氷ノ山(わかさ氷ノ山スキー場 IN)三の丸辺りで撤退
- GPS
- 03:43
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 294m
- 下り
- 721m
コースタイム
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 3:41
天候 | 曇り 気温は-4℃ 稜線は強風とガスで、視界ゼロ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
Workman メリノウール100%
Mont-Bell ZioラインEXP
Mont-bell ウィックロンZioサーマル ジャケット
Mont-Bell U.L.サーマラップパーカー
Mizuno ブレスサーモ タイツ
Workman パンツ
岡本 CrossPro5本指ソックス
|
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備考 | 12本爪アイゼン |
感想
山仲間3人と共に鳥取県と兵庫県の県境に位置し、日本二百名山にして兵庫県最高峰である氷ノ山を目指す。
しかし、道中のトラブルもあり、登山口(わかさ氷ノ山スキー場の最上部)での時刻はすでに10:18。
山頂まで辿り着くには時間的猶予はあまりない。
登山を開始。登り始めから雪量は多い。
標高は1192m。辺りの樹木は霧氷を纏っている。足元の積雪は時々踏み抜くことはあるが、よく締まっておりアイゼンで歩を進めることができる。
スノーボードを背負った方が下山してくる。
「稜線に出ると、ガスで視界が悪く、強風」とのことで、バックカントリー滑走は諦めて下山してきたとのこと。
想定はしていたが、氷ノ山登頂に暗雲が立ち込める。
標高が上がってくると、樹木を覆う雪の量は一段と多くなり、常緑樹は樹氷となっており、スノーモンスター化が進んでいる。
足元の雪は、クラスト化しており「サクサク」とした踏み心地が心地よい。
ここでソロ登山者と遭遇。
「ガスでルートがはっきりしない」とのことで、途中で折り返してこられたとのこと。ここからはソロ登山者さんも加わって5名で山頂を目指す。
「一体感」「仲間意識」。こういう『出会い』があるから山は面白い。
樹林帯を抜けるとガスによりホワイトアウトしている。本ルート経験者のナビゲートの元、かすかに残るトレースとGPSを確認しながら進んでいく。
樹木などの目印がガスに隠れているため、かすかな不安を感じる。
途中の避難小屋は扉が開かない。
ソロさんは新しいMSRスノーシューでサクサク快調に進んでいくが、我々のペースはあまり上がらない。
三の丸を超え、500mほど進んだところで「撤退」を判断。
タイム的にはあと40分くらい。標高としてはあと50m。距離にして1.5km。
行って行けない距離ではない。ただ、こういう判断もまた「良し」
また、青空の日にあらためて登りに来ようと思う。
ソロさんも一緒にここから折り返す。
樹林帯まで戻ってくると風が無くなるため体感温度はずいぶんと温かく感じる。
写真を撮る余裕も出てきた^^
そして、ガスが晴れる。眼前には麓のスキー場や向かい側の山々が望める。
振り返ると稜線はガスの中。
そういうもんだ。^^
下からテント装備の3名パーティが登ってくる。
明日の天気回復、モルゲンロートを期待して山頂手前でテント泊をするとのこと。
晴れるといいね^^
リフト降り場まで戻ってきた。
スキー場は風もなく、ガスもなく。^^
コース脇を下りつつ、ヒップそりを楽しむ。
初めてやってみたが、ザックが干渉してうまく滑れない。
「これもなかなかテクニックが必要なんだな。」と実感。
ヒップそり歴6年の先輩のありがたいアドバイスを頂戴して、ちょっとだけマシになってきた。
ありがとう^^
山頂は踏めなかったけど、いろいろ勉強になったし、ヒップそりはたくさん笑えたし、下山後のランチもワイワイして、とても楽しい山行でした。
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