雪の「城ヶ平山」スノーシューハイク〜Premiumなアフター登山を満喫〜
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- GPS
- 02:48
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 327m
- 下り
- 310m
コースタイム
- 山行
- 2:15
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 2:48
O君とOO君の2名は、金沢駅から電車(IRいしかわ鉄道+あえの風とやま鉄道)で魚津駅に移動。魚津在住のS君が車で駅に迎えにて3人が合流。S君の車で「城ヶ平山」に移動し登山して来ました。アフター登山は、富山市に移動し、県庁近くのお店で会食しました。
[旅のスタート]:金沢駅⇒(電車で移動)⇒魚津駅⇒(車で移動)⇒登山開始=大岩川親水公園駐車場−大岩側登山口(金龍橋)−第1ベンチ−上ノ平集落跡(分岐)−(第2ベンチはスルー)−第3ベンチ−城ヶ平山山頂−第3ベンチ−上ノ平集落跡(分岐)−第1ベンチ−大岩側登山口(帰投)⇒(車で移動)⇒満天の湯(魚津店)⇒(車で移動)⇒魚津駅⇒富山駅⇒(徒歩)⇒Premiumな会食(県庁近くのお店)⇒(徒歩)⇒富山駅⇒(電車で移動)⇒金沢駅:[旅の終わり]
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
雪の「城ヶ平山」スノーシューハイク〜Premiumなアフター登山を満喫〜 互いに住まいが離れている三人が集まり、電車と車を使って移動して、登山(スノーシューハイク)とアフター登山を楽しんできました。 ___【 車での登山口へのアクセス 】___ 北陸道を[立山IC]で降り、左折し県道3号線を400m進んだ所の交差点「辻(南)」で右折し、(上市町の)町道和合柿沢線を2.5km東進すると陽南環状交差点(※1)に出ます。環状交差点を弧を描くようにして約200m直進すると、富山中部広域農道(※2)にぶつかります。左折して、広域農道を400mほど進んだ所の交差点「柿沢」で右折、柿沢の住宅街を1.2km進むと、道なりに県道152号線に入ります。さらに道なりに152号線を約2km進むと、大岩川親水公園の駐車場に着きます。車を停めて車道を200mほど歩くと登山口に至ります。 ※1:2019年5月に完成した環状交差点(roundabout)です。町道和合柿沢線と町道法音寺舘線がリングで結ばれたように交差しています。このラウンドアバウトのおかげで、立山ICから大岩方面へのアクセスが楽になりました。 ※2:県内に7,8本ある広域農道のうちの一つです。[富山市−立山町−上市町−滑川市]間を結ぶ、スーパー農道となっています。 ___【 城ヶ平山(茗荷平山) 】___ 中新川郡上市町大岩/浅生に所在する標高446mの山です。茗荷平山(みょうがだいらやま)とも呼ばれています。戦国時代には『茗荷谷山城』があった山だからです。山城として、山頂とその周辺に削平地が造られていたので後世、「城ヶ平」と呼ばれるようになったのでしょう。山麓にあった上ノ平集落(跡地)も、「ジョウ(城)のダイラ(平)」村と呼ばれていたのだと思います。 (参照):城ヶ平山の登山コース/茗荷谷山城を造った『越中土肥氏』の由緒〜などについては、以前の記録で詳述してあります。 ● 冬の[城ヶ平山・ハゲ山]⇒再びの[城ヶ平山]⇒[天湖森キャンプ] https://yamare.co/1339376 |
コース状況/ 危険箇所等 |
● 第一ベンチから上ノ平集落跡までの間で、崖道になっている箇所があります。大雪だと崖道に雪庇ができている可能性があります。 ● 山頂手前の急登(クサリ場)がゴツゴツした岩場になっています。圧縮された雪が凍り付いていて危険でした。 |
その他周辺情報 | ___【 アフター登山で利用したお店 】___ 今回、私達が立ち寄ったお店2軒を紹介します。お昼は、ランチ(ラーメン店)、夜は、お酒と夕げ(居酒屋)を頂きました。 ● 自家製麺処「森屋」 滑川ICで北陸道を降りて[県道51号線]を東に約500m進み左折、滑川市市道[本江栗山線]を北方向に約800m進んだ所にあるお店です。元々、割烹だったのが、本格ラーメン(中華そば)のお店にリニューアルしました。中華そば(あっさりスープ)、ラーメン(濃厚スープ)、つけ麺〜などが味わえます。 住所:滑川市道寺21-2(北加積地区道寺) 営業時間:11:30〜14:00/17:30〜20:30 定休日:月曜 値段:900〜1500円/一杯 ● 醍醐Premium 富山駅と県庁の中間に[味わうための酒]が飲める店です。以前は「空飛ぶうさぎ」というお店でしたが、2020年に改名の上、リニューアルオープンしています。 住所:富山市内幸町2-1 A'ビル1F 営業時間:15:00〜24:00 定休日:日曜日 その他:醍醐グループの一つです。醍醐Premiumの他、醍醐富山店、醍醐金沢店、New York New York〜があります。 お店のモットー:(※お店の名詞より抜粋) [酔]うための [酒]ではなく [味]わうための [酒]を飲む店 |
写真
[立山IC]−県道3号線⇒交差点「辻(南)」−町道和合柿沢線−陽南環状交差点−富山中部広域農道−交差点「柿沢」−県道152号線−大岩川親水公園の駐車場〜と車で進んで下さい。親水公園の駐車場で車を停めて、車道を200mほど歩くと登山口に至ります。
〜IRいしかわ鉄道(泊行き)の普通列車に乗り込みました。各駅停車なので〜(発):金沢−石動−福岡−西高岡−高岡やぶなみ−高岡−越中大門−小杉−呉羽−富山−(新富山口駅)−東富山−水橋−滑川−東滑川−魚津:(着)〜と順次停車します。
※:新富山口駅は、建設されたばかりでまだ開業前ですので、列車は素通りしました。この新駅は2022年3月12日からの営業です。
〜をキャッチ(撮影)しました。列車が呉羽トンネル(※)から抜け出した直後の0.5秒ほどしか見えない部分です。17世紀の江戸時代に手堀で掘られた用水が現代まで引き継がれています。
※:呉羽丘陵には3種類のトンネルがあります。一つ目は、この列車の通っている[呉羽トンネル(鉄道トンネル)=上下2本]、2つ目は、新幹線が通っている[新呉羽山トンネル(鉄道トンネル)]、3つ目は、離れて南側にあります。富山県道62号「富山小杉線」が通る[呉羽トンネル(道路トンネル)]です。
従来からある3つの施設〜「高志リハビリテーション病院」、「高志学園」、「高志通園センター」を[地域リハビリテーション総合支援センター]として、一体的に整備されました。右側の建物がメインの「富山県リハビリテーション病院・こども支援センター」です。その他、「富山県発達障害者支援センター ほっぷ」、「富山県立高志支援学校」、「高志 福祉相談センター」、「高志ワークホーム」などが敷地内に集約されています。
公園の駐車場に掲示されているマップです。この辺りは、「劒岳」のお膝元です。中新川郡(舟橋村・上市町・立山町)には誇れる物(名所)が数多くありますが、最大の名所(シンボル)は、なんといっても『劒』です。
〜を歩き、登山口に向かいます(約200m)。「そうめん処」の前で左折すると、登山口です。
※:そうめん屋さんのお客専用駐車場には駐車しないように気をつけて下さい。
戦国時代には、「茗荷谷山城」がこの山に築かれていました。平野部(上市町館)には、越中土肥氏(弓庄土肥氏)の居城「弓庄城」があました、その詰城(山城)として、こちら側に向かって(山並みに沿って)、「柿沢城」と「茗荷谷山城」が並んで造られていました。
ここで、スノーシューを履きました。シューの外周にギザギザの刃いている「MSR」の物が良いですね。シューの外周がパイプになっている物は横滑りしやすいです。
〜しました。ベンチがある位置が記載されていないので、記してみました。(※青字の番号´↓がベンチの位置)‖莪譽戰鵐繊↓第二ベンチ(上ノ平集落跡地)、B荵哀戰鵐繊舛3ヶ所です。登山口は、「大岩側登山口」と「浅生側登山口」しか描かれていませんが、東側からの縦走ルートの登山口があります。種地区に所在する「種入口登山口」と「西種水上集落登山口」です。
〜します。この場所は、旧上ノ平集落の入口にあたる場所、いわゆる村辻でありました。登山道(夏道)は、左手を直進し上ノ平集落跡を通っています。右手の道に進むと、田んぼの跡地です。冬山では、右手に進み、冬道としてショートカットします。
〜です。今回は、通行しませんでしたが、上ノ平集落跡の方(夏道の登山道)に20mほど直進すると、[第二ベンチ]と[水場]があります。ちなみに、「上ノ平集落」の地名の由良は〜城のあった平らな場所(削平地)⇒城(ジョウ)のあった平(タイラ)⇒上ノ平(じょうのたいら)〜と転化したのでしょう。
(2017年12月23日の撮影)
以前もここで小休止しました。冬道では、[第二ベンチ]をスルーしてしまっていますので、ここの[第三ベンチ]を[第二]と思われてしまっている方が多いみたいです。
(2017年12月23日の撮影)
〜から二段目に登る(急登)ところです。「城ヶ平山」は、『茗荷谷山城』の城跡になっていますので、郭(曲輪)跡が残されています。この場所から五段構造になっていて、ここから4段登ると山頂(五段目)になります。
〜に到着。ここ山頂部分は、長細い削平地になっています。かっては、一の郭=本丸であった場所です。向こう側(山頂の北側部分)には、三等三角点「大岩」=(標高446.49m)が設置されています。また、向こうの奥に出入口があり先を進むと、縦走路がここ「城ヶ平山」山頂から「ハゲ山」山頂まで続いています。
見えていませんが、ここ山頂から東北東約9.7kmに「大倉山」の山頂が位置しています。よく見ると、[西種/須山]側に位置する「ハゲ山」の山頂部分が見えています。
私(O君)は、やってしまいました。大転倒して、雪の急登を大きくスライディング(ほぼ滑落)してしまいました。この辺りは岩場の急登で、岩の上に雪が凍り付いていました。幸いにもけが人は出ませんでしたが、ご迷惑をかけて、ゴメンナサイでした。
間違いなしの定休日でした。お店の方(お姉さん)に謝ってもらった様な場面ですが、『どおぉ〜ビール飲みたいでしょう〜でもねゴメンナサイね〜』と言われているような気分(妄想)に陥りそうでした。
〜でランチです。私達は、大岩から滑川市市道[本江栗山線]を魚津市に向かって北進してきました。滑川市の北加積地区・道寺に所在しているラーメン店に入りました。なんでも割烹だったのが、本格ラーメンのお店にリニューアルしたのだそうです。
< 森屋おすすめメニュー >
|羃擇修弌瓩△辰気蠏楡凝髻覆箸蠅舛鵑燭鵝縫后璽
◆.蕁璽瓮鵝畴燦鶏白湯(とりぱいたん)
つけ麺
ぁ,まぐれ鯛出しキノコ香る中華そば=キノコのジェルボールがのっかっています(限定メニューか?)。
私はこれにしました。中華そばの上には、大盛りのチャーシュー、穂先メンマ、小口切りのネギ、板海苔〜が載せ(トッピング)られています。1200円で大満足の一杯でした。もちろん、あっさりした旨味スープは全部飲み干しました。
〜で電車に乗り換えて移動します。まずは、S君の自宅に車をおきに帰った後、三人は魚津駅から電車で富山市の繁華街に繰り出します。14時45分魚津発あいの風とやま鉄道(金沢行)に乗り込みました。ただ、泊方面が吹雪にみまわれたため、5分遅れの魚津着でした。
〜に到着しました。駅の構内に[路面電車のりば]があります(路面電車が駅舎内を通行)。富山駅から富山港に向かう富山港線は、以前は富山ライトレール株式会社が運営(旧ライトレール線)していましたので、富山港線を走る路面電車のことを今でも「ライトレール」と呼ぶ方もいます。富山ライトレールは、2020年に富山地方鉄道に吸収合併されています。現在市内を走り回っている電車は、普通に路面電車(Tram)と呼ぶか、市電(市内電車)と呼ぶのが一般的でしょう。
コロナ禍のご時世にもかかわらず、酒池肉林のような贅を極めた飲み方(酒宴)をしていまいました。我慢されている方々には申し訳ございません(ゴメンナサイ)。お邪魔したのは、県庁の近くにある「醍醐Premium」さんです。ビール一杯の後の最初の日本酒は、ちょっと高級な「十四代」を頂きました。この酒は、山形県村山市の[高木酒造]の作品です。フルーティーな甘みがあり、いくつもの風味が二重三重に折り重なったような深見のある大吟醸酒です。
「ベニズワイガニ」と「タラバガニ」のカニミソをブレンドしているとのことです。あく抜きされていて上品な旨味になっていました。美味し過ぎて、おかわりしました。おかげで、美酒が進みました。
この料理は、素材の質もさることながら、解凍のされ具合が大事です。薄くスライスされたお肉が、溶ける寸前のシャーベット状になっていて、口の中に入れた瞬間に冷たいまま柔らかくなるのがベストです。この馬刺し、ベストコンデションでした。
吉田酒造店(石川県白山市)純米酒です。「手取川オリジンシリーズ」の『niji』というブランドです。空に架かる虹のように、食事や会話のかけ橋となるような爽やかなお酒〜だそうです(裏ラベルの記載より)。
地元の山ガールさんたち(S君の知り合い)と二次会に行くらしいのですが、私(O君)は疲れていました。早く帰ってゴメンナサイです。S君を(人質として?)残して、あとの二人(O君とOO君)は金沢に帰りました。
〜の像(薬売りの像)です。JR富山駅南口側の北陸銀行/エクセルホテル東急前の広場に設置されています。往時は雪深い地方でも、歩いて薬売りしていたのでしょうか。
装備
個人装備 |
ザック
スノーシュー
チェーンスパイク
キャップ
防寒具
手袋+軍手2
コンデジ
GPS機能付きウォッチ
タオル2本
行動食
水
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感想
___【 良かったこと 】___
● 雪模様の天気だったが、無事に登山を終えることが出来た。
● アフター登山で、美酒と美味を堪能出来た。
___【 悪かったこと 】___
● 大雪が連日続き、除雪作業にかかり切っていて疲労していた状態で、今回の登山に望んでしまった。
● 下山途中で危ない場面があった(注意力が足りなかった)。
___【 最後に 】___
大雪のため体調を崩していまして、ちょっと無理かなと思いつつも、「登山+酒飲み」を決行してしまいました。帰宅後の疲労感が半端ではなかったのですが、私にはご褒美のような物がありました。「目的を達成したという充実感」と「美酒美味の余韻」が、私の心の中に残されました。また色々の事で、ゴメンナサイとありがとうを言わなければならなかった旅でもありました。反省しながらも、また次の何かをやります。
___【 前回の(近隣の)山行記録のリンク 】___
「城ヶ平山」は[弓庄土肥氏]の詰城(茗荷谷山城)のあった山ですが、同族の[堀江土肥氏]の詰城(千石山城)のあった「千石城山」にも登っております。
● 雪の「千石城山」を劔親自然公園から登る〜山頂経由で[P703]までの往復登山〜
2022年02月13日(日帰り)
https://yamare.co/4000745
___【 前回の「城ヶ平山」の記録 】___
5年前は、2度続けて城ヶ平山に登っていますので、城ヶ平に詳しくなりました。
● 冬の[城ヶ平山・ハゲ山]⇒再びの[城ヶ平山]⇒[天湖森キャンプ]
2017年12月23日 〜 12月30日
https://yamare.co/1339376
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
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たしかに、千石城山からのパノラマよかったよね!
ボクはここ2週間で、鞍掛山−千石城山−城ヶ平山〜と山行しましたが、今はすごく疲れています。最近の大雪のため除雪作業で疲労、城ヶ平山の前日には雪のかしで腰を痛め、持病の坐骨神経痛が再発。右脚が痺れた状態でしたが、城ヶ平山に挑みました。低山だから良いかと思いなめてかかっていました。城ヶ平山で滑落した時は、前を歩く人と距離をとっていたの幸いでした。これからはあまり無理できないな〜と感じました。
腰の痛いボクは養生のため、和倉温泉総湯の朝風呂に今から行ってきます。
yunokitoruさんはきっと元気はつらつですよね。お互い、末永く生きていきましょう!
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