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Yamareco

記録ID: 3928117
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

平ヶ岳   -天井の楽園にひとり寝転ぶ-

2016年06月26日(日) ~ 2016年06月28日(火)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
28.0km
登り
2,445m
下り
2,436m

コースタイム

1日目
山行
13:40
休憩
0:50
合計
14:30
3:40
120
5:40
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60
6:40
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0
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7:30
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11:40
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12:10
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170
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16:10
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過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
那須塩原〜鷹巣登山口
コース状況/
危険箇所等
(前坂)
 尾根上の両側が切れ落ちている狭い登山道でした。砂礫まじりの急斜面なので、疲れている下りは特に注意!

(キャンプ場) 池ノ岳〜平ヶ岳
 雪が解けたところから、水が流れていました。給水をしました。

(台倉清水)
 水が細く、飲料用にはそのまま使えないようでした。
急な登りを登ってゆくと、展望が開けてきました。
急な登りを登ってゆくと、展望が開けてきました。
下台倉山
ここまで結構な登りでした。
下台倉山
ここまで結構な登りでした。
台倉山
あとで大変な間違いをすることになります。
台倉山
あとで大変な間違いをすることになります。
台倉清水
清水はチョロチョロ。ほとんど溜水。ここから、ちょつと下りたところにありました。
台倉清水
清水はチョロチョロ。ほとんど溜水。ここから、ちょつと下りたところにありました。
白沢清水
池の岳が見えてきました!
池の岳が見えてきました!
池ノ岳直下
 シャクナゲの花が満開
池ノ岳直下
 シャクナゲの花が満開
池の岳をぬけると、突然、視界が開けました。目の前に、姫池が広がっていました。
池の岳をぬけると、突然、視界が開けました。目の前に、姫池が広がっていました。
姫池
 背景は平ヶ岳
姫池
 背景は平ヶ岳
山頂へ続く木道
平ヶ岳山頂
山頂からつきあたり
山頂からつきあたり
山頂から
どこまで広がっているのだろう。この頂上台地は・・・
山頂から
どこまで広がっているのだろう。この頂上台地は・・・
山頂から
 遠くに見えるのは、越後駒ヶ岳か。ゆっくりと、このまま昼寝をしていたい!
山頂から
 遠くに見えるのは、越後駒ヶ岳か。ゆっくりと、このまま昼寝をしていたい!
キャンプ地付近
清水が豊かに流れていました。
キャンプ地付近
清水が豊かに流れていました。
玉子石方面への登山道が続いています。
玉子石方面への登山道が続いています。
姫池が遠くに浮かんでいる。
姫池が遠くに浮かんでいる。
前坂の急なくだり。先の尾根は細いくだりでした。
前坂の急なくだり。先の尾根は細いくだりでした。
きれいな花です。つつじの一種でしょうか。
きれいな花です。つつじの一種でしょうか。
滑りやすい急な前坂のくだり
この後、両側が切れ落ちた細い尾根をくだりました。
滑りやすい急な前坂のくだり
この後、両側が切れ落ちた細い尾根をくだりました。

装備

個人装備
ツェルト レスキュ−シ−ト GPS
備考 台倉山まで下山して休憩。再出発の時、気のゆるみから方角を間違え再度池の岳へ。予定より3時間ほど余分に歩いてしまった。反省。

感想

前日、新幹線に乗って大宮駅から那須塩原駅へ。那須塩原駅の駅近くで、レンタカ−を借りて、那須塩原駅から鷹巣登山口に移動しました。結構、車で時間がかかりました。3時間ぐらいかかりました。鷹巣登山口で車中泊しました。

 長い行程ですので、翌朝、まだ暗い4時前にクマ鈴を鳴らしながら登山口を出発しました。前坂の急登をロ−プを掴みながら登りきり、下台倉山まで2時間ほどで到着しました。ここからは尾根歩きでした。
 台倉山、台倉清水、白沢清水まで下台倉山から約2時間かかりました。
 しばらくすると池ノ岳の急な登りでした。登りきると、池ノ岳。白沢清水から1時間ほどでした。池の岳の斜面には、シャクナゲの花が沢山さいていてきれいでした。
飛び出したところが、姫池。水を一杯たたえ、青くひかっていました。その向こうには、平ヶ岳山頂に続く道が伸びていました。美しい光景です。
 山頂には、キャンプ場経由で行きました。雪がまだ豊富にあり、雪解け水が勢いよく流れていました。ここで給水しました。
 木道を登ってゆくと山頂でした。
 山頂は展望があまりよくないので、さらに木道の切れるところまで、登ってゆきました。そこからは、雪を抱いた越後の山々や平ヶ岳の頂上台地の広い層毛が広がり、花が咲きはじめていました。青い空の下、のんびりと食事をして休みました。

 下山は、山頂から別ル−トで池の岳にくだりました。キャンプ場の方にゆき、豊富に清水が流れていたので、十分給水しました。雪解け水で冷たく気持ちよかったです。姫池や池の岳を経由して、下山を始めて2時間ほどで台倉山に着きました。ここからは登山口まで間近です。
時刻はまだ12時過ぎ。ゆっくりと休憩してから下山することにしました。

 さて、出発。しかし、何を勘違いしたか、同じ道を引き返してしまったようです。台倉清水、白沢清水とこえ、池ノ岳の登りを登り始めてしまいました。この間、登山者とずいぶんすれ違いました。すれ違った登山者は、これから山頂に登ってゆくものとばかり思っていました。実際には、皆、山頂から下ってきた登山者でした。山頂近くになり、ようやく変だなど気づいた。山頂から登山者かけおりてきたので、下山方向を聞いてみてびっくりしました。それでも少し登って行って確かめると、シャクナゲの咲く池ノ岳でした。大分時間をロスしました。いっぺんに疲れが出てきました。
 時刻は、まだ14:00ころでした。気を取り直して、下山をはじめました。台倉清水まできて水が残り少なくなったので、給水しました。清水と言ってもちょろちょろ流れているほどで、ほとんど溜水に近い感じでしたが、これからまだ下りは長いので、安心のために十分補給しました。水が細いので、結構時間がかかりました。台倉山にやっと15:20に到着しました。結局、3時間ほど時間をロスしたようです。台倉山には標識案内はありません。今度は間違えないように、下る方向をちゃんと確認しました。慎重に、下台倉山にくだってゆきました。1時間ほどで下台倉山に到着しました。
 ここから、前坂の急な下りが始まります。疲れてへろへろになった足を運びながら前坂の急な下りをロ−プで安全を確保しながら慎重にくだってゆきました。くだったところに、両側が切れ落ちた細い尾根をトラバ−スするところがありました。落ちないように慎重にわたり切りました。かなり疲労していましたが、集中力はまだ途切れていません。
 ここからも、長い下りは続きましたが、沢にまで到着。どうにか下山しました。
下山したのは、18:10。14時間半に及ぶ長い登山となりました。前坂の急な下りや狭い尾根では、相当足が疲れていましたが、何とか下山しました。下山して、間もなく暗くなり始めました。
 下山して、まずは腹ごしらえをしました。それから、尾瀬に向かいました。尾瀬方面に向かうときは、真っ暗になっていました。
 帰路は、桧枝岐の露天風呂につかり、登山の疲れをゆっくり癒して帰りました。
もう真っ暗でしたので、もう一泊車中泊をして帰りました。

ハプニングはありましたが、頂上台地の遊歩道の突き当りからの景色はすばらしかった。残雪の越後の山々が、花が咲き始めた頂上台地の先に見えました。頂上台地がずっと広がり、池塘が光っていました。美しい景色でした。
空は青く天気はいいし、いつまでもずっとこうしていたい気分でした。
記憶に残る山旅となりました。

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技術レベル
2/5
体力レベル
5/5

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