高見山 霧氷に感動!
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 850m
- 下り
- 858m
コースタイム
雲母曲(きららひじ) 11:05
小峠 11:25
高見神社(山頂)12:55
高見平野バス停 15:20(解散)
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
土日のみ、臨時の高見山直通バスが出る ただし、帰りは16:00が最終で、榛原駅行きは、高見平野バス停から乗車する(登山口から榛原駅への直通バスはない) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から30分ほど上がったあたりから、道が凍結した急登がはじまる。ほとんどの登山者はこのあたりで軽アイゼンをつけていた。最初は腐った泥交じりの雪道が続くが、1時間ほど登って雲母曲を過ぎたあたりから完全な雪道になった。小峠を過ぎると道は急斜面の登りになるが、次第に美しい霧氷が現れて、疲れも吹っ飛ぶ。途中にある笛吹岩からの眺めは絶景。笛吹岩を過ぎると、エビのしっぽが現れる。頂上付近では、樹氷も見られた。頂上の高見神社のあたりは、360度の大パノラマ。神社の下は避難小屋になっていて、多くの人が休んでいた。帰りは榛原駅に戻るバスに乗るために、高見平野をめざす。杉やヒノキの樹林帯を下っていく。途中、樹齢700年の高見杉にであう。この大杉を越えたあたりから、いやらしい木の階段と、金網の橋が何ヶ所かあり、アイゼンをひっかけて転倒しそうになる人が続出。木の階段も、凍っていて滑りやすい。アイゼンを外すタイミングが難しい。樹林帯を抜けたあたりから集落が見え始めるが、延々と続く木の階段で、足の疲れはピークに。高見平野のバス停前にはたかすみ温泉があって、立ち寄っていく人も大勢いた。帰りのバスから見えた高見山は、小さな富士山のようだった。 |
写真
感想
霧氷を見に、奈良の奥地、高見山へ。近鉄榛原駅は、早朝から登山客でごった返していた。路線バスは満員だが、奈良交通の係員の人が、高見山登山口直通の臨時バスが出ると誘導してくれた。路線バスなら1時間近くかかる道のりを、直通バスは40分で到着。しかしすでに、登山口は大勢のグループで埋め尽くされて、体操をするスペースもない。各自で軽く準備運動をして、いざ出発!と思ったら、登山口からすでに渋滞発生。30分も登らないうちに道が凍り始めて、危ないのでみなアイゼンを装着していたからだった。最初は腐った泥交じりの雪道を進む。杉木立の続く樹林帯を進むうちに、登山道の雪はすっかり真っ白に。やや急な狭いつづら折れの登りをこなすと、目の前にすっかり雪化粧した高見山が見えてくる。美しい霧氷を期待して心が踊る。小峠を過ぎたあたりから道は急登になり、そこかしこに霧氷が現れ始めた。あまりの美しさに、おもわず立ち止まって見とれてしまうが、どんどん登山者が登ってきて、渋滞の原因になってしまう。ゆっくり、景色を楽しみながら霧氷の続く道を登る。標高が上がり、気温が低くなってくると、今度はエビのしっぽが現れ始めた。雪の花も咲いている。真っ青な空とのコラボレーションは、息をのむほど美しい。笛吹岩では、霧氷とどこまでも続く台高山脈の絶景に酔いしれる。頂上付近は、かわいい樹氷がいくつもできていた。山頂は大勢の人が休んでいて、下からはどんどん人が登ってくるので、信じられないような大混雑。ここで昼食をとるのはあきらめて、もとの道をもどり、少し広くなったところを整地してランチタイム。昼食後は分岐を平野方面へ。杉とヒノキの美しい樹林帯を下っていくと、前方に立派な杉の大木が出現。樹齢700年の高見杉だ。木のそばには避難小屋があり、たくさんの人が休んでいた。このあたりから、歩きにくい階段と、金網の橋が現れ始める。アイゼンを金網にひっかけるわ、凍った木の階段で滑るわと、かなりスリリングな下山となる、延々と1時間くらい木の階段道が続いて、やっとバス停に到着。バス停のそばの公園で解散。リーダーの暖かいぜんざいのふるまいに、皆大喜び。大・大・大満足して帰路につく。メンバーと、美しい霧氷を見せてくれた高見山と、お天気に感謝!
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