氷ノ山::山頂で悪天に捕まっても仙谷でパウダー!
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- GPS
- 05:16
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 606m
- 下り
- 1,047m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 5:10
天候 | 曇りのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
毛帽子
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
今シーズンは関西でも雪が豊富で、パウダーも滑れる。先週末の土曜日は、パウダー狙いで兵庫・鳥取県境の氷ノ山へバックカントリーに行ってきた。3週間前にも計画したが、その時はホワイトアウトのため山頂まで行けなかった。そのリベンジのつもりであったが、午後から荒れる予報だったので、正午までには山頂には着いておきたかった。
1448m小ピークから東面の激パウ滑走まではよかったが、山頂まで登り返したら、予想よりも早く、すでに暴風雪の大荒れだった。結構本気モードで山頂の避難小屋に逃げ込むが、すでに誰もいなかった。この避難小屋のおかげで、休憩でき、シールを外したりなど滑走の準備も整えることはできた。
避難小屋から覚悟して出て、視界不良の中、コンパスにて方角を確認してから、仙谷へドロップした。源頭部はウインドスラブができていて、雪が板状に割れる。山頂に登り返す途中でも、かなり長いシューティングクラックが何本も入っていて、雪崩リスクが高いことはわかっていたので、なるべく木の多い所を選んで滑走した。
谷に入ると風も治まり、山頂とは大違いの温和な気象条件に変わる。おまけにパウダーも溜まっている。パウダー滑走をかなり楽しんだが、標高を下げるにつれて雪は湿雪に変わっていった。やがて沢割れが目立つようになり、危険な状況になるが、それはゲレンデに出る場所を見逃していたためと判明。シールをつけて左岸を登り返したら、すぐにゲレンデだった。杉林が出てきた所で、トラバースに入れば登り返す必要はなかった。
仙谷は夏道はついているが、冬季はスキーヤーしか通らないだろうと思っていたら、スノーシューの若者2名が下りてきてびっくり。ストックもピッケルも持たずによく下りてきたなと、若い人の体力の凄さには感心はしたが、判断や装備のことで、今後のことを危惧してしまった。
とりあえずは3週間前のホワイトアウト時のリベンジはしたが、風雪は今回の方が酷かった。それでも期待したパウダーが滑れて、そこそこ充実したバックカントリーだった。
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