記録ID: 3991337
全員に公開
雪山ハイキング
北陸
雪の鞍掛山〜「とのお送電線登山道」の開拓者に導かれ下山〜
2022年02月11日(金) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 02:58
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 461m
- 下り
- 446m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:01
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 2:59
___【 今回のコース 】___
滝ヶ原町の登山口(第一駐車場)からメインルートの[西ノ谷登山道]を登り、「鞍掛山」山頂に登頂。「後山」を経由して[加賀とのお新道]を下り、途中で[とのお送電線登山道]に入り、元の登山口(第一駐車場)に戻りました。
(開始):第一駐車場(登山口)⇒中ノ谷登山道分岐⇒西ノ谷登山道分岐⇒(西ノ谷登山道を進行)⇒舟見平⇒「鞍掛山」山頂⇒避難小屋⇒「後山」⇒獅子岩もどき(仮称※)⇒(加賀とのお新道)を進行⇒とおの分岐⇒(とのお送電線登山道を進行)⇒とのお送電線登山道分岐⇒(西ノ谷の林道を進行)⇒西ノ谷登山道分岐⇒中ノ谷登山道分岐⇒:第一駐車場(登山口)(帰投)
※:獅子岩の少し西に位置する岩場です。「後山」から右手に進み[加賀とのお新道]を少し下った所で、谷に突出した崖っぷちになっています。獅子岩の場合は、「後山」で左手に進み裏手(後山の南側)に回ったところにあります。
滝ヶ原町の登山口(第一駐車場)からメインルートの[西ノ谷登山道]を登り、「鞍掛山」山頂に登頂。「後山」を経由して[加賀とのお新道]を下り、途中で[とのお送電線登山道]に入り、元の登山口(第一駐車場)に戻りました。
(開始):第一駐車場(登山口)⇒中ノ谷登山道分岐⇒西ノ谷登山道分岐⇒(西ノ谷登山道を進行)⇒舟見平⇒「鞍掛山」山頂⇒避難小屋⇒「後山」⇒獅子岩もどき(仮称※)⇒(加賀とのお新道)を進行⇒とおの分岐⇒(とのお送電線登山道を進行)⇒とのお送電線登山道分岐⇒(西ノ谷の林道を進行)⇒西ノ谷登山道分岐⇒中ノ谷登山道分岐⇒:第一駐車場(登山口)(帰投)
※:獅子岩の少し西に位置する岩場です。「後山」から右手に進み[加賀とのお新道]を少し下った所で、谷に突出した崖っぷちになっています。獅子岩の場合は、「後山」で左手に進み裏手(後山の南側)に回ったところにあります。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
雪の鞍掛山〜「とのお送電線登山道」の開拓者に導かれ下山〜 滝ヶ原町の登山口(第一駐車場)から「鞍掛山」山頂までのピストン登山の予定でしたが、山頂で出会った方の勧めに従い帰りは別ルートで下山することになりました。近年開拓された新ルートを通行し下山したことで、周回登山を達成できました。その紳士的な方(言うなれば)=飛び入りのガイドさん〜の道案に助けられました。なんと、飛び入りガイドさんは、新道「とのお送電線登山道(※)」の開拓された張本人でした。 ※:第一駐車場から[西ノ谷の林道]を進むとまず初めに「中ノ谷登山道分岐」(林道の左手に分岐)があります。更に林道を進むと「西ノ谷登山道分岐」(同じく林道の左手に分岐)です。ここでも林道を直進すると林道の右手に、登山道の登り口が現れます。そこが新しく拓かれた[とのお送電線登山道]の入口(登り口)になります。この新道を登ると上のほうで送電鉄塔の作業路に合流し一体化(作業路兼登山道)します。更に上に行くと[加賀とのお新道]に合流して「後山」−「鞍掛山」の山頂に繫がっています。 _____【 鞍掛山 】_____ 鞍掛山(くらかけやま、標高約478m)は、鞍をおいたような形で、北前船がこの山を目印にしたことから、別名「船見山」といわれ、富士写ヶ岳・大日山と共に[加南三山]として知られています。山頂には、二等三角点「鞍掛山」(標高477.71m)があります。 鞍掛山は、気軽に上れる山です。山頂からの眺望では、遠くの「白山」と、加南三山仲間の「大日山」と「富士写ヶ岳」が見通せます。登山口は、「三童子山」経由のコースも含めると全部で7ヶ所(※)にもなります。どこから登ってどこに下りるのかを考え出すと、いろいろなルートのバリエーションが楽しめそうです。 ※:近年開かれつつある新道の登山口(第二駐車場に出来た登山口)を含めると計8ヶ所になります。ただし、ルートの各所にある登り口をそれぞれに「登山口」としてカウントするとなれば、もっと多くの登山口が存在することになります。 ___【 アクセス 】___ 今回は、「加賀産業開発道路」を利用しました。私達の車は金沢駅の西側で国道8号線に入り西進、交差点「乾東(いぬいひがし)」で左折し国道157号線を南進、交差点「安養寺北」で右折、県道22号線を西進、小松市八幡で国道8号線に合流、「津波倉東IC」で産業道路(※)を降りる。県道11号線(小松山中線)を南進、粟津温泉街を通過、那谷町(那谷寺口の手前)で左折、丸山加賀線を南進、滝ヶ原町で突き当たった所で左折、西口川(宇谷川の支流)に架かる「鞍掛大橋」を渡り、谷間の奥に進むと第2駐車場(トンボの楽園)、第1駐車場(登山口)に至ります。 第1駐車場は満車になる寸前で、私達の車を停めることが出来ました。この日、遅れて来られた方々は第2駐車場を利用されたみたいでした。 ※:交差点「安養寺北」から「津波倉東IC」までの区間は、[加賀産業開発道路(金沢小松線)]に含まれています。 (注):遠方からのアクセスでは、北陸道を利用することになります。「小松IC」ないしは「加賀IC」で降りますが、詳細は省略します。 ___【 鞍掛山登山ルート 】___ 登山道の名称のみを列挙しました。スライドにはルートマップを載せてあります。 \哨涼登山道 ◆|罐涼登山道 行者岩登山道 ぁ/綯登山道 ァー臙登山道 Α〇案源匯蛎谷登山道 А^罰飮魁ζ源匯灰好イライン ─…瓮滝登山道 塔尾(とのお)登山道 加賀とのお新道 とのお送電線登山道 ※:詳しくは、以前の山行記録に〜まとめてあります。 ● 鞍掛山・三童子山スカイライン周回コース https://yamare.co/752920 |
コース状況/ 危険箇所等 |
低山なので積雪は多くありませんでした。山頂でも1m弱くらいでした。ただし、低山わりには急登のあるルートなので、凍結している早朝は、注意が必要です(要アイゲン)。 |
その他周辺情報 | ___【 コース近くの温泉 】___ ● 瀬領温泉「せせらぎの郷」 小松市市営の施設です。小松市瀬領町に所在し、大杉の鈴ヶ岳登山口に向かう途中の県道161号線から100mほど入った位置にあります。 ・泉質:ナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性温 泉)、掛け流し・循環式併用(一部掛け流し)、泉温は33℃ほどでバイオマスボイラーによる加温あり ・営業時間:午前10時00分〜午後7時30分(※) ※:コロナ禍のため終了時間が2時間早くなり、入浴時間が1時間以内に制限されています。 ・休館日:毎週月曜日 ・入浴料:400円 ・ビュッフェ「こまつのせせらぎ」:ランチタイム(1500円)とティータイム(500円)の二部制。 ● 瀬々らぎの森「ラ プティトゥ ポルト」 住所は小松市瀬領町カ122。瀬領温泉「せせらぎの郷」の近くに所在します。古い温泉宿が改装されてできたお店です。カフェ+インテリアショップ+旅館(和館と洋館)の3つが併設されています。 ・泉質:含芒硝石膏泉、無色透明、泉温は33℃ほどで加温循環式 ・入浴料: 足湯=20分で100円 一般入浴=※現在は中止! 貸切風呂=50分で2500円 ・カフェ (注:アルコール類の提供はありません) .薀鵐船魁璽后11半〜14半) カレーランチセットとパスタランチセット(1600円ほど) ▲妊ナーコース(18時半〜21時半) 一人4400円 ・宿泊料金:HPを参照して下さい。 ● 木場温泉 所在地は、小松市木場町で、木場潟の湖畔にあります。宿泊施設「湖山荘」に併設された施設です。 ・泉質:単純アルカリ性温泉(無色透明・無臭) ・営業時間:午後3時00分〜午後8時30分 ・休館日:7・17・27日休み(土日に重なる場合は休みなし) ・入浴料:460円 ● 粟津温泉総湯 所在地は、小松市粟津町イ79-1。1300年の歴史を誇る北陸最古の温泉の一つです。 ・泉質:ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性-弱アルカリ性-高温泉) ・営業時間:午前8時00分〜午後10時00分 ・休館日:毎月8・18・28日(土・日・祝の場合は前後する) ・入浴料:430円 ● 粟津温泉 「総湯」+「古総湯」 こちらも、北陸最古の温泉の一つです。「総湯」と「古総湯」の2つの施設があります。2つは通りを挟んで立ち並んでいます。住所は、[総湯]=加賀市山代温泉万松園通2番地1 /[古総湯]=加賀市山代温泉18の128番地。「古総湯」は洗い場がありませんので「総湯」で体を洗ってから、明治のロマンが香る「古総湯」に浸かるのがよろしいです。 ・泉質:ナトリウム・カルシウム 硫酸塩・塩化物泉 ・営業時間:午前6時00分〜午後10時00分 ・休館日:各月の第4水曜は午前6時〜昼12時まで休み (正午から通常営業) ・入浴料:総湯=460円 / 古総湯=500円 |
写真
< 鞍掛山山頂に通じる道 >
〜は沢山あります(ルートマップを作成してみました)。
\哨涼登山道 中ノ谷登山道 9埃坿篥仍各察´た綯登山道 ゼ臙登山道 三童子山足谷登山道 О罰飮魁三童子スカイライン 鶴ヶ滝登山道 塔尾登山道 加賀とのお新道
< 11本目?の登山道 >
近年、とある御仁によって、新道が開かれました。とのお送電線登山道〜です。
〜は沢山あります(ルートマップを作成してみました)。
\哨涼登山道 中ノ谷登山道 9埃坿篥仍各察´た綯登山道 ゼ臙登山道 三童子山足谷登山道 О罰飮魁三童子スカイライン 鶴ヶ滝登山道 塔尾登山道 加賀とのお新道
< 11本目?の登山道 >
近年、とある御仁によって、新道が開かれました。とのお送電線登山道〜です。
< 第一駐車場 >
〜は、メインルートの\哨涼登山道の登山口でありますが、中ノ谷登山道、9埃坿篥仍各察△よび新道のとのお送電線登山道〜の登山口でもあります。駐車場(登山口)から奥に林道を進むと、分かれ道が二重(※)になって分岐しています。
※:
・中ノ谷登山道分岐⇒中ノ谷登山を進むと⇒行者岩登山道分岐
・西ノ谷登山道分岐を過ぎ林道の奥に進むと⇒とのお送電線登山道分岐
〜は、メインルートの\哨涼登山道の登山口でありますが、中ノ谷登山道、9埃坿篥仍各察△よび新道のとのお送電線登山道〜の登山口でもあります。駐車場(登山口)から奥に林道を進むと、分かれ道が二重(※)になって分岐しています。
※:
・中ノ谷登山道分岐⇒中ノ谷登山を進むと⇒行者岩登山道分岐
・西ノ谷登山道分岐を過ぎ林道の奥に進むと⇒とのお送電線登山道分岐
< 西ノ谷登山道分岐 >
第一駐車場から「西ノ谷の林道」を約150m進みました。ここで左折して[西ノ谷登山道]を進みます。
※:この分岐の70m手前(駐車場から80m)には「中ノ谷登山道分岐」がありました。
第一駐車場から「西ノ谷の林道」を約150m進みました。ここで左折して[西ノ谷登山道]を進みます。
※:この分岐の70m手前(駐車場から80m)には「中ノ谷登山道分岐」がありました。
< 小松市側(北西方向) >
〜です。
2022年1月31日、小松基地から飛び立った「F15戦闘機」が「柴山潟」から沖合3kmほどの所で墜落してしまいました。事故現場付近でサルベージ作業の準備がはじまっているみたいです。
〜です。
2022年1月31日、小松基地から飛び立った「F15戦闘機」が「柴山潟」から沖合3kmほどの所で墜落してしまいました。事故現場付近でサルベージ作業の準備がはじまっているみたいです。
< 岩の上の展望台 >
〜に立って記念撮影です。ここは「獅子岩」ではありません。獅子岩もどきの岩(小獅子岩)の上(崖っぷち)に立っています。本家本元の「獅子岩」は後山の裏手(南側)にあります。
〜に立って記念撮影です。ここは「獅子岩」ではありません。獅子岩もどきの岩(小獅子岩)の上(崖っぷち)に立っています。本家本元の「獅子岩」は後山の裏手(南側)にあります。
< 送電線の下 >
〜に向かって下っています。鞍掛山の北西側には、2本の送電線ルート(鉄塔の列)が平行して通っています。
※:福井県側から山中温泉を経由して小松市方面に通っている送電線ルートです。
〜に向かって下っています。鞍掛山の北西側には、2本の送電線ルート(鉄塔の列)が平行して通っています。
※:福井県側から山中温泉を経由して小松市方面に通っている送電線ルートです。
< 発泡性のあるお湯 >
〜です。泉質は、ナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性温泉)。無色透明なのですが、カラン(蛇口)からは、白濁したお湯が出てきます。それは、溶存している炭酸ガスと硫化水素ガスが、刺激を受けた時(蛇口を捻った時)に発泡するからです。時間が経つと、無色透明に戻ります。
〜です。泉質は、ナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性温泉)。無色透明なのですが、カラン(蛇口)からは、白濁したお湯が出てきます。それは、溶存している炭酸ガスと硫化水素ガスが、刺激を受けた時(蛇口を捻った時)に発泡するからです。時間が経つと、無色透明に戻ります。
装備
個人装備 |
アルミワカン(※)
ザック
ストック
キャップ
軍手
サングラス
GPS
行動食
水
|
---|---|
備考 | ※:ルートにはトレースがしっかり付けられていて、ワカンやスノーシューは不要だった。早朝は凍結した箇所もあり、軽アイゼン等があればよかった。 |
感想
___【 良かったこと 】___
● 最高の天候に恵まれた。
● 偶然出会えた「新道の開拓者」さまに、ガイドして頂けてありがたかった(恐縮しました)。
___【 悪かったこと 】___
● 新雪は多くなかったが、凍結箇所が所々にあった。そのため、カンジキよりも、アイゼン(ないしはチェーンスパイク)を準備すべきだったが、気が回らなかった。
___【 最後に 】___
先日、平野部でも降雪があったので、ふかふかの新雪を期待していましたが、積雪が多くありませんでした。残念に思いつつ登山を開始しましたが、さにあらず。幸運にも、私が認していなかった新しく拓かれたルートを通ることが出来ました。おかげさまで、素晴らしい周回登山を体験させて頂きました。
___【 前回の山行記録のリンク 】___
● 能登半島七尾城山スノーシューハイク〜糸魚川に向かう予定が車両のトラブルのため途中でUターン→急遽地元の城山に登ることに〜
2022年01月23日(日帰り)
https://yamare.co/3941384
___【 以前の鞍掛山の記録のリンク 】___
● 鞍掛山・三童子山スカイライン周回コース
2015年11月05日(日帰り)
https://yamare.co/752920
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