紅葉真っ盛りの八甲田山

2013年10月10日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.7km
• 登り: 462m
• 下り: 875m

コースタイム

8.45ロープウェイ山麓駅ー9：15山頂駅ー9：30田茂やち湿岳ー10：20赤倉岳ー10：40井戸岳ー11：00大岳避難小屋ー11：25大岳頂上ー13：00毛無岱ー14：10酸ヶ湯温泉

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス

コース状況／危険箇所等

非常によく整備されており危険な個所はありません。

写真

10/10 8:44

朝起きると真っ青の大空

10/10 9:16

ロープウェイは超満員で写真を取るのも大変

10/10 9:17

10/10 9:28

10/10 9:32

10/10 9:34

10/10 9:51

10/10 9:56

10/10 9:57

10/10 10:20

赤倉岳

10/10 10:21

10/10 10:37

10/10 10:40

10/10 10:41

井戸岳

10/10 10:43

10/10 10:45

10/10 10:55

10/10 10:59

大岳避難小屋にザックをデポして身軽で大岳へ

10/10 11:18

10/10 11:24

大岳頂上

10/10 12:25

10/10 12:30

10/10 12:35

10/10 12:36

10/10 12:40

10/10 12:41

10/10 12:42

10/10 12:43

10/10 12:47

10/10 12:48

10/10 12:50

10/10 12:52

10/10 12:57

10/10 13:00

下毛無岱は聞きしに勝る見事な紅葉

10/10 13:01

10/10 13:01

10/10 13:02

10/10 13:03

10/10 13:04

10/10 13:09

10/10 13:09

10/10 13:10

10/10 13:10

10/10 13:11

10/10 13:11

10/10 13:12

10/10 13:13

10/10 13:14

10/10 13:15

10/10 13:26

10/10 13:37

10/10 13:37

10/10 13:41

10/10 13:54

10/10 14:10

酸ヶ湯温泉でさっぱり。

10/10 14:57

10/10 15:22

撮影機器：

Canon EOS Kiss X2 Canon

SBM200SH SHARP

感想

kousukedon

ロープウェイ乗場は宿泊した山荘のすぐ目の前。朝、散歩したときよりもさらに快晴。始発は9時。その15分前に行ったら観光バスが止まっていてすでに長蛇の列。でも101人乗りのロープウェイでなんとか始発に乗ることができた。ラッシュアワーのようだが。ロープウェイから見る景色はこれまた何とも言えない見事な紅葉。でもロープウェイが満員でろくに写真を撮ることができなかった。まず田茂萢岳（たもやちだけ）へ。ピークはすぐ。後ろに何十人の団体がいるので早めに出発。10月なのでもっと寒いかと思いきや半袖で全然問題なし。田茂萢(たもやち)湿原(しつげん)を通って赤倉岳へ。紅葉はそれほどなく新緑のような美しさ。井戸岳の噴火口を見ながら避難小屋に下っていく。何度も振り返りシャッターをきる。毎度のことながら家に帰ってみると同じ写真ばかりか？大岳避難小屋で荷物をデポして、大岳山頂へ。身軽なので足取りも軽い。山頂の看板のところで誰かに写してもらおうと見回していたら、似たようなおじさんがいたのでお互いに取り合った。昼食後、ふとさきほど写真を撮ったところを見ると、そのおじさんは下山する間際に別の人にもう一回同じ写真を撮ってもらっていた。あれ？さっき撮った写真は失敗したか？毛無岱(けなしたい)を下る紅葉は「日本百名山」にあった写真の通りだった。何なんだこれは！というより他ない。こんな景色は生まれて初めて見た。自然が作り出す紅葉。あまりにも美しい。
深田久弥は、日本百名山で次のように言っている。
「これほど美しい高原は滅多にない。豪華な絨毯を敷いたようなその原には、可憐な沼が幾つも点在し、そのわきには形のいい匐松(はいまつ)が枝を広げている。」
「本州の一番北にある山だけあって・・・・・」　八甲田山は標高1500メートルを少し超えた山であるからそれほど高い山ではない。しかしその「頂上はコケモモやガンコウランの褥(しとね)を敷く高山帯である。」「しかしバスで駈け抜けるだけでは、八甲田山の良さはわからない。登山というより逍遥に適したこの山は、ゆっくり自分の足で歩いて、高山植物の咲き乱れる大きく豊かな斜面や、鏡のような池塘(ちとう)を象(ぞう)嵌(がん)した原や、異様な形をしたアオモリトドマツの林や、そんな場所をめぐってこそ真価が納得できよう。」
あまりの美しさを自分の表現ではあまりに物足りないので、ついつい日本百名山の引用が長くなってしまった。
酸ヶ湯(すがゆ)温泉(おんせん)ひば造りの千人風呂に入った。ひば造りお風呂はなかなか風流で、昔のよき時代のままである。湯は白濁色で奥の方に打たせ湯がある。広い建物に大きな湯船が二つ。小さな看板で湯船ごとに左側が男湯、右側が女湯となっている。男女の仕切りは何もない。ただ奥の方の湯船は部分的に見えないようについ立がある。八甲田の紅葉をこれでもかというほど堪能できた。
酸ヶ湯温泉から青森行きのバスは登山客でいっぱいであった。