富嶽十二景十番山頂!鬼気迫る急登の果ての絶景とは?!
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- GPS
- 08:48
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,018m
- 下り
- 1,096m
コースタイム
(準備0:08)
8:07九鬼山登山口-愛宕神社分岐8:58(0:51)/[予定]8:30/[差]-0:28
8:58愛宕神社分岐-天狗岩9:26(0:28)/[予定]9:15/[差]-0:11
(休憩0:06)
9:32天狗岩-九鬼山9:54(0:22)/[予定]9:30/[差]-0:24
(休憩0:13)
10:07九鬼山-朝日小沢分岐10:34(0:27)/[予定]9:45/[差]-0:49
10:34朝日小沢分岐-紺屋休場10:51(0:17)/[予定]10:04/[差]-0:46
10:51紺屋休場-札金沢分岐11:11(0:20)/[予定]10:29/[差]-0:41
11:11札金沢分岐-ナベノテラス11:49(0:38)/[予定]11:21/[差]-0:27
11:49ナベノテラス-馬立山11:57(0:08)/[予定]11:34/[差]-0:22
(昼食休憩0:47)
12:44馬立山-八五郎岩13:38(0:54)/[予定]13:19/[差]-0:18
13:38八五郎岩-御前山14:01(0:23)/[予定]13:36/[差]-0:25
(休憩0:05)
14:06御前山-神楽山14:25(0:19)/[予定]14:06/[差]-0:19
14:25神楽山-猿橋駅15:19(0:54)/[予定]15:06/[差]-0:13
(休憩0:05)
15:24猿橋駅-猿橋15:43(0:19)/[予定]15:06/[差]-0:37
(休憩0:07)
15:50猿橋-猿橋駅16:15(0:25)/[予定]15:06/[差]-1:09
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【帰り】JR中央線猿橋駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※各区間の傾斜をhosで示しています。1hosは1歩で登るcmを意味し、例えば18hosは1歩で18cmの傾斜(エスカレーター相当。急登と言える)となります。 【田野倉駅〜九鬼山登山口】(登り):0.39hos 田野倉駅にはトイレが見当たりませんでした。県道139号まで出るとローソンがあります。 田野倉駅の改札を出て正面の道を進み、登山口へは二本目の路地を左に入って真っ直ぐ道なりに進みます。 線路沿いの水路脇の道を進んでいきます。踏み切りがいくつかありますが、道なりに踏み切りに行き当たるまでは線路を渡らないで大丈夫です。 踏み切りを渡ってからも水路沿いに進み、最初の橋を左に渡ります。S字にカーブして坂道を登り、再び水路を渡った先で右へ。 少し歩くと登山口です。 この登山口は池ノ山コースと札金沢コースの二つの入口になります。直進すれば札金沢コース。 池ノ山コースは右手の沢を渡渉して樹林帯に入ります。今回は池ノ山コースへ。 【九鬼山登山口〜愛宕神社分岐】(登り):8.18hos 樹林帯を九十九折れに登っていきます。 途中に池ノ山がありますが、見落としたようです(目に付く山名標等はありませんでした)。 雨後だったため地面が滑りやすい印象を受けましたが、この辺りはまだ序の口でした。 【愛宕神社分岐〜天狗岩】(登り):19.33hos 引き続き樹林帯を登ります。 傾斜がより厳しくなり、泥濘で滑ってまともに登れない箇所もありました。 途中「急坂登山道」と「新登山道」の分岐を示す標識がありましたが、見たところ「急坂登山道」のほうは消滅しているようです。ちなみに「新登山道」のほうも十分急傾斜でした。 泥濘さえなければ危険はない道だと思います。 この時期は霜柱がとけると泥濘になる可能性がありますので、午後に下りで使う場合は要注意かも知れません。 天狗岩はルートから外れて1分ほど歩いたところにあります。富士山が見える露岩展望ポイントです。 登り方向を歩いていると「眺めよし、天狗岩」の標識がありますので見落とすことはないかと思います。 【天狗岩〜九鬼山】(登り):14.25hos 急坂をひと登りすると富士見平の分岐に出ます。 ここで左折するとすぐに九鬼山です。 が、実は富士見平こそが九鬼山の富士山展望ポイントです。 九鬼山山頂は南側には展望がなく、富士山がまったく見えません(秀麗富嶽十二景十番山頂とは何なのか?)。 富士見平で早まって左折して山頂に行ってしまうと富士山を眺めるチャンスを失います。富士見平では落ち着いて右を見ましょう。天気が良ければ大きな富士山の姿がそこにあります。 九鬼山の山頂からは大月の町が見渡せます。 しかし富士山は見えません。繰り返しますが、山頂から富士山は見えません。 【九鬼山〜朝日小沢分岐】(下り):22.43hos 泥濘で非常に滑りやすい下りでした。雨後でなければこれほど滑りやすくは無いかもしれません。 岩混じりの尾根道もあります。結構急傾斜で下るので注意が必要でしょう。 九鬼山は登りにしても下りにしても、泥濘が大敵となる山だと思います。できれば登山道が乾いている時に登ったほうが安全だと思われます。 下りきった鞍部で朝日小沢方面と札金峠方面とに分岐します。 右が朝日小沢、左が札金峠です。今回は左の札金峠方面へ進みました。 【朝日小沢分岐〜紺屋休場】(下り):8.04hos 山腹をトラバースする道が続きます。 足元が柔らかく、滑りやすいためか、ほぼ全箇所トラロープが張られていました。 【紺屋休場〜札金沢分岐】(下り):6.61hos 歩きやすい尾根道です。今回最も危険のなかった区間はここでした。 【札金沢分岐〜ナベノテラス】(登り):21.39hos→小ピーク(下り):12.95hos→ナベノテラス(登り):19.71hos 札金沢分岐を過ぎて間もなく札金峠です。 札金峠からは再び登りが始まります。この辺りで休憩してエネルギー補給しておくことをオススメします。 この先の登りは結構急でした。ちょうどお昼前でシャリバテ気味だったせいもあり、かなり手強い登りとなりました。 途中にはトラロープも出てきます。 幸いなことに、地面はよく乾いていて滑りやすい状況ではありませんでした(日当たりが良いため?)。 急登を一度登りきったあと、小ピークを越えてわずかに下り、また登り返すというのが精神的にもキます。 【ナベノテラス〜馬立山】(登り):8.55hos ここに至るまでの傾斜がきつ過ぎるため、最後の登りは消化試合的です。 【馬立山〜沢井沢ノ頭】(下り):28.67hos→山頂直下(下り):4.91hos→沢井沢ノ頭(登り):0.60hos かなり危険な下りです。実際、過去には死傷事故も起きているようです。 御前山方面への下りの踏み跡は二つあります。北東側と東側。よく見ると東側のほうにはピンクリボンがあります。 今回は北東側を下りましたが、道というより崖です。東側のピンクリボンがあるほうはここまで険しくないと思われます。 というか、東側のルートが正解で、北東ルートは通るべきではないでしょう(敢えて、で無い限り)。 誤って北東側の踏み跡に立ち入らないよう、木の枝で通せんぼしといたほうが良いレベル。 【沢井沢ノ頭〜八五郎岩】(下り):10.8hos/(登り):4.80hos 八五郎岩はちょっと迷いやすいポイントのようです。 目立つ大岩なので、御前山と勘違いして登り、その先へ進む道がわからなくなるパターンがあるみたいですね。 植林帯の先で稜線の南側に巻き道があるので、そちらを進めば御前山方面へ抜けられます。 稜線上を進んで北側に回ると大岩の上まで登れます。 【八五郎岩〜御前山】(下り):13.80hos/(登り):10.32hos 八五郎岩の南側を巻いて進み、間もなく見えてくる三角形のシルエットが御前山です。 御前山は大きな岩のピークで、今回のコース中最も展望が素晴らしいポイントでした。 富士山も見えます(雲の中でしたが)。 【御前山〜神楽山】(下り):27.71hos/(登り):8.79hos 計算上すさまじいhos値にはなるのですが、そこまで急傾斜だった印象はありません(距離が短いため?)。 急な下りではあるので、注意する必要はあります。 猿橋駅への分岐点から100m程寄り道すると神楽山です。 神楽山の山頂にはテレビアンテナが立っており、特に展望はありません。 【神楽山〜猿橋駅】(下り):11.24hos 泥濘がひどい箇所があり、かなり滑りやすいので十分に注意して下る必要がありました。 舗装道に出たら道なりに進むとトンネルがあり、トンネルを抜けて最初の交差点を右に進むと、しばらく先の左手に猿橋の駅があります。 |
写真
感想
昨年の冬は土日の好天に恵まれることが多かったように思うが、今年の土日は今一つな天気が多い。
今週も予定していたお山の天気が微妙な感じ。
こうなると比較的安定しているのは南部しかなく、秀麗富嶽十二景の九鬼山に行くことにした。
前日夜になってから(まさに寝入ろうというタイミング)の計画変更だったため、最低限の下調べしかしておらず、おまけに夜半には雨が降った。低山とは言えこの状況では不測の事態が起こりかねない。
そこで今回は履きなれたキャラバンシューズで出かけた。新靴の慣らしはかなり進んではいるものの、一つでも不安要素を排除しておくべきだろう。
先週に引き続き、中央本線でトコトコ列車の旅。
普段は車が多いので、たまに電車を使うのは新鮮で楽しい。が、途中でお腹が痛くなり、トイレに駆け込んでみたら床に倒れてる人がいたりして、早くも波乱の予感だ(どうも酔っぱらって寝込んでいただけらしい)。
大月駅で富士急行に乗り換え、さらに二駅ほどトコトコ。
田野倉駅で降りてさて歩き始めましょう〜としたところ、わんこの散歩中の第一町民と遭遇。
「たがががあぇ?」
みたいな質問をされ、何だかわからなかったが
「九鬼山です〜」
と答えて先を急ぐ。後からよくよく考えてみると「高川山?」(付近にある別の富嶽十二景の山)と聞かれていたように思う。よくわかんなくてごめんなさい。
こういうのも事前調査がちゃんと出来れてば対応できたんだろうけど〜。
登山口に到着し、準備運動して出発。
キツイ低山らしい樹林帯の登りから始まる。やっかいなのは地面のコンディションで、夜半の雨のせいか泥濘がひどく、気を抜くとスリップしそうだった。
途中に右側が開ける個所があり、都留の町と富士山が見える。
富士山は頭に雲をかぶっていて秀麗とまではいかない感じの展望だ。まぁ、この天候では当然だろう。
愛宕神社方面への分岐を過ぎると傾斜はパワーアップしてかなりの急登となってきた。
確か天狗岩まで登ればその先は傾斜は緩むはず……とか考えたものの、それは別の山のことだとすぐに思い直す。やはり今回のコースの概要がきっちり頭に入っていない感じだ。
傾斜角度ともに泥濘レベルも上がってきた。
踏み出した足がずるずると滑り落ちてしまうので前に進めない。
この状況は昨年七峰縦走の笠山手前を彷彿とさせる。もここによれば、七峰では女性ハイカーが二人、登ることができずに茫然自失の目で佇んでいたらしい。
(登れるもんなら登ってみろ)
とでも言うような、九鬼山の鬼の如き悪路だ。
雨後でなければここまで苦労はしないんだろうけど。
泥の鬼と戦い抜き、天狗岩に到着。
展望を眺めつつ少し休憩した後、さらに続く鬼泥の道。
ひと踏ん張り登ったところで富士見平に到着した。
富士見平の分岐から左に進むと山頂だ。泥道を登ってくるもここを待つ間、山頂とは逆の方向を確認すると、木々の間から富士山が大きく見えた。
なるほど、富士見平の名はこのためだろう。
雲を被っているので白く霞んでいる富士山を少し眺めて、それから山頂方面へ。
さてさて、苦労して登ってきた九鬼山からの展望はどんなものかな?
山頂が見えてきた。
しかし何だか変だ。
富士山は背後方向にあるはずなのだが、そちらは木々が生い茂っている。
「あれ?」
“秀麗富嶽十二景十番山頂・九鬼山”の標識がしっかり立ってはいる、けれども展望が開けているのは北面で、富士山方面は展望ゼロ。
これは一体……?!
富士山が見えない富嶽十二景の山頂とは……。
パンが売ってないパン屋さんとか、コーヒー豆を使わずに淹れたコーヒーとか、お肉を使ってないハンバーグとか、なんかそういう感じを狙ったものなのだろうか。
心の中で九鬼山の鬼の声がする。
『馬鹿者、山頂から富士山が見えるかどうかなど重要な問題ではない。富士山が見えぬのは展望のせいではないぞ。貴様の心の目が曇っておるのだ、たわけものめ』
そうか、そうなのかッ?!
言われてみれば、目を閉じれば富士山の姿が脳裏に浮かぶ気がする。
確かにそれなら天気が悪かろうが木が生い茂っていようが関係ない。
なるほど、これが心の目で見る富士山か。
どこに居ようとも、まぶたの裏にはクッキリ美しい富士山の姿が浮かぶ。
っていうか、苦労して九鬼山まで登る必要すらない気がするぞ。
秀麗富嶽十二景の名誉ために補足すると、九鬼山からの富士山はあくまでも富士見平からの景色であり、山頂から見えるいう説明はない。
山頂から富士山が見える山は他にもあるのに、なぜ九鬼山を十二景十番山頂に据えたのかは不明ではあるが、推測するに、この辺りは大月市の南端、市内で最も富士山に近いポイントになるのではなかろうか。
つまり一番近くで富士山を見ることができるポイントということで、山頂からは見えないものの、富嶽十二景に加えたのではなかろうか、と。
“十番山頂”という表現はちょっと誤解を招く気もしないでもないが……。
九鬼山に登る際には富士見平をスルーしないようご注意を。
若干突っ込みどころを残しつつ、九鬼山をあとにする。
「え?もう終わり?漫画のネタがないよどうしよう」
戸惑うもここに、
「この先まだまだ苦難があるから大丈夫」
一夜漬けで調査した限りでは、この先馬立山の登りと下りが結構険しそうだった。
九鬼山の下りもなかなかの傾斜だ。
鬼泥は相変わらず足を攻撃してくる。先ほどは登りだったからまだ良かった。下りでの泥濘はさらに厄介だ。
朝日小沢の分岐までは気をつかう下りだった。
道は左に折れ、山腹をトラバースする平坦な道になる。
相変わらず足元が緩いため、滑落には注意が必要ではあるものの、ようやくかなり歩きやすい道になった。
それなりに厄介な道ではあった、しかし鬼というほどのこともなかったかな、と、この時は思ったが……。
真の鬼はさらに先に居た。
札金峠までは実にのんびりとした縦走路を楽しみ、そこからまた登りに転じる。
ちょうど時刻は昼前、お腹がグーグーと鳴り出したころだ。
馬立山へ至る登りは九鬼山以上の急傾斜で、シャリバテ寸前の身体には非常に堪えた。
腹が減っては戦は出来ぬ、状態だ。
幸いにも地面は安定しており、キツイながらも危険はない道だった。
馬立山に到着したときには爽やかな達成感を味わえた。ほぼ展望のない狭い山頂ながら、ここでお昼休憩。
最大の難所はここからだ。
山頂からの下りの踏み跡は二本。
東……ピンクリボンあり。次の目的地である御前山とは方向がやや違う。
北東……次の目的地である御前山の方向であり、山頂にある道標もこちらを指していた(道標は動くのでアテにならないんだけども)。
さて、どっち?
考え過ぎて失敗するといういつものパターンに陥った。
(ピンクリボン見っけ、こっちがルートだ!)←素直な思考
というところでさっさと進めばいいものの、
(待てよ、方角がヘンだ。正しい方角はこっちのはず……。お、踏み跡があるなぁ)←考え過ぎ
というところで間違う。さらに熟考すれば、
(敢えて方角の違うほうにリボンがあるのは何故か?間違うと危険だからでは?方角に頼らないほうが良いかも)
ここまで思い至れば良いのだが、修業が足らない。
中途半端な考えで止めず、さらに突き詰めてよく考えるか、さもなければ最初から考えずに素直にリボンに従ったほうが良い。
正解はおそらく東。北東側の下りがかなり険しいため、巻き気味に下りる東の道が出来たのではないかと思われる。
こういうのも事前にしっかり調べてさえいれば悩むことはなかったのではないかと思う。
上から見る限りどちらの道も同じように険しく見えたので、最終的に方角で判断し、北東の下りに進んだ。
この下りが殺人的だった。
いや実際に死傷事故が起きているらしいので笑いごとではない。
斜面と言うよりも崖に近く、正対しないと下れない。
落ちれば無事ではすまないだろう高さだ。
落ち葉が積もっていて岩や木の根の位置は見えない。
安全を期すならロープが必要だろう。
無事に下れたので結果オーライとは言え、かなり危ない状況だったのは確かだ。
やはり事前調査は重要だ。現場で的確に判断が出来るだけのスキルが未だ十分じゃない以上、情報量で補うしかないのだから。
その先も八五郎岩付近では迷いやすい個所があった。
ここでは南側の巻き道が正しい道だろうという判断が出来た(というか、これは一夜漬けで調べた中に情報があったので覚えていた)。
さらに進んだ御前山の上は、本日最高の展望が楽しめた。
なんでこっちが十番山頂じゃないんだろう?という疑問が出てくるくらい好展望。
ちなみに富士山はすっかり雲を被ってしまっていたが、心の目にはバッチリ見えていたので問題なし!
予定していたお山が強風予報・・・先週に続きまたかよ〜って感じ。
「天候良さそうで、どこかキープしているところは?」
と聞かれ【秀麗富嶽桃太郎の鬼退治】の最後かなぁ・・・と九鬼山を提案。
[color=808000]百蔵山(桃太郎)・犬目(犬)・猿橋(猿)・鳥沢(雉)・九鬼山(鬼)[/color]
十番山頂の九鬼山は予想外で面白かった。
山頂に着いて『え?』って感じ。
「秀麗富嶽の山頂としてはどうなの?」
と2人でニヤニヤしちゃいましたヾ(´∀`*)
私としては先日歩いた、百蔵山・扇山・岩殿山が見渡せたのでこれはこれで有りだなぁと思いました。
これが鬼退治の宝物なのかなぁとかね。
その事をポストの中にある山頂ノートに書いてきました。
そしてそして、馬立山からの下りもなんか凄かった。
まず馬立山でラジオから流れるのど自慢を聞きながら昼食して
「おぉ、今日のゲストは水木一郎かよ〜 まじかぁ〜」
「熱いね!マジンガーZとか歌うんかしら?」
なんて出場者の歌声に
「これだったらMizの方が上手いよなぁ」
「今のなんで?良かったのに」
と楽しい山ごはんタイムを過したのです。
よしっ!満々腹々になったし次行きましょうかぁとゲストの歌タイムを聞くまでラジオ点けっぱなし歩き始めたのです。
馬立山の山頂には道標方向と赤テープ方向の進む道があったのね。
私は赤テープ行こうと、Mizは地図とGPSと方向なんかで道標方向へと。
道標の指しているし、Mizがいうならそっち行きましょうかぁ〜と進んだんだけど。
落葉に埋もれた岩場が現れたのです・・・。
(赤いテープは危ないから迂回路というか新しい道?道標の方向が変えられている?)
慎重にゆっくりと『三点支持三点支持、焦らない焦らない…』なんて思いながら下りだしたのですよ。
岩のある所はいいんだけど、落ち葉がやばすぎ。
そしたら一番力が入る所で
「次はゲストの水木一郎さんのスーパーロボットメドレーです!」
なんてアナウンスと曲が流れ出したのですよ。
緊張感が一気に破れ、笑いのツボにハマリまくって腹筋崩壊です。
「ぉぃぉぃ!何笑ってんだよぉぉぉっ!死ぬぞ!ちゃんとしろぉぉぉ」
と上から焦る声のMiz。
「ヤバイヨ、これでパイルダーオン!とか絶叫きたら駄目だ、耐えられない。」
と、などと言いながら移動して大丈夫そなポイントでパイルダーオン!出来ました。
その後はスーパーロボットメドレーを口ずさみながら進んでると赤テープ方向から下りてきた人達がさくっと現れ
「やっぱあっちだったぢゃ〜〜ん」
いつも私の判断を無視するMizには落葉蹴ってかけまくなってやったです。
もぉ(´・ω・`)
そして、このお山を雪玉のお雪さんを持って歩き続けた姉弟さん達の凄さに感動を覚え涙がちょちょぎれました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-398172.html
御前山の手前の岩ピークからの景色も良く、御前山も高度感と爽快な景色も素晴らしく
「あぁ、今日は来て良かったねぇ〜」
と大満足。
神楽山は・・・ん、ん。
猿橋駅までの下りも町並みがすぐ近くに見えてるのにこの高さはどうやって下るんだろ?という道で
【想像で語る猿橋駅までの下り道】で2人して笑いながら歩きました。
猿橋駅に着き、猿橋を見てないMizと猿橋観光へ。
途中にいる真っ白い犬ちゃんのさよこさんとまるこさんが可愛いこと可愛いこと。
猿橋観光の後、駿河屋さんでお煎餅買いました。
大月名物の山椒の香りと歯ごたえが良い木の実厚焼き煎餅(軽く中毒になってます)と味噌山椒・薄めの木の実焼き煎餅の3種類。
お会計の時にお店のお爺さんが奥にひっこんで何かし始めて『あれれ?』と思っていたら
「これ割れ煎餅ね、持っていってね」
とおまけを付けてくれました。
アリガトゴザイマース(*´∀`)ノ
また駅に戻る時にさよこさんとまるこさんが小屋からわざわざ出てきてお見送りしてくれて。
あぁ、やっぱ犬ちゃんっていいね〜とつくづく。
留守番している黒パグ隊長に報告しました。
残りの秀麗富嶽十二景巡りは二番・三番・四番は大菩薩から泊りで巡ろうと思ってます。
他は天気が良いときにぼちぼちとか、また予定しているお山の控え選手として行こうかと。
コメント
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ダンダンダダン
ということでグレートマジンガーですな。
Mizさん、 もここさん、こんばんは。
山とは何の関係もないコメですみません
今頭の中でグレートマジンガーの歌がエンドレスで鳴り響いています
ももこさんのマンガ、いつも楽しみにしております
ではっ
# ってそれだけかい!
ちょっとのフレーズで判っちゃうんですかぁ。
子供の頃の記憶とは凄いです。
私もしばらく頭の中に水木一郎が住み着きそうです
マンガ楽しみにして下さってありがとです(*´∀`)ノ
私の拙いマンガを見てもらえるだけでも嬉しいです。
utabutaさん、こんばんは〜
今回のスーパーロボットメドレーは、
1、マジンガーZ
2、コンバトラーV
3、グレートマジンガー
でございました。
空にそびえるくろがねの城が超電磁ヨーヨーで俺はグレートな感じでしたね。
ちなみに番組はNHKのど自慢でして、参加者の中にはキャプテンハーロックなんかを歌ってた人もいましたですよ
宇宙の海は俺の海ですよ〜
mizcreidさん Mococoさん こんにちは
馬立山からの下り、ご無事で何よりです。
先日私も少し迷いましたが、お二人の下ったほうは下の方が見えず
やばそうな匂いがぷんぷんしましたよ。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
滑落死亡事故もおきてるようですし。。
ちなみに右側を少し下ると直角に左に曲がる枝道にテープがついていまして
そっちが正解でした。あのまま真っ直ぐ下ると道迷いしそうな感じでした。
もう少し注意書きとか道標とか整備して欲しいですよね。
凍結した八五郎岩も直登しちゃいましたし。。。
Mococoさん漫画上手ですね! お疲れ様でした
こんばんはぁ(*´∀`)ノ
荷物置いて赤テープ側を確認すれば良かったのに手を抜いてしまったのがいけなかったですねぇ。
死亡事故が起こった場所だから、そういう場所なんだろうと下りちゃいましたが。
通った跡もあったりで行く人結構いるんですかね・・・。
八五郎岩の直登の方が大変じゃないですかぁ!?
mizは上に登ってみると行って5秒ぐらいで駄目だってあきらめましたよ。
低山ながらも登り応えのあるお山でしたね。
漫画誉めてもらえて嬉しいです(*´∀`)♪
ありがとうございます。
山で出合ったら漫画に出させて下さいね。
こんばんは〜
いやはや、お恥ずかしい。
危険だと見抜けなかった点、大いに反省しなくちゃいけないと思っております。
ピンクリボン見つけてるのに無視しちゃってるのが実に痛いです。
“危険な道だ”というのは知っていたので逆に(なるほど〜、確かにヤベェ〜)と納得して下っちゃってましたしね
同じ時に他のヤマレコユーザーさんがピンクリボンのほうの道から下ってまして、状況を聞いてみたところ、そちらも泥で滑りやすい要注意の道だったようです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-400297.html
馬立山、侮れません
リンク貼っていただいてありがとうございます!
レコ拝見させて頂きました!
馬立山の北斜面、かなり大変でしたね(^^;;
北東ルートから降りてきている時に「きえぇぇ〜!!!!」
みたいな声が聞こえて、なんだ??
と思っていたらラジオからの水木一郎さんの歌声だったのですね^_^
スッキリしました!!
今後もレコ拝見させて頂きます!
お疲れ様でした(^O^)
コメントありがとうございます〜
変な音響かせながら急斜面下っててスミマセン
もし滑落していたら最後に聞いた言葉が水木一郎の「ゼーーーット!」だったかも知れないと思うと、今更ながらガクブルです
こんなところでナンですが、御前山山頂でお餅を焼く匂いがとても香ばしくて鼻の穴がおっきくなりました
mizcreidさん、Mococoさん、はじめまして。
2週間前にほぼ同じコースを歩きました。
馬立山からの下りはピンクリボンにも気づかず岩場の方に進んでしまい、
こんな急なのに鎖もロープも無いとはさすが鬼だと妙に納得しつつ、
四苦八苦して下りました。
下りたところで平らな道に合流したので地図を広げたら「巻道あり」って
なるほど、このあたりの山と地名を並べると桃太郎ですね。目からウロコです
はじめまして。
道標の通りに行くとやはりあの道進みますよね。
まき道ありと判っていても「まかない派」の人は進みます。
現場に一言注意書きがあっても良い位な所でした。
お互い無事に下れて良かったです。
桃太郎、こじつけっぽいけどちょっといい感じですね。
先日、百蔵山と扇山を歩いた時に出会った方に教えてもらいました。
こんばんは、はじめまして〜
うーん、あそこはやはりこのコースの最難関箇所ですね。
解ってて下っても危険ですし、リボンに気付かず下れば心構えがない分なお危険ですねぇ〜
こうしてレコに載せることで多少なりとも周知につながればいいんですが。
桃太郎の登場キャラクターになぞらえて考えたとき、最も手強いのが鬼ではなく馬だったというオチもちょっと面白いものがあります。
今年の干支ですので最強の座は馬でも良いのですが。
ん?桃太郎って馬出てきましたっけ?
「黒ひげ危機一髪」ならぬ「黒パグ危機一髪」的な山行のようでしたね
お二人が馬立山からの下りで、岩殿山の時のマンガのような「ぐちゃっ!」が実写化されなくて本当によかったです
今週末こそは本来予定されているお山に行けるといいですね
こんにちは〜
稚児落とし並なら一思いにいけそうです。
馬立山くらいだとしばらくもだえそうなのが余計に恐ろしい
富士山が見えたと言っても、ほぼ心の目補正でした。
この日はどこも天気があまりよろしくなかったので、仕方ないですね〜
なお、予定のお山はまだ先に延びそうです
登り始める前、富士山に雲がみっちりモクっとまとわりついていたんだけど
富士山ポイントに着く度に雲がはれていきました。
でも空が白いからいまいち映えない感じでした。
落ち葉がなかったら大丈夫そうなんだけど、岩に落ち葉は怖いですね。
あのタイミングで水木一郎だし。
今週末は新しい玩具を手に入れたのでそれを試しに行くですよ。
またお天気イマイチそうだけど(゚ω゚)
久しぶりのコメにドキがムネムネしてます
※なかなかコメできず申し訳ございませんm(__)m
秀麗富嶽十二景・十番山頂、九鬼山
羨ましい限りです!
もしかしてmizMocoさんも秀麗富嶽十二景コンプ
狙っているのでしょうか?
ダッシュと言ったらアタシは「ダッシュ勝平」!
ちょっとHな場面に幼な心がウズウズしたものです
雪山はこれからが本番ですね
ケガなく事故なくステキな雪山を楽しんで下さい
お久しぶりでぇ〜〜す。
masabowwさんもレコを見る限りお山で楽しい時間過してるみたいで良かったですぅ。
秀麗富嶽十二景コンプは狙ってるような?狙ってないような?
【偽ピークが10個ある展望が良くない高柄山】に行く予定だったのだけれど、百蔵山-扇山の間を歩きたくなって計画変更、そこで出会ったナイスミドルに秀麗富嶽十二景の色々な話を聞いたのです。
それから計画を立てる練習とか、アクセスも便が良いし、お天気もそこだけピンポイントに良かったりするので行かせてもらってます。
原作の漫画の方は知らないけど、ダッシュ勝平は声が田中真弓さんだったですねぇ。
純白のぉ〜〜
あの頃、担任がバスケ部の顧問で周りがバスケしている子達も一杯だったです。
masabowwさんもお友達
こんばんは〜
またもやお忙しそうですね〜
かく言う私もなかなか最近は忙しくて、
「好きなだけ残業していいから」
とボスに言われる始末。
どうも私が残業したがっていると思っているふしがあるボスです。
秀麗富嶽十二景、狙っているわけではないのですが、この季節、晴れている場所を選ぶとどうしてもあの辺りになることが多いんですよね。
去年はもっと天気に恵まれていたんですけどねぇ〜
masabowwさんはHなダッシュがお得意ですか〜、なるほど〜、良いじゃないですか
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