誰もいなかった。
赤岳鉱泉で荷物をデポし、ロープと登攀具以外はほとんど空身で大同心稜へ出発した。硫黄岳方面の登山道の途中で大同心ルンゼ方面への踏み跡をトレースし、まもなく左の尾根へ出ると急登が続くが、森林限界を越えると、突然目の前に、巨人のような大同心の姿が目に飛び込んでくる。
大同心の基部からのトラバースが核心部。確保するピンがないのでノーロープで狭い岩場の岩稜を回り込み、急斜面の雪稜を50m程登ると、あとはガバホールドばっかりの岩稜を越えて、大同心の上部雪田に出た。
ここからの眺めは、東側の横岳から硫黄岳へ続く岩稜が素晴らしい。西側には北アルプスの稜線が白く輝き、南側には雄大な阿弥陀岳とそこから優雅に伸びた阿弥陀岳北稜。
もっと風景を堪能したかったが、小屋の夕食が16:30であり、急いで下山を開始した。懸垂下降2ピッチの後、雪稜を駆け下りた。夕食は豚しゃぶとホッケ。赤岳鉱泉はサイコロステーキが有名だが、こちらのメニューもなかなかのものだ。
部屋は大部屋ではなく、幸運にもこたつ部屋をあてがわれた。夕食後はこたつでほっこりしてから就寝。KGさんは一人寒いテントへ帰って行った。
【1/9(日)】一般道から石尊稜への分岐には、はっきりとしたトレースが付いていたが、間もなくトレースがぷっつりと途絶え、膝までのラッセルを強いられるようになって進退窮まり、行くか戻るか悩んだ末に、地蔵尾根へ転進することにした。
地蔵尾根は昨日同様の急登が続き、ばてばてで何とか地蔵の頭に到着。ここからの尾根筋は稜線の西側にいるときは強風に煽られたが、稜線の東側に来ると風はなくなり、富士山や北アルプスの風景を楽しみながら、幾つかのピークを越えて中岳方面へ北上して行くことができた。
中岳を下った鞍部から登山道を逸れて、昨日登った大同心上部雪田に出て、昨日と同じルートで赤岳鉱泉に戻った。
下山後は、例年なら各パーティーがキャンプ場に集まり、テントを張って宴会をしながら登山の話をするのが恒例だったが、今年はKJさんのご厚意で、北八ツの別荘に集まることができた。暖炉のあるリビングで楽しく語らい、卓球大会で盛り上がり、畳の上で寝ることができた。今回の雪山は山小屋と別荘での宿泊。この快適さを経験したら、もうテントには戻れないかもしれない。(KED)
<特記事項>大同心の下りでは、残地の支点から基部のトラバース地点まで約50m、ロープ2本なら1回、1本なら2回の懸垂下降が必要。

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コメント

南八ヶ岳、雪景色と真っ青な空、見事ですね。
2022/1/12 11:01
FumikoHondaさん
天候に恵まれ、大同心稜へ2日も行く事が出来ました。
若い人と登ることができ、リーダー、メンバーに感謝です!!
2022/1/13 0:39
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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体力レベル
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