ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3995837
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥武蔵

奥武蔵縦走 正丸駅-伊豆ヶ岳-武川岳-大持山-武甲山-浦山口駅

2022年02月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
10:38
距離
25.2km
登り
2,718m
下り
2,764m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:15
休憩
1:19
合計
10:34
5:54
12
6:06
6:07
9
6:16
6:22
61
7:23
7:29
9
7:38
7:47
28
8:15
8:21
78
9:39
9:47
14
10:01
10:05
30
10:35
10:37
90
12:07
12:07
5
12:12
12:14
5
12:19
12:26
11
12:37
12:38
23
13:01
13:05
33
13:38
13:41
22
14:11
14:12
2
14:14
14:25
2
14:27
14:27
0
14:46
14:49
44
15:33
15:33
47
16:20
16:21
7
16:28
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往)東飯能5:07-5:34正丸(西武池袋線,272円)
復)浦山口16:38-17:38飯能17:40-17:58所沢(秩父鉄道-西武池袋線,780円)-池袋(西武池袋線,346円)-新宿(JR埼京線)
コース状況/
危険箇所等
正丸駅から登山口の正丸峠分岐までは民家がある車が通る舗装道路で、ほぼ雪は解けていて、滑り止めなしでも普通に歩けました。
正丸峠分岐からの山道は、橋立川沿いの林道の林業車両が入っているところまで、ずっと雪がありました。
伊豆ヶ岳まではひざ下くらいの積雪でしたが、大持山に至る道では、吹き溜まりの所で股下までありました。
風で雪が飛ばされるところでは、うすい積雪の下にザレた小石があったり、木の根が隠れていて、登り、下りとも難儀します。
大持山から小持山への岩場は、雪が付いていて慎重さが求められます。地図に危険マークがついていないのが不思議なくらいでした。(乾いていれば、さほど難しくないのかもしれませんが)
大持山からのなんてことない下りで、思いっきり前のめりに転倒、ストックを握っていた左手指を強打しました。雪の下の木の根か枝に乗り上げ、滑ったようです。
シラジクボから武甲山山頂へは、急こう配ですが、歩きやすい道で、浦山口への道も含めて、雪道でも危険なところはなかったです。(とはいえ、林道に出る手前の植林地帯で滑って転びましたが)
その他周辺情報 正丸駅に登山ポストあります。用紙はありましたが、筆記具はありませんでした。
正丸駅からスタート。始発電車4両編成で乗客2名。当駅下車は他になし。この時間、駅は無人。まだ、夜です。
2022年02月12日 05:54撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2
2/12 5:54
正丸駅からスタート。始発電車4両編成で乗客2名。当駅下車は他になし。この時間、駅は無人。まだ、夜です。
正丸峠分岐でアイゼン装着。そこからの登山道は、完全な雪道です。
2022年02月12日 06:36撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2
2/12 6:36
正丸峠分岐でアイゼン装着。そこからの登山道は、完全な雪道です。
日の出の時間で、もう明るくなっています。
ヘッドランプは消灯、ザックにしまいました。
2022年02月12日 06:37撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 6:37
日の出の時間で、もう明るくなっています。
ヘッドランプは消灯、ザックにしまいました。
2022年02月12日 06:58撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 6:58
1時間歩いたので、ちょっと休憩。
このストックとアイゼンで雪を歩きます。
2022年02月12日 06:58撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 6:58
1時間歩いたので、ちょっと休憩。
このストックとアイゼンで雪を歩きます。
曇っているので、この時間に東が赤く染まります。
2022年02月12日 07:16撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2/12 7:16
曇っているので、この時間に東が赤く染まります。
朝もやに煙る市街地のビル群
2022年02月12日 07:16撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2
2/12 7:16
朝もやに煙る市街地のビル群
一つ目のピーク、五輪山。
まさに冬季オリンピックの最中に登頂です。
2022年02月12日 07:27撮影 by  ASUS_X01AD, asus
4
2/12 7:27
一つ目のピーク、五輪山。
まさに冬季オリンピックの最中に登頂です。
伊豆ヶ岳まではあと少し。
2022年02月12日 07:27撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 7:27
伊豆ヶ岳まではあと少し。
伊豆ヶ岳の三角点。男坂も女坂も通行禁止で、間の道が作られています。
2022年02月12日 07:42撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 7:42
伊豆ヶ岳の三角点。男坂も女坂も通行禁止で、間の道が作られています。
伊豆ヶ岳の山頂標識。本日の関東百名山1座目。計37座目。
2022年02月12日 07:42撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2
2/12 7:42
伊豆ヶ岳の山頂標識。本日の関東百名山1座目。計37座目。
山頂は眺望があります。
2022年02月12日 07:42撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2
2/12 7:42
山頂は眺望があります。
傾斜がきつく、厳しい山でした。
正丸峠経由の方が歩きやすかったのかな?
2022年02月12日 07:43撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 7:43
傾斜がきつく、厳しい山でした。
正丸峠経由の方が歩きやすかったのかな?
山伏峠を目指して下ります。
2022年02月12日 07:43撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2/12 7:43
山伏峠を目指して下ります。
前武川岳に向かう道。
2022年02月12日 09:05撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2/12 9:05
前武川岳に向かう道。
前武川岳山頂の樹林。
踏み跡のない雪の地面と青空を透かす落葉樹林が美しい。
2022年02月12日 09:46撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 9:46
前武川岳山頂の樹林。
踏み跡のない雪の地面と青空を透かす落葉樹林が美しい。
武川岳方向。
ここまで、深いところでは膝下まで積雪があります。
2022年02月12日 09:46撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2/12 9:46
武川岳方向。
ここまで、深いところでは膝下まで積雪があります。
前武川岳の山頂道標
2022年02月12日 09:46撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2
2/12 9:46
前武川岳の山頂道標
武川岳登頂。本日の関東百名山2座目。計38座目
2022年02月12日 10:04撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2
2/12 10:04
武川岳登頂。本日の関東百名山2座目。計38座目
山頂のベンチと眺望
2022年02月12日 10:04撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2
2/12 10:04
山頂のベンチと眺望
武甲山が見えてきました
2022年02月12日 10:22撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 10:22
武甲山が見えてきました
小持山方面かな
2022年02月12日 10:22撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 10:22
小持山方面かな
やっとの思いで大持山登頂。きつかった。
予定より1時間遅れて、到着。
本日の関東百名山3座目、計39座目。
2022年02月12日 12:17撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2
2/12 12:17
やっとの思いで大持山登頂。きつかった。
予定より1時間遅れて、到着。
本日の関東百名山3座目、計39座目。
雪が深く、傾斜がきつく、一歩一歩が重い。
日暮れまでに下山できなそうなら、エスケープも考えないと。
2022年02月12日 12:17撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 12:17
雪が深く、傾斜がきつく、一歩一歩が重い。
日暮れまでに下山できなそうなら、エスケープも考えないと。
それでも武甲山は待っている。
2022年02月12日 12:17撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2/12 12:17
それでも武甲山は待っている。
小持山への下りで正面に武甲山がドーン。
2022年02月12日 12:41撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 12:41
小持山への下りで正面に武甲山がドーン。
小持山ー大持山間では、多くのハイカーとすれ違い。一の鳥居から周回する人が多いのか。岩を這い上るところが何か所もあり、みんなよく平気で通ってきているなと感心してしまいます。
シラジクボまで約25分の表記。地図の40分より15分も短い。ちょっとうれしい。
2022年02月12日 13:02撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2
2/12 13:02
小持山ー大持山間では、多くのハイカーとすれ違い。一の鳥居から周回する人が多いのか。岩を這い上るところが何か所もあり、みんなよく平気で通ってきているなと感心してしまいます。
シラジクボまで約25分の表記。地図の40分より15分も短い。ちょっとうれしい。
大持山までで体力を大幅に消耗していて、小持山の前後で転倒しています。
2022年02月12日 13:02撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2
2/12 13:02
大持山までで体力を大幅に消耗していて、小持山の前後で転倒しています。
小持山からは、武甲山がよく見えます。
2022年02月12日 13:02撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2
2/12 13:02
小持山からは、武甲山がよく見えます。
ちょっと角度を変えて。
2022年02月12日 13:02撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2/12 13:02
ちょっと角度を変えて。
天気はいいです。
2022年02月12日 13:02撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2/12 13:02
天気はいいです。
もう下りきったかと思うとまだ先がある。
やっとシラジクボに到着。
2022年02月12日 13:38撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 13:38
もう下りきったかと思うとまだ先がある。
やっとシラジクボに到着。
シラジクボからは一気に歩きやすくなり、急登にもかかわらず、36分で登頂。小持山からの下りで体力回復した模様。
本日の関東百名山4座目、計40座。
2022年02月12日 14:14撮影 by  ASUS_X01AD, asus
3
2/12 14:14
シラジクボからは一気に歩きやすくなり、急登にもかかわらず、36分で登頂。小持山からの下りで体力回復した模様。
本日の関東百名山4座目、計40座。
秩父の街並み
2022年02月12日 14:14撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 14:14
秩父の街並み
丸山、堂平山方面
2022年02月12日 14:14撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 14:14
丸山、堂平山方面
浅間山ズーム
2022年02月12日 14:14撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2
2/12 14:14
浅間山ズーム
雪の第一展望台
2022年02月12日 14:15撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 14:15
雪の第一展望台
浦山口まで3時間の道標があったが、林道までは日暮れ前に到着できそうなので、予定通り、浦山口に向かうこととします。
2022年02月12日 14:15撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2
2/12 14:15
浦山口まで3時間の道標があったが、林道までは日暮れ前に到着できそうなので、予定通り、浦山口に向かうこととします。
長者屋敷ノ頭付近から小持山、高ワラビ尾根方面
2022年02月12日 14:50撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2/12 14:50
長者屋敷ノ頭付近から小持山、高ワラビ尾根方面
林道まで降りてきました。山腹に夕日が射しています。
2022年02月12日 15:34撮影 by  ASUS_X01AD, asus
2
2/12 15:34
林道まで降りてきました。山腹に夕日が射しています。
林道はこんな感じ。
2022年02月12日 15:34撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 15:34
林道はこんな感じ。
途中の川の小落差が滝になっていて、所々凍っているとこも見られます。
2022年02月12日 15:50撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 15:50
途中の川の小落差が滝になっていて、所々凍っているとこも見られます。
月が。残雪の向こうに夕映えの山と半月。
2022年02月12日 15:51撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 15:51
月が。残雪の向こうに夕映えの山と半月。
半月と夕映えの山頂ズーム。雪は入らなくなってしまったが。
2022年02月12日 15:51撮影 by  ASUS_X01AD, asus
1
2/12 15:51
半月と夕映えの山頂ズーム。雪は入らなくなってしまったが。
浦山口駅に到着。
武甲山の山域に入ってからは、サクサク歩けて、予定より1時間余分に歩いたものの、日没前にゴール。
2022年02月12日 16:30撮影 by  ASUS_X01AD, asus
3
2/12 16:30
浦山口駅に到着。
武甲山の山域に入ってからは、サクサク歩けて、予定より1時間余分に歩いたものの、日没前にゴール。

装備

個人装備
ポカリスエット1.5L(1.4L消費) お茶0.5L(消費せず) おにぎり4個(2個消費) 魚肉ソーセージ2本(1本消費) アミノバイタルゼリー3個(2個消費) 5個入りクリームパン フルールバー1本 チョコバー1本(消費せず) ソイジョイ4本(消費せず) 月餅1個(消費せず) アーモンドチョコレート1袋(消費せず)

感想

未踏の日本百名山で冬に登れそうなところはないので、比較的近場の二百名山の武甲山に登ることにしました。関東百名山が35座になっているので、武甲山と一緒に回れそうな大持山、武川岳、伊豆ヶ岳も合わせたロングコースを計画。コースタイム10時間超なので、横浜からの朝出発では日没までの下山は無理。そこで前泊して西武線の始発に乗って正丸駅からスタート、秩父鉄道の浦山口駅までだったら、なんとか行けるかなと。
2月10日の首都圏の雪で秩父地方は市街地でも10cm弱の積雪。山はどの程度の雪だろうか。アイゼンを履いての10時間超の歩行は、かなり挑戦的なものである。前日の関東百名山36座目の日和田山は、標高も低いがほとんど雪はなかったけど。

大持山までの道には、逆方向からのチェーンスパイクのトレースと同方向のアイゼンなしのトレースがあり、道迷いがなくとても助かりました。始発電車の下車は一人だけだったので、おそらく前日のトレースかと。膝上まで雪があるところも、ツボ足をそのまま利用させてもらい、だいぶ助かりました。
それでも水中歩行ならぬ雪中歩行で、腿上げで歩くか、雪を蹴りながら歩くか、負荷が掛かります。それよりも体力を削られたのは、雪下の斜面の傾斜が急で、ザレていて、足を水平に置けないことが多く、踏ん張ってもずり落ちることでした。いままで体力的に一番きつかったのが、2泊分の荷を背負って歩いた甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根でしたが、今回の大持山までは、それに匹敵するほどのきつさでした。

途中、予定より1時間遅れのペースになったものの、さすがに多く歩かれていると二百名山の武甲山の山域に入ると途端に歩きやすくなり、日没までにゴールの浦山口駅に到着でき、ほぼ無事に山行をおえられたので、達成感いっぱいです。
10時間もアイゼンをつけて歩き続けたのは初めてです。危険の少ない雪山は歩いていて気持ちがよく、好きだったのですが、アイゼンを着けての山行はしばらくいいかな、とお腹いっぱいです。
チェーンスパイクならもう少し歩きやすかったかもしれません。購入を検討します。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:644人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥武蔵 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 奥武蔵 [日帰り]
正丸駅からの縦走〜武甲山〜
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら