槍ヶ岳(中崎山・大丸山・奥丸山・槍ヶ岳・樅沢岳)
- GPS
- 33:11
- 距離
- 32.1km
- 登り
- 3,094m
- 下り
- 3,087m
コースタイム
(2日目)6:00槍ヶ岳山荘-6:40千丈沢乗越-9:15樅沢岳9:40-10:05双六小屋-11:10小池新道への分岐-11:45鏡平12:05-13:55左俣林道-15:20駐車地点
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新穂高から尾根に上がるまでは、梯子が傷んだままになっていたりしましたが、登るのに支障はありませんでした。尾根もヤブの箇所は無く、普通に歩けました。 左俣林道から奥丸山へ登ってくる登山道と合流した後は、良く整備されていました。 奥丸山から千丈沢乗越までも登山道はしっかりしていましたし、展望もよいので気持ち良く歩けました。 |
写真
感想
槍ヶ岳は、中崎尾根を使って登ってみたいと、ずいぶん前から思っていました。でも、自分の持っている地図(2001年版で古いですが)には「中崎尾根の道は荒廃し登降困難」とあります。
最近は、奥丸山から槍ヶ岳は良く歩かれているみたいなので、左俣林道から奥丸山へ行き槍ヶ岳へ登る計画を考えていましたが、9月のヤマレコで奥丸山から中崎尾根を下ったという記録を見ました。荒廃して歩けないということもなさそうなので、中崎尾根で槍ヶ岳に登ってみることにしました。
過去に槍ヶ岳に飛騨沢から1日で登った時は、頭痛がしてかなり辛い目にあったので、今回は槍平小屋で1泊も考えましたが、奥丸山から下りてまた、登り返さなければいけないので、とりあえず奥丸山に着いた時点の時間と体調で判断することにしました。
登山日は、連休の中日になったこともあり新穂高の駐車場は朝から満車でした。しかたないので林道脇に車を止めて登りました。登山口は中崎山と書かれた標識があり直ぐにわかりました。
中崎山の道は、梯子は朽ちていましたが、荒廃という程ひどくはありませんでした。時々笠ケ岳の方面が見えますが、大丸山に着くまでは展望は良くありませんでした。
大丸山から右の方に分岐する道を行くと眺めの良い場所があります。木の隙間からしか見えなかった槍ヶ岳もここからは良く見えます。朝は食欲が無かったのでここで少し遅い朝食にしました。
大丸山から奥丸山までは、きつい登りでした。途中で左俣林道からの道と合流すると他の登山者にも合うようになりました。
奥丸山に付いた時点で時間にも体力にも余裕があったので槍ヶ岳まで行くことにしました。ここから先は、眺めが良く、道の状態も悪くないので気持ちの良い登山ができます。ただ、登っていくと槍ヶ岳がだんだん隠れてしまうのが残念です。最近は、整備に力を入れているのか、登山道修復用の資材も置いてありました。
千丈沢乗越への登りに差し掛かると傾斜が急になってきます。頭痛が起きないように、ゆっくりゆっくり登りました。千丈沢乗越で昼食をとり、槍ヶ岳を目指しましたが、ここからの登りも時間がかかりしんどかったです。
1日目で槍ヶ岳まで来られたので翌日は西釜尾根を下り新穂高に戻ることにしました。朝は槍ヶ岳の頂上に登っている余裕はないので、小屋で宿泊の手続きを済ませて頂上に登りました。今まで梯子も鎖場も怖いと思ったことは無かったけど、今回は少し怖いと思いました。前回が12年前なので、年を取ったということでしょうか。
翌日は、小屋の前で日の出を見て出発しました。小屋には、たくさんの人が泊まっていましたが、西鎌尾根に向かう人は少ないようでしたし、途中ですれ違う登山者も多くはありませんでした。
また、コースは思ったよりアップダウンがきつく疲れました。双六小屋からの登り返しでは、足がつりそうでしたが、なんとか小池新道の分岐までたどり着きました。
この辺りから雲が出始めました。せっかくここまで来たのだから鏡平から槍ヶ岳が見たいと思い、急いで下りました。その甲斐があって池に映る槍ヶ岳を見ることができました。
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