長沢背稜グルメ紀行 酉谷山避難小屋で鍋パ!
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- GPS
- 13:23
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 2,305m
- 下り
- 1,855m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:49
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:32
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
長沢背稜から芋ノ木ドッケへの登り、 雪の多い所では膝ラッセルになりました。 一杯水の水場は凍結、酉谷山避難小屋の水場は枯れています。 |
その他周辺情報 | 下山した三峯神社、大島屋さんでわらじカツ丼頂きました! https://www.ohshimaya.net/ カツが2枚入っていてなかなかのボリュームです、 美味しく頂きました! |
写真
装備
MYアイテム |
重量:-kg
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感想
避難小屋泊をした事無いtsuyu1002さんの希望で
酉谷山避難小屋に行くことにしました。
ここに行くなら前回と同じ行程がいいかな。
東日原〜一杯水避難小屋〜酉谷山避難小屋〜芋ノ木ドッケ〜三峯神社です。
積雪が有れば前回とはまた違う楽しみが有りそうです。
寒い時期なのでどうせなら鍋なんか食べたいな・・・。
そんなわけでキムチ鍋を食べる事にしました。
真冬ですから水場は使えないかもなーと思いましたが、
水場が駄目なら雪を融かして水を作ろうとガス缶を1個多く持つ事にします。
そして小屋が満室だった場合に備えてテントを持参するのが定番ですが、
満室だったら転進して一杯水避難小屋に泊まる事にして、
テントは持たずに行きます、さてさてどうなるでしょう。
東日原BSからヨコスズ尾根で一杯水避難小屋に向かいます、
一杯水避難小屋でお昼ご飯、保温ボトルのお湯でカップ麺食べました。
お昼を食べ終わった後に水場の偵察に行きましたが、水場完全凍結でした。
昨年11月にも同じ行程で歩いているので天目山は巻く事にしました。
tsuyu1002さんも天目山は登った事が有るし、
曇ってきたので眺望もあまり望めないだろうと。
そうなると天目山から酉谷山避難小屋まではアップダウンの少ない
快適な縦走路です。
時折、雪の多い箇所もありましたが順調に進みます。
七跳尾根の分岐を過ぎると雪の多いところが滑るので、
チェーンスパイク装着して歩きました。
2時前に避難小屋に到着、誰もいないです。
よかった、一杯水避難小屋に引き返す事は避けられました。
板の間、土間と掃き掃除をして一休みです。
水場は残念ながら枯れていましたので、
雪を集めて融かして水を作ります。
樹林帯なのでそんなに綺麗な雪はなく、
ちょっと葉っぱとか入りますが、
念の為に煮沸させて茶漉しで漉して使いました。
水作りが終わったら16時、
そろそろ晩御飯の支度を始めますか。
今晩はキムチ鍋、沸かした湯に鍋キューブ投入して、
カット野菜や肉など入れて出来上がり。
2人だとカット野菜一袋ともやし一袋、ちょうどいい量でした。
〆のラーメンも一人前でお腹いっぱいになりました。
後から到着した2人パーティと少し話したら、
明日の行程も同じ、出発時間も同じでした。
それなら朝起きて直ぐにガタガタ音を立てても平気ですねなんてお話ししました。
翌朝4時半に起床、コーヒー1杯飲みながらキムチ鍋の残りで雑炊を作ります。
昨日のうちにアルファ米は水で戻しておいたので、
これを投入したら玉子を入れて混ぜるだけで出来上がりです。
朝ご飯を食べたら片付けて出発の準備、
ここから芋ノ木ドッケに向けて標高を上げていくので雪も増える予想です。
出発の時点でレインスパッツを履いておきます。
昨日の天目山は巻きましたが、酉谷山はピークを踏まないと。
ヘッデン点けて小屋から稜線に出ました。
稜線は雪が多かったのですぐにチェーンスパイク装着して登ります。
ひと登りして体が温まった頃に酉谷山の山頂です、
もうすぐ朝日が昇ってくるので山頂で小休止しながら日の出を待ちます。
10分くらい待ったかな?待望の御来光です。
雪を纏った樹林帯が染まります、綺麗だなー。
山で泊まらないと見られない景色、格別ですね。
朝を迎えた長沢背稜を芋ノ木ドッケに向かいます、
小屋で一緒だった2人パーティーと同じようなペースです。
小休止で抜いたり抜かれたり、結局最後までそんな感じでした。
グングン進んで芋ノ木ドッケへ最後の登り、
尾根が広いので尾根芯を外さずに真っ直ぐ登っていきます。
雪で覆われているので踏み跡は分かりません、
トレースは有るけど尾根の中心を外れたりするのであんまり使えない。
そんな訳で時折りラッセルを交えながらピークを目指します。
長沢背稜と雲取山登山道の分岐に道標が有るのですが、
ピークはそこじゃないんだよ。
前回来たときは見逃しちゃった山頂標識を今度はちゃんと見たい、
そんな思いで分岐の道標から南へ少し登ったところに山頂標識を見つけました!
ああ良かった、これが見たかったんだよ。
芋ノ木ドッケ 標高1,946mです、東京都では雲取山の次に高い山だよね。
東京都で二番目の山って検索すると鷹ノ巣山とか出てくるんだけど、何で?
小雲取山とかは雲取山主峰の肩みたいな扱いになるのも分かるけどさ、
芋ノ木ドッケは雲取山から離れてるよ?西穂と奥穂くらい離れているのになー。
長沢背稜の盟主(勝手にそう決めた)長沢山だって鷹ノ巣山より高いよ?
長沢山なんか雲取山から結構遠いんだけど、剱と立山くらい離れてるし。
鷹ノ巣山が東京都で二番目に高い山なんて納得いかないなー。
そんな訳で芋ノ木ドッケですが、
白岩山と芋ノ木ドッケの鞍部に何故か埼玉県設置の
芋ノ木ドッケって立派な山頂標識が有るのも解せないんだな。
だってそこは全然ピークじゃないじゃん、
北横岳ヒュッテの前に北横岳って標識が有ったらおかしいでしょ?
何で埼玉県はこんなところに芋ノ木ドッケって標識建てたんだろう?
さて芋ノ木ドッケの話題はこれくらいにして山旅は続きます。
白岩山から白岩小屋の跡、前白岩山と進んでいきます、
前回来たときはハイカーさん沢山いたのに今日は全然いない。
厳冬期だから?まん延防止措置だから?どうなんだろう?
霧藻ヶ峰までにすれ違ったのは一人だけ、
霧藻ヶ峰を過ぎてからもう一人すれ違う。
妙法ヶ岳の分岐を過ぎると何人か軽装のハイカーさんとすれ違ったけど、
恐らくは妙法ヶ岳まで参拝なんだと思いました。
そして三峯神社に到着!
今回はここでわらじカツ丼を食べる予定でしたので、
行動食を少しだけ食べてお腹を減らしてきました。
早速お店に入ってわらじカツ丼を注文、熱いお茶が何とも美味しい。
そして丼からはみ出した大きなカツが2枚乗ったカツ丼が来た、美味しそう!
お腹が空いていたのでぺろりと頂きました、美味しかったー。
食べ終わってバスの発車時刻の15分くらい前にバス停に並びます、
ちょうど椅子が埋まるくらいの乗車率で発車しましたが、
途中のバス停で10人程度乗ってきたのでやや混雑でしたね。
西武秩父駅前の祭の湯で日帰り入浴、1,100円はちょっと高いなぁ。
せめて1,000円ならいいんだけど。
三峯神社へ降りたのは4回目でしたが、
芋ノ木ドッケのピークは初めてだったのでちょっと嬉しい(笑)
厳冬期の長沢背稜は人も少なくとても静かな縦走路でした。
ここから備忘録
クロージング
初日
長袖ハーフジップシャツ
薄手のジャケット
下半身
モンベルジオラインLWタイツ
薄手トレッキングパンツ
グローブ
防寒テムレス
ヘッドウェア
キャップ
ちょうど良かったんじゃないかな
2日目
モンベルジオラインMWハイネックシャツ
長袖ハーフジップシャツ
薄手のジャケット
下半身
モンベルジオラインLWタイツ
モンベルジオラインMWタイツ
薄手トレッキングパンツ
グローブ
ソロイストフィンガー
ヘッドウェア
毛糸帽でスタート
長沢山でキャップにチェンジ
気温は
初日
東日原BS 3度
一杯水避難小屋 0度
2日目
朝5時小屋内 -2度
朝6時小屋外 -6度
芋ノ木ドッケ -3度
毛糸帽だと暑いけど、キャップだと耳が冷たい。
末端が冷える、そんなに気温は下がっていないのに防寒テムレスだと手が冷たい。
飲み物は2日間とも350ml保温ボトルでホットコーヒー、
両日とも少し余ったくらいなのでちょうど良かった。
ガスの消費はやや多くてウルトラガス132g使った、
雪を融かして煮沸までして1.5Lくらい、
キムチ鍋作ったのと朝のコーヒー、行動中のコーヒーと、そんなもんかな
ザック重量18kg、2日目は15kgくらい
ベルトが当たって痛かった、バルトロ75で当たりが悪いのは初めて。
踵の靴ずれも右足が良くなかった、へたった靴下も新調したほうがいいかな。
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