登り初め&初詣:大輪から霧藻が峰〜三峯神社
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 06:38
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,495m
- 下り
- 811m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:三峯神社西武秩父駅行き乗車、西武秩父駅バス停下車、西武秩父線上り電車乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 ありませんというか、あくまで自分の観点からは危険箇所はありません。 登山ポストは三峰口駅および雲取山登山口に設置されています。 雲取山登山口からは雪道になりますので、軽アイゼンは必須でしょう。 凍結箇所も数多くありますので、転倒に注意。 |
写真
感想
ヤマレコユーザーの皆様、あけましておめでとうございます。
ワタクシの登り初め、霧藻が峰に登りつつ、三峯神社に初詣をして参りました。
大輪バス停で下車、三峯神社遥拝殿を目指します。
着込んでいないと身震いするような寒さ、手元の温度計では5℃でした。
荒川(大血川)にかかる登竜橋を渡り、旧ロープウエイ駅跡にさしかかります。
このロープウエイは2007年12月に廃止されるまで、1939年から70年近くの間運行されてきたと聞いています。
幼少のみぎり、家族とともに三峯神社を訪れた際に乗ったのを始め、学生時代に何度か訪れた経験があります。
今は当時の面影は一切残ってはいません。
駅跡から表参道登山口が始まります。
さぁ登る。
最初は緩やかに高度を上げます。
今回の年末年始休みが長かったため、年末28日に山行して以来のいつものペースですが、29日〜元旦の間、怠惰な飲み食い飲んだくれた日々を過ごしていたため、1週間とはいえ、無駄なものが体中に充満しているような雰囲気です。
心なしかからだが重い。
足が重い。
高度を上げるごとに大杉が出迎えてくれます。
個人的に”苔が原”と呼んでいる苔の群生地にさしかかる。
時間が許せば、ここで寝転んでいたいんだが(笑)
山腹のトラバースに、幾つか橋が架かっています。
その大部分はしっかりした橋なのですが、パイプのみで組まれた橋はさすがに少し緊張します。
山頂や岩場は平気なんだが、人工物の高い場所は苦手。
足早に渡る。
丁目石も目立つ場所に設置されており、参拝者はこの石を頼りに登ったのでしょう。
清浄ノ滝を過ぎ、薬師堂跡につきました。
小休止。
おやつをほおばり、一息つきます。
宮司さんの旧宅を経由し、遥拝殿を目指します。
ここまで他のハイカーの姿は一切無し。
誰とも出会いませんでした。
神社に近づくにつれ、かすかに人の声がします。
遥拝殿に到着。
なんと人、人、人。
神頼みをする人混み、老若男女入り乱れた三峯。
煩悩が歩いているような。。。
ザックを背負い、汗だくになり、息を切らせた自分がまるで別世界の生き物のようで、なんだか恥ずかしくなり、遥拝殿での奥宮への挨拶もそこそこに霧藻が峰への登山口を目指します。
登山口を過ぎてしばらくして、チェーンスパイクを装着。
ここからは軽アイゼンの装備が必要です。
しばらくして、雲取山一泊してきたという女性ハイカーとすれ違いました。
ここから先は白一色だそうで。
二股桧〜炭焼平を通過ししばらく急登。
体が温まってるので、登りはじめよりは多少楽です。
年末年始に食べた餅、飲めないのにしこたま飲んで、へべれけになったお屠蘇、実家で食べまくった年越し蕎麦やおせち料理が、汗とともに抜けていくようです(笑)
地蔵峠に到着。
ここまでの安全を感謝しつつ、手を合わせます。
ここから山頂、休憩所まではもうすぐ。
ここまで、ホントに雪雪白一色。
動物の足跡を探しまくりましたが、確かな足跡は見つからず。
ここまでは、二人組とソロのハイカー2人、併せて4人のハイカーとすれ違い。
山頂に到着。
三角点が寂しく。
残念なのは、植生中で立ち入り禁止区域に足跡があったこと。
確かに立ち入ると眺望が開けますが。。。
休憩所に着きました。
ここに「霧藻が峰」の山頂標識があり、事実上の山頂です。
お昼代わりのパンをむさぼっていると、管理人さんが顔を出してくれました。
「寒いから中で食べなよ」と声をかけてくれましたが、景色を見たいので、と丁重にお断り。
管理人さんはそのまま軒先に腰掛け、色々と話をしてくれました。
暮れからすっとここにいるんだよね、誰も来ないから人恋しくてさ、などと。
この冬、こんなに早く降雪したのは10年ぶりとのこと。
その昔、秩父消防署の山岳救助隊に所属していたこと、昨年の山岳遭難者は最悪だったらしいこと、その他諸々、興味深いあるいは考えさせられる話をしていただきました。
この話、改めて日記にてご紹介します。
(また課題が増えた。。)
さて下山。
雪道を軽快に急降下します。
予想より早く神社に到着。
初詣にふさわしくない出で立ちですが、思い切って本殿へ。
すると本殿の前は行列。
しょうがないので、列から離れてひっそりと(笑)お参りを済ませました。
バスの時間まで少々の時間があったので、和名倉山や遠くに見える雲取山をはじめとする奥秩父の稜線を眺めながら休憩。
15時を回ったばかりなのに、もう陽は和名倉山に沈みかけていました。
バス待ちの間、道中ですれ違ったハイカーとしばしのお話。
飲んだくれてはいられないので、早起きしてきました、とのこと。
一緒です(笑)と返し。
バスが来ました。
いつもは三峰口駅で下車するんですが、今回は時間を計るため、西武秩父まで乗り、西武線で帰宅することにしました。
電車の中でいつものバナナカステラ&新参のどら焼きで、山行の無事を感謝。
今回の成果。
休憩所の管理人さんの、興味深い話を聞けたこと。
小一時間も話をして、時間が経つのを忘れてしまいました。
それと、こんなに早く雪山を味わえたのにも、山の神に感謝(笑)
登り初めとしてはまずまずでした。
来週はどこ行こう、富士を拝みに遠出しようかな。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
新年明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします!
元気で楽しく、今年もよい山歩きをしたいですね♪♪
健康第一!\(^o^)/
新年初歩き、お疲れさまです。
私もそろそろ歩き始めないと。。身体なまりまくりー(笑)
三峰山、狼さんがいっぱいなので好きな山の一つです
霧藻の管理人さん、去年私もお話をしました。
(6月にまた来いと言われてたんだけどタイミングを逃してスッポかしてしまいました……)
週末だけ登ってきて小屋に泊まると仰ってましたけど、年末年始はずっと詰めてらっしゃったんですねぇ。
あの辺りだと結構登山者が居そうなもんですが、人恋しいほど空いてたんですかね、行けば良かったな〜
コメントありがとうございます。
管理人さんですが、噂では雲取山荘のご主人とご兄弟とか??
色々お話をさせてもらって楽しかったです。
今年は降雪が早く、自分が登った前の晩には40儿澆辰燭箸!!
薪を割るのを怠けたせいで、小屋で年を越してしまったそうです(笑)
奥宮への分岐から霧藻まではホントにオオカミが居そうで、ちょっと変わった雰囲気の山ですねぇ。
しばらく白一色なので、mizさんも是非再訪されてみては??
では、お休みなさい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する