不忘山 間近に眺める屏風の白い壁

2022年02月09日(水) [日帰り]

• GPS: 04:32
• 距離: 7.2km
• 登り: 768m
• 下り: 869m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:21
• 休憩: 0:12
• 合計: 4:33

距離 7.2km 登り 769m 下り 870m

8:44 スタート地点
11:38 11:50 不忘山
13:17 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り　風は始め結構吹いていたが、徐々に弱めに

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

白石蔵王スキー場の駐車場利用　駐車料金なしはありがたい　
リフトについては3月は第3リフトとファミリーリフトは、平日リフト運休らしいので、ご注意を

コース状況／危険箇所等

今回、リフト2本利用して楽をするつもりが、第3リフトが急に故障で利用不可となり、Eコースゲレンデ脇の急斜面を歩くことになった。
ゲレンデトップより先行者と思われる方のトレースあり。ありがたく使わせていただいた。ノートレースの雪面に踏み込むとスノーシューでも30cm以上踏み込む。ピンテも割と頻繁についている。東尾根を上り詰めて、山頂に至る最後の部分、いくらかナイフリッヂ気味。風が強いと怖い。

写真

2/9 8:44

第3リフトスタートを待っていたら、突然ダメ出し!　故障で乗れないそう。

2/9 8:49

結果一番急なEコースを歩くことになってしまった(泣)

2/9 9:19

急な壁を登ると青麻山が見えてきた。少し癒やされる。

2/9 9:28

30分かかってリフトトップまで登ってきた。止まっているリフトが恨めしい。

2/9 9:38

出だしのつまずきも、青空のブナ林を歩くと気持ちよくなる

2/9 9:46

雪帽子、綿帽子

2/9 10:00

先行者のトレース、ありがたや

2/9 10:04

マッサラの雪面にすっくと立つブナの大樹

2/9 10:07

東尾根のルートが見えた

2/9 10:35

お隣の水引入道と馬ノ神岳

2/9 10:47

トレースも吹き消される東尾根の白い道

2/9 10:51

クリスマスツリーが氷柱をつけてる

2/9 10:52

見ていれば美しいが、まだまだきつい登りが続く

2/9 11:00

屏風が見えたけど雲が覆っている

2/9 11:08

霧氷が白い花みたい

2/9 11:10

カエル岩が見えてきたけどまだ遠い

2/9 11:11

振り返ってホッとひと息

2/9 11:21

屏風が雲を纏って神秘的

2/9 11:21

ようやく見えた不忘山へビクトリーロード

2/9 11:25

白い襞に雲が流れる

2/9 11:27

ミニな樹氷

2/9 11:31

権現沢の渓を隔ててたおやかな水引入道。屏風との鞍部に後烏帽子が顔を出す。

2/9 11:31

なかなか姿を現さない南屏風。不忘の斜面が美しい。

2/9 11:31

もう山頂も近いのだけれど、これからがちょっと緊張するところ

2/9 11:36

屏風の白い壁がクリームのような襞を現した

2/9 11:36

薄いガスが流れ落ちて目を離せない

2/9 11:41

やっとのことでたどり着きました。厳冬の山頂。

2/9 11:41

山頂に着いた時に一番雲が薄くなってくれた。出来過ぎだ。

2/9 11:42

真冬の山々はどこまでも美しい

2/9 11:42

東尾根の権現沢側の霧氷の林

2/9 11:42

微かにガスの向こうに覗く屏風の山頂

2/9 11:44

この風景を見るために登ってきた

2/9 11:44

山頂案内板はこの通り

2/9 11:48

ガヂガヂ海老の尻尾だらけの雪面

2/9 11:51

あっという間に雲が下りてきた。流れる雲の影も面白いのだが。

2/9 12:04

霧氷の林と青麻山

2/9 12:05

白い花畑

2/9 12:06

ちょっと幽玄な感じに見えた

2/9 12:06

真っ白い山、白い雪の華を咲かせる木々

2/9 12:07

山形側からまた雲が吹き下ろしてきた

2/9 12:07

私が下山始めたころ、お二人登ってこられた。美しい風景は眺められただろうか。

2/9 12:13

なぜかこの樹にだけ氷柱が

2/9 12:30

雪面に伸びる優雅な影

2/9 12:32

べろべろばぁ

2/9 12:38

昼下がりの光と影

2/9 12:39

重たいよ

2/9 13:03

ゲレンデの端をテクテク。でも良い日だった。

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

DC-G9 Panasonic

感想

yonejiy

この時期ならでは屏風の染み一つない美しい白い壁を見たくて、天気図とにらめっこをして、この日と決めて出かけたのでした。ところがうまくいかないもので、第3リフトの運転を待っていると、降りてきたパトロールが具合の悪い所があるのでリフトは動かないと言われてしまう。
おかげで急なゲレンデの坂を余分にアルバイトすることになってしまいました。この時点でだいぶめげて、登れないかもなどと思ったりしましたが、歩き出すと美しい風景に後押しされて、ヒ〜ヒ〜言いながらなんとか山頂にたどり着けました。美しく滑らかな屏風の壁を間近にすると、コロナ禍のうっとおしい現実もどこかへ飛んで行くようでした。
雪のお山のこのような風景、あと何回見られるか。そろそろ自問の時です。