立山(雄山〜山崎カール滑走)
- GPS
- 12:57
- 距離
- 39.9km
- 登り
- 2,071m
- 下り
- 2,551m
コースタイム
- 山行
- 11:43
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 12:57
天候 | 雪のち晴れ(時々ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は雪で埋まっているので空きスペースを利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆アルペンルート(美女平〜室堂) ・すっかり雪で埋まってどこでも歩ける。 ・ショートカットしながら最短距離で、かつ、帰りのことも考えてなるべくアップダウンを作らないように気を付ける。 ・特に天狗平山荘〜室堂までのルート工作が肝。 ◆室堂〜一の越 ・室堂〜一の越手前も帰りのことを考えてアップダウンを作らないようにルート工作する。 ・一の越周辺は基本的に強風なので事前に防寒対策を行う方が良い。 ◆一の越〜雄山 ・夏道沿いにシートラ&アイゼンで登行する。 ・凍結斜面も多いのでアイゼン歩行の慣れが必要。 この尾根も冬場は常に強風地帯なので防寒対策はしっかりと。 ・社務所〜雄山ピークまではラッセルがあるのでスキーで登った。残り5mくらいは凍結しているのでクトーを使用。 ◆山崎カール(スキー滑走) ・今回は雪付悪く岩が露出していたり凍結箇所があったりとあまりコンディションは良くなかった。 ・下部は吹き溜まりで多少パウダーが残っていた。 ◆山崎カール下部〜美女平 ・登りトレースを有効活用しながら堅実に下る方が良い。 ・トレースを外れるとアップダウンがあったり平坦地で滑らない可能性がある。 ◆美女平〜立山駅 ・材木坂北面を滑る。 ・ラストの谷はかなり急で凍結箇所もあるので熟練者向き。 ・滑走していくと登山研修所に出る。 |
予約できる山小屋 |
天狗平山荘
|
写真
感想
今日は2年ぶりに立山へ行ってきた。
2月に入るとアルペンルートの除雪が入るので1月最終週の今回がある意味ラストチャンス。
天気予報が怪しい。晴れるかもしれないし晴れないかもしれない。
だが山は行ってみないとわからない、ということでダメ元で行ってみることになった。
最近は単独山行が多かったが、今回は久しぶりに仲間と大人の遠足。
特にYSHRセンセーとは約2か月ぶりの山行となった。
天気はやはり悪かった。
出だしからずっと雪…予報通り。トレースはもちろんない。
みんなでラッセルを回していくがパクが先頭に出るとなかなか追い付けないのでしんどい。
午前5時が鬼門。最も寒くて眠くなる時間。
眠くてフラフラとゾンビのように歩いていた。
弥陀ヶ原を過ぎたあたりで明るくなってきたのでヘッデンオフ。
雪も段々小降りになってきて空には少し青空が覗いている。
これはもしかしてもしかするんじゃないのか?
さっきまでの眠気が一気に吹き飛んでテンションアップ。単純。
やっぱり今年はめちゃ雪が多い。1月の立山は2回目だが、前回よりはるかに多い。
藪もほとんど埋まって真っ白な雪原がどこまでも続いている。
ダメ元で来てよかった。こんな景色は一生に一度見られるかどうか。
天狗平山荘あたりまで行くと雲に隠れていた剱岳もその雄姿を見せてくれた。
降雪直後の剱岳は黒くない、白い。
室堂を過ぎて一の越へ。
今日はトラさんも元気いっぱいでパクの後ろにピッタリとついている。
自分はパクのペースに無理に合わせると自滅することがわかっているのでセーブする。
一の越手前でいつも通り風が強くなってきたので地獄装備に換装。
ポカポカ暖かい。特にモンベルのプラズマ1000ダウンジャケットは最強。
一の越でシートラ&アイゼンに履き替えて登山の部スタート。
パクが元気に飛び出していったが途中アイゼンの不調でピットイン。
今日はYSHRセンセーもめちゃ元気で先頭でガシガシ登っていく。が、最後はパクがスパートをかけて結局一番乗り。
雄山はすっかり雪の塔と化していたのでスキーで登り上げてゴール!
少しガスがかかっていたが正直登頂できるかわからなかったので嬉しかった。
滑走モードに換装したらピークからドロップイン。
12月は雪が少ないので怖いが今回はたっぷり雪があったので問題なし。
社務所裏へ回って山崎カールへ。しかしカールの状態はあまりよくなかった。
岩が露出して凍結箇所も多数。だましだまし高度を落として安全圏まで来たら滑走開始。
写真を撮り合いながら最後はパウダーをいただきつつ室堂方面へ回り込む。
下山は登りのトレースに沿って滑っていく。平坦な場所や登り基調の場所もあるが下りもパクが頑張って押し歩きでトレースを固めてくれた。
最後は美女平から材木坂沿いに谷を落として登山研修所まで。
登りも長いが滑りもお腹いっぱいの大人の遠足となった。
気合いの23時起床24時出発。これは身体(お肌)に悪いので2週連続は勘弁してほしいが、立山なら仕方ない。12月は行けなかったので冬の立山は一年振りだ。岩さんとは年末の槍以来だった。あけおめ。天気は五分五分か。こんな予報なので入山者は僕ら以外いない。トレース無し。トレース無しの立山は久々な気がする。今日は思う存分ラッセルできる。夜明けまでパラッと降ってるだろうなとは思ったが出だしからもさもさ本降りだ。帰りに板が滑らなくなるのでつらい。全員でラッセルローテしながらアルペンルートを飛ばす。今日はたくさん眠ったから大丈夫と思っていたが、やはり5時を過ぎると眠い。もうどーしようもなく眠いのでどーでもいい話をみんなに聞いてもらいながら眠気を紛らわす。さすがにラッセルしていると速度は出ない。去年より1時間ほど遅れで天狗平到着。いつの間にか空が明るい。青空が見える。晴れた。予報ではこれ以上悪くならないはず。やったぜ。下界は厚い雲に包まれている。まさか2,000mオーバーがこんなパラダイスだとは誰も思うまい。
もさもさ降っていた新雪のおかげで一ノ越までクトーいらずで来れた。去年は山崎カールをアイゼンで登ったが中々シビれる登りだったので今日は正攻法で一ノ越から。とは言えばここの氷も結構硬い。今日はアルミと鉄とダイニーマの新しいアイゼンを持ってきたところ調整不足ですぐに外れてヒヤッとした。一見、バチッとハマっているように見えても氷を蹴飛ばすとズレる。バチッとハマッてさらにもう1段階締めよう。ちゃんと調整すればダイニーマのアイゼンも使えるはずだ。今日はみんな仲良く一緒に雄山神社ゴール。年末年始の遠征のおかげでみんなビンビンに仕上がっている。山崎カールはあんなに降雪あったんだからブルーアイスってことは無いでしょ。所々固くて嫌だったがエッジは良く効くので安全に楽しく下りてきた。が、山崎カールは楽しいところは本当に一瞬である。道中、天狗山とか国見岳の斜面が素晴らしすぎて「あっち踏んで滑って帰った方が絶対楽しいんだけど」と何度も言ったが受理されなかった。まあ雄山お参りみたいなもんだから。仕方ないね。
帰りは太陽が雲に隠れたり標高を落とすとガスに包まれたおかげで新雪はストップ雪にならず。まあまあよく滑る雪のおかげで早く帰ってこれた。上は晴れて下は曇り。なんて条件の良い立山でしょう。下山後は吉峰の温泉でまったりしたら富山市内のクルマ残して富山駅へ。駅で寿司くって2時間で東京に帰ってきた。かがやき早い。来週は富山スタートだ。またまた寒波が来るらしいので大正解だろう。寒波来すぎ。なんて素晴らしいシーズンだろう。
今日は待ちに待った立山、天気が読めなくて金曜日の夕方まで行き先が決まらなかった、なんとか昼晴れる予報だったようで立山に決定❗️ 珍しく休日出勤しているので睡眠時間が余り取れないけどしょうがない( ̄▽ ̄)
お決まりの0時スタート、うん眠い😭
夜明けまでは眠さとの闘いみんな眠そうだった。
朝になったら思ったより天気がいいんです🥰
最高の景色を楽しめました♪ 一ノ越からアイゼン 板も付いているし 風も強かったのでえらかった、おまけに気温低い僕はフル装備でホカロン4つなのに ガンさんこの寒さでインナーとテルムスだった❗️ すごい手だ
滑走はロウソク岩のちょい下200メールくらい良かったかな、苦労割りに見返りはちょびっと😂 ここは景色を楽しみにくる所 天気が良くて十分楽しめました♪ あとおまけに最後の谷のアドベンチャーやらかいデブリがあったので楽しかった^ ^
毎年来たい所です、今日も大満足でした^ ^
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