鍬柄岳・大桁山:緊張の長いクサリ場と絶景・西上州、半袖隊長、圧巻・表妙義を眺めながら千平駅から松井田駅へ
- GPS
- 05:57
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 897m
- 下り
- 862m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:56
累積標高(上り): 851m / 累積標高(下り): 796m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:28.66=16.17+(851÷100)+(796÷100÷2)
→→→判定「●EK24〜32未満 ふつう」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考文献/記録】
分県登山ガイド09群馬県の山(山と渓谷社/2016年12月1日初版)
49鍬柄岳(石尊山)・大桁山/くわがらだけ(せきそんざん)・おおげたやま
西上州の入口を守るスリルと展望の岩峰
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【復路】松井田駅1607高崎駅赤羽駅新宿駅地元駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【emj:158]】 全長約16kmの大半(約11km)が舗装道路歩き。 登山道(含む林道)は関ふれ道の「鍬柄岳分岐点」から「川後石峠」までの約5kmのみ。 鍬柄岳の頂上直下に長いクサリ場(標高差にして約100m)があります。 前半は絶壁の上下移動、後半はやせ尾根の水平移動が主となり、分県ガイド技術度は「3(★★★☆☆)」なので、それなりの危険箇所です。 拙者はヘッピリ腰で登降しましたが、下山時には数ヶ所で後ろ向きに下りました。 なお硬めの岩質でホールドは確りしているため落石リスクは低そうでしたが、ヘルメット着用をお勧めします⇒拙者は忘れました💦 なお関ふれ道は鍬柄岳には行かず大桁山へ直行します。 関ふれ道の道標を見る際にはご注意ください。 ★水場:なし ★渡渉箇所:なし ★泥濘状況:なし ★積雪状況:大桁山登降はほぼ残雪地帯 ★蜘蛛の巣 :なし ☆半袖 タイム:全行程 ★半袖 出会い指数:ゼロ ☆半袖 驚かれ指数:鍬柄岳のウォーカーと大桁山から下ってきたご婦人に ★入山者:4組6名(1+2+2+1)…健康ウォーカーを含む |
その他周辺情報 | ★登山ポスト: ★トイレ:千平駅(簡易設置型)、大桁湖、松井田駅 ★携帯:圏内 ★食料調達処:ファミマ地元駅 ★酒類調達処:NewDays高崎駅 ★お土産処:NewDays高崎駅 ★飲食店:寄らず ★温泉:寄らず ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
【記録公開日:2022年3月3日】
===================================
まず冒頭に…ウクライナにロシアが侵攻したのは山行の二日前でした。
一刻も早い戦争終結・平和な日々の回復を願って上州路を歩きましたが…事態は悪化する一方で、もはや戦争ではなく、弾圧・虐殺…ジェノサイドと言うべき状況です。
===================================
1月初旬に上州・神成山を歩いた際にその奇岩ぶりが気になった鍬柄岳を訪ねました。
分県登山ガイドではセットで紹介されている大桁山(ぐんま百)も一緒に歩きましたが、歩跡(赤線)伸ばしの都合上、鍬柄岳⇒大桁山の順にしました。
(注)分県ガイドではこれらの「2座を登る場合は大桁山から先に登りたい」と推奨されているが、今回歩いただけではその理由は分からなかった。
千平駅から関ふれ道(舗装路)を歩いていると、民家の主から「鍬柄岳?」と声を掛けられました。
「そうです。鍬柄岳の後に大桁山へ行きます」と返答すると「頂上間近の100m(標高差)には気を付けてね」と。
もちろんガイド本を読んで知ってはいますが、地元の方に言われると緊張感が高まります。
杉林の間を抜け峰の基部に出ると、見上げんばかりの岸壁が屹立しています。
初っ端のクサリ場からして急傾斜…絶壁と言うと言いすぎですが、右手は切れ落ちているので否が応でも緊張します。
途中で下って来る男女二人組と出会いました。
なんとタイミングよく、「上下」移動を終えやせ尾根移動が始まる場所で、お互いに楽にすれ違えるだけの余裕がありました。
中途半端な場所で出逢うとビビっただろうなぁ。
でもお二人がヘルメット姿であるのを見て、拙者は「忘れてしまった!!」と反省しました。
落石が起きるような地質ではなかったものの、やはりヘルメットは必須でした。
なんとか登り終えると、山頂からは西上州や赤城・榛名などの絶景が広がっています。
「行きはよいよい、帰りは怖い」の童歌のように、クサリ場は下りの方が怖い。
数ヶ所のクサリ場では素直に背面下りになって無事に基部に下り立ちました。
その後の大桁山は付録みたいなもの。
杉の植林帯の道ばかりで、頂上周辺は成長した樹木で限定的な眺望しか得られません。
大桁山はぐんま百に選ばれているのに対し、鍬柄岳は選ばれていませんが、魅力で申せば鍬柄岳の方が上でしょう。
下山後は歩跡(赤線)伸ばしで松井田駅へ向かいます。
まだ寒々しい大桁湖を過ぎると次第に妙義山が現れ、その移り変わる山容を見ながらの魅惑の県道51号線歩きとなります。
いやぁ、迫力ありますね、妙義山は。
そうそう、久しぶりに「クルマに乗って行かないか?」とお誘いを受けました。
林道が閉鎖されているとは知らずにいらっしゃったご夫婦で、トボトボと歩いている拙者を見て気の毒に思われたのでしょう。
どうも有難うございました…そのお気持ちだけ頂きました。
【今回登った主な山】
★鍬柄岳(くわがらだけ)598m:初…分県群馬55/73、東京周辺306/350
★大桁山(おおげたやま)836m:初…ぐんま百70/100、分県群馬56/73、東京周辺307/350、続・静か21/98
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
【個人用過去レコリンク:下仁田電鉄関連】
2022年01月06日(木) :神成山(群馬/富岡)
西上州最前線の山並み展望が素晴しい、半袖隊長、千平駅から磯部駅まで赤線伸ばし
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3893071.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する