苗場山
- GPS
- 13:31
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,351m
- 下り
- 1,339m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は深くラッセルは脛から膝上が延々と続く。 沢の渡渉は場所を選べば雪も付いていて問題ない。 山頂直下までは起伏の変化に富んでいる地形なので ルート取りを上手くしないと帰りに登り返しすることに。 山頂直下からようやくラッセルから開放される。 この辺りはウインドクラストしていてスノーシューだと容易に直登できるが スキーだとちょっと大変そう。 |
写真
感想
前日から仲間が泊まりで入山していたので後を追うように日帰りで苗場山へ向かった。
自宅を2:30に出て1時間ほどで小赤沢に到着。
車の中でちょっとした食事を取りながら準備をし、4:00ちょうどに出発。
天気予報通り空は満点の星空と明るい月。ヘッドライトを点けなくても問題ないほどだ。
前日のトレースがしっかりついていたのでかなり楽をさせてもらった。
トレースの深さは膝上ほど。月明かりの森を快適に歩く。
小赤沢を出発して2時間ほどで3合目少し手前で雪洞泊をしていた仲間と合流。
ここからは2人でラッセルを交代しながら進んでいく。
仲間はやや短めのスキー、自分はスノーシューだが雪が深く思うように進まない。
疲れるものの天気は快晴で気持ちがいい。夜が明け朝日を受けて輝く鳥甲山の美しさに疲れも和らぐ。
この辺りは地形も起伏が多いので帰りのことも考えながらなるべくアップダウンを避けてルート選ぶ。
標高1500mを過ぎた辺りまでは概ね夏道沿いにルートを取りそこからは大赤沢ルートのある北尾根方面へ向かう。
標高1800mあたりで稜線に出ると神楽ヶ峰や霧の塔、三ノ山などが眼前に現れた。
思わず滑り込みたくなるような斜面が広がるが登り返す時間も体力もないのでぐっと我慢。
時間も12:00になりここで大休止。風もなく1月とは思えないほどの暖かさだ。
昼食後、尾根を詰めて山頂を目指す。しばらくは膝下程度のラッセルがあったが
やがて雪面もクラストしはじめようやくラッセルから開放された。
山頂直下の急斜面には見事な風紋。クラストした斜面にスノーシューが面白いほどよく効く。
一気に直登してスノーモンスターの間を抜けると大雪原の広がる山頂へ出た。
360度の大展望、見事な景色。苦労して登って来た甲斐があるというものだ。
山頂の景色を堪能し、下山の準備にとりかかる。
一昨年2月は山頂直下から滑ったので今回は夏道付近のルンゼを滑って下りた。
斜度も雪も申し分ないが、楽しいのはほんの一瞬。
平坦な台地を再びラッセルしながら往路のトレースを目指して滑っては登りを繰り返した。
トレースに合流してからは3合目付近の平地や沢の渡渉などの一部で登り返した以外は比較的快適に滑れた。
他の登山者には合わなかったが帰る途中に朝にはなかったラインがあったので
きっと他にも入山した人がいたのだろう。
日も傾き車に戻ったのは17:30だった。ヘッドライトを使う前に下山できて一安心。
朝から夕方まで最高の天気の中、充実した一日になりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ボード&スノーシューだと
帰りが大変かと思ってましたが、
意外に速いですね。
YOUTUBEの動画もいい感じです。
コメントありがとうございます。
帰りは若干の登り返しはありましたがトレース沿いに8割ほどは滑って降りて来られました。
Neuronさんの苗場山行の記録も拝見させていただきました。
我々は今回2人だったのでなんとか頂上まで行けましたが
単独ラッセルで日帰りはとてもマネできません。凄いですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する