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Yamareco

記録ID: 399565
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳(北沢峠〜仙丈ヶ岳〜大仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳〜北沢峠)

2009年09月21日(月) ~ 2009年09月22日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
11.8km
登り
1,309m
下り
1,304m

コースタイム

21日 北沢峠(1:10)〜四合目(2:00-2:05)〜五合目(小仙丈岳ピストン・2:20-3:50)〜薮沢小屋(4:05)
22日 薮沢小屋(4:55)〜五合目(5:10)〜小仙丈岳(5:55-6:05)〜仙丈ヶ岳(6:45-6:55)〜大仙丈ヶ岳(7:15)〜仙丈ヶ岳(7:35-7:45)〜地蔵尾根分岐(7:55)〜仙丈小屋(8:00-8:05)〜馬ノ背ヒュッテ(8:35)〜巻道分岐(8:40)〜大平山荘(9:50)〜北沢峠(10:05)
過去天気図(気象庁) 2009年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
相武台前〜町田\180
町田〜甲府\1,890
甲府〜広河原\2,000
広河原〜北沢峠 \750
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
小仙丈への登りから北岳
2009年09月22日 02:36撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
9/22 2:36
小仙丈への登りから北岳
振り返ると甲斐駒
2009年09月22日 03:24撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
9/22 3:24
振り返ると甲斐駒
小仙丈山頂
2009年09月22日 02:58撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
9/22 2:58
小仙丈山頂
小仙丈から北岳
2009年09月22日 02:59撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
9/22 2:59
小仙丈から北岳
小仙丈から美しいカールを抱いた仙丈
2009年09月22日 17:54撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
9/22 17:54
小仙丈から美しいカールを抱いた仙丈
藪沢カールを頂点から俯瞰
2009年09月22日 18:41撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
9/22 18:41
藪沢カールを頂点から俯瞰
仙丈山頂
2009年09月22日 18:47撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
9/22 18:47
仙丈山頂
大仙丈の姿
2009年09月22日 19:04撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
9/22 19:04
大仙丈の姿
大仙丈山頂
2009年09月22日 19:13撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
9/22 19:13
大仙丈山頂
紅葉と甲斐駒
2009年09月22日 20:15撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
9/22 20:15
紅葉と甲斐駒

感想

9月から仕事が忙しく、山に行きまくることも出来なくなってしまいましたが、とりあえず2日都合がついたのでどこへ行こうかと一考。武尊山、皇海山も考えましたが、体力的に一番軽そうな仙丈にしました。
下りは丹渓新道も考えましたが、コース状況がはっきりしないので無難に北沢峠ピストンとし、車で行けば日帰りも十分可能ですが、連休の渋滞を避けるため電車で。そうなるとどうしても一泊必要なので、営業終了したと思われる薮沢小屋に泊めてもらうことにしました。
さて、3時出発とかもザラの初日ですが、今回は甲府9時に間に合えば良いので比較的ゆっくりと自宅を出発。今回も相武台前のパーキングを利用します。NPCだと万が一日程が延びて3日間駐車しても大丈夫だそうなので安心です。
小田急、横浜線、中央線を乗り継いで予定通り甲府着です。駅前のバス停にはすでに人だかりが出来てます。
やばいか、と思いましたが2台バスが出たので無事乗ることが出来ました。5連休だけに2台とも満員の盛況ですが、流石に山梨交通も準備してますね。
夜叉神峠で少し休憩が入りますが何度乗っても2時間超のバスは応えます。途中北岳も望める好天に期待がふくらみます。広河原に着きますが、北沢峠へのバスを確保しなければならないのでのんびりしてる間もありません。急いで切符を買い、列に並びます。これも2台目のバスになんとか立って乗り込むことが出来ました。未舗装の部分ではかなりしんどいですが30分耐えてようやく北沢峠に到着です。きれいな公衆トイレで用をすませ、水を長衛荘でもらって出発です。登りは尾根道。時間はすでに1時を回り、だいぶ日も短くなって来てますから暗くなる前に着きたいとはやる心を抑え、ペースを守って登って行きます。道はさすがに明瞭で、きつくなったり緩くなったりを繰り返します。すぐに二合目。そこからやや急になって、しばらく登れば四合目。地図に四合目がどこか書かれていないので五合目が近いのか遠いのか分かりませんが、さほど遠くはありませんでした。五合目は多くの人が休憩しています。ここから巻き道に入れば小屋ですが、時間もあるので空身で小仙丈ピストンします。しばらく樹林帯を登れば傾斜が増し、灌木帯に入ります。隙間に北岳が見えてきました。
さらにたくさんの人とすれ違いながら進むと、一気にハイマツ帯になり展望も開けます。背後には甲斐駒が。
急斜面を一気に登ると小仙丈の山頂です。
展望は360°。北岳・間ノ岳が雲の上に。北岳の横には富士山。
展望を満喫したので五合目へ戻り、巻き道へ入ります。しかし見事に水平か若干下ってる程度の歩きやすい道です。しばらく歩くと沢音が大きくなってきて、いくつか沢を越えると薮沢小屋が見えました。水場も近く快適なところです。小屋の戸を開けると、管理人さんがいらっしゃいました。寝具なし素泊り四千円。宿帳を見ると、土日でも1〜2人くらいのようですね。馬ノ背ヒュッテとか仙丈小屋なら満員だったでしょうから、これは良く眠れそうでありがたいです。結局この日の宿泊者は私一人で管理人さんから「布団使ってもいいですよ」に言ってもらったのでマットレスだけ使わせていただきました。
火を板の間で使って良いというのも助かります。夕食を作って食べると森の中だけあってもう暗くなってしまいました。特にすることもないのでラジオをききながらシュラフに入り横になります。眠ったり目を覚ましたりを繰り返していると、もう3時。多少早いですが朝食の支度。
朝食をとって出発の支度をすると、時間は4時をとっくにまわっていますがまだ真っ暗です。明るくなるのを待ってましたがなかなか明るくなってくれないので5時少し前にヘッドランプをつけて出発。空身で行くことも検討したのですが、万が一変な方に降りたくなったときのことを考えるとやはりザックしょっていくことにしました。巻き道を五合目までもどり、再び小仙丈へむけて登り始めます。開けた場所にくると風が強く吹き、かなり冷えます。登りついた小仙丈からは仙丈のカールが見事に展望できます。ところどころの紅葉がいいアクセントになっていました。
小仙丈からは少しだけ下り、フラットな道を歩きます。ガスが出てきました。さほどきつくもない尾根を登ると薮沢カールの頂点にきます。南側のカールに比べると小さい印象でした。
仙丈小屋を中心としてぐるっと円を描いている尾根を歩き、仙塩尾根を分けるとすぐに山頂です。
すっかりガスに包まれてしまったのですが、大仙丈まで行ってみることにしました。まず一気に下ります。50メートルくらいしか標高は違いがないのが信じられないくらい。鞍部まで来るとなかなか立派な姿をしているのが分かりました。
登り返しはさほどでもなく、山頂に着きました。残念ながら展望もないし、さっさと戻ることにします。
仙丈の山頂で食事をして、下り始めます。再び展望が良くなって来ました。馬ノ背への道は紅葉が見ごろでした。
ヒュッテを過ぎてからは沢沿いの下り。前方にでかでかと横たわる甲斐駒を見ながらの贅沢な登山道です。やがて道は沢を離れ、森の中を北へ北へとトラバース。飽きてきたころに前方に人工物が見えてきました。それが大平山荘でした。登山道をちょっと登ると林道へ出、北沢峠に戻ってきました。10時5分。バス停に5人ほど人がいます。ダイヤを見ると・・・。なんと9時45分が出ちゃった直後でした。次は12時25分。こりゃ大変だ、という感じでしたが、人が集まれば臨時便が出る模様。待っていると続々と人があつまり、11時半にはバスに乗ることが出来ました。助かった。広河原でうまいこと12時半のバスを捕まえ、こちらも満員でしたが何とか座って甲府まで戻ってきました。
さほど急なのぼりもなく、危険箇所もなく、ちょっと物足りない感もありますが、たまにはこんな山もよいですね。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
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技術レベル
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体力レベル
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