記録ID: 4053217
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
大木場ノ辻 (西尾根からピストン)
2022年03月05日(土) [日帰り]
![情報量の目安: B](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
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体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 15:54
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 2,061m
- 下り
- 2,049m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 15:28
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 15:40
距離 18.0km
登り 2,061m
下り 2,064m
※ ほぼ休憩時間は反映されておりません。
天候 | 高曇り のち 雪 (麓は雨) 温度計 [登り4℃/山頂0℃/下山3℃] |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※このルートは一般道ではありません。 ◽取り付き 笠谷バス停の裏にある西尾根末端から。急傾斜で地形も露出 (賞味期限が早い)。登り降りともにアイゼン・ピッケル使用。 ◽危険箇所 登り1050mまで似たような地形が多く迷い込みやすい ( 私は1度間違えた)。頻繁ではないが落ちたら止まれない斜度の細尾根あり。標高が高くなると尾根には大小の岩が多くなりルーファイが必要になる。密な樹林帯では灌木漕ぎや踏み抜きが多い。下山時には全体的に迷い込みやすい枝尾根が多い。 ◽雪 ラッセルは踝から膝まで。頻繁ではないが踏み抜きは膝から腰まで。標高1000付近まで地形の露出が目立つ。 ◽装備 基本スノーシューとストック。状況でダブルピッケルやアイゼンに切り替えるた。 |
その他周辺情報 | 茸山 (こけやま) 金沢市への帰り道にある食堂。雰囲気が好きだ https://www.e-muchtoyama.com/spn/detail/index.cfm?cl_id=251 |
写真
撮影機器:
感想
新穂高の玄関口に「大木場ノ辻」という山がある。巨大な山容と山名が好きだ。ルートは錫杖沢や東尾根が有名だが長大な西尾根がずっと気になっていた。調べてみたが記録がなく謎の要素が多い。そこがまたいい。気になる名前の由来も謎だったが辻には「十字路」という意味があるらしい。ここを中心にして木材が全国に行き渡っていたのだろうか?
先々月の撤退から再挑戦。ラッセルは浅いが岩の迂回が多い (地図上には10m以上の岩しか記録されない) 大岩が現れるたびルーファイに血まなこ。ドラゴンクエスト的には「大岩が現れた!」といった状態でもちろん敵は格上。健闘していたが標高1890mで困難な大岩に停滞。このレベルが続くと時間的に撤退になる。そこからは「山頂に1个任盒瓩鼎」を目標にタイムリミットを気にしながら上へ上へ。
登山開始から10時間で登頂。喜びより天候の悪化から「さぁ逃げろ!」となった。下山はノンストップで5時間20分。日帰りピストンは厳しい。下山路には東尾根を計画しておくべきだった ( 因みに東尾根は地図上では西尾根との記載になっている。何故だろう?)
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コメント
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また、なかなか面白いことされてますね。
自分は今、スキー訓練中ですが、スノーシューの時の方がコースの自由度が高く、選択できる行動範囲は広く、リスクも低かったような気がしてきています。スキーは滑走自体が楽しいのと、いろんな方と出会いが嬉しく楽しいので続けていますが、探検感覚というか、あちこちトライできるワクワク感はスノーシュー+アイゼンの方が上かもしれません。まあ、もっと上手くなれば変わってくるのかもしれませんが、それにはお金と余命が不足しているような気がしてきました。
最近、ちょっと雪山登山のあの感覚が懐かしくなってきています。そろそろスキーを下してどこか雪山登山に行こうかな。
コメントありがとうございます。
私もスキーを始めるとなると (始めるからには全力でやるつもりですが) 数年間は今の登りたい山へは登れなくなると思います。残り少ないと感じている登山寿命の数年は大きいです。熟達した山スキーは最強なんですけどね。あの浮力とボブスレーに憧れます。私も余命とお金がネックになりそうです😔
雪も絞まってきているのでスノーシューの時期到来ですよ!!😁
いつも早起きなんですね(笑)。
まさにそうなんです。登りたかった山は登れなくなります。自分は練習頻度が多分、普通ではないので、2シーズン目である程度楽しめてますが、普通の方は練習時間確保出来ずに2,3倍の期間が必要だと思います。それと、体力ある方が熟練チームから誘われるのは、ラッセル要員が欲しいからという本音をどこかで読んだことがあります。1日の滑走距離を伸ばしたいからなんでしょうね。それはそれで良いとは思いますが、それだけの理由ということはないとは思いますが、もしそうならばちょっと悲しい気がします。積雪期は毎週一緒なのに、無雪期はお誘い一切なしとか。naotooさん、引っ張りだこになりそうな気がします(笑)。
スノーシューでの活動は、気になってる伊吹山地に行きたいと思ってます。低山だけれどブナの森が美しいんです。稜線繋げるのが夢です。
仕事が早朝から始まるので早寝早起きなんです。登山には最適な仕事なのかもしれません😁
普通でない練習頻度で2年、険しい道のりですね😓。ところでgreenriverさんはもともとゲレンデスキーは出来たところこらの始まりだったのでしょうか?
引っ張っりだこ…。つい時給いくらだろう?と思ってしまいました (笑)。ですがそういう本音もあるのですね、勉強になります。それで技術が学べるのならWinWinだったりするのでしょうか。…うーん、なかなか色々ですね😔。
伊吹山地、私にとっては未知の領域ですので楽しみにしております。
早朝のお仕事???また今度の機会にお聞かせくださいm(__)m。
自分はゲレンデはできないところからのスタートです。
人生で3回くらいはゲレンデ行ったことがあるかも?という、記憶すらないところからのスタートだったので。いきなりスキーもって山に行くのは、やはり無謀だとは思います。でも、自分にはゲレンデ行くより山に行く方が感覚的に身近だったんです。それ自体がちょっとおかしいのだとは思います。山に行きすぎなんでしょうね。
時給換算なら・・・・1万位?(笑)。効率とリスクを合理的に考えると、どうしても体力ある人が、ラッセル大部分を担うという感じになるのだと思います。結果、強強の方がより強強になるループが産まれそうです。技術はきっと、見て盗めという感じだと思います。考え方次第ですが、WinWinだと思いますし、自分的には、楽しい仲間と楽しく遊べるならばそれが一番だと思います。そんな方々のレコは羨ましくもありますよね。
伊吹山地はnaotooさんが行かれているところと比べると、イージーだとは思います。でも、このエリアは本当に良い雪山です。金糞岳とか、そこから北部のエリアとか。奥美濃との境界線があいまいなエリアもありますが、奥越とか越美とかそういったエリアになるのかな?よくわかりませんけど。標高低くて気温高いけど、雪たっぷりで、無雪期は藪で入れない。そしてクマとマダニが多い。マニアックな方は無雪期も入ってます。そんな場所です。
追記:スキー技術は自分はまだ初心者レベルですので、安全に1人で行けるのはメジャーで山スキーヤーが沢山いる伊吹山、野伏、大日、乗鞍ツアーコースくらいです。私がお会いした熟練者と見える方々は、子供のころからゲレンデ沢山やっていて、最低でもスキー2級以上のレベルで、山スキーは年に15日以上、その経験が最低でも10年とかそういった感じだと思います。そういた方はソロでもあちこち行かれている感触があります。ですのでどうしても40代以上が多いのかなあと・・・。子供のころから初めて、競技スキーなども経験されている方だと、まれに20代の方にもお会いします。
自分は普通の山スキーヤーの1.5倍の頻度で通い、ゲレンデ練習もPDCA回して効率的に技術向上しているつもりなので、通常の3倍程度の期間で技術向上していると思います。それでもディープパウダーだとコケると自力で脱出できなくなるので、メジャーな山では危険だとは思います。
コメントありがとうございます!
登山スタイルから山スキーへの移行は険しいですね。人がいない山を好んで登っている私には辛い期間になりそう…💧。
山スキーをされる方に40代の方が多い理由が少しわかりました。北陸育ちでありながらスキーに興味を持たなかったことに後悔です。
はじめまして。登頂おめでとうございます。😃 以前に逆ルートから登り時間切れとなりました。気になっていたルートでとても参考になります。いつか歩いてみたいとても思います。情報ありがとうございました。
ありがとうございます。このルートに興味を持ってくださる方がいて嬉しいです。拙い情報ですが少しでもお役にたてたら幸いです🙇
コメントありがとうございます!
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