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Yamareco

記録ID: 399793
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
比良山系

武奈ヶ岳〜細川尾根 好天の細川尾根を独り占め 

2014年01月24日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:32
距離
11.4km
登り
997m
下り
1,008m

コースタイム

御殿山ルート 〜 細川尾根
駐車場09:20 - 10:35P846 -11:25御殿山 - 12:10武奈ヶ岳12:30 - 13:20P706 - 14:15細川登山口(名水のところ)14:30 -<徒歩>- 15:30駐車場(坊村)
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
坊村の葛川市民センターに駐車
事務所の方に駐車させていただく旨お願いすると、奥寄りに留めるよう指示いただいた
コース状況/
危険箇所等
登山口にトイレ、届ポストあり。
ルート全般に特段の危険個所はない。

登山口入口から氷結した残雪がカリカリツルツル、5分ほど登ってアイゼンを着用。
しかし、途中からアイゼン団子がもりもり。 
今日は湿雪なので、適度に残雪が出た時点でツボ足に切り替えるべきだったかも(私のアイゼンプレートはガタガタの傷だらけで、もこもこに団子ができました)。
ラッセルは、トレースされているため武奈までのルート全般で踝〜足首上程度(アイゼンのみ)。

武奈北稜にはトレースがあったが(一人?)、細川尾根は全くトレースなし。
尾根下山口にはテープ表示あり(北稜尾根上分岐点とそこから見える細川尾根上端部)。
尾根の途中には所々テープ表示があり、ルートが間違っていないことを確認しながら下ることができる。
尾根下山中テープがしばらく見当たらなければ、ルートを外れている可能性がある。
標高700m辺りからトレースらしき窪みが時々現れた。
P706の上はプラトー状で幕営適地になる。
600mくらいから植林帯に入り、徐々に明確になってきた登山道(作業道?)にも時々テープ表示が見られる。
登山道には鹿のトレースが沢山残っているが、登山者の靴跡は見当たらなかった。
ルート末端近くになると国道と平行に走る送電線沿いに樹木が伐採されたバンド状の空地(幅50m程)が現れ、それを横切ると間もなく登山道はT字路に突き当たる。
右へ行くと、墓地の横を通り狭い舗装道路になり、小集落を抜けて細川名水入口の国道に出る。

名水看板横の小さな橋を渡ると細川バス停がある。
バス停から国道に沿って少し北へ歩くと、細川休憩所(トイレ付き休憩舎)がある。
バスの便は一日に3本、今回は待ち時間が長いので歩いて坊村に戻った(細川〜坊村、歩約60分)。
坊村へ向かい30分ほど歩くと国道沿いに梅ノ木休憩所(トイレ付き休憩舎)がある。
集落前後には歩道もあるようだが、歩道内はほとんど除雪されていないため、主に車道の端を歩いた。

ラッセルは尾根上部で脛〜膝(ハマると太股)、下りなのであまり苦にならない(ワカン使用。一人ラッセルで登る気にはならないが)。
尾根後半のラッセルは踝〜足首上程度。

好天の場合(重要!)、地形を見通すことができ、また目印も見付け易いためノートレースでも割と判りやすいルートだと思う。
この橋を渡って登山口へ 
届ポストはこの右手にあります
この橋を渡って登山口へ 
届ポストはこの右手にあります
ここから御殿山コースの登山道が始まります
ここから御殿山コースの登山道が始まります
最初は植林帯の急な登りです
最初は植林帯の急な登りです
樹林帯の登山道 
少し緩くなってきました
樹林帯の登山道 
少し緩くなってきました
P846の標識
頭上に青空が開けてきました
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頭上に青空が開けてきました
ようやく、御殿山頂上です
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ようやく、御殿山頂上です
やっと、武奈ヶ岳が見えてきました
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やっと、武奈ヶ岳が見えてきました
白と青、とても綺麗ですね
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白と青、とても綺麗ですね
後ろを振り返ると、きれいな稜線が
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後ろを振り返ると、きれいな稜線が
頂上まであと一息です
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頂上まであと一息です
頂上につきました
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頂上につきました
遠くには白山が見えました
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遠くには白山が見えました
琵琶湖面の霞みの向こうに、伊吹山も見えました
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琵琶湖面の霞みの向こうに、伊吹山も見えました
こうして見ると、西南稜もいい尾根ですね
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こうして見ると、西南稜もいい尾根ですね
細川尾根下山口に黄色テープ、少し先には尾根ルート上端の赤テープも見えます
細川尾根下山口に黄色テープ、少し先には尾根ルート上端の赤テープも見えます
細川尾根上部の樹林帯 
こんな雰囲気の尾根を静かに下りて行きます
誰もいません、独り占め
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細川尾根上部の樹林帯 
こんな雰囲気の尾根を静かに下りて行きます
誰もいません、独り占め
マイトレースのみ
気分がいいですね
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マイトレースのみ
気分がいいですね
時々テープがあります
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時々テープがあります
鹿さん(?)も、テープに沿って歩いています
さすが・・・
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鹿さん(?)も、テープに沿って歩いています
さすが・・・
自分のトレースしかない 
貸切状態・・・
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自分のトレースしかない 
貸切状態・・・
鹿さんも登山道が歩き易いみたいですね
登山道に沿って、足跡が続きます
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鹿さんも登山道が歩き易いみたいですね
登山道に沿って、足跡が続きます
下部植林樹林帯の登山道 
アニマルトラックばかり
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下部植林樹林帯の登山道 
アニマルトラックばかり
送電線下の空地帯
ここを横断すると、まもなく終点...
送電線下の空地帯
ここを横断すると、まもなく終点...
樹林帯の登山道がここでT字路になっています 
左から下りてきました
右折して細川へ向かいます
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樹林帯の登山道がここでT字路になっています 
左から下りてきました
右折して細川へ向かいます
少し進むと 
左手に小さな墓地が、少し先に民家が見えます
少し進むと 
左手に小さな墓地が、少し先に民家が見えます
名水の入り口 
右手斜め上からここに出てきました
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名水の入り口 
右手斜め上からここに出てきました
アイゼンとワカンを担いで、散歩気分で歩く
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アイゼンとワカンを担いで、散歩気分で歩く
梅の木休憩所で一服
梅の木休憩所で一服
橋を渡ると駐車場、ようやく戻ってきました 
バスより少し早かったようです
おしまい
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橋を渡ると駐車場、ようやく戻ってきました 
バスより少し早かったようです
おしまい

感想

ときどきレコで細川尾根を見る。
比良山系をホームグランドにされている方が、歩かれているようだ。
あまりメジャーなルートではないので一人でラッセルして登る気にはならないが、好天に釣られ今日は下山時に歩いてきた。
冬枯れした樹林帯に他人のトレースはなく、一人静かにマイトレースを描きながら下る。
ルートに不安がなければ、大変気持ちよいものである(お勧め!)。
適度にテープ表示もあり、時々立止まり現在地の確認をしながら下るが、視界も良く、地形の見通しが効くため大きなルートミスもなく下山。
  *下山中、しばらくテープ印がなければルートを外れている可能性があるので注意。
    悪天候時は、慎重にルートを確認のこと。
国道に出たところは、細川の名水入口(道路際に名水の看板あり)。
入山前に一応バスの時刻を確認し間に合うように下山したのだが、予定よりも少し早かった。
坊村までぶらぶら歩いても、バスより少し早く着きそう。
結局、天気もよいので歩くことにした。
途中、梅ノ木休憩所で一服し、周囲の景色を見ながら散歩気分。
所々歩道が整備されているが、除雪されていないため歩き難い。
時々通る車に注意しつつ、ストックにアイゼンとワカンを突き通して肩に担ぎながら車道の端を約1時間。
今日も一日気分良く歩け、満足でした (*^_^*)  

補足) 細川尾根は実線、点線ルートではなく、従って道標類もありません(所々にテープはありますが)。 尾根伝いに歩けば何ら危険個所もありませんが、下る場合枝尾根に入らないよう現在地の確認などいつもより少し気を付けて歩いてください。

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コメント

いいお天気でしたね
masさん、こんにちは!
24日はいいお天気でしたね
わたしはこの日も綿向山に行ってました。
比良もよく見えてましたよ〜
2014/1/27 11:49
eechan 綿向でしたか
この日はとてもよいお天気でしたね。
武奈からも遠くがよく見通せて、やはりこんな日は登ってよかった〜っと実感します。
写真を撮りながらゆっくりと登られている年配の方もおられ、青と白のコントラストに映えた景色を、のんびり〜と楽しんできました。
2014/1/27 16:43
プロフィール画像
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