★初登り 登山日和な 赤岳へ★
- GPS
- 10:33
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,390m
- 下り
- 1,377m
コースタイム
9:55〜10:35行者小屋
12:30〜13:30天望荘
14:10〜14:25赤岳山頂
15:20〜15:50行者小屋
16:05〜16:15赤岳鉱泉
17:20赤岳山荘P
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年末から忙しい日々が続きようやく休みが取れた。
冬季はスキー指導員の妻と休みが合ったので赤岳行くけど一緒に行くかどうか聞いてみると
一応、行くと言う。ただ妻も仕事の疲れと体調も万全ではないらしく途中様子見て無理そう
なら麓の小屋で待っていると言う。
そして、登山開始。支度に手間取ったり南沢途中で山専ボトルを忘れたのに気づきダッシュ
で車に取りに戻ったりで予定より約1時間半遅れでスタート。出鼻を挫かれる。
久しぶりで嬉しい雪山歩きだが時間的に余裕がなくなってきたが1人ペースは上げる
わけには行かないので気が焦る。
行者小屋にCTの20分遅れで到着。休憩中、だいぶ疲れてそうな妻に赤岳に行けるか気持ちを再確認する。
きっとここで断念するだろうと思っていた。その場合は赤岳鉱泉周りで一緒に戻ろうと。
するとまさかの返事(*_*) 俺と一緒に赤岳に行きたいと。。
その気持ちは凄く嬉しかったけど判断に迷った。
妻は登りを歩くのが苦手。行者小屋で10時半。日帰りには既に厳しい時間。
しかし八ツの稜線を見上げると雪煙は無い。今日は穏やかだ。こんな日は中々ない。
これからのトータルCTを計算して遅くても日没までには駐車場まで帰れる。
よしっ決めた。2人で一緒に赤岳へ行こう。共に絶景を堪能し感動を味わおう。
出だしから急な地蔵尾根を行く。妻をしっかりサポートしながら同行する。
ゆっくりだが着実に一歩一歩登る姿が嬉しい。時折、強風が吹くも比較的
今日はほんと穏やか。天候には恵まれた。
無事、地蔵の頭を経て天望荘で昼食を摂る。冷えた体に暖かい食べ物が沁み渡る。
ここで十分な休息を取れ服装や気持ちを仕切り直せたのがとても良かった。
ここから赤岳頂上山荘までのきつい傾斜をジグザグに登って行く。
360度周りの山々は全部丸見え状態でシャッター切る手が止まらない。
さあ赤岳山頂はもうすぐそこだ。幾多の苦難を乗り越えようやくここまで辿り着いた。
良く頑張った。さあ一緒に行こう。
そしてそして遂に2人揃って厳冬期 八ヶ岳主峰ピークに。
自分の大切な奥さんを連れて赤岳山頂に立てた。筆舌にし難い感動と喜びに溢れ
一番がんばった妻を讃えた。
山頂は貸切で良かったけど2人揃っての記念写真が撮れなかったのがちょっと残念。
さてと文三郎を気をつけて下りよう。
しかし、下りの妻は別人のように速く南沢で戻るつもりでしたが折角なので
赤岳鉱泉に寄って北沢へ。日没ギリギリ前には駐車場に到着。
この日は天候に恵まれたので決行しましたがこんな遅くまで冬山を歩くのは
良くありませんね。今回のいろんな反省点を見つめ直して今後の山行をより良く
安全に楽しいものに改善していこうと思いました。
とりあえず、行けるとこまでついて行こう。なんて考えで登り始めた私。
バテないようにマイペースを貫いたが、そのせいで、ずいぶん迷惑を
かけてしまった。でも、長い登りはほんとに苦手だー。
小休止でまだ頑張れるか意思を確認され、正直初めての場所なので不安は
ぬぐえなかった。とはいえ、まだ体力に余裕もありそうだし、初ピッケルも
持ってみたい。
それにトライしてもないのに途中で止めることの出来ない性格上、
意を決して着いて行くことに。
しかし全く先が見えてこない。
何でついて来ちゃったんだろ。
でも戻れないし進むしかない。
家で待つ犬猫にご飯をあげなきゃ。
滑ると怖いので景色はあまり見ていなかった。
おや、小さなお地蔵ちゃん。
きつい登りを越えたら大きいお地蔵ちゃま!
お、先には何か小屋がある!
富士山きれー!!
ヤッター!
え?まだここで休憩?先があるの?あの先っちょ?
無理っ!!無理だよ~
だけど戻るのもとどまるのも無理。
行くしかないんじゃん。。
天望荘でラーメン食べたらやる気も復活。
ryomajin にアメももらって勇気も倍。
よし、イッタルゾー。っていうか、行くしかないし。
そして初めてのピークハント!
終わった~、やっと終わった~!!
下りは景色と雰囲気を楽しめて、すんごい楽しかった!!!
とっても楽しかった!やたらと楽しかった!
ライトも準備していたが、太陽さんも頑張って車にたどり着くまで
光をくれた。助かった。長かった。
そしてめっちゃ綺麗だった!
こんな楽しい想いが出来たのも、太陽さまとおじぞうさまと
ryomajin 様のお陰です。どうもありがとうございました。
しかし、ロープウェイっていうのは偉大だなー。
と、つくづく思った赤岳さんでした。
それと、写真に写ったドラえもんみたいなゆるキャラみたいな
自分の姿が、恥ずかしい反面愛しくかわいい1日でした。
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