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Yamareco

記録ID: 406051
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雪山ハイキング
奥秩父

丸川峠から大菩薩嶺 楽しい雪山ハイクが最後はラッセル地獄に

2014年02月11日(火) [日帰り]
 - 拍手
toshi-17 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:31
距離
11.2km
登り
1,046m
下り
1,142m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

登山口8:25―10:55丸川峠11:10―13:45大菩薩嶺13:55―14:03雷岩14:05―14:48福ちゃん荘14:58―15:15上日川峠(ロッジ長兵衛)―16:25登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
丸川峠登山口駐車場
 入り口付近が凍結して車輪が空回りして苦労している車がありました。
裂石の入り口から駐車場(ゲート)までは凍結防止剤の散布車が入っていましたので、ゲートまでは通常入れるようですが、駐車場入口に入るカーブの所が凍結、その上に雪を冠ると四駆なら問題ないでしょうが、二輪駆動だと苦労するかもしれません。
コース状況/
危険箇所等
先日の大雪のため全ルート積雪(以下は本日の状況)

登山口―丸川峠
 ツボ足のトレースあり。それを辿りましたが、時々潜ります。

丸川峠―大菩薩嶺
 ワカンまたはスノーシュー必須です。本日、不携帯の登山者は丸川峠で帰っていきました。
半分くらいの地点までは、先行者のワカン跡で比較的、楽でした。しかし、大菩薩嶺近くの尾根が広くなる地点あたりで、先行のスノーシューパーティーに追いつきラッセルに参加しましたが、斜面の雪なので特に深く、雪がかたまらず体が持ち上げられないような状態のラッセル地獄でした。
(先行したスノーシューの二人組の大奮闘には感謝です。この尾根の広くなる所の登山道は、大きなジグザグを切っていますが、この折り返し点がわからずに、直登したルートをとったようです。登山道通りだったら、もう少しラッセルは楽だったのではないかと思われますが、赤布など見当たらず難しそうです。)
はっきりした尾根に出たあとでも、ワカンで膝丈くらいか、それ以上のラッセルでした。(雪は締まっていなかった。)

大菩薩嶺―(雷岩)―福ちゃん荘
 ツボ足とワカン跡が残っていました。(踏み固められていない。意外ですが入山者は少なかったのかな?。)

福ちゃん荘ー(上日川峠)―登山口
 歩きよい雪道になっていました。
登山口の駐車場。画面左側から入りますがコーナーが厳しく、黒の車は皆で押したりしましたが入れず、帰っていきました。
2014年02月11日 08:37撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 8:37
登山口の駐車場。画面左側から入りますがコーナーが厳しく、黒の車は皆で押したりしましたが入れず、帰っていきました。
駐車場からの登山口。ツボ足跡が続いています。(この時点で、ワカンを置いていこうかと思いましたが、一昨日の越前岳の失敗を考え、持って行くことにしましたが、これは大正解だった。)
2014年02月11日 08:37撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 8:37
駐車場からの登山口。ツボ足跡が続いています。(この時点で、ワカンを置いていこうかと思いましたが、一昨日の越前岳の失敗を考え、持って行くことにしましたが、これは大正解だった。)
最初は林道です。先行者はスノーシューを履いていました。
2014年02月11日 08:52撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/11 8:52
最初は林道です。先行者はスノーシューを履いていました。
ここから尾根に取り付きます。途中から3パーティー6人と相前後して丸川峠に向かいました。
2014年02月11日 09:05撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 9:05
ここから尾根に取り付きます。途中から3パーティー6人と相前後して丸川峠に向かいました。
楽しい雪山ハイキングです。
2014年02月11日 10:59撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 10:59
楽しい雪山ハイキングです。
丸川峠近くで先行者はショートカットして縦走路に向かっていました。
2014年02月11日 11:06撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 11:06
丸川峠近くで先行者はショートカットして縦走路に向かっていました。
丸川峠(丸川荘)に着きました。途中で降りてきた登山者は、峠からは腰までのラッセルだよと言っていましたが、山荘前は綺麗な道が続いていました。それでも、とりあえず、ここからワカンを履きます。
2014年02月11日 11:08撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 11:08
丸川峠(丸川荘)に着きました。途中で降りてきた登山者は、峠からは腰までのラッセルだよと言っていましたが、山荘前は綺麗な道が続いていました。それでも、とりあえず、ここからワカンを履きます。
丸川荘(真ん中の林の中)を後にして、大菩薩嶺に向かいます。綺麗な雪道は、このあたりまでです。
2014年02月11日 11:28撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 11:28
丸川荘(真ん中の林の中)を後にして、大菩薩嶺に向かいます。綺麗な雪道は、このあたりまでです。
深い雪の中を歩きます。この時点では、これから苦しくなることなど、全く思いませんでした。以降、苦しいラッセルの模様は残っていません。
2014年02月11日 12:07撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 12:07
深い雪の中を歩きます。この時点では、これから苦しくなることなど、全く思いませんでした。以降、苦しいラッセルの模様は残っていません。
やっとの思いで大菩薩嶺に着きました。雷岩方面からの踏み跡が少ないのにビックリ。(ひょっとすると、ほとんどの人が最初の踏み跡を辿っているせいかもしれません?。)
2014年02月11日 14:00撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 14:00
やっとの思いで大菩薩嶺に着きました。雷岩方面からの踏み跡が少ないのにビックリ。(ひょっとすると、ほとんどの人が最初の踏み跡を辿っているせいかもしれません?。)
雷岩、雪を冠っています。
2014年02月11日 14:16撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 14:16
雷岩、雪を冠っています。
ダム湖を真下に。富士山も見えるはずですが・・・。
2014年02月11日 14:16撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 14:16
ダム湖を真下に。富士山も見えるはずですが・・・。
雷岩分岐の標識。
2014年02月11日 14:17撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/11 14:17
雷岩分岐の標識。
小金沢連嶺。
2014年02月11日 14:17撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 14:17
小金沢連嶺。
雷岩を下から。
2014年02月11日 14:18撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 14:18
雷岩を下から。
気持ち良く、快適に下ります。
2014年02月11日 14:25撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 14:25
気持ち良く、快適に下ります。
林に入りました。
2014年02月11日 14:53撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 14:53
林に入りました。
福ちゃん荘前から大菩薩峠の稜線。
2014年02月11日 15:04撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 15:04
福ちゃん荘前から大菩薩峠の稜線。
ひっそりとした福ちゃん荘。
2014年02月11日 15:05撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 15:05
ひっそりとした福ちゃん荘。
上日川峠のロッジ長兵衛、こちらもひっそり。
2014年02月11日 15:28撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 15:28
上日川峠のロッジ長兵衛、こちらもひっそり。
峠を後にして、踏み固められた雪道を下ります。
2014年02月11日 15:30撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/11 15:30
峠を後にして、踏み固められた雪道を下ります。
林道に降りてきました。登山口です。
2014年02月11日 16:23撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/11 16:23
林道に降りてきました。登山口です。
林道を歩いて駐車場に戻ります。
2014年02月11日 16:23撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/11 16:23
林道を歩いて駐車場に戻ります。

感想

裂石のバス停に着くと、数人の登山者がバラバラと歩き始めるところで、やっぱり人気の山なんだなあ。これで今日は楽しい雪山ハイキングだ、と思ったものです。
駐車場に着くと何台か停まっています。そして準備をしている人も何人かいました。これでますます今日の楽しいハイキングを予想させます。
ところが丸川峠近くになると下ってくる何人かの人たちに会いました。「随分早いですね。」聞くところによると、丸川峠から先はノートレースで腰までのラッセルだと言う。
エー、そんなはずではなかったに。それでもワカンを車に置いてこなかったのが幸いでした。置いてきたら峠から帰る羽目になってしまいました。
峠からワカンを履きます。先行者がいるようでトレースもありました。(スノーシューの2名はわかっていましたが、このほか2名のワカン歩行者がいました。)
最初は、先行者がいたので楽勝でしたが、ワカン者を追い越し、スノーシュー者に追いついた時点でラッセルに加わりましたが、大変なラッセルでした。どうも夏道と違うルートになってしまった事も一因だと思います。
それでも最後の所は夏道になり、尾根も緩やかになり少しは楽でした。それでもワカンをつけて膝ぐらいか、それ以上もありました。スノーシューの人はそこまでは潜らなかったようです。
大菩薩嶺からは踏み跡もあり楽しい雪山ハイキング気分を味わって下りました。
いろいろとありましたが、存分に楽しめた雪山山行でした。
(雑感)
スノーシューの経験は少ないですが、ラッセルにも有効な装備なのではないかと思うようになりました。
体力差もあるのかもしれませんが、今日のラッセルをみるとスノーシューの方が効果があったようです。
頂上近くでスノーシューで登ってきた女性に会いましたが、グングンと歩いていました。
その女性は我々の辿ったトレースを使い、頂上から丸川峠を経由して下りましたが、登山口の駐車場にほぼ同時刻に降りてきました。体格も良く、いかにも強そうな女性なので出来る業なのでしょうが、ビックリしました。すごい女性もいるものだ。

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コメント

こんにちは!
頂上付近でお会いしたスノーシューのウシ女です!
あの時、ワカンだと深いところがキツかったと仰ってましたが、スノーシューの下りでもかなりの難敵でしたよ!
あの雪をラッセルで登って来られたなんて「あの人たち超人か!」とマジ驚いてました
またどこかのお山でお会いできるといいですね!
2014/2/14 5:35
Re: こんにちは!
ウシ女ですか。
確かに・・・、猛牛ですね。
どこかでお会いしたら、そのときはよろしく。
2014/2/14 7:01
お疲れ様でした!
「随分早いですね。」と声をかけていただいた本人です(笑)
丸川峠から頂上までは更にひどかったんですね...

今回経験した中で一番の積雪量で、いろいろと勉強になりました。
次はワカンをもっていきます^^


それでは、またどこかの山でお会いしましょう!
安全第一!!
2014/2/18 12:43
Re: お疲れ様でした!
時間は十分あったのに丸川峠止まりだったのは残念でしたね。
あの積雪でツボ足は無理だっただろうと思いますよ。
人気の山なのにラッセルとは驚きでした。
またいつの日か会えるかな。
2014/2/18 21:12
プロフィール画像
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