記録ID: 3959580
全員に公開
山滑走
霊仙・伊吹・藤原
伊吹山
2022年01月30日(日) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 03:45
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,174m
- 下り
- 1,154m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 3:39
10:35
・山スキー26日目。ゲレンデ5日。
・今日の気付き
スキッドの応用でターン、滑走する方法は、スピードや方向、ターンのコントロールはしやすいが、パワーが必要で疲労する。対して、エッジで雪面を切るように滑走、ターンすると、ブレーキが掛かりにくく、スピードが落ちにくい反面、足でブレーキをかけないので疲労しにくい。また、登山道のボコボコ雪面などもエッジで切るように横切ることで、凹凸を拾いにくく板がガタガタしない。エッジで滑走するときは、滑走コースを工夫することで、スピードを調整すると良いかもしれない。
・課題
まだ前傾姿勢になりきれていない。ブーツのタンへの加重が上手く使えていない。
フォールラインにきちんと上半身が向いていない。
○今回、雪の下から水が流れる音がしたが、これは全層雪崩の兆候といえる。
以前、以下の日記△量免生表層雪崩のところで整理
https://www.yamareco.com/modules/diary/303466-detail-203906
その他、日記
https://www.yamareco.com/modules/diary/303466-detail-203904
○急斜面で太陽光の影響が強く融雪が進むことについて
https://www.yamareco.com/modules/diary/303466-detail-203958
・今日の気付き
スキッドの応用でターン、滑走する方法は、スピードや方向、ターンのコントロールはしやすいが、パワーが必要で疲労する。対して、エッジで雪面を切るように滑走、ターンすると、ブレーキが掛かりにくく、スピードが落ちにくい反面、足でブレーキをかけないので疲労しにくい。また、登山道のボコボコ雪面などもエッジで切るように横切ることで、凹凸を拾いにくく板がガタガタしない。エッジで滑走するときは、滑走コースを工夫することで、スピードを調整すると良いかもしれない。
・課題
まだ前傾姿勢になりきれていない。ブーツのタンへの加重が上手く使えていない。
フォールラインにきちんと上半身が向いていない。
○今回、雪の下から水が流れる音がしたが、これは全層雪崩の兆候といえる。
以前、以下の日記△量免生表層雪崩のところで整理
https://www.yamareco.com/modules/diary/303466-detail-203906
その他、日記
https://www.yamareco.com/modules/diary/303466-detail-203904
○急斜面で太陽光の影響が強く融雪が進むことについて
https://www.yamareco.com/modules/diary/303466-detail-203958
天候 | 晴れ 気温は登山口で2℃ 山頂は多分0℃位。ずっとほぼ無風でした!! |
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過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス | 三ノ宮神社横の民家の駐車場に駐車(500円)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場〜1合目:雪はほぼ無く石がでており、泥道となっている。登り、下りともシートラ。 ・1合目〜山頂まで雪あり。昨夜、数僂寮兩磴あった模様。1合目から山頂まで5〜10cmの緩めのクラスト層あり。朝から気温が高いので、クラスト層もちょうどよい程度に雪が緩んでいて、板が良く滑った。雪質は降雪がない状況としては最高に良かった。表層の柔らかい雪の下の締まった雪も融雪が進んで緩んでいてそれほど硬くはなかった。恐らく、昨日から緩んだ雪が夜間の間に再凍結しきらずに状況維持のまま今朝まで残ったのだろう。8合目あたりで、その締まっている雪の層が溶けて、ストックで叩くとチャラチャラと水が流れる音がする区間があった。周囲を見ると8〜9合目あたりで溶けだした水が雪を濡らして直径10m程度、べたっとなっている場所が数箇所確認できた。斜度がきついため、冬季の太陽光の角度がちょうど直角になり、表面温度が高くなったためだろう。これ以上、雪が溶けだすとスラッシュ雪崩のようになって危険な雪となる可能性がある。 シールハイクで板はほぼ沈まず、シールも良く効いたが、6合目から上は踏み跡や表層の雪の下が硬くクラストしている可能性があったため、ブーツのままシートラで山頂まで登った。実際の雪の硬さはブーツで蹴り込めば気持ちよく刺さる柔らかい雪で、とても登りやすかった。 滑走は安全パイで西尾根から。今日の雪質ならば雪崩もなく、転んでもすぐに止まるだろう。ドロップポイントあたりはザラメ雪で若干硬い範囲もあったが、問題ない硬さだ。それでも初心者の自分は、念のため横滑り(スキッド)中心で、斜度のきつい僅かな区間は横滑り、スキッドで通過した。そこ以外は、慎重にターンして滑走し、まばらな素晴らしいツリーラン区間を、心の中で、「最高だ!!最高だ!!」と叫びながら滑走した。 今日の雪質ならば、西尾根経由で山頂までシールハイク可能だったろう。但し、その時間帯は結構タイトだったかもしれない。 |
写真
とうとう先日、49歳になってしまった。
そして49歳最初の山スキーも伊吹山!。
どんだけ好きなんだ俺!!伊吹山!!
それでも、今週は珍しく日曜だけとしました。
色々、諸事情あるんです(笑)。
そして49歳最初の山スキーも伊吹山!。
どんだけ好きなんだ俺!!伊吹山!!
それでも、今週は珍しく日曜だけとしました。
色々、諸事情あるんです(笑)。
1合目。ここからは、まだ雪、つながってます。
シールハイク開始!
すると、ここで板を履いている間にシートラで追いついてこられた方が!ご挨拶をして登っていきますが、どうも自分と同じペースだ。後で知ったのだがkenkichi04さんだった。
シールハイク開始!
すると、ここで板を履いている間にシートラで追いついてこられた方が!ご挨拶をして登っていきますが、どうも自分と同じペースだ。後で知ったのだがkenkichi04さんだった。
結局、ここまでずっとkenkichi04さんとペースが同じ。ずっと同じペースなものだから、ずっとお話をしながら登る結果となった。ここまで同じペースの方にはお会いしたことがない。二人でびっくりする。
これは素晴らしく楽しい滑走ができそうだ。
しかし、8〜9合目で雪の下を水が流れる音がした。これ以上、気温が上がると穴が開いて落ちたり、スラッシュ雪崩が発生するかもしれない。地面と雪の間に大きな空間ができて、全層雪崩?!とまでいく前に、きっと雪はなくなるのだろう。ここは伊吹山。標高低く、気温が一気に上がっていくだろうから。
しかし、8〜9合目で雪の下を水が流れる音がした。これ以上、気温が上がると穴が開いて落ちたり、スラッシュ雪崩が発生するかもしれない。地面と雪の間に大きな空間ができて、全層雪崩?!とまでいく前に、きっと雪はなくなるのだろう。ここは伊吹山。標高低く、気温が一気に上がっていくだろうから。
kenkichi04さんは中央ルンゼからドロップしようとしていたが、自分はまだ自信がないので、「自分は念のため西尾根を行くので、先に行って下さいね」とお伝えすると、「自分はいつでも来れるから、西尾根から行きますよ」とのご返答。
優しいお方でした。
優しいお方でした。
そして、kenkichi04さん、シュラッっと刀を抜くように、直滑降で弾丸のように落ちて行った・・・。速すぎて写真に収められない。シュラ、シュラッっと左右に揺れて、そのままエッジだけで落ちていく。木々の間を縫いながら。
素晴らしく美しい滑りだ!!滑走するのを忘れて見惚れる。
素晴らしく美しい滑りだ!!滑走するのを忘れて見惚れる。
弾丸滑走。
この間、1、2秒か?
本当に瞬間移動だ!
そして、時たま方向転換した時のシュプールの跡がおかしい。ありえない軌跡で雪が削れている。凄いスピードで直角というか鋭角に方向転換している。ターンというよりステップだ!
この間、1、2秒か?
本当に瞬間移動だ!
そして、時たま方向転換した時のシュプールの跡がおかしい。ありえない軌跡で雪が削れている。凄いスピードで直角というか鋭角に方向転換している。ターンというよりステップだ!
それにしても、ここのツリーラン、素晴らしく気持ちが良い。
自分もkenkichi04さんのシュプールの後を追う。
なるほど!!なるほど!!・・・と色々学ばせていただく。
エッジで雪を切るように滑っているんだ!!
横滑りなんて、本当に最小限しか使っていない。
滑走ラインでスピードをコントロールしている感じだ。
自分もkenkichi04さんのシュプールの後を追う。
なるほど!!なるほど!!・・・と色々学ばせていただく。
エッジで雪を切るように滑っているんだ!!
横滑りなんて、本当に最小限しか使っていない。
滑走ラインでスピードをコントロールしている感じだ。
kenkichi04さんが滑ると、登山者はほぼ間違いなく振りかえる。
あるものは脅威の目で、あるものは羨望の目で・・・。
そしてあるものは歓声を上げる。
「す・・・、すっげえ・・・」
「かっこいい・・・」
皆、目が釘付けだ!!
登山者の踏み跡、ギタギタ斜面も、エッジだけで滑走して凸凹を拾わずかっ飛んで行く。
まるで圧雪バーンのゲレンデを最高速で滑っているようだ。
あるものは脅威の目で、あるものは羨望の目で・・・。
そしてあるものは歓声を上げる。
「す・・・、すっげえ・・・」
「かっこいい・・・」
皆、目が釘付けだ!!
登山者の踏み跡、ギタギタ斜面も、エッジだけで滑走して凸凹を拾わずかっ飛んで行く。
まるで圧雪バーンのゲレンデを最高速で滑っているようだ。
撮影機器:
装備
個人装備 |
ジオラインMWシャツとカシミヤウール下1枚
モンベルウィックロンジオサーマルロング
モンベルのジオラインバラクラバ2枚(使用せず)
ミズノの化繊帽子(使用せず)
防寒テムレス2セット
インナー手袋
ハードシェル上下
スキー板(K2クンバック)
スキーブーツ(マエストラーレ)
ザック(モンベルチャチャパック45)
パン1個(消費せず)
非常食(柿の種)
飲料0.5L(0.3L消費)
ヘッドランプ(レッドレンザーMH5を2個)
GPS(ガーミンmap66sを2個)
スマホ
BDウィペット(直径12cmのスノーバスケット)
ココヘリ
防寒着(化繊ジャケット)
ツェルト(juza)
モンベル12本爪アイゼン
ゾンデ(モンベル240cm)
スコップ
自作スノーソー
ゴーグル
ヘルメット
シール(ポモカ)
合計11.5kg(板
ブーツ
シール
ウィペット除く)
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感想
今日、たまたま1合目から同じペースで同行させていただいたkenkichi04さんは、ドロップポイントから直滑降に近いシュプールで木々の間を弾丸のように、かっ飛んでいった。素晴らしく美しい滑走とラインで見惚れた。そしてはるか遠くで弾丸滑走して離れていく姿を見て我に返り、「マジか!!凄え!!」と笑いが込み上げた。その後は1合目まで素晴らしく板がすべり、あっという間だった。
とんでもなく美しい滑りを見られたことが、今日一番の思い出だ!
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先日はありがとうございました‼️
ペースが同じだとさくさく登れてとても楽しかったです😃何より、greenriverさんのキックステップがすごく上手くて、直登めっちゃラクさせてもらいました💕ありがとうございました‼️
また滑りに行きますので、ご一緒できたらその時はよろしくお願いします🤗
こちらこそ楽しかったです。
ありがとうございます。
ちなみに、明日、行くかもです(笑)。
カチカチなんでしょうね。自分には多分、滑走できないと思いますが・・・。
そうそう、Phakdingさん、自分もお会いしましたよ。
スキーよりも早い方(笑)。
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