十石山 山頂ホワイトアウト&強風
- GPS
- 04:55
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,155m
- 下り
- 1,147m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 4:55
天候 | 快晴→山頂はホワイトアウト&強風→曇り・小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【駐車場〜登山道入口】 ・雪たっぷりでシール歩き。 【登山道入口〜湯沢ノ平】 ・トレースばっちり。一部独自ラッセルは踝上から脛程度。 ・湯沢ノ平は起伏多い。帰路は歩きが入る。 【湯沢ノ平〜山頂】 ・樹林帯の末端までトレースばっちり十石ハイウェイ。 ・2400位でホワイトアウト&強風。2430からはGPS頼り。 ・山頂は西からの風となる(昨年、一昨年)。強風時には山頂へのアプローチは直下若しくは西寄りとし西進しない方が良い。 【滑走】 ・小屋脇で換装しホワイトアウトで滑走開始。 ・樹林帯はパウ〜重パウ滑走。 ・湯沢ノ平は片足シールでスイスイ。 ・林道除雪作業中のブルがいる場合は距離を確保して待つ。 |
写真
感想
先週も多忙で睡眠不足。十石山を予定していたが行くのを辞めようかとも思った。平湯側からを予定していたが、11時頃には西から天気が崩れそうなので白骨温泉側からとした。40分寝て自宅を3時30分過ぎに出発。6時少し前に消防小屋付近の駐車場に到着すると2台の先着車が駐車するところだった。現時点では3台の駐車スペースしか取れなさそうだ。
出発準備をしていたスキーヤーとご挨拶。少しお喋りしていたらatsupiさんでした。自分は腹ごしらえをしてから出発準備をする。前日の入山者が無ければラッセル必至だろう。atsupiさんに追いついてラッセルに加わらないと。。。と、この時は思っていた。
睡眠不足と疲労であまり元気はないが6時20分スタート。
林道を暫くシールで歩き登山道に取付く。前日までの入山者のトレースもあるが、新しいトレース(おそらくatsupiさん)はラッセルをしてトレースを延ばしていた。
湯沢ノ平手前の急斜面で早くも脚が出なくなり歩いては止まるを繰り返す。これではとても追い付けない。一部独自ラッセルをすると踝上から脛ラッセル。湯沢ノ平にあがると前日までのトレースと合流しハイウェイが仕上がっていた。起伏もあり帰りは結構歩きそう。前日までの滑走にもカニ歩行が混ざっている。
エネゼリーを早目に投入したりするが一向に脚が出ないので帰りたくなった。休み休み尾根を登り森林限界手前でミドルを着込み、テムレス、サングラス装着。この時はまだ快晴、弱風だったので穏やかな登頂になるのではと期待していたのだが。。。
振り返ると八ヶ岳連峰の編笠山方面から赤岳に向けて雲が掛かってきている。左側の乗鞍岳は既にガスの中。山頂直下には雪煙が舞う中、山頂直下を東寄りから詰める先行者の姿が見える。森林限界を超えると上方が徐々にガスに包まれ風も強くなる。
2400過ぎでホワイトアウトとなり足元のトレースしか見えなくなる。2430位からはそのトレースも強風で飛ばされ見えなくなりGPSを頼りに登る。山頂東寄りからのアプローチの為、西からの強風をもろに受ける。右側にあるはずの小屋も全く見えない。
何も見えない十石山登頂〜。
昨年は強風、一昨年は爆風ではあったが眺望は良かった。今年は真っ白の世界だ。
風除けにできる段差も雪で埋まっているのでシールのまま小屋まで行き換装する事とした。小屋も見えないので行動は全てGPS頼り。
小屋脇でシールを剥ぎ滑走モードへ換装すると先程までの完全ホワイトアウトから少しはマシになる。GPS片手に登行ルート側に滑走する。次に狙いを定めて80m位滑走するがルートを外してしまった。まだホワイトアウトで先は見えないので再びGPS片手にトラバース気味にルートへ復活を試みると、2400で一気に視界が出て樹林帯が見えた。これで一安心。
あとは登行ルートを意識しながらパウ滑走。日射を受けているのでドライパウダーでは無いが快適に白い粉を撒き散らす。
登行時は脚が出なかったが滑走する脚は別物なのか。おやつは別腹みたいな感じか。
湯沢ノ平はアップダウンに難儀するので片足だけシールを貼りスイスイ進む。台地の末端からの急斜面は重パウだがノートラックの斜面を見つけてシュプールを刻む。あとはトレースに合流して嫌らしい片斜面をこなしたら登山道取付きから林道へ出る。
林道滑走をしているとブルが除雪作業中だったので後方の離れた場所で暫く待ち、オペさんからの「行っていいよ」の合図で滑り出し、すれ違う際にお礼を言う。
除雪後は一部小石混じりになる事が有るので気を付けて滑走していたが最後にガリってしまった。。。登行はイヤイヤ、滑走はノリノリで駐車地へ無事下山。
帰宅後は全面凍結している自宅前道路の氷剥し。何気に今日イチ疲れた。
お疲れ様でした。
コメント
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お疲れ様でした。
ご一緒できなくて残念です。
登山口を通り過ぎてその先で合流するつもりが、リボンに誘われ尾根へ登り上げてしまいました。
余計なアルバイトをしてしまい登山道に合流するも多分前日のトレースを使わさせていただきましたが
スキーのトレースの上にツボ足ボコボコで、苦戦し早くTakkarinさんに追いつこうと頑張りましたが、追いつきませんでした。まだ1時間前は青空が見えていたんですね!
またどこかでご一緒できるといいですね!
十石山お疲れ様でした。
林道を行き過ぎていたのですね。自分も昨年やらかしました。
後続の方のレコも見ましたが、おそらく自分が山頂に取り付いている時が一番の悪天だったのかと。
滑走はやや重ながらもパウで楽しかったですね。
またお会いした際には宜しくお願いします。
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