記録ID: 401137
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積雪期ピークハント/縦走
北陸
金剛堂山 〜栃谷尾根から竜口尾根周回〜
2014年01月28日(火) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,261m
- 下り
- 1,260m
コースタイム
【コースタイム】
07:50 スノーバレー利賀煙突小屋横
08:35 栃谷登山道合流
09:40 片折岳
11:10 金剛堂山(前金剛〜中金剛散策) 11:35
12:50 竜口尾根1406mピーク
13:35 竜口峰(方向山)
13:55 スノーバレー利賀山頂リフト 14:15
14:45 スキー場駐車場
【登り時間:03:20】
【下り時間:02:50】
【散策・休憩時間:00:45】
【総行動時間:06:55】
07:50 スノーバレー利賀煙突小屋横
08:35 栃谷登山道合流
09:40 片折岳
11:10 金剛堂山(前金剛〜中金剛散策) 11:35
12:50 竜口尾根1406mピーク
13:35 竜口峰(方向山)
13:55 スノーバレー利賀山頂リフト 14:15
14:45 スキー場駐車場
【登り時間:03:20】
【下り時間:02:50】
【散策・休憩時間:00:45】
【総行動時間:06:55】
天候 | 【富山県西部(伏木)の当日天気】 天 気:曇り 最高気温:11.2℃ 最低気温:-1.9℃ 露点温度:0.6℃ 湿 度:53% 風 向:南西 風 速:6m/s 現地気圧:1015.1hPa 海面気圧:1016.7hPa 降 水 量:0.0mm 積 雪 深:0cm 日 の 出:6:56 日の入り:17:12 【現地気候】 登り始めの8時頃にはちょっと青空もあったものの 09:40片折岳に着いた頃には鉛色の空に頬を打つ強風 11:10前金剛に着く雪煙舞う風衝の激風 下山に竜口尾根を下り13:50スノバレー利賀山頂リフトに着いた頃には 粉雪降り注ぐ強風で視界不良でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道471号線を南下 道路は半分以上凍結していました 【富山県冬期道路情報】 土木部道路課情報 http://www.toyama-douro.toyama.toyama.jp/index.html 【アプローチ】 《住処:発06:40〜スノーバレー駐車場:着07:30》 【駐車場】 スノーバレー利賀スキー場の駐車場に駐車。 今季より廃業となったスノーバレー利賀 しかし、除雪されておりエントランス前は十分に駐車スペースが確保されています 冬期登り口となる煙突小屋周囲の駐車場までは除雪されていないので5分程歩くことになりる ※廃業のスノバレー利賀。リフトは動いていませんが人工ゲレンデ斜面は除雪車が動いており 整備されていました。 駐車の際は、除雪車の邪魔なにならない場所に駐車するように気を付けました。 http://www.togapara.com/ski/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 冬山登山口付近にありません 【ト イ レ】 スノーバレー利賀スキー場にあり 廃業により締まっていました 【積雪期の登 山 道】 (登り:栃谷尾根) 積雪期は栃谷登山口まで車で行けないので スノーバレー利賀スキー場の奥駐車場からの尾根に取り付きます 後は尾根伝いに登っていきます。 迷いそうな箇所は、栃谷登山口からの尾根との合流地点でしょうか 下山時に赤テープがぶら下がっているので見落とさないように 片折岳(1346mピーク)までは危険箇所は無いと思いますが 片折岳以降は西南の日尾谷から西北の竜口谷への強風で 至る所にすでに小さな雪庇が出来ているので注意が必要です。 (下り:竜口尾根) 下山ですぐに北北西に栃谷尾根側に伸びる枝尾根が竜口尾根と同等の大きさに見えて 注意が必要です。実際に歩いていると尾根自体が蛇行しており、雪庇などで二重稜線 見えて極めて慎重なルーファイが必要です。地図でわかったいた事なのですが、栃谷 尾根と違ってとにかくUPDOWNが多い!9回ものUPDOWNに下りとはいえ体力 消耗が激しかったです。 展望が良ければ常に小白木峰から白木峰の奥に剱・立山連峰を望みながら歩くことに なると思うのですが、あのUPDOWNの多さからメインルートとなることは無いと 感じました。所々に古い目印布がありました。 とにかく9回ものUPDOWNに、シュートカットし谷筋に降りたい場面もありましたが 初めてのルートで慎重に歩くことを主眼に置き忠実に登り返しました 【雪 質】 登り下りともにスノーシュー 登り:栃谷尾根 登り始めからトレースなし。残トレースも無く消えていました 片折岳までは 融解のあるモナカ雪でとても、歩き難く前日の好天で深々と沈みます 片折岳からアイスバーンとまではいかないまでも雪が締まってくることを 期待したのですが、沈む沈む足首までののラッセルを強いられました 標高1500m付近の傾斜からようやく強風に固められ雪が締まり出して 歩き易くなりました。 下山:竜口尾根 時間帯が違うので一概に栃谷尾根と比較できませんが、雪は締まっていました 1473ピーク付近で本日、栃谷尾根に無かった霧氷が少し見られたことから、 きっと栃谷尾根よりも強風が吹き込んでいると思います。竜口尾根は蛇行も 多くUPDOWNも多いことから二重稜線か?と思える箇所があり注意が必要 【他の登山者】 ゼロ 【金剛堂山について】 金剛堂山(こんごうどうざん)は富山県富山市(旧八尾町)と南砺市(旧利賀村) にまたがる標高1,650mの山。岐阜県との県境にも近い。日本二百名山の一つ。 「金剛堂山」は加賀藩の名だそうな。飛騨ではただ「金剛岳」。 富山藩では「高尾山」のちに「西白木峰」だったそうです。 山名は修験道によるもので役ノ小角の開いた山との伝承があるそうです。 役ノ小角開山伝説のある山は富山県内には金剛堂山だけだそうです。 山岳信仰の霊峰として崇められ「金剛蔵王権現」が祀ってあります また藤原義勝の神鏡も祀られているそうです。 山頂部は広々とした台地でその上に3のピークがあります。 北から前金剛、中金剛、奥金剛と呼ばれています。 一等三角点があり「金剛蔵王権現」を祀る祠のある前金剛(1,637.9m)を総じて金剛堂山と 呼ぶことが多いのですが、最高峰は1,650mの中金剛です。 山頂を通り南北に走る主稜線。井田川の支流大長谷川と百瀬川の水を分ける。 大長谷川に注ぐ西ノ瀬戸谷、百瀬川に注ぐり竜口谷、日尾谷の3本の谷が入り込んでます 日本海に面して手前に高い山が無いために冬の季節風をまともに受け、山頂台地一帯は 広大な風衝草原となっており高山植物の宝庫だそうです。東の白木峰、南の水無山 などと共に白木水無県立自然公園に指定されています。 【日帰り温泉】 天竺温泉の郷 住所:〒939-2513 富山県南砺市利賀村上百瀬482 電話:(0763)68-8400 http://www1.tst.ne.jp/tenjiku/ 料金:600円(日帰り湯) 利用:定休日 水曜日 営業時間10:00〜21:00 |
写真
感想
My Favorite金剛堂山の各ルート攻略してみようと思ってはや数年・・・
金剛堂山登山ルートは現在自分が知っている限りでは4ルートあり。(沢登りは含みません)
1.栃谷ルート
2.東俣ルート
3.大長谷ルート
4.竜口尾根ルート
今日はその4の竜口尾根を歩くことに
地図を食い入るように見れば見るほど竜口尾根はUPDOWNが多く苦労しそうな尾根なので下山で歩いてみようと
今季から廃業となったSnowValley利賀を贅沢に一人貸切で歩こうと栃谷尾根から金剛堂山へ
天気予報から、勝負は午前中と思い冬期取り付きのSnowValley利賀奥駐車場の煙突小屋横から登り始める
traceがは消え、Notraceに加え前日の好天で融解が進んだモナカ雪でスノーシューでも沈む沈む
かなり足を取られて山頂に3時間20分で登頂。時間は11:00過ぎ、前金剛から中金剛散策し
今日のMaineevent竜口尾根へ
いつも栃谷尾根を登りながら竜口尾根を眺めて、地図でイメトレしても実際に歩くのとでは違います
予想以上に蛇行している尾根、そしてUPDOWNが多い!9回もの登り返しにtightな下山となりました
ようやく憧れの竜口尾根を歩くことができました
充実感のある雪山行ありがとうございました
金剛堂山さん
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