雪山スバラシイ!瑞牆山金峰山(増富温泉から歩いて)
- GPS
- 31:15
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 2,175m
- 下り
- 2,174m
コースタイム
〜新宿〜大月〜韮崎22:00
韮崎泊
1月17日
07:45韮崎駅 バス
08:44増富温泉
11:00瑞牆山荘(アイゼン装着)11:20出発
12:00富士見平小屋(食事)ー12:50出発
13:10天鳥川
14:40瑞牆山14:45出発
15:50天鳥川
16:10富士見平小屋(小屋泊)
1月18日
07:00富士見平小屋出発
08:00大日小屋
09:30砂払ノ頭
10:30金峰山ー10:40出発
11:10砂払ノ頭
12:15大日小屋
13:00富士見平小屋(食事)ー13:40出発
14:20瑞牆山荘(アイゼン外す)−14:30出発
16:15増富温泉
16:40バス
17:37韮崎駅着
17:43韮崎発JR塩尻へ
天候 | 1日目:晴れのち曇り 2日目:快晴(予報を覆し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰路ー増富温泉発韮崎行き16:40のバス・・・あと一本あとにもあります。 冬は増富温泉までしか行きませんが、それ以外は瑞牆山荘まで運行しています。 ちなみに韮崎からはJR各停で塩尻ー特急しなので名古屋ー新幹線で大阪 意外と安く10600円。でも6時間!しんどかったです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〜富温泉ー瑞牆山荘 舗装路を2時間歩くのですが、川沿いを雪風景を見ながら楽しく歩けます。それくらいの気持ちで歩くとこのコースも魅力的です。ただ、道が凍っています。スケート場状態になっているところがいくつもあります。車と往路1台、帰路3台すれ違いましたが、ドライバーの顔は皆、こわばっていました。 ⊃鞐山荘ー富士見平 アイゼンを着けるか迷うところ。っという感じの道です。 I抻慮平ー瑞牆山 いったん天鳥川まで下り一気に瑞牆山の岩山を登ります。12本アイゼン必要。ストック使えず。山小屋の親父さんからはピッケルを奨められました。岩やロープをつかむ手袋必要。 ど抻慮平ー金峰山 はじめは樹林帯を90分、歩きやすい道です。砂払ノ頭からは稜線歩き。この日は穏やかでしたが、吹雪いたりすると厳しいコースになると思います。12本アイゼン、ストック必要。ピッケルは使うところがないと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25,000地形図
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 2
ライター 1
保険証 1
飲料 1
ティッシュ 1
三角巾 1
バンドエイド 1
タオル 1
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
防寒着 1
スパッツ 1
手袋 1
ストック 1
ビニール袋 2
替え衣類 1
入浴道具カミソリ 1
シュラフ 1
シュラフカバー
ザックカバー 1
クマよけ鈴 1
食器 1
水筒 1
時計 1
非常食 1
空気枕 1
サブザック 1
歯ブラシ 1
折畳ハサミ 1
フリース 1
オーバー手袋 1
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---|---|
共同装備 |
コンロ 1
ガスカートリッジ 1
コッヘル(鍋) 2
ファーストエイドキット 1
医薬品 1
ラジオ 1
カメラ 1
ポリタンク 1
天気図用紙
|
感想
山と渓谷12月号の「本格雪山登山入門 人気の山10」を見て決めた今回の計画。情報をすこしづつ集めながら進めていきました。アクセス、経費、日程、装備、難しくも楽しい計画の日々でした。
韮崎で前泊することに決めたら最安のホテルはルートイン韮崎と、すぐに決まりました。
問題は山中はどこに泊まるかでした。憧れの雪山テント泊は可能なのか。その中浮上したのが大日小屋という無人小屋でした。ここの中にテントを張れば何とかなるか。。。。
しかしヤマレコによると最低気温マイナス20℃近い。これは安全ではない。命に関わるような山行は致しません。
では山小屋へ。しかし、富士見平小屋・金峰山小屋ともに冬期は年末年始以外閉鎖、土日のみ要問い合せとのこと。
予定は金曜の夜。いろいろ情報を集めたうえでダメ元で小屋に電話。するとあっさり「いいですよ」とのこと。ありがたい。でも、結局、この日泊まるのは自分だけでした。儲け抜きでの山小屋運営、本当にありがとうございます。
それなら、金峰山だけでなく、一日目に瑞牆山、二日目に金峰山というプランができる。
ヤマレコで過去のデータをみると、そんなレコがいくつかありました。これならいけるか。しかし、冬期で増富温泉から歩きの人は見つかりません。何回もコースタイムを見直したうえで決定。
しかし、「雪の状態次第で即撤退」を自分に言い聞かせ、計画書にも大きく書いて出発しました。
増富温泉からの車道歩きは、夏よりよっぽど楽でした。今回買った、山ラジオのおかげで全く飽きることなく、ほんと楽しく歩けました。
富士見平小屋。いい小屋です。ここのおじさんから、いろいろ話を伺いました。僕一人のために昨日から小屋に泊まってくれていました。いつもは八ヶ岳の小屋に奥様といらっしゃるそうで、ありがとうございます。
一日目の瑞牆山は氷と岩の地面をアイゼンを効かして登ります。遠くから見るとかなりハードな岩山のようですが、慎重にゆっくり登れば、クリアできる山だと感じました。ただ、毎年大小の滑落事故が多く発生するそうです。登った後再びその厳しい山容をみると達成感はひとしおです。
二日目の金峰山に登る前、天気予報は午後から崩れるとのこと。出発するときは鷹見岩に登って帰ってくるつもりでした。しかし、鷹見岩の分岐を見過ごして大日小屋までいってしまい、そこでどんどん良くなってくる天気に後押しされ先へ進むことに。今度は、砂払ノ頭までと決めましたが砂払ノ頭からの空は真っ青で、雲もなく風もなく。。。そしてその向こうには頂上が見えます。よしと、ここで山頂まで行くことをやっと決めました。
この稜線歩き、青い空間の中の細い廊下を一人で歩いているような、きもちにさせてくれます。
頂上は昨日見えなかった、八ヶ岳がくっきり。そして今年の夏、挑戦する北岳の雄姿。
記憶に残る素晴らしいパノラマでした。
帰りは16:40のバスに乗れるようにさくさくと歩きました。増富温泉、入りたかったな。気持ちよかったろうな。。。どこまでも欲深いおっさんのレコ、最後まで読んで頂きありがとうございました。
コメント
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先日コメントいただきました、hajime1106です。
大阪からのアクセスが大変そうでしたが、金峰山頂での記念写真がばっちり決まっていましたね。夏の北岳もお気をつけて行ってらしてください。
hajime1106さん、こんばんは。レコ参考にさせていただき、無事大阪に帰ってくることが出来ました。ありがとうございます。
初めてまして。
良いお天気で、いろいろ達成でき、よかったですね。
ちょっとうらやましいです。
増富温泉から歩かれたとのこと、金山平からの金峰山から瑞牆山までの大望はすばらしいでしょう。歩く甲斐があります。お疲れ様です。
富士見平小屋、内装工事をして、すごくよくなりました。
以前は床がなく、土間でしたから。
それに、親父さんの部屋でこたつに入ると、出られなくなりそうですよね。
富士見平小屋のボランティアスタッフしていますので、時々週末は小屋に詰めています。またおいでください。
devilmanさん、初めまして。
富士見平小屋は食事スペースが大変きれいでした。そうですか、内装工事をされたんですか。以前、床がなかったとは想像つかないですね。
親父さんから、山小屋運営のこといろいろ伺いました。たくさんの方のボランティアがあってこそ成り立っているんですね。
devilmanさんのプロフィール拝見しました。素晴らしい山人生ですね。
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